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https://www.asahi.com/articles/AST164G12T16UTFK00SM.html?iref=pc_politics_top
ネット用語で言えば、「おまいう」だな。
言葉は「伝家の宝刀」だ、「戦略」だ、と仰々しいが、話にならん。
以下に記事の全文を転載する。
立憲民主党・野田佳彦代表(発言録)
(内閣不信任決議案は)国会の会期末に出すといった、そういう「竹光」を振るってチャンバラをやる時代ではない。抜けばいいっていうもんじゃないのです。(衆院で野党が多数になった以上は)抜いた限りにおいては本当に切ると。伝家の宝刀だと思いますんでね。スパッと抜いた時にさび付いていないよう、よく磨いておこうと思います。
その時は本当に(衆院)解散を促すと。解散を決意してやる。それは国民も不信任に賛同すると確信を持って、他の野党も当然のことながら賛同すると。そのタイミングがあるかどうかはよく考えたいと思います。
出た瞬間に、採決まで至らなくても、逆に自民党の判断で総選挙を行うこともあり得るわけで。野党だけではなくて、公明党がどう動くか。なども総合判断の一つではないかと思います。
(内閣不信任案の提出は今年夏の参院選と衆院選のダブル選の可能性にも影響するため)極めて戦略的な話ですよ。いま(政府・与党で)言われている7月20日みたいな(参院選の)投票日はダメだと思います。なんで連休の中日で投票率が下がった方がいいという魂胆で投票日を選ぶのか。冗談じゃないと。2025年は民主主義の真価が問われる年なんですよ。国会では「熟議と公開」。民主主義の知恵を使ってどうやって物事を解決していくか。で、一番頑張った党が評価される参院選。
場合によっては、内閣不信任のタイミングによってはダブルの可能性が出てくる。ダブルの可能性が出てくると(東京)都議選と近接して困る(政党がある)。など、いろんな要因がある。(提出のタイミングは)そう簡単ではないです。そこで、きょうは「寸止め」させて頂ければと思います。(6日夜のBSフジの討論番組で)
記事の転載はここまで。
政府、自民党の政策に反対であるならば、反対の政策の裏付となる予算に反対するのは当然の帰結。
予算に反対するということは、内閣不信任と同義だ。
即ち、内閣に不信任を突きつけることは野党の責任でもある。
そのこと自体、「伝家の宝刀」でも何でもない。
野党の果たすべき当然の義務ではないか。
会期末のタイミングになりがちなのは、「一事不再議」の縛りを意識した結果に過ぎない。
それを「竹光」などと揶揄するなど、自らのこれまでの行動を否定するに等しい。
「おまいう」という所以だ。
これまでの内閣不信任決議案はすべて「真剣」に考え、提案されたものではなかったと言いたげだが・・・。
悪ふざけが高じた「チャンバラ」だと?。
頭のほうが「錆びついて」しまっていないか。
「戦略」と言いつつ、べらべら喋ってしまって、自己顕示欲の強い、口の軽い代表の姿には不安を禁じ得ない。
野党第一党の代表が野党の「最大の武器」に縛りをかける発言を公共の電波に乗せておいて、反省の様子も見えない。
これでは代表不信任案を突き付けられても、文句は言えまい。
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