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衆院3補選からさらに状況悪化 票が逃げていく!自業自得の自民党(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/445.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 5 月 26 日 00:20:20: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


※2024年5月25日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋

※文字起こし


世論調査では「首相は後退した方がいい」が72%に…(C)日刊ゲンダイ

 あの数字には、自民党も真っ青になっているらしい。大手新聞が20日に発表した世論調査が政界に衝撃をあたえている。

 毎日新聞が18、19日に実施した世論調査によると、「首相は交代した方がいい」が72%に達し、とうとう政党支持率まで自民と立憲が逆転したという。「自民17%」「立憲20%」だった。いま衆院選が行われた場合の比例の投票先も「立憲25%」「自民15%」と、自民党は10ポイントの差をつけられている。

 朝日新聞が18、19日に実施した世論調査の結果も衝撃的だ。どのような政権を望むかの設問に対し、「自民党以外」54%が、「自民党中心」33%を上回った。前回4月調査では「自民党以外」48%、「自民党中心」39%と、政権交代を望む声がやや上回る程度だったのに、差が広がっているのだ。

 さらに、政権寄りとみられがちな読売新聞の調査(17〜19日)でも、衆院選後に期待する政権は、「自民党中心の政権の継続」と「野党中心の政権」が、42%で並んでいる。

 天下分け目といわれた4.28「衆院3補選」で自民党が3連敗した後も、有権者の「自民離れ」は加速しているということだ。3連敗した後、自民党議員は「ガス抜きになったんじゃないか」などと口にしていたが、ガス抜きどころか“自民嫌悪”のマグマは大きくなっている状況だ。

「いかに有権者の自民不信、自民嫌悪が強いのか、思い知らされたのが5月19日に投開票された小田原市長選です。自民党が支援した現職市長が落選してしまった。自民党は組織戦を展開し、地元・神奈川選出の河野太郎や小泉進次郎を応援弁士に送り込んだのに、初当選時より1万2000票も減らしてしまった。2期目を目指す現職は一番強いはずなのに落選したのだから、常識では考えられない話です。地殻変動が起きているのは間違いないでしょう」(政界関係者)

 いま政界では、政権交代15年周期説が流布されている。自民党の1党支配が崩れて細川政権が誕生したのが1993年。ほぼ15年後の2009年に民主党政権が成立している。あれから、ちょうど15年後が2024年なのだ。衆院3補選の3連敗や、小田原市長選の敗北は、政権交代の予兆なのかもしれない。

選挙3敗でも懲りていない


「保守王国」島根1区で敗北(C)日刊ゲンダイ

 有権者に嫌われ、票が逃げていくのは、自民党の自業自得だ。

 組織ぐるみの裏金づくりが発覚し、あれだけ批判を浴びたのだから、普通は反省し、どこよりも厳しい法案をつくろうとするものだ。ところが、この期に及んで“不透明”なカネを温存しようとしているのだから、国民から愛想を尽かされるのも当然である。

 なにしろ、自民党が国会に提出した「政治資金規正法改正案」は、国民をなめ切ったものだ。

 批判が強い「政策活動費」も手放さないつもりだ。政党から政治家個人に支出され、使途公開の義務がない「政策活動費」は、裏金の温床となっている。だから野党は「廃止」を主張している。なのに、自民党案は、大まかな項目別の支出額を公開するだけで、領収書の保存義務も、公開義務も課していない。これではブラックボックスの実態は変わらない。

 安倍派が裏金づくりに悪用していた「政治資金パーティー」も、やめるつもりがない。パー券購入者の公開基準額を現行の「20万円超」から「10万円超」に引き下げただけだ。なぜ、きっぱり「禁止」にしないのか。

 もちろん、企業献金の廃止は触れてもいない。

 国民の多くは、裏金事件を引き起こしながら、反省ゼロの自民党に呆れ返っているに違いない。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

