<■423行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 中国がアステラス社員を起訴、日本政府に通知 公判手続きに入り拘束長期化が避けられず 2024/8/21 18:18 https://www.sankei.com/article/20240821-2WDZ2FQQC5JD3GZXGAAOKGGS3U/ 昨年3月に北京市で中国当局にスパイ容疑で拘束されたアステラス製薬の日本人男性社員が起訴されたことが21日、分かった。 日本政府関係者が明らかにした。 日本政府は男性の早期解放を求めてきたが、起訴により公判手続きに入るため、拘束の長期化は避けられなくなった。 中国の検察当局が今月中旬に男性を起訴し、中国政府がその情報を日本政府に伝えた。 男性は、中国に進出する日系企業の団体「中国日本商会」の幹部を務めたこともあるベテラン駐在員だった。 昨年3月に駐在を終えて北京から帰国予定だったが、直前に国家安全当局に拘束されたとみられ、昨年10月に正式に逮捕された。 今年3月には中国当局が男性を起訴するかどうかの審査を始めたと日本政府に通知していた。 中国外務省報道官は男性の拘束理由を 「刑法と反スパイ法に違反した疑い」 などと述べるだけで、拘束の経緯や具体的な容疑事実を明らかにしていない。 日本政府は早期解放に向けて男性への支援を続けおり、金杉憲治駐中国大使らが男性と領事面会を行っている。 日本政府関係者によると、これまでのところ男性の健康状態に大きな問題は確認されていない。 中国当局は「国家安全」を重視する姿勢を鮮明にしており、昨年7月にはスパイ行為の定義を拡大した改正反スパイ法を施行した。 外資企業は警戒を強め、対中投資の意欲低下につながっていると指摘される。中国で拘束の大手製薬会社の日本人社員 起訴 2024年8月21日 19時57分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240821/k10014555211000.html 中国でスパイ行為に関わったとして国家安全当局に逮捕され、1年5か月にわたって拘束状態にある大手製薬会社の日本人男性社員が中国の検察に起訴されたことがわかりました。 拘束はさらに長期化するおそれが出ています。 起訴されたのは、大手製薬会社、アステラス製薬の50代の日本人男性社員です。 この男性は去年3月、スパイ行為に関わったとして中国の首都・北京で国家安全当局に拘束されたあと逮捕され、これまで1年5か月にわたって拘束状態に置かれてきました。 中国の検察はことし3月、男性を起訴するかどうか決めるための審査に入っていましたが、北京にある日本大使館によりますと、今月中旬、男性を起訴したという連絡が入ったということです。 具体的にどういった行為がどのような罪に問われているのかや、今後の審理の予定などは明らかになっていません。 日本政府はこれまで男性の早期解放を繰り返し求めてきましたが、起訴されたことで、今後は裁判の手続きに入ることになり、拘束はさらに長期化するおそれが出ています。 北京の日本大使館は 「これまで本人や家族との面会などできる限りの支援を行ってきた」 「今後も引き続き早期解放を強く申し入れていく」 としています。 中国では、2014年に反スパイ法が施行されて以降、外国人がスパイ行為に関わったとして当局に拘束されるケースが相次いでいますが、法律の定義が曖昧でどういった行為が問題視されるのか明確ではないため、外国企業などの間では懸念が強まっています。 ■アステラス製薬「裁判係属中 コメントは控える」 拘束状態に置かれてきた日本人男性社員が中国の検察に起訴されたことについて、アステラス製薬は 「起訴されたことは事実です」 「それ以上については、裁判係属中なのでコメントは控えさせていただきます」 と話しています。 ■中国で日本人の拘束相次ぐ 少なくとも17人 中国では、2014年に 「反スパイ法」 が施行されて以降、日本人がスパイ行為に関わったなどとして当局に拘束されるケースが相次いでいて、これまでに少なくとも17人が拘束されました。 このうち10人に対しては裁判で実刑判決が確定しています。 