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総裁選の争点に浮上 自民党と旧統一教会の怪しい関係…朝日新聞スクープで掘り起こされる
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/360703
2024/09/18 日刊ゲンダイ
ズブズブだった
「安倍元総理が旧統一教会とどのような関係を持っていたかの調査については、当時の様々な情勢における御本人の心の問題である以上、御本人が亡くなられた今、十分に把握することは限界があると考えております」
「関係者や関係書類を調査したとしても断片的にならざるを得ない上、本人が何も釈明、弁明できないなど、十分な調査はできないと考えております」(いずれも、2022年10月6日の衆院本会議)
国会で旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)と故・安倍晋三元首相の蜜月関係が取り沙汰されるたび、こう繰り返していたのが岸田文雄首相(67)だった。だが、十分どころか、簡単な調査さえもしていなかったに違いない。17日付の朝日 新聞が安倍氏と旧統一教会の会長らが2013年の参院選直前、自民党本部の総裁室で面談した実態をスクープしたからだ。
朝日は当時、自民党総裁特別補佐だった萩生田光一元経済産業相(61)や実弟の岸信夫元防衛相(65)、教団の友好団体トップらが並んで写る写真を掲載。複数の関係者は取材に対して「教団側による自民党候補者の選挙支援を確認する場だった」と証言したという。
この報道に対し、森屋宏官房副長官(67)は17日の会見で「政府の立場でコメントは控える」と言い、再調査の必要性についても「自民党の調査に関する事柄」などと他人事のように語っていたが冗談ではないだろう。
欧米では「カルト宗教」と認識されている旧統一教会。高額献金などの人権侵害や違法行為が長年にわたって問題視され、政府は教団に対して質問権を行使し、不当な「霊感」勧誘などを罰則付きの禁止行為として規定した被害者救済法も成立させた。
自民党との関係をめぐっては、衆参問わず、多くの国会議員が選挙で教団信者から応援を受けたり、教団関連団体のイベントに顔を出したりするなどの事実が発覚。国会で野党が再三、不適切な関係について問いただしたものの、はぐらかし答弁が続いていた。
茂木幹事長は「これまで一切の関係を持っていないことを確認」と説明していたが…
党総裁選に出馬している茂木敏充幹事長(68)も22年8月、「党として関係部門に確認するよう指示し、これまで一切の関係を持っていないことを確認した」などと自民党の組織的関係性を否定していたが、総理大臣=総裁が党本部で面談していたのだから、そんな言い訳が通用するはずがないのは明らかだろう。
裏金事件も旧統一教会の問題も、自民党内ではまるでなかったかの如く解決したような空気が漂っているが、根本的には全く解決されていないわけだ。
SNS上では《いつまで旧統一教会問題を報じるのか》《宗教団体が政党本部にきて面会した。それが何か?》などとスルーする投稿もみられるが、政教分離の原則に反するのはもちろん、霊感商法などで社会問題となった団体と政権与党が組織ぐるみで密接な関係にあったとは言語道断ではないか。
当時の首相動静欄には萩生田、岸の両氏との面談記録はあったものの、教団関係者の名前はなかったというから、安倍氏も面談相手が「表に出せない人物」と認識していたのだろう。つまり、自民党と旧統一教会の関係が「適切ではない」と自覚していた証左ではないか。
ちなみに面談時に幹事長を務めていたのが総裁選に出馬している石破茂氏(67)だ。総裁選の新たな争点として、茂木、石破両氏はもちろん、他候補も組織ぐるみの旧統一教会との関係についてどう考えているのかが問われている。
あらためて旧統一教会とのズブズブな関係が分かった自民党。関連記事【もっと読む】では<高市早苗氏の猛追に旧統一教会が見え隠れ…熱心な信者がXで「サナエ一択」を大拡散>【さらに読む】では<小林鷹之氏と旧統一教会のズブズブ…総裁選出馬会見で突っ込まれ“逃げ”のトーンダウン>など総裁候補と教会の関係などを取り上げている。
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<スクープ>安倍首相と旧統一教会会長の「会談写真」を朝日新聞が掲載…2013年参院選直前に支援要請していた(日刊ゲンダイ)
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