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湾岸戦争(91年)は実際に生物化学戦争の側面を持っていた
http://www.asyura2.com/2us0310/bd30/msg/156.html
投稿者 HAARP 日時 2003 年 10 月 09 日 03:07:26:oQGUNb5q8hjD.

これは、紫霄閣(ししょうかく)http://www.bea.hi-ho.ne.jp/sk1102/090301gwi.html というサイトに掲載されているものですが、アメリカの会員制レポート誌の記事の全文訳が読めます。
湾岸戦争時のイラクの生物化学戦技術とロシアの関係、生物兵器開発に関するアメリカとイラクの関係などが暴露されています。

湾岸戦争症候群がHIVの皮膜を組み込んだマイコプラズマ病原によるものが多く、この症候が「感染」するものであること。臭化ピリドスチグミン http://www.asyura.com/2003/war23/msg/907.html の新生児催奇性が疑われること等々、昨今のイラク帰還兵の間に見られる症状や世界の生物化学兵器を取り巻く環境などを理解するのに膨大な記述があります。

サイト自体は馬野周二氏および太田龍氏の「系統」と思われますが、この内容はDL保存する価値があると思います。
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【湾岸戦争疾病群(GWI)とその隠蔽】
http://www.bea.hi-ho.ne.jp/sk1102/09030103index.html

これは『マッカルバニー・インテリジェンス・アドバイザー(MIA)誌
  特集号(1996年8月)』の翻訳とその解説である、とのこと。

第1章 湾岸戦争疾病群(GWI)とは?
  
1−1.死亡する可能性の高い感染症

1−2.湾岸戦争疾病群(GWI)の分析

  1−3.湾岸戦争疾病群(GWI)の症候学

1−4.湾岸戦争従事者たちに誕生する、奇形児および先天性遺伝子欠陥児

  <第1章の脚注>


1.1.死亡する可能性の高い感染症 湾岸戦争疾病群(GWI)とは、
中位の伝染力を持ち、死亡する可能性の高い感染症である。この病気は、
研究室で改造された兵器用細菌類であるマイコプラズマ・ファーメンタンス
(仮称)<1-1>によって引き起こされる。

【編註:湾岸戦争においてイラクは、15種類にも及ぶこのような細菌
     類を実際に使用した。

     本報告書を記述している時点では、そのうち以下の3種類のみ
     が確認されている。

     マイコプラズマ・ファーメンタンス(仮称)、
     マイコプラズマ・ジェネタリアン<1-2> 、
     ブルセラ菌関連種<1-3> 】


マイコプラズマ・ファーメンタンス(仮称)は、HIV<1-4>の皮膜遺伝子<1-5>
の多くを含む生物体である。このHIVの皮膜遺伝子は、生物兵器の実験
室内で恐らく最も多く兵器用細菌類に組み込まれていた。

GWIは、セックス、何気ない接触、汗の飛散、咳などにより、エイズ
よりも遥かに容易に広がっていく。あなたの子供たちは遊び場や学校で感染
する可能性がある。この微生物を分離培養してきたニコルソン博士夫妻は、
この細菌は程々の速度で空気伝染すると話している。

 1995年の中頃、ジョイス・ライリーは、米国在郷軍人会の支部長から
の電話を受け取った。それは、

 『私は復員軍人局病院の湾岸兵たちを訪問したが、2週間後に私は彼らと
  同じ病気になった。彼らも同様に、復員軍人局を訪問後に病気になって
  いた』

 というものであった。これは、殆ど結核感染のことを聞いているようで
ある。

 サダムが使用した細菌類の程々の伝染性を示すものとして、ガース・ニコ
ルソン博士は輸送中隊の中で働いていた若い婦人のケースを引証した。彼女
は、交戦地域内の埋葬登録部隊に配属されていた時に感染した。その部隊の
16名の隊員のうち、現在でも生存しているのは彼女唯一人である。

『彼女はひどいGWIを患っており、部分的な麻痺症状、多数の化学物質
  に対する過敏症状、およびマイコプラズマ性の感染症状を示している。

  彼女の化学物質過敏症は、治療を特に複雑で難しいものにさせている。
  彼女の部隊の他の15名は既に死亡しているが、我々は伝染病によるも
  のではないかと疑っている。

  これらの埋葬登録部隊は、何千というイラク兵士たちの死体を登録し、
  処分しなければならなかった。このイラク兵士たちはGWIに曝露して
  いたのではないかと、我々は強く疑っている』


