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https://www.asahi.com/articles/AST4G35PCT4GUTFL001M.html?iref=comtop_7_01
「あいつらは・・・くず」
およそ正常な心身をもつ人間には口に出来ない「汚い言葉」だ。
吐きそうになる。
人が人を「くず」と言う時、「差別」、「蔑視」、「歪んだ優越感」、「支配欲」などがないまぜになった、劣等感の裏返しを意味し、その言葉を発する人間の内面に潜む「卑しさ」が吐露される。
「あいつらは・・・くず」
そう言うことで、自身は「クズではない」という誤った安心感を得て、自身の心の安定をやっと保つしかない類いの輩。
「劣等感」を持った人間の、よくある症状だ。
職場では「鼻つまみ者」なのだろうが、「見て見ぬふり」が横行していたようだ。
この場合、「見て見ぬふり」は「同調」と同じ。
「住民の福祉の増進を図る」ことを基本としているのが地方公共団体。
あってはならないことが行われ、しかも長年続けられてきた・・・。
「生活保護窓口の闇」、一人群馬県桐生市のみであるはずも無し。
記事では数々の証言の一部を掲載しているが、食事前には読まない方がいい。
胸が痛んで、一気に食欲は失せる。
人間とはここまで堕ちるものか。
もはや「人でなし」、鬼畜の所業。
以下に記事の途中までを転載する。(有料記事の為)
約10年間で生活保護利用者が半減、母子世帯は13分の1に激減した群馬県桐生市。
荒木恵司市長は3月28日、市職員による「申請権の侵害」が大きな要因だったと認め、利用者や相談者に「耐えがたい苦痛や不利益を与えた」と謝罪した。
市長が謝罪したのは、約1年にわたり市生活保護行政の問題を検証してきた専門家による第三者委員会の報告書を受け取った後のことだ。報告書は「生活保護法違反」「組織的不正」「規範意識崩壊」などを厳しく指摘した。
再発防止に向けた第三者委からの提言を受けて荒木市長は、窓口相談の録音、利用者からの苦情を受け付ける窓口設置など、踏み込んだ対応をとることを明らかにした。
報告書に大きな影響を与えたと思われるのが、市民から寄せられた証言の数々だ。
第三者委は今年1月に情報提供を募り、集まった100件を超す証言の概要を3月半ばに公表した。他部署の市職員からも複数の情報が寄せられていた。
生活保護利用者について「ろくでもねぇ」「あいつらはくず」と言ってはばからない職員がいた▽保護係の職員による恫喝(どうかつ)、罵声は日常茶飯事で、他課職員でさえ聞くに堪えない内容だった。しかし誰も注意せず、制止しなかった(いずれも市職員からの証言)――。
事実なら人権侵害と言わざるをえない深刻な窓口の実態が、数々の証言から浮かび上がった。
一部を紹介する。
■利用者・家族からの証言
◆保護を受けようとしたとき、子どもを児童相談所に預けることになると言われたが、児童相談所にその話をすると市役所がおかしいと言っていた。
◆子ども4人を抱えた母親。保護を受けて半年ほどで、半強制的に保護を打ち切られることになった。その際、CWから「子どもを養えないということだから、児童相談所に子どもを預ける」などと暴言を受けた。
◆2週間に1度、生まれたばかりの子どもを連れて窓口に出向き、家計簿を提出して、保護費を取りに行っていた。家計簿が1円でも合わないと怒鳴られた。眼鏡を購入した際に、「これは税金ですよ」と怒鳴られた。ケースワーカー(CW)が家を訪問した際、勝手に冷蔵庫を開け、「どんな生活しているんですか」と言われた。
◆県内の他市の高校へ子どもが通学していることについて、CWから「遠くの高校に通うのは、頭がおかしいのでは」と暴言を言われた。
◆障害児を抱えるひとり親。介助などで定職につけず、自分も精神障害があることをCWに話した。児童手当や障害者手当をやりくりして生活している状況を伝えると、CWは笑いながら、働いて得る収入がないことを馬鹿にする態度をとった。ひたすら、すみません、と謝った。
◆母子世帯で、週に1度の分割支給だった。家計簿を提出し、レシートも提出させられて、1円単位で管理された。子どもの卒業に合わせ、貯金をするように指示された。
◆母子世帯で県外で生活保護を受けていた。桐生市へ転居して生活保護申請をしたが、CWから前のところに戻るよう圧力をかけられた。さらに家族全員の顔が見たいと言われ、子ども全員を窓口に連れていくことになった。
◆自宅訪問の際、CWが勝手に冷蔵庫を開けて「卵が4個も入っている」と言った。その後申請が却下された。
◆高齢の父の家のエアコンが真夏に壊れ、購入資金がないことを相談した際、「十分に保護費を渡している。自分で購入するように。熱中症になったら救急車を呼んでください」とあしらわれた。
◆週に1度、レシートをつけて家計簿をCWに報告していた。生理用品の購入を知られるのは嫌だったし、レシートのない自販機で飲み物を買うことさえなじられ、苦痛だった。
◆CWが自宅を来訪し、「保護が長く続いているから、生活保護を切る」という話をされた。理由も説明されなかった。
証言続々
群馬県桐生市が設置した第三者委員会に寄せられた証言の数々。記事の後半では、市職員や福祉関係者からの証言も紹介しています。
(以下は有料記事の為読むこと叶わず。)
記事の転載はここまで。
数々の証言も実態の一部を暴くものでしかないとすれば、恐ろしさに震撼する。
最早「犯罪」。
この問題が一人桐生市の特異な問題でないとすれば、国会で取り上げ、国として再発防止に責任をもって取り組まなければならないのではないのか。
日本国憲法に記されている。
第25条 【生存権、国の社会的使命】
第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
それでも動かない国会なら・・・
「あの人たちはぐず」
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