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※2024年12月28日 日刊ゲンダイ2,3面
※2024年12月28日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大
SNSがもたらす分断と選挙危機、国民民主の賞味期限 2025年はあらゆる意味で歴史の転換点になる予感
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/365759
2025/01/01 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し
できるだけ存在感を長持ちさせたい(C)日刊ゲンダイ
24年はSNS選挙が騒がれた。都知事選の「石丸現象」や、出直し選の斎藤知事「まさか」の返り咲き。20代に限れば平日のネット利用時間はテレビ視聴の約4倍だ。SNS効果で国民民主党が若者の支持を集めるのも納得だが、ネット動画の再生回数に応じて票が伸びる現象は危うい。
アルゴリズムによって特定候補の露出が増えるフィルターバブル。閉じた情報空間に毒された人々が猛拡散すれば、各陣営の「虚像」が独り歩き。右も左も異論を排し「実像」度外視の熱狂を生み出していく。SNSは偏狭な分断社会を増幅させ、SNSウケを狙うほどポピュリズム傾向は強まる。「103万円の壁」をめぐり、国民民主が自公との年内合意を蹴ったのも、SNS上の賞味期限を延ばす意図が透ける。
しかしSNSを過剰に恐れてもいけない。投票率56%の県知事選で斎藤の獲得票111万に対し、兵庫の総有権者は446万人。約200万人の棄権が4人に1人の支持を「SNSの勝利」に押し上げた。都知事選における石丸氏支持は総有権者の14%に過ぎず、衆院選比例代表で国民民主に投じた人は総有権者の1割にも満たない。
SNS発信はマンパワーがモノをいう
石丸伸二氏 日刊ゲンダイ Interview(C)日刊ゲンダイ
極端な主張や陰謀論にハマる人は昔からいる。SNSは数人に1人の信じやすい人を投票に向かわせるには有効だが、それ以上でも以下でもない。いわゆるオールドメディアはSNSの「亡霊」におびえすぎではないか。
「石丸氏は計228回もの街頭演説をこなし、斎藤知事はNHK党の立花党首との“2馬力”選挙と『地上戦』の効果もバカにできない。むしろ、ロシアが暗躍したルーマニア大統領選のように他国の介入を許すリスクや、動画の収益目当てで選挙がカネになる仕組みこそ、SNSがもたらす選挙の危機です」(高千穂大教授・五野井郁夫氏=国際政治学)
選挙のSNS発信は、マンパワーがモノをいう。25年夏の参院選と都議選は組織力に勝る巨大政党もSNSに本腰を入れるだろう。都議選に向け新党結成を表明した石丸氏や、国民民主はどう立ち回るのか。
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