GWIは、直には死亡しない低濃度の兵器用化学物質や細菌類に長く曝露
した結果、直接的に引き起こされる病気である。それらの物質は、38日間
の戦争中に、主にはミサイル、ロケット、大砲、航空機によるイラクの攻撃
によって散布され、また連合軍によって爆破されたイラクの化学兵器関連施
設からも飛散する。

 これらの曝露の影響は、安全性が保証されていない、未試験の各種治療薬
物の相乗効果によって一層悪化した。これらの薬物がまさに研究室のモルモ
ットのように、我々の兵士たちに強制的に投与されたのである。その薬物と
は、

 臭化ピリドスチグミン(PB<1-6>) の丸薬(神経物質用前処理薬品)、
 ボツリヌス中毒用ワクチン、
 炭疽菌ワクチン、
 その他数種の実験的ワクチン

 である。

病んでいる復員軍人たちは何人くらいいるのであろうか? 

・・・病気になった復員軍人たちのうち、5万〜9万人は現在、廃人同様に
   なっていると推定される。国防総省はそのような病気はなかったと今
   だに主張しているが、国防総省が保管している湾岸戦争登録簿には、
   病人となった16万人以上の湾岸戦争復員軍人が報告されている。

   ガース・ニコルソン博士は、GWIに感染した復員軍人は10万人か
   ら20万人に達し、そのうちおよそ1万5千人が死亡しているのでは
   ないかと推定している。この数字には、二次感染した彼らの妻子、そ
   の他の家族、友人、仲間たちは含まれていない。彼らもまた病み、障
   害者となり、重症となり、死亡しつつあるのである。

湾岸戦争に従事した10万人の在郷軍人や州民軍兵士のうち、1万7千人
が、復員軍人局に病気になったと、1992年8月15日までに報告した。
その4年後(1996年8月)には、その人数はおよそ3倍で、全員の半数
以上の5万1千人までに膨れ上がった。

 ジョイス・ライリーは、湾岸戦争に従軍した全員のうち半数は、現在、
マイコプラズマ・ファーメンタンス(仮称)に陽性であろうと推定している。
ライリーとニコルソン博士夫妻はまた、GWIの被害者全員のうちの多数が
最終的には病気で死亡するか、自殺するのではないかと推定している。

 1996年7月31日に、英国湾岸戦争復員軍人協会の代表者、トニー・
フリントは、湾岸戦争に従事した5万1千人の英国の復員軍人のうち、
1233人が死亡したと報告した。この死亡者の13%、162人は自殺で
あった。適切な治療も受けられず、激痛に耐えかねて自殺した犠牲者たちは
あまりにも多い。

現在、感染した全ての家族は病んでいる。前記の数字には、死産でうまれ
た子供や、1950年代のサリドマイド児のような重度の奇形で生まれた
子供は含まれていない。何人かの奇形児たちは、一本以上の手足や目が無い
などの奇形を持つゴルデンハー症候群<1-7>を呈して生まれてきた。
今では、病気に感染した復員軍人たちに生まれてくる子供たちの非常に多く
が、奇形や障害を持っていると推定される。

 ドナルド・リーグル前上院議員(民主党、ミシガン州)に提出された調査
報告は、次のように結論付けている。

 罹病した復員軍人たちの、妻の78%もまた罹病し、湾岸戦争前に生まれ
た子供の25%もまた罹病していると考えられる。また、罹病した湾岸戦争
復員軍人の、湾岸戦争後に生まれた子供の65%もまた罹病していると考え
られる。

1−2.湾岸戦争疾病群(GWI)の分析 ニコルソン博士夫妻は、多くの
湾岸戦争復員軍人たちから身体の不調について聞き、この症候は、攻撃的病
原性のマイコプラズマ、および他の微生物感染症で説明できると結論付けた。

 話を聞いた中には夫妻の義理の娘、シャロン・マクミランも含まれていた。
彼女は三等曹長として、イラク奥深く空爆任務を行う101空輸師団に所属
していた。

マイコプラズマは細菌と類似している。マイコプラズマは小さい微生物の
集合体であり、細胞とウィルスの中間の大きさと複雑さを持つ。それらのう
ちの幾つかは細胞の奥深くまで侵入し潜伏することができ、慢性的感染症の
原因となる。

