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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20240526-OYT1T50018/
来た!
記事のタイトルは「・・・土壌調査の拡大要求・・・」
しかし、中国側が標的にしている本丸は、「ALPSの性能」だろう。
今回の新たな要求の肝は、
「・・・処理水となる前の汚染水の水質について新たに調査するよう要請。」
というところ。
ここと、「ALPSの性能」は、かのIAEAも独自に確認はしていない。
以下記事の抜粋。
東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を巡る日中両政府の専門家協議で、中国側が同原発周辺の土壌など調査範囲の拡大を求めていることがわかった。日本側は国際原子力機関(IAEA)の基準に沿って必要な調査を実施しているとして応じない方針を示した。
岸田首相は26日、日中韓首脳会談に出席するために韓国を訪問し、中国の 李強リーチャン 首相と会談する予定だ。会談で岸田首相は、処理水放出を受けた日本産水産物の輸入禁止措置の撤廃を求める方針だが、専門家協議での日中双方の主張は平行線をたどっており、解決に向けた進展は見通せない状況だ。・・・
・・・協議は1月と3月の2回行われ、日本側はIAEAの基準を踏まえて海水や魚類などのモニタリング(監視)を実施していることや、中国の専門家を含めたIAEAの調査団が定期的な調査を行っていることなどを説明した。
これに対し、中国側は原発周辺の土壌のほか、処理水となる前の汚染水の水質について新たに調査するよう要請。IAEAが国際基準として示した海域を越えてモニタリングを行うべきだとも訴えたという。
日中両政府は、ソウルでの岸田首相と李氏による会談の事前協議のため、今月中旬に上川外相と中国の 王毅ワンイー 外相(共産党政治局員)の会談を模索したが、処理水を巡る問題で折り合えず、開催は見送られた。日本政府関係者は「中国側に処理水問題を進展させようという意思は感じられない」と話す。
記事の抜粋はここまで。
世界中が、東電そして日本政府が公表する「科学的データ」を信用していない。
中国が改めて調査を要求しても、IAEAの基準を持ち出して言を左右にし、客観的なデータの採取を拒む。
必然的に、国際世論は、「東電と日本政府は何を隠そうとしているのか?」と、疑念の目を向ける。
国際世論は、「処理水となる前の汚染水の水質」と「ALPSの性能」の客観的データを求めることに反対は無いはずだ。
「ALPSの性能」は設計通り正常に動作していたとしても、決して安定しているわけではない。
原理的に、定性的に言っても、吸着剤やフィルターの定期的な交換を前提に設計されているわけで、その一定期間の間においても、当初と比較して期間の終わりでは当然性能は劣化していることになる。
万が一、「ALPSの性能」が公表されているものと齟齬があれば、「汚染水」の海洋放出の正当性をIAEAのお墨付きの下で主張してきた「日本側の主張」は即刻「破綻」することになる。
東電も、日本政府も必死で阻止しようとするだろう。
阻止する方法は客観的データの採取を拒むことしかない。
しかし、国際世論はそれを許すだろうか。
本件「道理」は中国にある。
今回は「・・・土壌調査の拡大要求・・・」
とくれば、次は「地下水調査」が・・・来る!。
記事によれば、
日本政府関係者は「中国側に処理水問題を進展させようという意思は感じられない」と話す。
この認識は誤りだろう。
卑怯にも、中国への責任転嫁でしかない。
中国は、東電と日本政府の「不誠実さ」と「嘘」を暴き、「汚染水」の海洋放出を本気でやめさせようとしている。
「汚染水」の海洋放出、絶対反対。
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