<■234行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 今回ワトソン容疑者が行った事を、デンマークの住民に対して行った時に、デンマークは今回と同じ対応したのだろうか。 「シー・シェパード(SS)」 は、各国の捕鯨船に小型船で体当たりしたり、火炎瓶を投げ付けたりと、危険な活動を繰り返してきた無法者の集団だ。 平成22年にはメンバーが日本の捕鯨船団を攻撃し、船員を負傷させる事件を起こした。 反捕鯨のためなら犯罪行為でも見逃す今回のデンマークとフランスの対応は完全に間違っている。<主張>シー・シェパード 釈放は日本外交の敗北だ 社説 2024/12/24 5:00 https://www.sankei.com/article/20241224-WEKHGEL2OJNTFITS4WXWJG7OXI/ 日本の調査捕鯨への妨害活動を指示したとして、海上保安庁が国際手配していた反捕鯨団体 「シー・シェパード(SS)」 創設者、ポール・ワトソン容疑者が、勾留先のデンマークで釈放された。 日本側が身柄の引き渡しを求めていたが、デンマーク司法省は認めなかった。 ワトソン容疑者は釈放後にフランスへ行き、反捕鯨活動を継続すると表明した。 SSは各国の捕鯨船に小型船で体当たりしたり、火炎瓶を投げ付けたりと、危険な活動を繰り返してきた無法者の集団だ。 平成22年にはメンバーが日本の捕鯨船団を攻撃し、船員を負傷させる事件を起こした。 その首謀者を釈放したデンマーク政府は法に基づく正義を否定したことになる。 日本との友好を望まない異常な行動でもある。 到底容認できない。 林芳正官房長官は会見で、デンマークに遺憾である旨を申し入れたと語ったが、それで済む話なのか。 石破茂政権は、日本の怒りをもっと明確に伝える外交措置を講じるべきだ。 ワトソン容疑者は今年2024年7月、日本の捕鯨船団を妨害するためデンマーク自治領グリーンランドに立ち寄ったところ、海保の国際手配に基づき現地の警察に身柄を拘束された。 日本側は引き渡しを求めたが、反捕鯨を標榜するフランスのマクロン大統領らが反対してデンマーク政府に働きかけ、勾留は5カ月間に及んだ。 海保による国際手配は国際刑事警察機構(ICPO)を通じた正当なものだ。 法の裁きを受けさせずにデンマークが釈放したことは、SSの暴力を伴う無法の容認を意味する。 パニエルナシェ仏エコロジー移行相が 「本当に安心した」 と、釈放を歓迎する声明を出したのも言語道断である。 石破首相や岩屋毅外相、外務省は一体何をしていたのか。 身柄の引き渡しが叶わなかったのは外交上の敗北である。 猛省が必要だ。 ワトソン容疑者はパリで会見し、 「(日本の捕鯨船が)南極海のサンクチュアリ(保護区)に入ってきたら介入する」 と述べた。 だが、日本の捕鯨は合法であり、ワトソン容疑者が無法を繰り返すのを許してはならない。 政府はフランスに強く働き掛け、容疑者の拘束と引き渡しを実現してもらいたい。 釈放のワトソン容疑者、反捕鯨活動の継続を宣言 「日本船に介入も」パリで会見 2024/12/22 8:10 https://www.sankei.com/article/20241222-7YESBOFKUJIFXFFACZ44U6VSGY/ デンマークが日本への身柄の引き渡しを拒否し、釈放された反捕鯨活動家ポール・ワトソン容疑者(74)が2024年12月21日、パリで記者会見した。 日本の捕鯨船が 「南極海サンクチュアリ(保護区) に入ってきたら、介入する」と述べ、活動を続ける意向を示した。 ワトソン容疑者は2024年12月20日、政治亡命を求めているフランスに到着。 支援者集会にあわせて記者会見を開き、日本政府へのメッセージとして 「国際法を守れ」 と発言した。 国際司法裁判所(ICJ)の2014年の判断に言及し、日本の捕鯨は国際法違反だという従来の主張を繰り返した。 「なぜ日本の法廷で持論を主張しないのか」 という質問に対しては、 「日本の制度では『罪』を認めるまで、長期勾留が続く」 「私は決して認めないから、戻れなくなる」 と主張。 