 ニコルソン博士夫妻によれば、通常のマイコプラズマ感染は、泌尿器系感
染や呼吸器系感染のような特定の組織や器官に止まる比較的良性の病気しか
引き起こさないという。しかし、ニコルソン博士が湾岸戦争復員軍人の体内
で発見したマイコプラズマの種類は、発病性が高く、様々な器官や組織に入
り込み、治療がたいへん難しいものであった。

 【編註:ニコルソン博士夫妻は、アンダーソン・ガンセンターにいる時に、
     何千人もの復員軍人たちの血液サンプルを無償で調査した】

これらのマイコプラズマは、ニコルソン博士夫妻が開発した遺伝子追跡法<1-8>
という方法によって見分けることができる。この方法によれば、血液はまず
赤血球と白血球に分離され、さらに各細胞内の遺伝物質であるDNA<1-9>
に結合したヌクレオプロテイン<1-10>にまで分離されていく。最後に、こうし
て精製されたヌクレオプロテインを、特定のマイコプラズマの遺伝子列の
存在を決定するために徹底して調べていく。

【編註:当然ながらこの手法は通常の血液検査とは異なる。今日この方法
を理解し使いこなせるのは、世界で一握りの病理学者および微生
物学者しかいない】


ニコルソン博士夫妻は、

『慢性的疲労病と湾岸戦争
・・・湾岸戦争において、我が軍に対して生物兵器が使用された?』

という最近の論文の中で、次のように記述している。

『湾岸戦争復員軍人およびその家族を対象とした予備調査において、我々
  は、血液検査を行った患者の約半数からマイコプラズマ性感染症の証拠
  を発見した。

湾岸戦争復員軍人たちの白血球に付着、またはその内部に存在している
  ことが発見されたマイコプラズマが、全て同様のDNA配列を持ってい
  るわけではない。

  しかし特別に重要なことは、同一のサンプル群について同一手法で分析
  した結果、極めて異常なレトロウィルス<1-11>のDNA配列が検出
  されたことである。

  これらの極めて異常なDNA配列は、HIV−1(エイズの病原ウィルス)
  の遺伝子符号の一部分、即ちHIV−1の皮膜遺伝子<1-5>を含んで
  いる。しかしHIV−1ウィルス全体のゲノム<1-12>(遺伝子配列)
  を含んではいない。

  我々が確認したこのマイコプラズマは極めて異常な種類で、自然に発生
  することはまずあり得ない。それはHIV−1ウィルスの遺伝子の一つ
を持っている・・・しかし一つしか持っていない。

  これは、殆ど間違いなく、それが人工的に改造された微生物・・・即ち、
  発病性を高め、またより検出し難くしようと、科学者が意図的に遺伝子
  を組み換えたものであることを意味する。

  そして、HIV−1の皮膜遺伝子のみからではHIV−1ウィルスは再
  現されないため、湾岸戦争復員軍人たちはHIV−1ウィルスには感染
  しなかったのである。

【編註:感染した兵士たちは、HIVのテストこそ陰性であったが、
エイズの多くの症状を実際に示していた。

      ガース・ニコルソン博士は、マイコプラズマ・ファーメンタン
      ス(仮称)は、エイズの原因であるHIVウィルスの約40%
      を含んでいると言っている。

      1996年8月9日に、博士は著者に、何人かの兵士はHIV
      −1テストに陽性であったが、HIVウィルスは持っていなか
      った

      ・・・皮膜遺伝子の生成物しか持っていなかった、と語った】


興味深いのは、我々が発見したこの特定のDNA配列は、タンパク質の
  合成を符号化している部分であるということである。そのため、マイコ
  プラズマの表面にこれが転記されると、いかなるマイコプラズマでも
  身体中の色々な細胞と結合し、さらにはその内部にまで入り込むことが
  可能になる。

  このように、この遺伝子操作は、比較的穏やかなマイコプラズマを遥か
  に侵略的で発病しやすいものとし、身体中の多くの器官や組織系を攻撃
  できるように変えてしまうのである。このような発見は、我々が湾岸戦
  争復員軍人たちの身体から発見したマイコプラズマが、自然に発生した
  微生物ではなく、もっと特殊なものであることを示唆している。

  それらはおそらく、より侵略的で発病性を高めるように、もっと簡単に
  言えばより強力な生物兵器となるように、遺伝子的に改造または
  『設計・製造』されたものであろう。

  私たちの、どちらかといえば少数の湾岸戦争復員軍人の例から判断する
  と、イラク深く侵入した作戦に従事した人々、およびサウドのスカッド
  ミサイルの被弾地域付近にいた人々が最もこのマイコプラズマに感染す
  る危険性が高かったと思われる。

