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世界最小のICタグを開発 サンコール、量産体制を整える
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/topics/2003oct/07/W20031007MWA2K100000095.html
サンコールは、商品などに埋め込んで無線で個体情報を読み取る世界最小のICタグを開発し、このほど量産体制を整えた。超小型ICチップを組み込んで0・15ミリの薄さを実現し、テーマパーク入場券などの偽造防止チェックにも活用を見込んでいる。
日立製作所との共同開発で、日立製の0・4ミリ角ICチップ「ミューチップ」を、アルミ薄板のアンテナ部(長さ6センチ)に超音波結合させた。IC情報は読み取り専用で、2・45ギガヘルツ帯の短波を利用して30センチ離れた場所から非接触で読みとれる。アンテナが短いタイプや幅が異なる計4種類を製品化した。
子会社サンコールエンジニアリング(山梨県南アルプス市)内に100万個の量産体制を確立した。年内に増産のため約1億5000万円を設備投資し、月産200万個に引き上げる。
ICタグはバーコードや磁気に代わる情報管理システムとして市場が拡大している。小型・薄型化により低コストで商品への埋め込みが可能になり、物流管理のほか金券類、ブランド品などの偽物判別にも活用が広がる見込みだ。
今崎勝弘社長は「用途開発を進め、新たな事業分野として2006年度には月産1000万個、売上高25億円を目指す」と話している。