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https://mainichi.jp/articles/20240706/k00/00m/030/139000c
これは、バイデン大統領の「失言」なのか?。・・・そうなのか?
そう思っている、そう思いたいのは日本政府だけじゃないのか?
それと政府寄りのメディアだけじゃないのか?
失言とは、「言うべきではないことを、うっかり言ってしまうこと。」
とすれば、ハードルはかなり高い。
第一に、「言うべきではないこと」なのかどうか。
第二に、「うっかり言ってしまった」のかどうか。
日本政府からしてみれば、
「言われては困ること」であり、あれだけバラさないでと懇願し、出すものは出してきたのに、言ってしまうのは、きっと「うっかり言ってしまった」のだと。
日本政府は、
裏切られたのではなく、「つい、うっかり・・・」なのだと。
そう思いたいのだろう。
バイデン大統領にしてみれば、決して「失言」ではないのだが。
以下に記事の全文を転載する。
バイデン米大統領(81)は5日の米ABCテレビとのインタビューで、「私が日本に予算を増額させた」と述べた。日本の防衛予算の増額を念頭に置いた発言とみられる。バイデン氏は昨年6月にも防衛予算の増額について「私が彼(岸田文雄首相)を説得した」と発言し、「わが国自身の判断」とする日本政府の申し入れを受けて撤回した経緯がある。真意が問われそうだ。
バイデン氏は大統領としての外交上の実績を強調する中で、日本の防衛予算の増額に触れた。バイデン氏はこの他、2021年に発足した米国、英国、オーストラリアの3カ国の安全保障枠組み「AUKUS(オーカス)」なども成果として挙げた。【ワシントン松井聡】
記事の転載はここまで。
「わが国自身の判断」とする日本政府。
額面通りに受け止める日本人はいない。いわんやアメリカ人をや。
バイデン大統領が言う。
「私が彼(岸田文雄首相)を説得した」
と。
まさに外交におけるバイデン大統領自身の成果の宣言に他ならない。
「説得」とはどういうことか。ウィキペディアによれば、
合理的かつ象徴・記号的であり時には論理的とは限らない手段を利用して、ある考え、態度、または行動を相手にさせる目的の行為、または別の誰かを差し向ける過程、プロセスである。説得術は議論などを行ううえで相手を納得させるために必要な手法であり、様々なものが存在する。
「説得する」は"persuade"の訳語であり、相手を言い包(くる)めるという意味を含めて「説き伏せる」などという場合がある。
引用はここまで。
なにやら難しそうだ。
岸田首相の立場で言うと、要するに、
「私は、彼(バイデン大統領)に説き伏せられた」
ということになる。
説き伏せられた結果として、「わが国自身の判断」で防衛予算の増額を決定した、と言ったところで、国民に対しては何の説得力も持たない。
アメリカの「強要」に屈した、或いは、私欲のための「朝貢外交」の誹りは免れない。
だとすれば、最早「主権にかかわる問題」であり、「売国行為」までも疑わなければならない、重大事ということになる。
そういう疑念を抱いて、足元を見つめれば、
日本政府は、今では自衛隊を米軍に差し出して恥じない。
日本政府は、依然として、在日米軍の犯罪の隠蔽に加担し、沖縄の婦女子を米軍に差し出して恥じない。
日本政府は、そんな恥知らずな己を、国民の前に晒して恥じない。
これを売国奴の所業と言わずしてなんと言おう。
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