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https://www.tokyo-np.co.jp/article/337484?rct=politics
日本国憲法第1章
第1条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
第2条
皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
天皇の地位が国民の総意に基づくものである以上、皇位継承問題に関しては、国民の総意に基づいて解決されなければならないのは当然だ。
国民の総意をどうやって確認すべきなのか。
確かな確認方法としては、「国民投票」しかないのではないか。
以下に記事(共同通信配信)の全文を転載する。
与野党の国会議員は2日、東京都内で開かれた皇室の伝統的な男系継承を掲げる集会に出席した。自民党の麻生太郎副総裁は、秋篠宮さまの次は長男悠仁さまという流れをゆるがせにしてはならないとして「皇位継承の仕組みを大きく変更するのは慎重の上にも慎重であることが求められる」と強調。国論を二分せず、立法府の合意形成に全力を尽くすと語った。
立憲民主党の野田国義氏は「国民世論の動向も踏まえるべきだ。各党派との議論を重ね、丁寧な議論を通じて立法府の総意をつくる」と表明。日本維新の会の馬場伸幸代表は「いつまでも結論を先延ばしにするならば、他国との交渉などもうまくいかないのではないか」と指摘した。
記事の転載はここまで。
記事よれば、
「・・・立法府の合意形成に全力を尽くす・・・」
とか、
「・・・立法府の総意をつくる・・・」
という意気込みだが、果たしてそれでいいのだろうか。
現在の立法府のメンバーは、皇位継承問題を争点にして国民から選ばれた人達ではないのは間違いない。
その事は、国民の代表とはいえ、皇位継承問題に関しては、国民の意見を代表しているとは言い難い。
そもそも、「国民の意見」など聞いてはいないのだから・・・。
すなわち、立法府でどれほど丁寧に議論を重ね、合意形成をしたとしても、そのことが「国民の総意」とは言えない。
今、立法府がやるべきことは、安定した皇位継承のための根本的な方策を議論し、複数の案を国民に示し、最終的には国民投票で、国民の総意を確認することではないか。
皇位継承問題が、一時の国会の勢力図に左右されるのはいかがなものか。
国民の声を聞こうとする姿勢を見せない立法府に、「思い上がり」はないか。
この問題に関しては、立法府は、国民に選択肢を示すところまでの議論にとどめ、最終的には主権者である国民の総意を確認するのが王道だろう。
そうしてこそ、主権者の納得も得られるというものだ。
「国民の総意」とは、そういうものではないか。
決して「立法府の総意」で代替できるものではない。
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