ただ、裁判は非公開で、いずれのケースもどのような経緯で拘束され、どういった行為が問題視されたのかは一切明らかになっていません。 また、17人のうち、これまでに6人が刑期を終えて帰国、5人が途中で拘束を解かれて帰国していますが、1人は服役中に病気で亡くなっています。 一方、帰国できていないのは、現在、服役中の3人と、今回のアステラス製薬の男性社員を含む起訴された2人の、合わせて5人となっています。 2016年に北京で拘束され、おととし10月に刑期を終えて帰国した民間の日中交流団体の鈴木英司さんは、帰国後の会見で 「裁判は非公開で証人申請はすべて却下された」 などと述べ、中国の裁判所の判決は不当だったと訴えました。 なかには、中国政府系のシンクタンクの招きで中国を訪問していた大学教授が一時拘束されたケースもあります。 去年7月にはスパイ行為の定義が拡大された改正反スパイ法も施行され、中国に進出する日本企業や日本の研究者などの間では懸念が広がっています。 「改造車内で若い兵士の腎臓と眼球摘出」 元中国医師が「臓器狩り」証言、台湾で会見 2024/7/15 21:10 https://www.sankei.com/article/20240715-VOFN6V4IBNMPRI4O5IYN2YT4CM/ 台湾の立法委員(国会議員に相当)や民間団体が2024年7月15日記者会見し、中国でドナーの同意を得ない 「生体臓器の収奪」 と違法な臓器移植が横行しているとして、規制のための立法を各国に呼び掛けた。 会見では中国の元医師でカナダ在住の鄭治氏が、中国軍の病院で自ら目撃した臓器摘出の実態について生々しく証言した。 鄭氏によると、臨床実習生として遼寧省の瀋陽軍区総医院(現北部戦区総医院)に勤務していた1994年、上司に 「秘密軍事任務」 への参加を命じられた。 当時18歳に満たない兵士から臓器を摘出し、軍高官に移植する手術だったという。 手術は臓器摘出のために改造された車両の中で行われた。 手足を縛られた若い兵士が軍の監獄から車内に運ばれ、麻酔を使わないまま左右の腎臓が摘出された。 鄭氏は眼球を取り出すよう命じられたが、恐怖で何もできず、別の医師が行ったという。 鄭氏は 「兵士の目はまだ動いており、私をじっと見ていた」 と言葉を詰まらせながら振り返った。 中国当局の 「臓器狩り」 疑惑を巡っては、当局が邪教とみなす気功集団 「法輪功」 の信者が対象になっていると指摘されてきた。 鄭氏は2005年、家族と親しかった中国共産党政治局員の側近から 「湖北省武漢にある省公安局の地下には法輪功の信者がぎっしりと収容され、未成年者も含まれている」 と聞いたという。 こうした状況に衝撃を受けた鄭氏は同年出国し、カナダ政府に保護された。 カナダの元閣僚や弁護士らが2016年にまとめた報告書は、中国当局が年間6万〜10万件の臓器移植を実施していると推計し、臓器の供給源がウイグル人やチベット人、法輪功信者らだと指摘している。 また国連人権理事会の特別報告者は2021年、中国当局が囚人から同意を得ずに臓器を摘出している懸念があるとして、独立機関による調査を受け入れるよう中国政府に求めたが、中国側は否定し調査を拒否した。 記者会見を主催した台湾の与党・民主進歩党の許智傑立法委員は、中国の臓器収奪に歯止めをかけるための法整備を超党派で進める意向を示し、第二野党、台湾民衆党の陳昭姿立法委員も賛同した。 中国当局のアステラス邦人社員拘束、首脳会談後も進展なし スパイ防止法制定機運もなし 2024/3/24 17:18 https://www.sankei.com/article/20240324-6XCUW6UQ4VKOBIZPBLE7X7JJX4/ 日本政府は中国当局に拘束されているアステラス製薬の日本人男性の早期解放を中国側に求めているが、2023年11月の日中首脳会談の後も状況に前向きな変化はない。 むしろ中国政府は男性の起訴の可否を判断する段階にプロセスを進めており、解放に向けた決定打を見いだせていない。 中国は2014年に反スパイ法を制定したが、外務省によると2015年5月以降、 「国家安全に危害を与えた」 などとして、日本人17人が拘束された。 このうち起訴前に解放された5人と刑期を終えた6人の計11人が帰国したが、1人が病死し、帰国を果たせなかった。 