  このマイコプラズマが、湾岸戦争関連の慢性的疲労病の主たる犯人だと、
  我々は感じている。我々の予備調査は、慢性症状が最も激しかった何人
  かの湾岸戦争復員軍人の体内で発見されたマイコプラズマは、おそらく
  遺伝子的操作によって改造されたものであろうことを示している。また、
  湾岸戦争で生物兵器が使用されたことを強く示唆している。

  我々は、GWIの症状に苦しんでいる湾岸戦争復員軍人の多くは、ほぼ
  確実にマイコプラズマに感染しているのではないかと考えている。攻撃
  的な発病性のマイコプラズマと、おそらく発病性細菌などの病原体と、
  そしてこれらの複合感染が慢性的症候を作り出す可能性が極めて高い

  ・・・曝露後長時間を経過してもである』

【編註:ジョイス・ライリーとニコルソン博士夫妻は、今述べた微生物
      は、使用された可能性のある10から15の異なる微生物、
      または異なる種類の生物兵器の一つに過ぎないと信じている】


マイコ毒(カビ毒)<1-13>はキノコ、カビ等の菌類に関係した毒素
である。菌類およびマイコ毒は長い間、兵器用細菌類の極秘の保菌媒体
(キャリアー)であった。マイコ毒は、温度、天候、その他いかなるものに
よっても、破壊することがたいへん難しいのである。

 マイコ毒を生成する菌類の一つであるマイコプラズマは、潜在的な兵器用
細菌類として長年研究されてきた。マイコプラズマにHIV皮膜遺伝子のよ
うな組換えDNAを付加すると、人々の間を容易に渡っていくような極めて
高い伝染性を有する病気の形態を作り出すことができた。

 マイコプラズマ・ファーメンタンス(仮称)、およびその他、サダムが使
用した可能性があるとニコルソン夫妻が信じている、10から15の微生物
は容易に製造でき、過去15年間に米国、ロシア、イラク、中共、イスラエ
ル、そしてリビアまでもが、新しい生物兵器用施設において作ってきた。


GWIの一層不吉な側面の一つは、マイコプラズマが人間、犬、猫の間、
そしておそらく他の動物との間でも感染しあうということである。復員軍人
たちのペットは、GWIの症状で倒れ死んでいっている。

 ニコルソンの猫がこの病気に感染して死んだことを思い出して欲しい。
そう、この病気は異種間を伝播するのである。

 ジョイス・ライリーは、

 『この病気が人間から動物に感染するという事実は、殆ど前例の無いこと
  です。人間から動物に感染する生物体の発見は、本当にぞっとすること
  なのです』

 と語っている。

友人である英国のウィルス研究者は、人間型の狂牛病に罹病した多くの
患者を診察したが、それらはGWIと多くの共通的特徴を持っていたと語っ
ている。

 英国の家畜の大群の多くが、狂牛病を理由に殺処分されなければならなか
ったことを思い出して欲しい。友人は最近英国内で、新しい、今まで見たこ
ともない数十種類のウィルスを発見し治療しているという。

1−3.湾岸戦争疾病群(GWI)の症候学 曝露後6ヶ月後から6年または
7年後までにおける、各種徴候や症状に関する膨大な表がある。一旦症状が始
まると、犠牲者の身体の一部または全部に機能障害が出るか、または死亡する
まで、それは悪化し続ける。

【編註:高濃度の細菌類に曝露すると、数日で症状が出ることが有り得る】  


これらの症状には下記のものが含まれる。なお、症状のひどさや、頻度順
の記述とはなっていない。

(1)慢性疲労

(2)頻繁な、または連続的な嘔吐と下痢

(3)著しい体重減少(体重消失)・・・エイズ患者と酷似。 

(4)関節部の激痛

(5)絶え間のない頭痛

(6)記憶喪失。集中力喪失・・・脳死の開始

(7)睡眠障害

【編註:著しい睡眠障害は、最悪で最も頻繁な症状の一つである。
       犠牲者たちはしばしば昼に眠って夜目を覚まし、そして
       何日も、時には何週間も眠らないでいる】

(8)発疹  ・・・腹、鼠経部(股の付け根)、背中、顔、腕。
        発疹部は、しばしば巨大なタムシのように見える。
          家族全員に発疹が出ることも少なくない。

