http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/586.html
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https://bunshun.jp/articles/-/71315
記事は次の言葉で終わっている。
「・・・これも都知事選の重要な論点では?」
「・・・後半はしどろもどろ。はっきり説明できないことを7年間も続けている。小池氏も朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人なのか? 歴史から目を背ける都知事でよいのか。・・・」
小池氏がはっきり説明できないことは、このことだけではない。
「詐称疑惑」は今もはっきりと説明していない。
そればかりか、裏工作の疑念まで持たれている始末だ。
動機は概ね「自己保身」。
都民は、私欲に憑りつかれ、気に入らない者は「排除」し、真実に背を向ける人物が都知事でよいのか。
以下に記事の抜粋を転載する。
今度の都知事選、現職の小池百合子氏が出馬するなら3期目を狙う立場になる。
ではこれまでの小池都政のレガシーとは何だろう? 本人は6月7日の会見で、
《2期目のレガシー(遺産)は何かと問われ、18歳以下の都民に月5000円を給付する事業「018サポート」や高校授業料の実質無償化について所得制限を設けなかったことを挙げ、「これらの所得制限を外すことは私のレガシーの一つだ」と述べた。》(毎日新聞6月8日)
小池都政の「負の遺産」
一方で、明治神宮外苑の再開発が「負の遺産」ではないかという質問に対しては「認識の差だと思う」と答えた。これらの質問は「報道特集」(TBS系)の日下部正樹キャスターが質問したものだ(8日の放送で流していた)。質問はまだあった。小池知事が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式典に、なぜ追悼文を送らないのか? である。追悼文は就任翌年の2017年から7年連続で送っていない。
私はこれぞ「負の遺産」ではないかとずっと感じていたので先日、・・・街頭演説を終えた乙武氏に「追悼文を送らない小池氏をどう思うか。乙武さんも賛同しているのですか」と質問したところ、乙武氏は「すべて考えが一緒であることはない」というような返答だった。
なぜ小池氏は追悼文を送らないのだろう?
2017年に何があった?
理由について「毎年(都慰霊協会が営む)大法要において、都知事として犠牲となった全ての方々への哀悼の意を表している」と小池氏は昨年述べている(時事通信2023年9月1日)。しかしこれは話のすり替えだ。朝鮮人犠牲者は地震で亡くなったわけではない。デマによって起きた虐殺で亡くなったのだ。小池都知事は歴史の事実に向き合おうとしていない。
では追悼文を送付しなくなった2017年に何があったのか?
当時の記事を調べてみると、3月の都議会でこんなやり取りがあった。
《小池氏は3月、都議会で自民党都議が虐殺の犠牲者数について、主催団体が案内文でも触れている「6千余名」とする説を根拠が希薄などとして問題視し、追悼文送付を見直す必要性を指摘したのに対し、「毎年慣例的に送付してきた。今後については私自身がよく目を通した上で適切に判断する」と答弁して見直しを示唆した。》(朝日新聞デジタル2017年8月24日)
つまり、追悼文取りやめは自民党都議の質問がきっかけだった可能性が高い。・・・
『朝鮮人犠牲者追悼碑の改善を 戦没者を追悼し靖国神社参拝を』古賀俊昭(自民党)
自民都議・古賀俊昭氏の質問で注目したのは次の言葉だ。
《私は、小池知事にぜひ目を通してほしい本があります。ノンフィクション作家の工藤美代子さんの『関東大震災「朝鮮人虐殺」の真実』であります》
・・・
・・・ネット上で広まる「虐殺はなかった」論は工藤美代子氏らの言説の鵜呑みが多いのだ。古賀都議はその本を小池氏に紹介していた。
古賀都議は質問の中で、朝鮮人追悼碑に犠牲者の数として「6000人」という数字が刻まれていることを「事実に反する一方的な政治的主張」で「むしろ日本及び日本人に対する主権及び人権侵害が生じる可能性があり、今日的に表現すれば、ヘイトスピーチであって、到底容認できるものではありません」と述べていた。
・・・
さらに古賀都議は工藤美代子氏の本に依拠して、何の罪もない朝鮮人が殺されたという歴史認識自体を否定していたことにも言及している。要するに「6000人」という人数は不確かだ、というのは質問の柱ではなかったのだ。都議会の記録を読むと追悼碑について「撤去を含む改善策を講ずるべきと考えますが、知事の所見を伺います」と「撤去」も提案して質問を終わらせていた。