残る5人が拘束中で、うち3人が服役中だ。 外務省幹部は2024年3月22日、中国での邦人拘束について 「政府として重大な関心を持って、中国に日本の立場を明確に申し入れている」 と説明した。 だが、早期解放に向けた交渉に関しては 「外に言うことで、何らかの影響を及ぼす可能性もある」 「具体的には申し上げるのは差し控えたい」 と述べるにとどめた。 2023年11月16日には、岸田文雄首相が米サンフランシスコで中国の習近平国家主席と会談し、アステラス社員を含め、拘束されている邦人の早期解放を改めて求めた。 アステラス社員には垂秀夫前駐中国大使が在任中の2023年11月28日、垂氏の後任の金杉憲治大使が2024年1月30日に領事面会し、健康状態などを確認している。 だが、解放に向けた動きは首脳会談を挟んでも 「残念ながら、進んでいない」(外務省幹部) のが実情だ。 与野党の一部には 「中国の反スパイ法に対抗するために、日本でも、スパイ交換のできるスパイ防止法の整備が絶対に必要だ」 (日本維新の会の松沢成文参院議員、令和5年11月30日の参院外交防衛委員会) との意見がある。 しかし、政府・与党内でそうした法律の制定を図る機運は今のところない。 アステラス社員拘束から1年、中国が起訴可否の判断審査 解放めどたたず、警戒強める外資 2024/3/24 16:05 https://www.sankei.com/article/20240324-J2HJVNKDWJMYVOGQC6BCKIQHDI/ 北京市でアステラス製薬の日本人男性社員がスパイ容疑で拘束されてから2024年3月で1年となった。 中国当局は起訴の可否を判断する審査に入っており、日本側が求める早期解放が更に難しくなる可能性が高まっている。 外資企業は警戒を強め、対中投資の意欲低下に繋がっているが、中国当局は 「国家安全」 を重視する姿勢を崩していない。 拘束は2023年3月25日に表面化した。 男性は駐在期間を終え、2023年3月20日に北京の空港から帰国予定だった。 同日、空港に向かうため北京中心部のホテルを車で離れたのを最後に消息不明となり、北京市国家安全局に拘束されたとみられている。 男性は取り調べのため当局が指定した場所に留め置く 「居住監視」 措置を経て、2023年10月に正式に逮捕された。 中国当局は2024年3月18日、男性を起訴するかどうかの審査を始めたと日本政府に通知した。 中国では原則1カ月以内、最長でも6カ月半以内に起訴の可否を判断する。 起訴されて公判手続きに入れば、男性の解放は難しさを増す。 在中国日本大使館は男性と11回の領事面会を実施。 2023年11月に垂秀夫(たるみ・ひでお)駐中国大使(当時)、2024年1月には金杉憲治(かなすぎ・けんじ)駐中国大使がそれぞれ男性と領事面会した。 男性の拘束は中国でビジネスを行う日系企業関係者らに衝撃を与えた。 男性は、中国に進出する日系企業の団体 「中国日本商会」 の幹部を務めたこともある現地ではよく知られたベテラン駐在員だったからだ。 中国側は拘束理由を 「刑法と反スパイ法に違反した疑い」 などとしたが、拘束の経緯や具体的な容疑事実を明らかにしておらず、日系企業の駐在員は 「何が問題で、何に気を付ければいいか分からない」 と懸念する。 安全面から中国出張を中止する日本企業幹部も出ている。 中国国家外貨管理局によると、2023年の外資企業の中国への直接投資は前年比8割減り、30年ぶりの低水準だった。 北京の日系企業関係者は 「中国市場の悪化と安全リスクの高まりが重なり、日本の本社が中国事業の優先度を下げるようになっている」 と指摘する。 学術面でも影響が出ている。 北京大国際関係学院の賈慶国(か・けいこく)教授は2024年3月上旬、改正反スパイ法が留学生減少の一因になっていると中国の交流サイト(SNS)に投稿した。 投稿によると、10年前の2014年ピーク時に約1万5000人だった米国からの留学生は2023年には約350人にまで落ち込んだという。 中国当局は、国内外からの懸念に正面から向き合おうとしていない。 2023年7月にスパイ行為の定義を拡大した改正反スパイ法を施行し、2024年2月には国家秘密の保護に関して中国共産党の指導堅持を明文化した国家秘密保護法の改正案を可決した。 