(9)リンパ節が腫れ始める

(10)神経系の障害が目立ち始める

パーキンソン病と似た症状。麻痺および死にまで悪化し得る、身体
    中のしびれと打診痛(ひりひりした痛み)。

(11)夜汗

(12)異様な腫瘍・・・脳幹部にできる多数の腫瘍

【編註:米軍の戦時勤務者の中での腫瘍発生率は、1990年より
       上昇を始め、現在では60%にまで増加している。これは
       復員軍人局から得たデータである。

       このデータは、ジョイス・ライリーの米国湾岸戦争復員軍人
       協会より入手可能である。

3506 Highway 6 South #117, Sugarland,
                  TX 77478-4401(1-713-587-5437)】

(13)性格の異様な変化

狂暴化。気分の大きな揺れ。激しい抑うつ。暗い部屋の中での冬眠。
    深酒や麻薬。激しい怒り。否定は、この病気の主たる一側面である。

(14)労働不能 ・・・破産状態になることが多い

(15)自殺 ・・・犠牲者たちの多く(おそらく50%)は、自殺で
            終了させる。

GWIの犠牲者たちは、歩く時限爆弾である!。

 この症状の多くはエイズと似ている。というのは、両者とも免疫系を攻撃
し、免疫反応を抑制するのである。犠牲者たちの多くは、これらの症状の
半分から3分の2を有している。もっとひどい人々もいる。

 GWIを病む復員軍人の妻は、セックスおよびその他の密接な接触で感染
し易い。彼女らには、

 頚部癌、
 卵巣嚢胞、
 卵巣腫瘍、
 子宮内膜症、
 性交時の痛み、
 クラジミア<1-14>、
 ヘルペス<1-15>(通常は病気を持つ第三者との性交で感染する病気
       であるが、夫婦間のみの性交で発生)

 などの症状さえも現れる。

 GWIを病む復員軍人の妻の約90%が、現在これらの症状を訴えている。

ジョイス・ライリーがこの病気にかかった時、彼女には前記の症状の幾つ
かに加え、以下の症状があった。

(1)身体の一部が消失したような感覚。

   足の先、脚、ふくらはぎ、腕、等々。

(2)熱湯を入れた鍋が頭上で撒かれたような感覚。

(3)足が氷の中にあるような感覚。

(4)骨、筋肉の痛み。
 
   痙攣や筋肉硬直のような痛みで、数週間痛みが和らぐことはなかった。

(5)中枢神経系統の症候。

   頭の先から尾てい骨まで、ナイフで切り裂かれるような痛み。


出血もGWIに関連した症状である。

 エボラ・ザイール<1-16>(エボラ出血熱)は、約48時間身体から出血し
続ける。エボラ・ザイールの変種であるエボラ・リストン<1-17>は、激しい
出血による死を引き起こすまでに約2年かかる。

 ジョイス・ライリーに電話をかけてきた湾岸戦争復員軍人たちの多くは、
身体中の穴から出血していると訴えた。彼らを診ている医者たちは、一体
何が起こっているのか皆目分からず、彼らは唯、自分の死が迫っているこ
とを知るのみである。

【編註:ライリーの所には、毎日何十件もの電話がかかってくる】

エボラ・リストン・ウィルスはエボラ・ザイール・ウィルスの変種で
あるが、症状が襲い始めて犠牲者を死に至らしめるまでに約2年、または
それ以上かかる。対して、エボラ・ザイールは48時間である。エボラ・
ザイール・ウィルスは実験室で製造されたものかも知れない。

【編註:読者は、エボラ・ザイール・ウィルスを扱った

     『ホットゾーン(The Hot Zone)』という本を購入し、

     『アウトブレイク』というビデオをレンタルしようと心を強く
動かされたかも知れない。しかしエボラはこれらが示すような
アフリカザルや洞穴・雨林などから来たものではない。

     真実は、おそらく生物兵器の実験室から来たものである】


レコエンセファロパシイ<1-18>は狂牛病に似ている

 ・・・脳の溶解! レコエンセファロパシィは現在、英国の一般大衆の
    中に広がっている。25才から30才の落下傘兵たちが、この
    病気で死につつある。


 GWIの他の症状には以下のものがある。

 回帰熱、
 月経不順、
 腹の不調と痙攣、
 心臓痛、
 腎臓痛、
 甲状腺傷害、
 そして極端な場合は機能停止に至るような自己免疫的不調<1-18a>。

  自己免疫症候の原因はおそらく、細胞に侵入するGWIのマイコプラズ
マと細菌に関連している。これらのマイコプラズマが増殖して細胞を出る
時、マイコプラズマはその細胞の細胞膜<1-19>の一部を細胞と共有できる。

