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「笹山登生の雑感&情報の日記」http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200310.html#20031007 より転載
10月6日に確認された8頭目のBSE感染牛は、これまでの7頭よりも格段に若く、感染ルートが遮断された後に生まれた牛だったということで、問題視されている。
これまで、BSEの潜伏期間は「2〜8年」とされ、2歳未満の感染例が出ることは極めてまれで、今回の結果は、全く新しい型のBSEである可能性があるほか、新たな感染ルートの可能性も示しているとのことだ。
この問題は、かねてこのサイトでも、何度となく問題視してきた、BARB(Born After the Real Ban )問題というものだ。
すなわち、1996年8月1日の肉骨粉等牛由来飼料全面使用禁止後も、BSEの牛がでているのは、何を原因にしてのことかが、科学的に証明されていないということだ。
2002年2月、北アイルランドで、生後31カ月の牛が、BSEの発症をし、ウェールズでは生後29カ月の牛がBSEの発症をした。
この二つの事実で、英国の公式筋では、生後30カ月未満の牛について、BSE検査の必要性如何について、見直しをした。
以下のサイトは、これまで、私のサイトで、BARB問題に付いて触れたページである。
ようやくにして、日本でも、BARB問題に付いての関心が、今回のBSE発生を機に、生じたことはうれしいが、それにしても、今日の朝刊などを見ると、新聞記者諸君の不勉強ぶりばかりが気に障るものばかりだ。
2002年10月30日「毎日新聞10月25日付け記事「BSE全頭検査を見直せ」に付いて意見」
http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200210.html#20021030
2002年05月10日 「英国で、狂牛病対策ルールの一部見直しへ」
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002may10.htm
2002年02月10日 「世界の狂牛病問題は、すでに、新たな展開をみせている」
http://www.sasayama.or.jp/diary/2002feb10.htm