http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/686.html
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https://www.asahi.com/articles/ASSBC0SSQSBCUTFK02PM.html?iref=comtop_7_02
12日午後、日本記者クラブで「党首討論会」行われた内容を報じた記事。
日本の政治の劣化に愕然とすること請け合い。
以下に記事の抜粋を転載する。
衆院選に向け、12日午後、日本記者クラブで党首討論会が開かれました。党首同士の討論や記者との質疑をタイムラインで詳報します。
・・・
15:50
■安保法制めぐり立憲・野田代表「違憲部分の廃止が党の基本」
立憲民主党の野田佳彦代表は、安全保障法制について党として違憲部分は廃止すると主張していることについて、記者側から具体的な説明を求められた。
野田氏は「安保法制の違憲部分については廃止をするため必要な措置を取るというのが、党としての基本的な考え方だ」と説明。政権交代をしても「その基本的な考え方はしっかりと踏まえた上で米国と、あるいは防衛省と、法律ができた後の経過を再検証していく」と述べた。
15:45
■自民・石破首相、核兵器禁止条約へのオブザーバー参加に慎重姿勢
核兵器禁止条約に関し、記者から石破氏に対し「(日本が)米国の核抑止に頼ることと条約への参加は両立できるのでは。ドイツはオブザーバー参加している」と質問があった。
石破氏は「抑止力を認めながら核兵器を廃絶するという両立は本当に可能なのか検証が必要だ。オブザーバーで条約に関与することと、抑止力に依存していることが両立するか。核廃絶は究極的な目的であると同時に、そうなった時に紛争があちこちにおこらないか、どうやっていくさのない社会をつくるかにチャレンジしていかないといけない」と語った。
記者は石井氏に、公明党として石破氏を説得してはどうかと質問。石井氏は「核兵器禁止条約は核兵器を初めて違法とした画期的な国際法規範として高く評価している。オブザーバー参加など、核兵器国と非核兵器国の橋渡しを担っていくことが我が国にとって重要な役割だ。引き続き政府、自民党にも呼びかけはしたい。そう簡単でないことは理解しているが、条約批准への環境整備は進めたい」と述べた。
15:40
■給付付き税額控除で立憲・野田代表「制度設計を詰めないといけない部分ある」
立憲民主党の野田佳彦代表は、立憲が衆院選の公約で掲げる「給付付き税額控除」(消費税還付制度)の導入について、「実施のための制度設計を、これから詰めていかなければいけない部分は、確かにいろいろある」と述べた。
討論会で「規模や形が見えず、選挙での判断材料にならない」との指摘に答えた。野田氏は「例えば生活保護との関係や所得の把握をどうするかなどの詰めも含めて、設計をしていく。段階を経てやっていきたい」とした。
・・・
5:25
■進まぬ野党共闘、共産・田村委員長「共産が降ろすの前提はいかがなものか」
・・・
以下有料記事の為読めず。
時系列で行くと、まずは、進まぬ「野党共闘」・・・
共産・田村委員長曰く、「共産が降ろすの前提はいかがなものか」
朝日新聞の記事は切れていて読めないので、どんなやり取りがあったかを、東京新聞の記事から拾って来た。
東京新聞から一部引用。
「立民、野党連携へ対話継続 共産「困難」の立場崩さず」
(https://www.tokyo-np.co.jp/article_photo/list?article_id=360073&pid=1644035&rct=politics)
野田氏は「候補者を絞った方がいい」と主張。共産の田村智子委員長は立民との間で「野党共闘の基盤が損なわれている」と説明。野田氏が裏金事件の自民前職の対抗馬一本化を唱えている点にも「共産が候補を降ろすのを前提とするのはいかがなものか」とした。
引用ここまで。
最早、「だよねェ〜」としか言いようがない。
野田氏も「そう」言ったかも・・・。知らんけど。
次に、立憲民主党の「給付付き税額控除」
オイオイおい、だわ。
給付付き税額控除で立憲・野田代表「制度設計を詰めないといけない部分ある」
「制度設計なんて何もしていない」と言ってるんだわ。この人。
それだったら「消費税減税」を降ろしちゃ駄目だろ。
「段階を経てやっていきたい」って、
段取りすら決めていないとは・・・
「規模や形が見えず、選挙での判断材料にならない」と指摘されて、確かにおっしゃる通りですと言うなら、選挙公約からは落として、「消費税減税」に差し替えるんだわ・・・普通なら。
そして、ノーベル平和賞。
ここは避けては通れない。
自民・石破首相、核兵器禁止条約へのオブザーバー参加に慎重姿勢
立憲民主党の野田佳彦代表は同条約の締約国会議に「オブザーバー参加すべきだ」と訴えた、与党である公明党の石井啓一代表も賛同した。
共産党の田村智子委員長は同条約の「批准」を主張した。
一方、首相は「核抑止力を認めながら、核兵器の廃絶(を目指すこと)が両立可能なのか、検証は必要だ」と述べた。
思わず出た本音だろう。
核兵器廃絶を目指すことは、人類を滅亡から救うためには当然の帰結だ。
「核抑止力を認めながら・・・」と、それとなく言っているが、核兵器禁止条約を待たずとも、その「核抑止力」は日本国憲法で禁止している。
日本国憲法「第9条 」
1項
日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、
武力による威嚇又は武力の行使は、
国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2項
前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
国の交戦権は、これを認めない。
憲法の理念に従えば、田村委員長の主張するように、速やかに同条約を「批准」すべきなのだ。
今、最も説得力を持って「核廃絶」を訴えることが出来るのは「日本」なのだから。
そもそも、オブザーバーとは、
会議などで,特別に出席することを許された人。発言はできるが,議決権や発議権はない。陪席者。つまり、出来たとしても発言のみ。発言も出来ない場合がある。
オブザーバー参加で、何を発言しようというのか。
「核保有」を弁護し、「核抑止力」のメリットでも説くつもりか。
さらに、野党共闘の基盤が損なわれた元凶。
立憲民主党の「安保法制」に対する対応について
安保法制めぐり立憲・野田代表「違憲部分の廃止が党の基本」
野田氏はいつもながら、正面から答えない。
記者側から求められた具体的な説明とは、立憲民主党の言う「安保法制の違憲部分」のことだろう。
何が、どう、憲法に違反しているのか?。
枝野氏が、「法令には問題はない」と代表選で公言していたことを踏まえての質問だと思うのだが・・・。
安保法制の核心に迫る質問だ。
残念ながら、口数は多いが、中身無し、の典型。・・・ある人は「ご飯論法」という。
「・・・法律ができた後の経過を再検証していく」
検証すべきは、法律が出来る前の経過であって、何故「閣議決定」なるもので憲法違反の法令が正当化されて成立してしまうのかという事だろう。
憲法は「憲法違反の法令は排除せよ」と国民に要求している。
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