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「令和の百姓一揆」諸悪の根源は農民をいじめ抜いてきた狂った農政にある 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/369925
2025/04/02 日刊ゲンダイ
「令和の百姓一揆/日本の食と農を守れ」と、トラクターを先頭に4500人が練り歩いた=30日、東京・表参道、原宿(C)日刊ゲンダイ
日刊ゲンダイは取り上げていたものの、大手マスコミではほとんど報じられなかったので気づかなかった方も多いかと思うが、3月30日に東京をはじめ全国14都道府県で、日本の将来にとって非常に大切な第一歩となるであろう一つの行動が組織された。「令和の百姓一揆/日本の食と農を守れ」と叫ぶ農業者や酪農家たちによる「トラクター・デモ」がそれで、東京では青山公園に集合した首都圏のトラクターや農耕車33台を先頭に4500人が表参道から原宿、渋谷まで練り歩いた。
ヨーロッパではしばしば農民がトラクター・デモで幹線道路を封鎖し、都市部への食料搬入をストップするといった怒りの表現が行われ、そのたびに消費者は「農民を大事にしないと一日とて飯が食えないのだ」と思い知らされるのだが、それに比べると日本の農民は「ずいぶんおとなしいね」と言われてきた。しかしさすがに日本の農民も、もう黙ってはいられないということで、この日となったのである。
これを呼びかけたのは、山形県長井市で養鶏・稲作農家を営む菅野芳秀さん(75)。「生きるための農業 地域をつくる農業」などの著書もある農民運動の指導者である。私は彼と何十年に及ぶ付き合いがあり、彼の自宅にまで行って日本の食と農の将来について語り合ったりした仲なので、この日の統一行動の実行委員会代表としての彼を激励に東京の会場に行き、デモにも(真似事程度ではあるが)参加したのである。
いま都会の大企業の労働者は春闘で賃上げ要求が「満額回答」だったとか、コンビニのアルバイトの最低賃金基準も引き上げられたとか言われるけれども、彼がいつも言うように「米を作って1年間かけて丹精込めて育てている我々農家の時給はいくらか知ってますか? 10円です」というのが農村と農業が直面している絶望的な現実である。「だからこの国から農民はいなくなり、農村は消えます。それでも都会の人たちはまだ『金さえ出せば食料は買えるだろう。金で買うなら安いに越したことはない』とたかをくくり、この国の食と農が陥りつつある危機に目を向けようともしていない」と。
その根源は、昨年来の米騒動が示すように、米作りをばかにして農民をいじめ抜いてきた狂った農政にある。それに対する農民の一揆がついに始まろうとしているのである。
高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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