「衆院3補選に全敗したら、さすがに自民党も少しは反省するだろう、政界浄化に動くだろう、そう思った有権者もいたはずです。ところが、まったく懲りていなかった。現状を維持する法案を平然と提出してきた。しかも、岸田首相は、自民党案を『実効性のある再発防止策を提出できた』と自画自賛する始末です。恐らく、自民党には政治不信を深めた自覚もなく、どれほど国民が怒っているかということにもピンときていないのだと思う。さもないと、現行制度と大差のない改正案を提出しないですよ。衆院補選の3連敗は、自民党にはなんのクスリにもならなかった、ということです。衆院3補選以降も、有権者の自民離れが加速しているのは、『もう自民党には期待してもムダだ』と、国民が思いはじめているからでしょう」

 衆院補選の3連敗は、ある意味、自民党が目を覚ます絶好のチャンスだった。なのに、有権者の“警告”を完全に無視している形だ。

「岸田おろし」も起きない末期

 たとえ国民から批判されようが、これまで通り「政策活動費」と「政治資金パーティー」は温存する--とは、自民党は正気を失いはじめているのではないか。マトモな神経をしていたら、少しでも国民の支持を得ようとするはずである。

 実際、自民党のやっていることは、自爆テロと変わらない。

 衆院の政治倫理審査会(政倫審)が14日、改めて自民党の裏金議員44人に政倫審への出席を求めたが、誰一人、応じなかった。党内から「政倫審に出席すべきだ」との声も上がらなかった。

 かと思うと、岸田首相は、1人4万円の減税を給与明細に明記するように強制し、国民の神経を逆なでする始末だ。

 自民党が末期的なのは、ここまで岸田が国民の支持を失っているのに、それでも“顔”を代えようという動きが皆無なことだ。衆院補選で3連敗したら「岸田おろし」の号砲が鳴るといわれていたが、自民党内はシーンと静まり返っている。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)がこう言う。

「自民党の強みは、政権が国民の支持を失ったら、トップの顔を代えることで、あたかも政権が交代したかのように演出することでした。しかも、右から左へ、振り子のように違うタイプをトップに担ぐのが常套手段だった。中堅・若手が党刷新の声を上げるだけでも、国民には活発な党内議論があるように見えたものです。しょせん疑似政権交代ですが、リスタートすることで、国民もなんとなく納得してしまった。ところが、目の前の自民党は、岸田おろしのパワーさえ失っているように見えます。岸田首相の支持率が下落しているのは、“政治とカネ”だけの問題ではないと思う。これだけ物価が高騰すると、国民の多くは、生活が苦しくなっているに違いありません。なにしろ、実質賃金は24カ月連続のマイナスです。自民党の裏金事件への批判が強いのも、『国民は苦しい生活をしているのに、裏金とはどういうことだ』という憤りがあるからだと思う。経済問題が加わると、有権者の投票行動は大きく変わる。15年ぶりに政権交代が起きても不思議ではありません」

 強烈なライバルが見当たらない岸田は、秋の総裁選も「無風再選」されると計算しているという。自民党は、崩壊に向かっているのではないか。
 

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コメント
1. 赤かぶ[217485] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:21:04 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[218] 報告

2. 赤かぶ[217486] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:23:23 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[219] 報告
<■57行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

内閣支持率20%、回復傾向頭打ち 政治資金規正法改正案の対応影響
https://mainichi.jp/articles/20240519/k00/00m/010/155000c
毎日新聞 2024/5/19 19:48(最終更新 5/19 20:10)


首相官邸に入る岸田文雄首相(中央)=2024年5月16日午前9時37分、平田明浩撮影


岸田内閣の支持率の推移

 毎日新聞は18、19の両日、全国世論調査を実施した。岸田内閣の支持率は4月20、21日実施の前回調査(22%)から2ポイント下落の20%で、2カ月続いた回復傾向は頭打ちになった。不支持率は前回と同じ74%。自民党支持率も前回から3ポイント下落の17%で立憲民主党の支持率(20%)を下回った。