そのため結果的に、宿主のマイコプラズマに対する免疫反応は、細胞膜
の正常部分に対するものと同様になる。このような反応の形は、
随伴免疫反応<1-20>と呼ばれている。


1995年8月に、グラスゴー大学の研究者が

 「湾岸戦争疾病群における神経学的機能傷害」

 という論文を発表した。

 この論文は、1996年3月発行の

 『神経学・神経外科・精神医学ジャーナル
  (the Journal of Neurology, Neurosurgery and Psychiatry)』

 に掲載された。  

『湾岸戦争復員軍人と非軍人管理者の二つのグループに関する調査結果で
  は、神経系機能に関して両グループには重大な差があった。

  湾岸戦争復員軍人たちの機能は低下しており、神経傷害の標準的症状を
  全員が示している』


甲状腺の病気であるグレーブス病<1-21>は、マイコプラズマ・ファーメン
タンス(仮称)感染に関するもう一つの問題または症候である。この病原体
が心臓に居座ると、心臓の著しい肥大または壊死(または縮退)を起こす。

 GWI犠牲者の何件かの検死例では、検死官は

 『彼らの心臓は爆発した』と語った。

米国軍内で最も感染と病状がひどかったのは、101空輸師団、82空輸
師団、カンザス州フォート(陸軍駐屯地)・ライリ出身のビック・レッド・
ワン、第3および第5特殊勤務部隊<1-22>である。 

【編註:政府および医学界首脳部がその存在を否定し続けているため、
米国の医者の99.9%はGWIを理解できず、その存在すら信
     じていない。医者たちはそれをどう試験したら良いのか、まして
     どう治療して良いかなど皆目分からないであろう。

     自然医学療法の実践者たちは解毒や免疫系療法を試行しており、
     それらは有効であるかも知れないが、その殆どは同様の状態にあ
     る。しかし、症状が余りに進み過ぎていなければ、主流の現代医
     学と自然医学の両領域において治療法の答えはある。それについ
     ては後の6章で述べる。

     読者およびその家族がこれまでの説明で落胆されているなら、次
     を飛ばして治療方法に関する6章をお読みすることをお薦めする】


1−4.湾岸戦争従事者たちに誕生する、
奇形児および先天性遺伝子欠陥児  
1995年11月発行の『ライフ誌』は

  「湾岸戦争の小さな犠牲者たち」<0-5>

 という特集を組んだ。

 本誌は、恐ろしい姿をした奇形児たちが米国の復員軍人たちに次々に
生まれつつある状況を、多数の写真を添えて胸が張り裂けるような詳細
報告をしている。この記事には次のサブタイトルが付いている。

 『ペルシャ湾岸で自らの命を賭けて戦っていた時、我が国の兵士たちは、
  自分たちの子供たちにこのような厄災が襲ってこようとは夢にも思わな
  かった・・・また彼らの国が彼らに背を向けようとは』

湾岸戦争終結後数カ月から数年を経て、恐ろしい奇形を持った何千人もの
子供たちが、復員軍人たちに生まれてきた。手足が無く、片目が無く、耳が
無く、器官が無いかあっても不完全な

 ・・1950年代のサリドマイド児を思い出させるが、人数は遥かに多い。

【編註 :サリドマイド事件は過去に、本件とは別の実験薬が妊婦に投与さ
     れた事件である】

一方で国防総省は、湾岸戦争新生児の危機を隠蔽し、その存在を否定し、
新生児欠陥に関する復員軍人たちへの医療補助と給付を否定することに時間
を費やしてきた。さらには、インターネット上に乗っていたライフ誌の記事
を検閲削除さえしている。


ウィリアム・キャンベル・ダグラス博士は、

 『セカンド・オピニオン・ニューズレター』

 の編集者であり、また

 『世界保健機構(WHO)、アフリカを殺害』<1-22>を著述している。この
本は、世界保健機構(WHO)による天然痘の予防接種が、アフリカでの
エイズの大流行の原因であったかも知れないと告発している。

著者の親しい友人であるダグラス博士は、1994年1月発行の彼のニュ
ーズレターに、湾岸戦争疾病群(GWI)について書いている。

『この疾病群は現在、重大な影響を及ぼしつつある。戦争後、湾岸戦争
  復員軍人たちに生まれている新生児の半数またはそれ以上が、何らか
  の新生児欠陥または血液病を有している』