その上で、2015年にオーストラリア連邦裁判所が日本の捕鯨会社に罰金支払いを命じた裁判に言及し、 「この時、日本側は出廷せず、罰金も払わなかった」 「誰が罪人なのか」 と反論した。 南極海サンクチュアリは、国際捕鯨委員会(IWC)が定めた鯨の広域保護区。 ワトソン容疑者は反捕鯨団体 「シー・シェパード」 の創設者で、今年2024年7月、デンマーク領グリーンランドで日本の国際手配に基づいて身柄拘束された。 デンマーク政府は日本への身柄引き渡しに応じないことを決め、今月2024年12月17日に釈放した。 「看過できない」反捕鯨ワトソン容疑者の引き渡し拒否に自民・小野寺氏 外務省の動き検証 2024/12/20 14:36 https://www.sankei.com/article/20241220-LT2ENO6GZJCRRLF34BMR3LTT34/ 自民党の小野寺五典政調会長は2024年12月20日、デンマーク政府が同国の自治領グリーンランドで勾留中の反捕鯨団体 「シー・シェパード」 創設者、ポール・ワトソン容疑者の身柄を日本に引き渡さないと決めたことについて、党本部で党捕鯨対策特別委員会の幹部らと対応を協議した。 小野寺氏は 「看過できない」 「訳の分からない理由で釈放するのはどういうことか」 「日本を法治国家として認めていないのではないか」 と憤りを述べた。 会合後、同委員長の鶴保庸介元沖縄北方担当相が記者団に明らかにした。 ワトソン容疑者は、2010年に日本の調査捕鯨を妨害したとして、日本当局が傷害容疑などで逮捕状を取得し、今年2024年7月に活動船の給油に立ち寄ったグリーンランドで拘束された。 一方、デンマーク司法省は今月2024年12月17日、14年前の容疑であることなどを 「総合的に判断した結果」 と声明を出した上で、ワトソン容疑者を釈放した。 特別委は2024年12月19日、外務省のデンマーク政府に対する働きかけの在り方が適切だったのかどうか検証し再発防止策を講じることや、法と証拠に基づく日本の立場の正当性について対外発信を強化することを求める決議文を採択した。 2024年12月24日の党政調審議会で決議文を審議し、速やかに首相官邸に提出する。 鶴保氏は 「外務省はデンマーク政府と捕鯨問題について真摯な対応をしてほしい」 と記者団に語った。 特別委の山下雄平事務局長は、デンマークについて 「グリーンランドでの先住民の捕鯨枠を認める一方、他国の捕鯨には非常に否定的という矛盾を抱えている」 と指摘し、 「今回ワトソン容疑者が行った事を、デンマークの住民に対して行った時に、デンマークは今回と同じ対応したのだろうか」 と疑問視した。 ワトソン容疑者保釈に野口健氏「妨害を正当化」 山田吉彦氏「日本で裁かれるべき」 2024/12/18 21:02 https://www.sankei.com/article/20241218-ES3HXKK5EFOXVCSDU4YKPOZD24/ ポール・ワトソン容疑者の身柄を日本に引き渡さないとしたデンマーク政府の決定に対し、有識者らからは批判が相次いだ。 アルピニストで環境活動家の野口健氏は、日本の調査捕鯨船員に酪酸入りの瓶を投げるなどのシー・シェパードの行為を 「環境テロ同然だ」 と指摘。 捕鯨は海洋資源や生態系を守る上でも重要だとした上で、 「今回の決定を容認することは、捕鯨活動の妨害を正当化することにも繋がる」 「日本政府には再度引き渡しを強く要望するなど、毅然とした態度を取ってもらいたい」 と訴えた。 また、東海大海洋学部の山田吉彦教授(海上安全保障)は 「クジラを食す習慣がある日本に対し、欧米ではクジラが自然保護の象徴となっており、捕鯨が殺戮と捉えられている」 と文化の違いに言及し、欧米に広がる反捕鯨思想の影響がデンマーク政府の決定に影を落とした可能性を指摘する。 山田氏は 「過激な環境論者の行為を容認することで、妨害行為がエスカレートする恐れもある」 と懸念し、 「ワトソン容疑者の行為は犯罪なので、日本の法律で裁かれるべきだ」 「日本政府には適切な法的措置を望む」 と話した。 