中国外務省の林剣(りん・けん)報道官は2024年3月20日の記者会見で、男性の拘束を巡り日本側に対して 「中国の法律を順守し、中国で違法犯罪活動に従事しないよう、自国民に教育や指導をするよう望む」 と主張した。 中国で拘束続く製薬会社の日本人男性社員 検察が起訴審査に 2024年3月19日 23時34分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240319/k10014396541000.html 中国の北京でスパイ行為に関わったとして現地の国家安全当局によって逮捕された大手製薬会社の日本人男性社員について、中国の検察が起訴するかどうか決めるための審査に入ったことがわかりました。 大手製薬会社、アステラス製薬の50代の日本人男性社員は、2023年3月にスパイ行為に関わったとして、中国の首都 北京で国家安全当局に拘束され、その後、逮捕されました。 日中関係筋によりますと中国の検察は2024年3月18日、この男性を起訴するかどうか決めるための審査に入ったということです。 審査の途中、追加の捜査が行われる可能性もあり、審査の期間は最長で6か月半となっています。 起訴されれば裁判に向けた手続きに入り、解放は更に困難になるため、日本大使館は 「早期解放を引き続き強く申し入れていく」 としています。 男性は拘束されてから2024年3月で1年となり、北京市内の収容施設で拘束状態が続いています。 現地の日本大使館の職員が定期的に面会していて、金杉憲治大使も着任直後の2024年1月に面会を行っています。 中国ではスパイ行為に関わったとして、日本人を含む外国人が拘束されるケースが相次いでいますが、法律の定義が曖昧で、どういった行為が問題視されるのか明確ではないため、外国企業などの間では懸念が強まっています。 平井宏治の経済安保最前線 日本人帰国急げ!反スパイ法改正、強まる中国の「密告監視」社会 企業が構築した商務部などとのパイプは力を失った 2023.11/1 06:30 https://www.zakzak.co.jp/article/20231101-3MQOILQKY5MNNIN2OEYDA54FDY/ 中国共産党の習近平総書記(国家主席)の3期目体制は先週、1年を迎えた。 習指導部はこの間、軍事的覇権拡大を進めたうえ、2023年7月に 「反スパイ法」 を改正して、スパイ行為の定義を大幅に拡大した。 中国に進出した外資系企業の間では、取り締まり強化への警戒感が強まっている。 経済安全保障アナリストの平井宏治氏は、日中関係の冷却化を受け、仕事熱心な日本人社員が標的になる危険性を指摘する。 「国家の安全」 が経済や外交よりも優先され、密告を奨励する 「相互監視社会・中国」 に迫った。 ◇ 中国当局が、北京市で2023年3月にスパイ容疑で拘束したアステラス製薬の日本人男性社員を正式に逮捕し、日本企業の間に衝撃が走った。 改正反スパイ法は、習主席が2014年に提唱した 「総体国家安全観」 に基づいている。 総体国家安全観とは、国家の安全という概念を幅広い分野に適用し、包括的・統一的・効果的に国家の安全を実現し、維持していくことを目指すものとされ、11項目が挙げられている。 中国外交部は 「中国は法治国家だ」 「法に基づき関連案件を処理し、当事者の合法的な権利を保護する」 と言うだけで、具体的なスパイ容疑を明らかにしない。 中国でスパイを取り締まる国家安全局としては、広汎で抽象的な概念を利用し、その裁量で拘束・逮捕できることに意味があるからだ。 アステラス製薬は、臓器移植後の拒絶反応を抑制する効果がある免疫抑制剤 「プログラフ」 を全世界で販売している。 逮捕された日本人社員は、中国でこの薬の販売に深く携わっていたため、薬の使用頻度を通じて臓器移植手術の実態を把握していたのではないか。 帰国後、中国の臓器移植の実態を明らかにされることを恐れた中国政府が拘束したと推理できる。 このように、中国とのビジネスに熱心に取り組み、仕事を通じて、中国の実態を知ってしまった在中日本人が、国家安全局の標的になるリスクが高い。 