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http://www.asahi.com/politics/update/1005/008.html
中国電力(広島市)の上関原発建設計画の是非を争点にした山口県上関町の出直し町長選が5日、投開票され、原発推進派の前町民生課長、柏原重海(しげみ)氏(54)=無所属新顔=が、反対派の祝島漁協組合長、山戸貞夫氏(53)=同=を破り、初当選した。原発を争点にした町長選は83年以来7回目。いずれも推進派が制した。
今回は、4月の町長選を巡る推進派の後援会長の買収事件で、加納簾香(みすか)前町長(73)が初当選から4カ月で引責辞任したことに伴う。
柏原氏は「財政難を救うには原発しかない」と訴え、推進派町議や漁協、建設業者などの組織選挙で事件の影響を打ち払った。中国電力は07年度に1号機の着工を予定しているが、用地の取得が8割強にとどまり、見通しは立っていない。柏原氏は「4年間の任期中に決着をつける」と公約した。
4月に続いて再出馬した山戸氏は「4月の延長戦」と位置づけ、「カネ頼みの町政から脱却しよう」と、脱原発による町づくりを訴えた。反対派町議や市民団体などによる草の根選挙を展開、追い風に期待したが、支持を広げられなかった。
4月の県議選を含め、上関町ではこの半年間に、原発建設を争点にした選挙が4回も行われた。
当日有権者数は3811人、投票率は89.92%(前回91.67%)。柏原氏が1988票、山戸氏が1381票だった。 (10/05 21:59)