 1995年1月発行のナショナル・マガジン誌は、病んでいる湾岸戦争
復員軍人たちに生まれてくる新生児の67%に重大な欠陥があると推定して
いる。

 ニコルソン博士夫妻が受け取った報告書によれば、現在イラクで誕生して
いる新生児の半数以上が奇形や欠陥を持っているという。

 またこのライフ誌によれば、

 『1975年にスウェーデンの画期的な研究は、低濃度の神経およびマス
  タードガスへの曝露は、慢性病と新生児欠陥の両方の原因になり得ると
  結論付けている。

  米国国防総省は湾岸戦争中にこのような化学物質は存在しなかったと
  否定しているが、チェコおよび英国の政府は戦争中に両方のガスを自軍
  が検出したことを公表している』

 という。

 1994年の米国会計検査院報告には、

 『米国の兵士たちは21種類の「自己再生能力のある毒素<1-24>」
  に曝露した。いずれの毒物も、彼ら、および彼らの将来の子供たちに
  危害を及ぼす可能性がある』

 と記述してある。 


このライフ誌には、恐るべき新生児欠陥を持って生まれた、湾岸戦争復員
軍人たちの子供たちの例が多数掲載されている。

(1)ケネディ・クラーク(4才)

  湾岸戦争での米国陸軍落下傘兵ダレルと妻ショナ・クラークに生まれ
   た女児。

『ケネディの顔はグロテスクに膨れあがり、赤い斑点があちこちにで
    き、複数の瘤(こぶ)がある。生まれた時、彼女には甲状腺が無か
    った。毎日のホルモン治療が無ければ彼女は死ぬであろう。

    しかし彼女の姿を醜くしているのは、他の先天的な状態である。
    血管腫と、もつれた赤い血管からできている良性腫瘍である。誕生
    後数週間してから、これらは身体中至る所に次々と現れ続けている。
    まぶた、唇・・・』

(2)リー・アーノルド(4才)

 リチャードと妻リサに生まれた女児。リチャードはロッキード社で働
   いていた民間のヘリコプター整備員で、湾岸戦争では米国陸軍第1機
   甲師団に付随していた。

『リーは先天性脊椎披裂であった。脊椎が割れており、これは機能停
    止および水頭症(脳に水が溜まる病気)を引き起こす。彼女は3個
    の脊椎骨を除去するために手術が必要であった。

今日、彼女は足を動かすことも、ころがることもできない。分流器
    が彼女の頭蓋骨から流体を排泄している。彼女の上半身はたいへん
    弱いために、カーペットの上の車椅子の中で動くこともできない。
    彼女の骨を強くするために、彼女は直立した姿勢に保つ装置の中で
    過ごしている。

母のリサ・アーノルドは、殆ど全てはリーのために生活していると
    話している。巨大な医療用建物は医療費の上昇を招き、保険会社は
    誕生以前の条件を考慮に入れることを渋っているため、この家族は、
    メディケイド<1-25>の資格を得るための貧しい暮らしを与儀
    なくされている』

(3)ケイジイ・ミンズ(3才)

 米国陸軍三等軍曹ブラッドと妻マリリン・ミンズに生まれた男児。

『ケイジイは、頭と背中が片方に傾いたゴールデンハー症候群を持っ
    て生まれた。彼の左耳はなく、食道などの消化器管はつながってい
    ない。彼の損傷した器官を修復しようとして、ウォルター・リード
    陸軍医療センターの外科医たちは、彼の声帯と結腸を損傷してしま
    ったと彼の両親は語る。

    彼の両親は、彼の腸部に開いた穴から排泄物を食べ、取り除いてい
    る。

    母親マリリンは、

    「私は時々まさに打ちのめされそうになります。しかし、一日一時
     を何とかやり抜こうと頑張っています・・・湾岸戦争疾病群
     (GWI)が存在しないと言っている人々によって、事態は一層
     悪化しています」

    と語っている』

(4)ミカエル・アイアズ(5ヶ月で死亡)

 湾岸戦争での砲兵中佐グレンと妻メラニー・アイアズに生まれた男児。

『ミカエルは、心臓の僧帽弁欠損で生まれてきた。彼は常に汗をかい
    ていた。夜まで彼は叫び声をあげて起きていたが、彼の腕と足は氷
    のように冷たかった。その夜、彼は欝血性心麻痺で死んだ。