中国は、不動産大手「中国恒大集団」や、同「碧桂園」の債務不履行など不動産バブルが崩壊し、経済の失速を減速するため、外資による経済活動の継続を必要としている。 中国の王文濤商務相は2023年7月17日、日中投資促進機構と意見交換し、 「積極的に(改正反スパイ法の)誤解を解いていくよう動きたい」 と強調した。 商務部は2023年7月21日、改正反スパイ法に関する説明会を開催し、事態の沈静化を試みた。 しかし、改正反スパイ法では、国家安全局が、商務部や外交部などを監督・監視・指導する立場にあることを見落としてはならない。 習近平体制が異例の3期目に突入し、独裁色が強まり、総体国家安全観順守が大前提となり、国家安全局が、何が国家の安全と利益を損なうかを最終判断する。 国家の安全が経済や外交よりも優先され、日本企業が構築してきた商務部などとのパイプは力を失った。 国家安全局の上部組織、国家安全部は2023年8月、商務部の努力をあざ笑うかのように、SNS「微信(ウィーチャット)」に、公式反スパイ活動アカウントを開設、通報を呼び掛けている。 中国は密告を奨励する相互監視社会になり、国家安全局の裁量1つで拘束される国になった。 事態の変化に対応し、日本企業は日本人の帰国に直ぐにでも取り組む必要がある。 ”臓器狩り”で中国高官寿命150歳の邪心 中国では毎年6〜10万人の若者が内臓を盗まれている WiLL2023年6月号 漫画家 孫向文 ■目指すは「150歳の寿命」 医療や科学技術の発達により、 「人生100年時代」 どころか、近い将来 「人生120年時代」 が到来すると言われています。 僕なんかは、 「そんなに長く生きてもなあ・・・」 と思ってしまうのですが、世の中には”人生150年時代”を夢見る人たちがいます。 中国共産党の高官です。 2019年、米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)は、中国共産党高官の御用達病院である北京301病院の広告映像を入手しました。 そこでは 「981高官健康プロジェクト」 なる怪しげな健康法が謳われ、癌や心血管疾患予防、アンチエイジング、慢性病の管理、健康的な生活スタイル、臓器機能再生に重点を置き、 「150歳の寿命」 という目標が掲げられています。 同広告によると、既にこのプロジェクトによって中共高官の平均寿命が著しく伸びていて、2000年の時点で中共高官の平均寿命はアメリカの政治家よりも2〜3年短かったのですが、2010年の時点でアメリカの政治家の平均寿命を10年以上も上回っているというのです。 中国の医療技術はアメリカよりも劣っているのに、どうして平均寿命が逆転したのでしょうか。 この広告映像が公開されると、ネット上では 「中共高官は”特別な治療法”を受けている」 という非難の声が上がり、公開の翌日に削除されています。 ■中国臓器狩りの恐怖 人間の限界寿命は、現代医学をもってしても120歳と言われています。 実際に世界で一番長生きした人は、122歳まで生きたフランス人女性のジャンヌ・カルマンさん(1997年没)、日本人では119歳で亡くなった田中カ子(かね)さん(2022年没)、150歳どころか130歳の壁も超えられていません。 では、中共高官たちはどうやって150歳まで生きようとしているのか。 1950年代から1960年代にかけては、若くて健康な人の血液を、老いた自分の血液と入れ替える長寿法が行われましたが、功を奏していません。 そこで白羽の矢が立ったのが、 「臓器移植」 です。 米共和党のクリス・スミス下院議員は、 「毎年、習近平と中国共産党の下で、6万人〜10万人の若者(平均年齢28歳)が冷酷に殺害され、内臓を盗まれている」 と述べています。 一般的に、人間の臓器は加齢とともに徐々に退化・老化していき、健康な人でも40歳になると臓器の機能は80%、50歳になると70%、70歳になると35%に低下します。 そういう意味で28歳の臓器は最も成熟し、健康的な臓器です。 中共高官たちは、その若い臓器を自らに移植し、命を長らえさせようとしているわけです。 とはいえ、28歳という若者が病や交通事故で亡くなり、ドナーとして臓器を提供してくれるケースは稀です。 