 内閣支持率は自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で関係者が立件された後の2月調査で14%にまで落ち込んだ。その後の3月は17%、4月は22%と回復基調だったが、今回は横ばい。再発防止に向けた政治資金規正法改正の具体案を巡り自民が公明党と折り合えなかったことなどが影響した模様だ。

 自民が17日、単独で国会提出した規正法改正案を「評価しない」は68%で、「評価する」は21%、「わからない」は10%だった。

 「評価しない」は立憲支持層で8割強、日本維新の会支持層で8割弱、「支持政党はない」と答えた無党派層で約7割に上った。自民支持層では「評価する」が6割弱で「評価しない」の3割弱を上回ったが、公明支持層では「評価しない」が6割強。男女別では男性の74%、女性の63%が「評価しない」と答えた。

 裏金事件の実態解明の取り組みを国会で続けるべきかとの質問では、「続けるべきだ」が80%で、「続ける必要はない」の13%を大幅に上回った。「わからない」は6%。

 「続けるべきだ」は自民支持層でも約5割、公明支持層では7割強に上った。立憲支持層のほとんどや共産党支持層の約9割、無党派層の約8割も「続けるべきだ」と回答した。また、自民党の規正法改正案を「評価しない」と回答した人のうち約9割が真相解明を「続けるべきだ」とした。

 政党支持率は立憲20%(前回15%)▽自民17%(同20%)▽維新10%(同9%)▽共産党7%(同6%)▽れいわ新選組5%(同6%)▽公明3%(同3%)▽国民民主党3%(同4%)――など。「支持政党はない」と答えた無党派層は28%(同28%)だった。

 調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯543件、固定550件の有効回答を得た。【飼手勇介】

3. 赤かぶ[217487] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:27:26 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[220] 報告

4. 赤かぶ[217488] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:29:40 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[221] 報告

5. 赤かぶ[217489] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:30:23 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[222] 報告

6. 赤かぶ[217490] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:30:55 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[223] 報告

7. 赤かぶ[217491] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:33:59 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[224] 報告

 
 ※2024年5月20日 朝日新聞1面

8. 赤かぶ[217492] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:40:04 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[225] 報告
<■65行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

【NNN世論調査】政権継続と政権交代が“きっ抗”

2024/05/20 日テレNEWS

NNNと読売新聞が今月17日から19日まで行った世論調査で、次の衆議院選挙のあとの政権について、たずねたところ、「自民党中心の政権の継続」と「野党中心の政権に交代」がともに42%で、きっ抗しました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/politics/185ff220e3e441e58fa60b03aa823ab0

一方、岸田内閣を「支持する」と答えた人は26%でした。

前回4月の調査と、ほぼ横ばい、7か月連続で20%台と低迷が続いています。

「支持しない」は63%でした。

「政治とカネ」の問題をめぐり、政治資金規正法改正に向けた自民党の対応を評価しているか、たずねたところ、「評価しない」が79%、「評価する」が14%でした。

政党から議員個人に支出され使い道を公開する必要がない「政策活動費」の扱いをどうするべきか、たずねたところ、「使い道を詳細に公開する」が最も多く44%でした。

続いて、自民党の主張に近い「使い道を大まかな項目ごとに公開する」が29%、「禁止する」は19%でした。

政治資金規正法の改正が「政治とカネ」の問題の解決につながると思うか、には「思わない」が70%に達しました。

衆議院の解散・総選挙はいつ行うのがよいと思うか、については「6月の今国会の会期末まで」が最も多く26%、「年内」と「来年10月の任期満了まで行う必要はない」がそれぞれ23%でした。

続いて、「今年の秋ごろまで」が16%、「来年」が4%でした。

次の自民党総裁に誰がふさわしいと思うか、たずねたところ、石破元幹事長が22%で1位、小泉元環境相が16%で2位、河野デジタル相が10%で3位でした。

同様の質問をした3月の調査で3位に浮上した上川外相は7%で4位タイでした。

■NNN・読売新聞世論調査
(5月17日から19日 全国有権者に電話調査)
 固定電話 398人回答率59%
 携帯電話 635人回答率38%
 合計1033人が回答