ミカエルの死後、メラニーは彼の寝室を密閉した。そして彼女自身
    の心も同様に閉め切ろうとした。しかし間もなくして彼女は、戦後
    生まれの先天性傷害児を持つ親たちの驚くべき数の多さに、立ち向
    かい始めた。彼らは全員、どんな悪い事が通り過ぎたのか、そして
    今後健康な赤ん坊を産むことができるのかを必死で知りたがってい
    る。

    メラニーは、砲兵大佐の妻で稀なる肝臓癌で幼児マシュウを亡くし
    たキム・サリバンとともに、苦しんでいる人々の非公式な連帯組織
    を創設した。

・・・キムはここにいる。陸軍三等軍曹の妻コニー・ハンソンもい
    る。彼女の息子ジェイスは多数の奇形を持って生まれてきた。陸軍
    三等軍曹ジョン・マーブスは二人の赤ん坊を連れてきた。ザカリと
    アンドリュー。この2人の赤ん坊は頭蓋骨の部分的結合で苦しんで
    いる。この部屋の人々はお互いに頼り合ってきた。もはや軍を頼る
    ことはできないからである』

(5)セドリック・ミラー(5才)

 湾岸戦争での陸軍衛生兵スティーブと妻ビアンカに生まれた男児。

『セドリックは 気管と食道が融合して生まれた。手術にも拘らず、
    固形物を飲み込めないため体重は20ポンド(9Kg)に止まってい
    る。

    他の疾患の中には、脳水腫と心臓の位置異常がある。セドリック
    は、ケイジイ・ミンズと同様ゴールデンハー症候群を患っている。
    彼の顔の左半分は収縮しており、片耳はなく、片目は見えない』

(6)ジェイス・ハンソン(4才)

湾岸戦争復員軍人のポールと妻コニー・ハンソンに生まれた男児。

『ジェイスは、足の先と手がねじれた足にくっついて生まれてきた。
    彼はまた心臓に穴が開いており、血友病的血液状態で、耳管が未
    発達で・・・。

    金髪で丸々と太って可愛らしく、ひどく騒がしい彼は、湾岸戦争
    新生児の非公式のポスターとなっている

    ・・・ピープル・マガシン誌に掲載され、何百万人もの方々が見
    られた筈である。

しかし彼の写真が公表された後で、彼は一つの変化を堪え忍んで
    きた。彼の両足の下半分が無くなった。医者たちは義足を取付け
    易いように、彼の膝から下を最近切断したのである。

    「彼は時々、僕の足がどこかへ行ってしまったと言うでしょう。
     でも、彼は真の兵士でした」

    と、母のコニーは語った』

(7)アレクサンダー・アルバック(3才)

 2回の流産の後、リューテナントと妻ケリー・アルバックに生まれ
   た男児。

  『アレクサンダーは、未発達な肺、連鎖球菌<1-26>B群感染、
    脊髄膜炎、頭蓋出血、心臓弁膜陥没、腎臓へのカルシウム沈澱、
    出血性潰瘍、脳性麻痺、視覚・聴覚傷害、気管支・肺性不全失語
    症を持って生まれた。

    最初の3ヶ月で健康保険の生涯上限額を使い果たしてしまい、
    両親は彼の治療費を支払わなければならなくなった。両親が最初
    に受け取った請求書は15万4319ドルであった!』


 『湾岸戦争の小さな犠牲者たち』であるケネディ、リー、ケイジイ、
ミカエル、セドリック、ジェイス、アレクサンダーのような、恐ろしい
新生児欠陥を持つ、またはこれらの奇形の故に死んでいく何千人という
幼い子供たちが、湾岸戦争復員軍人たちに生まれてきたのである。

政府、特に国防総省はこの問題の存在を否定しており、親が軍隊に所属
していなければ、何等の医療補助も財政補助もしようとはしていない。そ
して湾岸戦争復員軍人たちは、戦争終結後その3分の2以上が軍務から離
れているのである。


ライフ誌は次のように述べている。

 『これらの子供たちの両親たちにとって、事態は冷酷に過ぎていく。
  彼らは保険会社から誕生前の条件を考慮することを拒否されている。
  彼らは貧困に追いやられていく。一部の人々は、メディケイド<1-25>
が不可能な費用負担を助けてくれるだろうと、福祉ライン(保険)に
参加している。あなたが億万長者だとしても、これらの子供のうち
の一人の面倒もみることはできない、とリサ・アーノルドは言う』

以下膨大に続く。(著作権は放棄しているとのこと、偉いです。)

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