臓器は刑務所の死刑囚人、あるいは法輪功の修行者やウイグル人への 「臓器狩り」 で集めています。 ウイグル人はイスラム教の教えから酒を飲まず、豚肉も食べないので、同じイスラム教の中東諸国の 「お客様」 にとって 「浄化の体」 で良質な臓器としてターゲットにされます。 そもそも中共高官たちは、彼らのことを”人間”だと思っておらず、臓器の強制摘出は生きたまま、麻酔ナシで行われることが多い。 何故なら、外科医の話によると、麻酔薬は細胞に悪影響を与えて、麻酔薬を打たずに取り出した臓器は 「商品価値」 がプラスになるからです。 今では、中国政府はマフィアや闇医者を雇用してまで臓器狩りをするなど、巨大な産業になっています。 臓器移植をする医師の給料を払うだけで、1人の人間から角膜、肝臓、腎臓、心臓・・・と、莫大な利益を生むことができるわけですから、中国のGDPの半分近くが臓器狩りによるものではないかと睨んでいます。 ■臓器の待機時間は僅か4時間 一般的に臓器移植の待機時間は1〜3年と言われていますが、中国の元軍医、汪志遠氏が制作したドキュメンタリー映画 『臓器狩り 十年の調査』(ユーチューブにて閲覧可能)によると、中国国内での臓器の待機時間は僅か4時間だというのです。 アステラス製薬の社員である50代の日本人男性が 「反スパイ法」 に違反した疑いがあるとして中国当局に拘束された事件が注目されましたが、ネット上ではこの事件の裏にも中国の 「臓器狩り」 があると囁かれています。 臓器移植をした場合、移植された臓器は体内で異物と認識されるので、免疫細胞が拒絶しようと働きます。 アステラス製薬は、その拒絶反応を抑制するための免疫抑制剤 「プログラフ」 を世界中で販売しており、中国でも使われていた。 中国政府は、欧米の人権団体が中国国内におけるプログラフの販売数・使用数から 「臓器狩り」 の件数を把握していていると睨み、アステラス製薬に脅しをかけたのではないでしょうか。 台湾メディアによると、拘束された男性は過去に中国人社員と 「プログラフは中共高官の”闇の臓器移植”に使われているんだろ?」 と会話していたとスクープしています。 こうした会話をするだけでも、中国では 「国家機密に触れる」 として反スパイ法で拘束されてしまうのです。 免疫抑制薬(内服薬) プログラフ https://medipress.jp/medicines/1 カルシニューリン阻害薬と呼ばれるタクロリムス(プログラフ、グラセプター)、シクロスポリン(ネオーラル)は免疫抑制の中心となる薬剤です。 Tリンパ球の働きを抑えてくれる薬剤です。 一般名 タクロリムス水和物 製薬会社 アステラス製薬株式会社 この薬の作用 主にヘルパーT細胞の活性化を抑え、サイトカイン産生など異常な免疫反応を抑えます。 この薬の効果 通常、移植後(腎・肝・心・肺・膵・小腸・骨髄)の拒絶反応や移植片対宿主病(骨髄移植のみ)を抑えるために用いられます。 『臓器狩り 十年の調査』(日語) https://www.youtube.com/watch?v=uD14M1gkrvs 米下院、中国共産党による臓器狩りを罰する法案を可決 https://jp.minghui.org/2023/04/02/90440.html 中国共産党指導者の超長寿計画 目指すは150歳 2019年9月26日2035 https://www.visiontimesjp.com/?p=3472 中国高官の健康プロジェクト「寿命150歳を目標」 若者から臓器移植か 2019/09/17 18:00大紀元 https://news.nicovideo.jp/watch/nw5935273 林芳正は外相失格 Hanada2023年6月号 ジャーナリスト 藤田慎太郎 中国・北京でアステラス製薬の現地法人幹部Aが、スパイの疑いで拘束されてから1カ月後、驚くべき情報が永田町を駆け巡った。 Aは、駐在歴20年を超える中国通。 製薬業界だけでなく、商社マンや新聞・テレビの北京特派員らとの付き合いも深い。 日系企業で作る 「中国日本商会」 副会長を務めたほどの顔役であり、中国政府や共産党幹部との付き合いを自慢する 「親中派」 でもあった。 そんな彼が、何故拘束されたのか。 