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(回答先: 原子力の技術者養成、東大大学院「コース」新設へ(読売新聞) − 廃炉と核廃棄物管理について研究せよ。 投稿者 シジミ 日時 2003 年 10 月 06 日 20:59:39)
原発といえば、やはりテロの対象としての不安もあります。
先ごろ職場に米国のGEから打診があったのですが、GEは原発の整備点検のスタッフ人材を大幅に日本人と台湾人に置き換えるといった方針転換を超急速行に行っている。原発の外は強固にガードされていても、原子炉を納入したGEが派遣する定期点検スタッフにテロリストが潜入していては原子炉も放射能テロの武器になってしまう。そこで米国の同盟国でテロリストが少なく優秀で勤勉な日本人と台湾人に働いてもらうのが一番安心というわけですね。本来はこれくらいスタッフの中身にも気を配るべきなのですね。
日本のエネルギー関連業に従事する人々は下請けも含めて、お互いにテロリストが潜入することを想定していない。バブル時代には人材不足で就学生のアルバイト外国人が作業員として働いていたのは事実です。不要な差別や偏見になってはいけないが、スリーパーエージェントがいたら大変でした。現場の人間が自己の仕事が勤務する会社だけでなく社会に影響を与えるという誇りを持って「治安」についても意識することが望まれる。
それにしても出来るだけ早く過度の石油と原発への依存から脱却して、太陽発電や風力発電を推進すべきと思います。これからは大きな発電所が広域に電力を供給するのではなく、太陽光発電などで自家発電を行い、不足した部分を発電所の供給でまかなうようにすれば、環境にもやさしい。第一に、石油やウランの供給のために下らん争いにかかわる必要度が減る。
以前NHKの朝のニュースで見たのですが、米子の定年退職した元エンジニアのおじさんが、自家製の太陽光発電パネルや風力発電を組み合わせたら、何と49%も中国電力からの電気の購入が減ったとのこと。もっと電力会社が組織的に開発を行えばこの効率は下がると思います。今の電力会社のメンテの職員もちょっとした研修でこれらの自然利用の発電機のメンテが行えるようになるはずだから、別に電力会社とて失業問題にはつながらないと思いますが。