いかがだろうか。2017年3月の都議会ではこうした問答があったのだ。そもそも「朝鮮人虐殺はなかった」という学説は存在しない。しかし小池都知事は「いろんな史実として書かれているものがございます。どれがどういうのかというのは、まさしく歴史家がひも解くものではないだろうかと」と言い続けるようになる。事実とデマを並べて「いろいろな史実がある」と。
都知事には説明責任がある
繰り返すがこの経緯は、虐殺はなかったと主張するトンデモ本を自民党都議が小池氏に「紹介」し、小池氏が「私自身が適切に判断する」と答弁したことからだ。そして半年後に追悼文を取りやめた。どう考えても都知事には説明責任がある。
ちなみに冒頭に記した7日の会見で「報道特集」のキャスターが「追悼文を出さないということは、小池さんは語り継ぐことの重要性をあまり感じていないということか」と質問すると、
「東京大空襲など、被災された方々の重要な証言などを受け継いでいる作業も今も行っております」
と小池氏は完全に話をずらした。「(朝鮮人)虐殺についてはどうなんですか」とさらに問われると、
「この東京で亡くなった様々な災害において空襲も含めてでございますし、そういった方々の霊を安らかにということで…え…この…慰霊の…行事を毎年重ねております」
後半はしどろもどろ。はっきり説明できないことを7年間も続けている。小池氏も朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人なのか? 歴史から目を背ける都知事でよいのか。もし小池氏が都知事選に出馬したら私も街頭で直接質問してみたいと思う。他の候補者にも追悼文への対応について聞いてみたい。これも都知事選の重要な論点では?
記事の抜粋はここまで。
「・・・後半はしどろもどろ。」
関東大震災「朝鮮人虐殺」をめぐっては、定見がないというか、記事にあるように、朝鮮人虐殺をなかったことにしたい人なのだろう。
簡単に言えば、自分に得するものは何も無いから「興味がない」ということなのかもしれない。
知事としては情けないが、人としては恥ずかしい。
これも自民党の抱き付きから始まった。しかも、追悼碑の「撤去」まで提案されて・・・
この罰当たりめが。
そして、今度の都知事選挙・・・夏の戦い。
「裏金事件」の発覚で蟄居閉門とされるべき立場にある「自民党」が小池氏を支援するという。
東京新聞によれば、自民党が「不戦敗」を避けるため便乗する腹らしい。
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/332665?rct=politics)
「自民党」が嫌なら、名前を隠しますので・・・名前を隠した時点で「不戦敗」だと思うのだが。
支援を名乗り出た自民党都連の会長が、かの萩生田氏。
統一教会との関りについては、しどろもどろ、「裏金事件」では萩生田氏のために線引きしたといわれる3000万円のハードルで起訴を逃れ、「政倫審」は当然のように欠席。
国民、都民の信用、信頼は「ゼロ」の人。
普通なら「私は、ムジナじゃない」と丁重にお断りするところだが、そうはならない。
違うといっても、似た者の同志。
共に何かにとり憑かれたような振舞い。
古来より「狐憑き」という言葉がある。
キツネにとり憑かれたままにすると,内臓を食いちぎられて,病気の末に死んでしまうとされ,祈禱師などを招いて祈禱したり,憑かれた者をいじめたり,松葉でいぶしたりして祓い落とす。
そして、「狸憑き」という言葉も。
タヌキに憑かれると、「病気になったので塩浜に行く」などと言い出す。 祈祷してくれる人に拝んでもらうと、おかしなことや昔の話をしどろもどろに話す。 たぬきに憑かれるのは、墓の祟りだといわれている。
さて、とり憑いているのはどっちだ。
「追悼碑の「撤去」」を画策したことが遠因なら、「墓の祟り」ということになり、とり憑いているの、はやはりと言うべきか、「狸」に違いない。
蓮舫氏には、新都知事となって、東京都庁と都政にとり憑いた「狸」を祓い落し、祓い清めてもらう必要がある。
ここまで書いていたら、
「国民民主党・玉木代表、都知事選出馬の蓮舫氏の支援が困難との考え示す」
(https://www.tokyo-np.co.jp/article/332665?rct=politics)
というTBSニュースが目に触れた。
馬鹿な人だ。
理由は、
「(共産党と)一緒に、あるいは一体となって活動する候補者の応援は困難であるということは申し上げなければならない」
という事らしい。
「犯罪者集団」の自民党と一緒に、あるいは一体となって活動する候補者の応援は率先してやると?
反「自民」、反「反社」、非「小池都政」、非「排除」。
・・・これも都知事選の重要な論点では。
嫌いというだけで、「排除」の論理を振り回す。
この人も、「狸」にとり憑かれた類いか。
消滅する政党の最後とはこういうものなのだろう。
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