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https://www.asahi.com/articles/ASS9651K1S96UTFK01BM.html?iref=pc_politics_top
自民党の失ったもの・・・それは、「国民の信頼感」。
立憲民主党に足りないもの・・・それは、「国民の信頼感」。
片山氏の発言はいつも冷静で安定感がある。
立憲民主党の代表選が告示され、なんとか4名が立候補し、代表選本番に入った。
そんな折、鳩山元首相のアドバイス、そして片山氏の指摘に謙虚に耳を傾け、これから始まる論争の中で、取り上げてもらいたいと思うところだ。
これから、「国民の信頼」をどうやって得ていくか。
以下に記事の途中まで転載する。
立憲民主党代表選(23日投開票)が7日、告示された。裏金問題で自民党が国民の信頼を失うなか、立憲は代表選を通じて国民の期待値を高め、自民批判票の「受け皿」となることができるのか。菅直人政権で民間人閣僚として総務相を務め、当時の民主党を内外から見つめた片山善博・大正大特任教授に聞いた。
――裏金事件を踏まえ、立憲は次期衆院選を政権交代のチャンスと位置づけています。ただ、政権交代へのハードルは非常に高いのが現実です。立憲には何が足りないのでしょうか。
国民の信頼感、安定感でしょう。立憲は、民主党政権で中心的に活躍した人たちが集まっている。ただ、民主党は野党転落後、失敗を反省して次につなげる努力を十分せず、四分五裂してしまった。そのため、「また失敗したら逃げてしまうのかな」との不信感を生んでいる。それをどう払拭(ふっしょく)するかが大きな課題だ。
・・・・
(有料記事の為、以降省略。)
記事の転載はここまで。
片山氏は重要な指摘をしている。
「・・・民主党政権で中心的に活躍した人たちが集まっている。ただ、民主党は野党転落後、失敗を反省して次につなげる努力を十分せず、四分五裂してしまった。・・・」
と。
立憲民主党を見る有権者の意識は、その奥深いところでは、今でも、「立憲民主党=民主党」というものではないか。
そのことは、民主党の失敗の反省を、今の立憲民主党に求める意識に表れている。
良くも悪くも、民主党政権の主要メンバーが、そのまま立憲民主党の要職に就いているのは事実であり、名前が変わったからといって、民主党政権の失敗と責任から逃れることは出来ない。
残念ながら、片山氏の指摘通り、「・・・失敗を反省して次につなげる努力を十分せず、四分五裂してしまった。」
反省のタイミングを失った、と言えるのかもしれないが・・・。
当事者の意識はどうあれ、有権者の意識は、「反省がなされていない」「責任を負ってもいない」ということが、今も「しこり」として残っている。
片山氏が言う、
「また失敗したら逃げてしまうのかな」
というのは、「反省もせず、誰も責任も取らず」、結局、民主党は名前を変えただけで終わった・・・。
ということを指摘しているのだろうと思う。
民主党の崩壊から今の立憲民主党に至る過程は、「離合集散」の歴史に彩られている。
そこにあるのは組織内の権力闘争。
本来「コップの中の争い」に過ぎない党内抗争が、悪意あるメディアによって、有権者に面白可笑しく報じられたきらいもあったが、「烏合の衆」のごとく争いが絶えない印象は固定化し、「排除」の論理で動いている印象を有権者に与えた。
そんな印象を持つ有権者は、野党共闘に対して否定的になったり、れいわ新選組を「しかと」したり、あからさまに「共産党を排除」する言動を見聞きするにつけ、立憲民主党は変わってないなと、嘆息する。
野田氏が立候補に際して野党第一党の「包容力」という言葉を口にしているが、実体を伴わず、軽さだけが強調されてしまう。
「国民の生活が第一」の政治、その実現の為の「政権交代」の大義を前にして、代表選論戦後、一枚岩となり、他の野党との連携が実現させられるか。
『「排除」の論理を排除』できるかどうかが、民主党の失敗の反省を有権者に行動で示す、唯一の方法ではないか。
自民党は、既に国民の信頼を失い、党内的には「派閥」の影響力も薄れて、もはや「糸の切れた凧」状態。
総裁選挙の候補者も、「口から出まかせ」の言い放題で、混乱に拍車がかかっている。
そんな自民党に国民の信頼が戻る筈も無い。
「政権交代の千載一遇のチャンス」
国民の期待は、ますます大きくなっている。
このチャンスを逃がすようなことがあったら、立憲民主党への国民の信頼は完全に失われる。
その危機感を持って、・・・
「頑張れ、野党共闘!」
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