http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/198.html
Tweet |
党首討論ねっとり30分…与野党2トップ自民石破&立憲野田が「見つめ合う」気味悪さ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/370979
2025/04/24 日刊ゲンダイ
ともに1957年生まれ。かつては飲み仲間(C)日刊ゲンダイ
半年ぶりに実施された23日の党首討論(QT)は案の定、盛り上がらなかった。野党の参加要件は衆参両院のいずれかで10議席以上を持ち、所属する院の国家基本政策委員会の委員に就いていること。結果、討論に臨めたのは立憲民主党の野田佳彦代表、日本維新の会の前原誠司共同代表、国民民主党の玉木雄一郎代表だけ。時間は全45分。30分、9分、6分ずつ配分された。
民主党政権時代に自民党総裁と3回討論した野田氏は「ねじれ国会だった」と当時を振り返り、「重要テーマで与野党が膠着状態に陥った時、局面打開の舞台として党首討論は非常に意義があった」と少数与党の石破首相を前に自説を展開。「トランプ関税」を俎上に載せ、問題視したのが交渉役を担う赤沢経済再生相の訪米だった。
ホワイトハウスに呼ばれた赤沢氏がトランプ大統領から贈られた「MAGA帽」をかぶり、「最高!」を意味するダブルサムズアップを決めて記念写真に納まったことを非難。「視覚的な印象は日本にとって非常にマイナス。一線を越えている」と批判する一方、絶賛したのは1995年の日米貿易摩擦にあたった橋本龍太郎通産相の交渉術だった。
「橋本大臣は竹刀を持って行き、(通商代表の)カンターさんに持たせて切っ先を自分の喉元に当てた。国益をかけた交渉前の気迫を感じました」
石破首相は「橋本龍太郎さんらしい闘志の表れだった」と応じていたが、竹刀をプレゼントしたのはカンターの方だ。野田氏は「次の協議でマイナスを払拭するためには日本も帽子を作ってね、『メーク・ジャパン・グレート・アゲイン』で。相手にもかぶらせるぐらいのことをした方がいい」といらん助言もしていた。
一事が万事この調子。「CPTPP(環太平洋経済連携協定)の活用を」などと注文を付けてはいたものの、迫力ゼロ。かつて同じ釜の飯を食い、飲み仲間だったとはいえ甘すぎる。野田氏も指摘した通り、自公与党は衆院で過半数割れ。野党が大同団結すれば、いつだって政権交代は可能だ。にもかかわらず、与野党トップが互いを見つめ合い、ねっとりと30分。ちょっと気味が悪い。
「野田代表は表向き否定していますが、参院選後を見据えた大連立構想を今なお温めている。執行部やその周辺も、その構えでまとまっている。石破首相相手にガチンコ討論になるわけがないんですよ」(立憲関係者)
ニギニギしていればガンガンいくわけがない。5月、6月のQTは少数野党にも割り振らなければ無意味だ。
◇ ◇ ◇
立憲・野田代表は街頭演説でも「消費税減税」について完全スルー。聴衆の反応もイマイチなのも当然だ。関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK297掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。