現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ30 > 164.html ★阿修羅♪ |
|
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031008-00000002-cnc-l20
【長野県】根羽村、売木村などに生息し、「ワン、ワン」と子犬のように鳴くタゴガエルが、染色体の数や鳴き声から、これまでに見つかっていない新しいタイプであることが、根羽村カエル館所長、熊谷聖秀さん(53)らの研究で分かった。新種のカエルである可能性もあり、今後、交配実験をして詳しく調べるという。
タゴガエルは、体長三−六センチほどで、東北から九州まで広く分布している。新しいタイプと分かったのは、根羽村、売木村、阿南町にいるカエル。北里大学医学部生物学教室の龍崎正士助教授と熊谷さんの共同研究で判明した。
このカエルは、外見上の違いはないが、染色体数が従来の二十六本より二本多い二十八本で構成されている。また、一般的には「グッ、グッ」と鳴くのが、「グウッ、ワン、ワン」「キャン、キャン」と鳴くことも声紋鑑定で分かった。
早ければ来年五月にも、交配実験の結果などから新種かどうかが分かるという。
このカエルの鳴き声に注目し、“イヌガエル”と愛称をつけて公開していた熊谷さんは、「染色体数が違うと分かってびっくりしている。新種と分かればさらにすごい発見になる」と話している。 (浅井 俊典)(中日新聞)
[10月8日10時14分更新]