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総裁選は大乱戦の様相だが…岸田の次は“貧乏クジ”で「短命政権」確定 自民選挙対策のプロが説く根拠
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/359177
2024/08/16 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし
斎藤健経済産業相も意欲?(C)共同通信社
岸田首相が9月の自民党総裁選への不出馬を表明したことで、戦いの号砲が鳴り、「ポスト岸田」に色気を見せるメンメンが我も我もと動き出した。
「閣僚も気兼ねなく」
15日官邸で開かれた閣僚懇談会の後、岸田は「閣僚も気兼ねなく、堂々と論戦を行って欲しい」と出馬を促す異例の対応。さっそく現職閣僚からは、既に名前の挙がっている河野デジタル相(61)や高市経済安保相(63)だけでなく、斎藤健経済産業相(65)が「総裁選に出るべきだとの連絡が数多く寄せられた。声を真剣に聞かないといけないと思う」と意欲をにじませた。上川陽子外相(71)も「何をすべきか熟慮した上で決断し、行動に移す覚悟だ」と否定しなかった。
他にも、林官房長官(63)、茂木幹事長(68)、石破元幹事長(67)、小泉進次郎元環境相(43)、小林鷹之前経済安保相(49)、加藤勝信元官房長官(68)、野田聖子元総務相(63)の立候補が取りざたされ、大乱戦の様相だ。もっとも、推薦人20人のハードルがあるので、実際に出られるのはせいぜい4〜5人だろう。1回目の投票で過半数を取る人がいなければ、上位2人の決選投票となる。
だが、そんな“狭き門”を勝ち抜いても、今度の勝者は「貧乏クジ」の可能性が高い。自民党お得意の「疑似政権交代」で表紙を刷新し、その勢いで秋の解散・総選挙に突入――を必勝シナリオに描くが、世論の逆風は簡単には収まらないため、首相になっても、在任1〜2カ月の短命政権で終わってしまいかねないからだ。
「誰が総裁になったとしても、次の選挙は厳しいと思います」
総裁選「選挙のため」と国民に見透かされている
こう断言するのは、長年、自民党の選挙対策に携わってきた元党事務局長で「選挙・政治アドバイザー」の久米晃氏だ。
「今度の総裁選は、これまでのような『疑似政権交代』にはなり得ません。選挙に向けて『よりマシな人を選ぼう』としているわけですが、岸田さんなら70議席減が、新総裁で20減や30減にとどめられるかどうかという話で、マイナスをプラスにひっくり返せることはない。積もり積もった自民党への不信感が強すぎて、支持率が爆発的にアップすることはないでしょう」
今度の総裁選が「選挙のため」だと国民に見透かされていることも、ネガティブ要因だという。
「派閥のパーティー券をめぐる問題でも、『何をやっているんだ』という国民の怒りは収まっていない。物価高対策や賃上げでも国民の期待に応えられていない。政治で重要なのは、危機への対処と将来の展望を示すことです。とにかく岸田さんよりマシな人に代えて、というだけで選挙をやっても自民党は負ける。単独過半数を割り込むようなことがあれば、総裁の責任論が出てくるでしょう」(久米晃氏)
誰が貧乏クジを引くことになるのか。
◇ ◇ ◇
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