http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/801.html
Tweet |
都議補選は自民「ポスト岸田」の顔見せ興行…茂木幹事長ばかりに冷たい視線が注がれるワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/357180
2024/07/05 日刊ゲンダイ
苦戦自民の勝機のある選挙区ばかり。聴衆と握手も「ポスト岸田」狙い?(C)日刊ゲンダイ
東京都知事選と同じ7日投開票のもうひとつの首都決戦・都議補選が、さながら自民党総裁選の“顔見世興行”となっている。
都議補選は9選挙区(江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩=多摩市と稲城市)で行われており(定数各1)、自民は南多摩を除く、8選挙区に候補を擁立した。都知事選では、裏金自民の大逆風に巻き込まれるのを嫌った小池知事に「ステルス支援」を強いられていることもあり、自民党にとって真の戦場は都議補選だ。ここに「ポスト岸田」を狙うメンメンが次々、応援に入っているのだ。
河野太郎デジタル相は2日に足立区で街頭演説。もっとも、ヤジった聴衆に対し「こういうヤカラを許してはいけない」と発言して大ヒンシュクを買った。高市早苗経済安保相も2日に足立区入り。石破茂元幹事長は3日に八王子市と府中市に入り、4日に板橋区で街頭演説した。
裏金事件の謝罪せず裏目
問題は茂木敏充幹事長だ。3日に江東区の各種団体演説会に顔を出し、4日は府中市で街頭演説したのだが、この行動に冷ややかな視線が向けられている。
「自民は8つすべての選挙区で苦戦を強いられ、全敗もあり得る状況。与野党一騎打ちの足立や八王子は特に厳しい。ただ、そんな中でも、党の調査で最も勝てる可能性があるのは府中。次いで北、江東です。茂木さんが応援に入ったのは勝機のある選挙区ばかり。選挙後に『私が応援に行ったところは勝った』とアピールするのでしょう。幹事長は選挙の責任者です。党の支持が低迷し、苦しい選挙になっていることをわびてテコ入れするなら、より厳しい選挙情勢のところに入ってしかるべきなのに」(自民党ベテラン議員)
応援に入った選挙区での評判も散々だ。
「茂木幹事長は頼んでもいないのにやってきたうえ、裏金事件についての謝罪くらいして欲しかったが、ありませんでした。選対幹部は迷惑だと言ってました」(自民党の地方議員)
総裁選の党員票集め行脚のつもりがすっかり裏目だ。ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「『ポスト岸田』を見据えて、それぞれが都議補選を利用している状況です。河野氏、石破氏ら非主流派は厳しい選挙区に入り『批判的な世論はあるが、一緒に頑張ろう』と呼びかける。一方、茂木氏は幹事長としての存在感を示すことが目的でしょうから、勝てるところに入るわけです」
応援した自民候補が敗れたら、茂木はメンツ丸つぶれ。総裁選出馬も赤信号だ。
◇ ◇ ◇
茂木幹事長の選挙応援に対し、自民候補を支える陣営からは“悲鳴”があがっているとか……。
関連記事【もっと読む】には、同幹事長の嫌われぶりが詳しく書かれているから必読だ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。