永田町情報によると、中国側は、国際的スキャンダルになっている 「臓器移植」 や 「新型コロナウイルス」 に関する重要情報がAの口から漏れるのを恐れ、口封じのため拘束したというのだ。 欧米の人権団体の調査によると、中国では年間60,000〜100,000件もの臓器移植手術が行われているという。 日本では2022年、108人のドナーから死後、臓器の提供を受け、延べ455件の手術が実施されたのみ。 桁が1桁どころか2桁も違う。 一方、中国国内のドナー登録者は、累計で3,500,000人(2021年)で、このうち死亡後に臓器を提供した人は累計で僅か33,000人。 1年間の手術数さえ賄えない。 しかも、中国での臓器移植は待ち時間が短いのが特徴で、日本人も利用している。 永田町では、親中派で知られる自民党重鎮の秘書が重い肝臓病を患い、1カ月ほど見かけないと思っていたら、中国に渡って移植手術を受けていた、なんてこともあった。 では一体、公式発表でもアジア1位の件数を誇る移植手術に必要な臓器は、どこから供給されているのか。 欧米の人権団体は、 中国で迫害を受けている 「法輪功の信者」 やウイグル族など 「少数民族の政治犯」 が、本人の意志と関係なく 「ドナー」 にされている可能性が高いと指摘しているが、決定的な証拠に乏しい。 その証拠となるデータをAが国外に持ち出そうとした、と中国側は疑っているという。 アステラス製薬は、30年近く前に中国に進出して以来、かの国の臓器移植と深く関わってきた。 主力製品である免疫抑制剤 「プログラフ」 は、臓器移植に欠かせない薬剤として着実に中国での売り上げを伸ばし、売り上げに比例するように移植手術も激増した。 その販路拡大の先頭に立ってきたのがAであり、納入先の病院や薬品供給量から推定される手術数など臓器移植に関する基本情報を得られる立場にあった。 もう1つ、中国側がAに疑いを掛けたのが、武漢で発生した新型コロナウイルスに関する情報収集である。 現地に駐在する製薬会社の社員として、感染症に関する情報収集は当然の行為なのだが、 「平凡なデータが国家機密に指定されている場合がある」(北京駐在員) から油断できない。 しかも中国は、霞が関と永田町に強固なスパイ網を敷いている。 同じく 「親中派」 なのにスパイの疑いで拘束され、6年を獄中で過ごした元日中青年交流協会理事長・鈴木英司は、旧知の中国人からこう忠告されたという。 「(日本政府)内部に相当なスパイがいます」 「大変なことです」 「日本に帰ったら必ず公表してください」 (『中央公論』令和5年1月号) 一時帰国中に公安調査庁や内閣情報調査室の職員と接触したら誰でも 「スパイ」 と見做す、という中国の理不尽な姿勢に、日本政府は対抗策を何1つ打ち出せていない。 「ポスト岸田」 を狙う林芳正が、おっとり刀で北京を訪ねてAの釈放を求めたのは外相として当たり前だが、全くのゼロ回答だった。 日中友好議員連盟の会長まで務めた 「親中派」 の実力なんて、ぜいぜいこの程度。 しかも談判している相手に笑顔を見せている写真を撮られ、中国の新聞やテレビに流されたのだから、子供の使いにもならなかった。 夕刊フジが1面で 「外相失格」 の大見出しを打っていたが(2023年4月11日付)、まさにその通り。 外相失格であるばかりでなく、総理候補としても失格だ。 同じ宏池会の首相もさぞ落胆しただろうと思っていると、さにあらず、平気の平左なのである。 そこで、ハタと気が付いた。 外相の談判失敗は、織り込み済みだったのだ。 衆院に鞍替えし、今や名実共に宏池会ナンバー2となった林芳正は、岸田首相にとって目の上のたん瘤。 しかも、自分が3度も落ちた東大法学部を卒業しているのも気に入らない。 ここで得点を稼がれるより、 「林はまだまだだね」 という世評が定着する方が、2024年に迫った総裁選を乗り切るのに好都合なのだ。 本邦初の女性宰相を狙う高市早苗も、奈良県知事選敗北で元気なく、関西での自民党沈没を阻止できなかった幹事長・茂木敏充も評価を落とし、ライバルたちは脱落しかかっている。 本当に恐るべきは、岸田文雄だった!?
[12初期非表示理由]:管理人:関係の薄い長文多数のため全部処理
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