反捕鯨ワトソン容疑者保釈、「残念」と海保長官 引き続き関係国に引き渡し要求の考え 2024/12/18 15:28 https://www.sankei.com/article/20241218-F46VR2TBBFMZNJOSI5WMD5OF7U/ 日本の調査捕鯨船の妨害活動に関与したとして、デンマーク自治領グリーンランドで身柄を拘束された反捕鯨団体 「シー・シェパード」 創設者、ポール・ワトソン容疑者(74)が保釈されたことついて、海上保安庁の瀬口良夫長官は2024年12月18日の定例記者会見で 「このような結果となり残念」 と述べ、引き続き関係国や関係機関に引き渡しを求める考えを示した。 デンマーク司法省は2024年12月17日、ワトソン容疑者保釈の決定理由について、容疑が14年前の行為で時間が経過したことや、勾留期間を刑期から差し引くことに日本側が応じなかったことなどを考慮し、 「総合的に判断した」 としている。 シー・シェパードは2005年から日本の調査捕鯨船への妨害活動を実施。 海保は2010年、シー・シェパードのメンバーが南極海で日本の調査捕鯨船団の監視船の航行を妨害した事件の共犯として、傷害と威力業務妨害の疑いでワトソン容疑者の逮捕状を取り、日本側の要請を受け国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配した。 ワトソン容疑者は今年2024年7月、日本の捕鯨船「関鯨丸」の操業を妨害するため、グリーンランドの中心都市、ヌークへ船の給油などで立ち寄った際に地元警察が身柄を拘束。 約5カ月間勾留されたが、今月2024年12月17日に保釈された。 シー・シェパード創設者の身柄引き渡し拒否 「遺憾」と林芳正官房長官 2024/12/18 11:49 https://www.sankei.com/article/20241218-4EO2DEJ7VFOLBCCGNTOGWEOTKA/ 林芳正官房長官は2024年12月18日の記者会見で、デンマーク政府が反捕鯨団体 「シー・シェパード」 の創設者、ポール・ワトソン容疑者の日本への身柄引き渡しを拒否したことに関し 「遺憾であり、デンマーク側にその旨を申し入れた」 と明らかにした。 その上で 「引き続き、法と証拠に基づいて適切に対応していく」 と強調した。 ワトソン容疑者を巡っては、東京海上保安部が2010年、シー・シェパードのメンバーが調査捕鯨船団に酪酸入りの瓶を投げ、船員に怪我をさせた事件の共犯として、傷害などの容疑で逮捕状を取得。 要請を受けた国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配していたが、デンマーク政府は日本側の要請を拒否し、釈放した。 ワトソン容疑者釈放、仏閣僚が歓迎「安心した」 支援者の「勝利」称える 2024/12/17 21:51 https://www.sankei.com/article/20241217-LX34VRDP4NPKNEOECF6GCXQTTM/ フランスのパニエルナシェ・エコロジー移行相は2024年12月17日、デンマークが反捕鯨団体 「シー・シェパード」 の創設者、ポール・ワトソン容疑者釈放を決めたことについて 「本当に安心した」 と歓迎する声明を出した。 パニエルナシェ氏は交流サイト(SNS)で、 「149日間の勾留後、ワトソン氏が釈放されたことを称える」 「仲間の元にお帰りなさい」 と書き込んだ。 また、釈放を求めてきた支援者たちに 「皆の勝利だ」 と呼び掛けた。 フランスは反捕鯨国で、マクロン大統領はワトソン容疑者の日本への引き渡しに反対していた。 ワトソン容疑者はフランスに長く滞在しており、デンマークでの勾留中に仏国籍の取得を申請した。 ワトソン容疑者なぜ保釈 デンマークの「超法規的対応」要求、「原則曲げぬ」と日本が拒否 2024/12/18 20:30 https://www.sankei.com/article/20241218-G766UBTX2BNBRLSZ7PTBO5K6FM/ 日本の調査捕鯨船の妨害活動に関与したとして海上保安庁が国際手配した反捕鯨団体 「シー・シェパード」 創設者、ポール・ワトソン容疑者(74)が、勾留先のデンマークで保釈された。 