http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/849.html
Tweet |
https://www.asahi.com/articles/ASS793C1YS79UTFK00GM.html?iref=pc_politics_$PAGE_TYPE_EN_list_n
今回の都知事選挙では、数々の「異常」が有権者の眉を顰ませた。
候補者の乱立、掲示板の商品化、ふざけた政見放送などなど、政治に対するモラルの低下の激しさをうかがわせるものが多い。
いずれも、憲法で保障されている権利(自由)について無知か、はき違えていることに起因するものだ。
その中でも、「メディアの報道姿勢の異常さ」は特筆に値する。
このことも、所謂「報道の自由」を完全にはき違えている結果と言わざるを得ない。
「報道の自由が保障されている」とされているのは、報道が「国民の知る権利に奉仕するもの」だからとの前提に立っている。
そんなものは糞喰らえとばかりに、今回は特に、小池都知事の醜聞隠しと、「蓮舫叩き」の執拗さ、陰湿さは異常を超えて「病的」ですらあった。
民主党が政権を奪取した直後から下野するまでの間に見られた、民主党政権の閣僚を標的にしたメディア総動員での人格攻撃を思い出した人も多かったのではないか。
これほどの執念を、自民党と旧統一教会との関係解明に、自民党の裏金事件の真相解明に、或いは、選挙を契機に都政の「ブラックボックス」の追及に傾けることができれば、日本のメディアもジャーナリズムを取り戻すドアを開けることができたかもしれないが・・・。
ま〜、今の体たらくでは、「権力の犬」になり果てて、食っていくしか能が無いとの結論しか導き出せない。
そんな中、立憲民主党が、都知事選挙の敗北を「総括」するというニュース。
「勝敗は兵家の常」という。
「負けに不思議の負けなし」ともいう。
立憲民主党の幹部、重鎮も思い出したのではないか、「あの時」のメディアの「狂気」を。
以下に記事の全文を転載する。
立憲民主党の岡田克也幹事長は9日の記者会見で、東京都知事選で支援した蓮舫氏の敗北について、党本部主導で「総括」に着手する考えを明らかにした。
党幹部によると首都のトップを決める地方選とはいえ、党本部による総括は異例という。
岡田氏は「無党派層を取る戦略を持っていたが、必ずしも沿わない部分があった。分析、検証して次の総選挙に生かす」と語った。
無党派層の支持を欠いた要因について共産党との連携と見る向きがあり、総括でも最大の焦点になる可能性があるが、岡田氏は「何か足を引っ張ったとは思っていない。無党派層を取りに行くのは我々がしないといけないことだ。共産に(蓮舫氏支援を)しっかりとやって頂いたことは、全然関係のない話だ」と述べた。(大久保貴裕)
記事の転載はここまで。
メディアの「狂気」に比べて、岡田氏の意識はまだ冷静だ。
「何か足を引っ張ったとは思っていない。無党派層を取りに行くのは我々がしないといけないことだ。共産に(蓮舫氏支援を)しっかりとやって頂いたことは、全然関係のない話だ」
「・・・無党派層を取りに行くのは我々がしないといけないことだ。・・・」
小池氏、石丸氏と蓮舫氏、三者の中で後れを取ったとされている「無党派層の支持」。
政策論争から逃げ回った小池氏、中身が空っぽの、お題目を並べただけの石丸氏。
そんな人の後塵を拝した蓮舫氏。
投票率は前回よりも5%ほど上昇し、約60%だったという。
その前の補選3連勝との違いはなんなのか。
立憲民主党は、何処に原因を求めるのか・・・。
「野党共闘」は、どこに反省点を求めるのか・・・。
来たる総選挙での政権交代の成否は、この「総括」にかかっていると言っても過言ではない。
今回の都知事選挙で改めて分かったことは、
日頃は不偏不党を装っている「メディア」も、ご主人様危うしとなれば、ギバをむき出しにして「野党共闘」に襲い掛かってくる。
そのメディアの「第4の権力」といわれるほどの力はまだまだ衰えていない。
そのメディアがネガティブキャンペーンを張れば、「野党共闘」は素手で闘っても勝ち目はない。
SNSが「第5の権力」といわれるほどの影響力を持ちだしている昨今、ネット戦略が重要さを増していることは間違いない。。
そして、その範疇については「おじさん」ではダメなこともはっきりしている。
選挙戦略も世代交代が必要ということになるのか。
立憲民主党の「総括」に期待したい。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。