http://www.asyura2.com/24/senkyo295/msg/545.html
Tweet |
https://www.tokyo-np.co.jp/article/355248
降って湧いたように語られ始めた、日本を埋め尽くすような数のデータセンター構想。
自民党の「原発の新増設に賛成」の理由は、このデータセンターに必要な膨大?な電力の需要を賄う為・・・らしい。
誰が言い始めたのか知らないが、聞くからに「うさん臭い」。
一方、立憲民主党の「原発の新増設に反対」の理由は、放射性廃棄物の処理方法が定まっていないから・・・らしい。
この理由だと、現在稼働中の原発そのものも止めなければ論理的に一貫しない。
立憲民主党は、「原発ゼロ」の党是を捨て、「原発の再稼働を容認」に変節している。
放射性廃棄物の処理方法が定まっていないのに・・・変なの。
地震大国の日本で原発稼働が認められない理由は、住民の安全が担保されていないからではなかったか。
「原発ゼロ」は理想ではなく、住民の安全を最優先に考え、その上で巨大地震の危険が内在する日本の現実を見たときに、そうしなければならないという「論理的帰結」だ。
原子力推進委員会と揶揄される規制委員会による安全対策の審査、
原発マネーで買われる地元の同意、
自治体に丸投げされた、机上の空論でしかない避難計画。
そんなものは、「もう信用できない」
「原発、止めよ」というべきなのだが・・・やれやれ。
以下に記事の全文を転載する。
<東京新聞 自民・立民W党首選 政策アンケート>@原発・改憲
東京新聞は、自民党総裁選と立憲民主党代表選の立候補者全13人に政策アンケートを行った。原発は、政府が次に改定する「エネルギー基本計画」で新増設を打ち出すかが焦点となる中、自民の多くが新増設に賛成した一方、立民は全員反対。改憲でも自民と立民で違いが際立った。(長崎高大、鈴木太郎)
◆原発の新増設 自民6氏が「賛成」
原発政策では、人工知能(AI)の活用で急増する電力需要を想定し、再稼働や建て替えに加え新増設に踏み込むかが注目される。新増設について本紙が「賛成」「反対」の二択で尋ねたところ、自民9人のうち6人が「賛成」と答えた。
賛成の高市早苗経済安全保障担当相は地下などへの新増設や核融合発電の早期実現を主張。小林鷹之前経済安保相はエネ基を「大胆かつ早急に見直す」とし、林芳正官房長官は「需要増に対応したエネルギー政策を行う」と強調。河野太郎デジタル相は「再生可能エネルギーの最大限の導入でも足りない安定的電力供給の手段」とし、新増設に理解を示した。
小泉進次郎元環境相、石破茂元幹事長、茂木敏充幹事長の3人は賛否を明確にしなかった。小泉氏は「廃炉を決定した敷地内での次世代革新炉への建て替えを具体化する」と答えるにとどめた。石破氏は「エネルギー安全保障、安定供給の観点から検討」とした。
立民の4人は「反対」。枝野幸男前代表や吉田晴美衆院議員は、放射性廃棄物の処理方法が定まっていないことを理由に挙げた。泉健太代表は「再生エネや省エネ、蓄電による電力確保を推進すべきだ」とした。
◆改憲 立民の枝野幸男氏や吉田晴美氏が「反対」と回答
改憲に関しては、賛否の二択のほか、賛成の場合の改正条項を聞いた。自民は全員が賛成し、立民は2人が反対の立場を明確にした。
自民は9条への自衛隊明記や緊急事態条項の創設など4点を改憲の優先検討項目としており、9人とも党の考え方を尊重すると回答。茂木氏は「3年以内に憲法改正を実現」と訴え、上川陽子外相は「国会で建設的に協議を進めるべきだ」と答えた。加藤勝信元官房長官は「緊急事態条項の整備が最優先」とした。
立民は、枝野、吉田両氏が「国民的議論が熟していない」「最優先課題ではない」と反対。賛否に触れなかった野田佳彦元首相は「立憲主義に立脚し、是々非々で議論する」と答えた。
◇
東京新聞はこのほか、企業・団体献金など全7項目の書面アンケートを実施しました。順次、残るテーマも掲載します。
記事の転載はここまで。
立憲民主党が憲法改正について、「国民的議論が熟していない」「最優先課題ではない」としているが・・・。
ここは、はっきり言うべきではないか。
自民党は、統一教会との癒着を明らかにし、統一教会の影響を排除してから物申せと。
自民党が提案している、「憲法9条への自衛隊の明記」も、「緊急事態条項の加憲」も、「やってはいけないこと」だと。
そんなことをすれば、日本国憲法の「理念に反する憲法」を作ることになる。
憲法前文でも、厳しく戒めている。
「・・・われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。」
と。
自民党は批判されても、すぐには理解できない愚かさがある。
そんなことだから「違憲」なことを「改憲」と称して、無能さを取り繕うことになる。
一方、立憲民主党は批判されると、すぐに腰が砕ける弱さがある。
そんなことだから「論憲」などという造語を作って、取り繕うことになる。
もしも、本気で「論憲」というなら、立憲の名に恥じないように、日本国憲法のタブーに切り込んだらどうだ。
すなわち、第1条「天皇」と、第14条「平等の原則」の間に横たわる日本国憲法の「自己矛盾の解消」に取り組んだらどうか。
まさに立憲主義に立脚した「論憲」のテーマに相応しい。
この問題を放置して、ジェンダー平等を叫んでも、欺瞞の誹りは免れない。
「立憲主義に立脚し、是々非々で議論する」とした野田氏は、真っ先に議論から逃げ出してしまっている。
そんな人は、理念も信念も薄く、「公党の代表の資質に欠ける」と言うしかない。
「立憲主義に立脚し、是々非々で議論」した場合、憲法9条への「自衛隊の明記」、或いは、「安保法制」は排除の対象なのかどうか・・・聞いてみたいところだ。
さらに、第1条「天皇」と、第14条「平等の原則」の間に横たわる「自己矛盾」についても。
立憲主義に基づけば、憲法に例外事項も自己矛盾もあってはならない。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK295掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK295掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。