「このような結果となり残念だ」。 海保の瀬口良夫長官は2024年12月18日の会見でこう述べた。 日本側が求めた身柄引き渡しは、なぜ実現しなかったのか。 ■異例の勾留5カ月、延長6回 ワトソン容疑者保釈の一報が海保に入ったのは2024年12月17日午後。 海保側は今年2024年7月にデンマーク自治領グリーンランドで容疑者が拘束されて以降、日本への具体的な移送計画を作り、受け入れ準備を進めてきた。 「勾留期間の長さを考えれば、7対3の割合で身柄が引き渡される」。 海保関係者はこう踏んでいたという。 ワトソン容疑者の勾留は約5カ月に及び、6回の延長手続きを繰り返す異例の対応だった。 海保側は外務省を窓口に、引き渡しの可否を決めかねるデンマーク司法省に揺さ振りを掛けた。 この間、フランスなど反捕鯨国を中心にワトソン容疑者の早期釈放を求める動きが広がった。 マクロン仏大統領は日本への引き渡しに反対の考えを示し、 「デンマーク側に働き掛ける」 との声明を発表。 ワトソン容疑者も仏国籍取得や政治亡命を申請し日本への移送回避を画策した。 反捕鯨国の圧力が強まる中、海保は2024年9月下旬、事態打開に捜査部門トップをデンマークに派遣。 「捕鯨の是非」 という立場の違いを超え、法と証拠に基づく、引き渡しの正当性を主張した。 ■「超法規的対応」を拒否 デンマーク側からは容疑者が高齢であることや容疑の対象行為が14年前と古いことなどを理由に色よい返事はなかったが、その後、外交ルートを通じ、1つの 「妥協案」 が示された。 判決確定までに刑事施設で身柄を拘束する 「未決勾留」 の期間を刑期から差し引くよう日本側に求めた。 ただ、日本の刑法は、海外での未決勾留日数を刑期に算入することを認めていない。 言わば 「超法規な対応」 を日本側に求めたことになるが、政府関係者によれば、法務省と協議した結果、法の原則を曲げることはできないとの結論に至り、デンマーク側の要請には応じなかったという。 ワトソン容疑者の勾留先だったグリーンランドは先住民による捕鯨が認められている。 ただ、本土のデンマーク政府は反捕鯨の立場を取る。 こうした立場の違いが、保釈を決定した背景にあった可能性もある。 「政治的動機による冤罪だった」。 ワトソン容疑者は保釈後、SNSでメッセージを発信した。 海外メディアなどによれば、保釈後は家族が暮らすフランスに移住するとみられ、同国で滞在を続ける限り、引き渡しが実現する可能性は低い。 一方、海保側にすれば千載一遇のチャンスを逃したに等しい。 「無念と言う他ない」。 海保幹部は言葉少なだった。 反捕鯨ワトソン容疑者釈放 デンマーク、日本への引き渡し拒否 関連団体「彼は自由の身」 2024/12/17 21:32 https://www.sankei.com/article/20241217-5OWVY4GFLROVPKFI3HHJD6JPWM/ デンマーク政府は2024年12月17日、同国の自治領グリーンランドで勾留中の反捕鯨団体 「シー・シェパード」 の創設者ポール・ワトソン容疑者(74)の身柄を日本に引き渡さないと決め、地元当局は釈放したと明らかにした。 日本の要請を拒否した。 地元メディアが報じた。 ワトソン容疑者の関連団体は 「彼は自由の身だ」 とX(旧ツイッター)に投稿した。 反捕鯨国が多い欧米では、引き渡しに批判的な声が高まっていた。 東京海上保安部は2010年、シー・シェパードのメンバーが調査捕鯨船団に酪酸入りの瓶を投げ、船員に怪我をさせた事件の共犯として、傷害などの疑いでワトソン容疑者の逮捕状を取得。 要請を受けた国際刑事警察機構(ICPO)が国際手配した。 今年2024年7月にグリーンランド中心都市ヌークへ給油などで立ち寄った際、地元の警察に拘束された。 その後、裁判所が勾留延長の決定を繰り返し、勾留が長期化していた。(共同)
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