(2024年5月19日放送)

9. 赤かぶ[217493] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:41:31 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[226] 報告

10. 赤かぶ[217494] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:42:26 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[227] 報告

11. 赤かぶ[217495] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:43:44 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[228] 報告
<△24行くらい>

12. 赤かぶ[217496] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:45:06 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[229] 報告

13. 赤かぶ[217497] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:45:45 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[230] 報告

14. 赤かぶ[217498] kNSCqYLU 2024年5月26日 00:47:18 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[231] 報告
<△25行くらい>

15. 赤かぶ[217499] kNSCqYLU 2024年5月26日 01:05:06 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[232] 報告
<■56行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

岸田再選支持、6%の衝撃 募る政権交代待望論◆時事世論調査【解説委員室から】
https://www.jiji.com/jc/v8?id=20240517kaisetsuiin104
2024年05月17日12時30分 時事通信

 時事通信社の5月世論調査によると、岸田文雄首相に自民党総裁任期が切れる9月以降も続けてほしいとの回答はわずか6.0%だった。政権の枠組みに関しても、「政権交代」が「自民党中心の政権継続」を上回った。岸田首相が今国会中(会期末は6月23日)に衆院を解散しようがしまいが、総裁再選が困難なことを調査結果が示している。(時事通信解説委員長 高橋正光)


岸田文雄首相(右端)=2024年5月14日、首相官邸【時事通信社】

 【目次】
 ◇自民支持層でも2割届かず
 ◇二つのシナリオ、既に破綻
 ◇野党の選挙協力、45%が支持

自民支持層でも2割届かず

 調査は全国18歳以上の2000人を対象に個別面接方式で10〜13日に実施。有効回収率は62.9%。それによると、内閣支持率は18.7%(前月比2.1ポイント増)、不支持率は55.6%(同3.8ポイント減)。自民党の支持率は15.7%(同0.4ポイント増)。内閣、自民党ともわずかに増え、極めて低水準ながら支持率は底を打った感じだ。とはいえ、自民党安倍派などの裏金事件とその後の政権の対応に、有権者が怒りを募らせていることが、他の調査項目からうかがえる。


【図解】岸田内閣の支持率推移【時事通信社】

 政治資金規正法改正などをめぐる岸田首相の対応に関する設問では「評価する」8.7%、「評価しない」72.9%、「どちらともいえない・わからない」18.4%。自民支持層でも「評価しない」(54.5%)が「評価する」(22.2%)を大きく上回った。事件の実態解明、裏金議員ら関係者の処分、政治資金の透明化や再発防止への取り組みなどについて、自民党支持者ですら半数以上が納得していないことが分かる。

 裏金事件やその後の対応への怒りもあり、有権者の大多数が岸田政権を見限ったことも数字から読み取れる。岸田首相に「いつまで続けてほしいか」との質問に対し、「すぐ交代」27.4%、今国会の閉会予定の「6月」15.7%、党総裁任期が満了する「9月」38.2%。8割強が、総裁任期が切れる9月までの「政権の店じまい」を求めており、総裁再選支持を意味する「9月以降も」は6.0%だった(このほか「わからない」12.7%)。

※以下会員記事

16. 赤かぶ[217500] kNSCqYLU 2024年5月26日 01:06:52 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[233] 報告

17. 赤かぶ[217501] kNSCqYLU 2024年5月26日 01:07:56 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[234] 報告

18. 赤かぶ[217502] kNSCqYLU 2024年5月26日 01:10:52 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[235] 報告

19. 赤かぶ[217503] kNSCqYLU 2024年5月26日 01:11:30 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[236] 報告
<△26行くらい>

20. 赤かぶ[217504] kNSCqYLU 2024年5月26日 01:12:30 : EQEMEqPxdI : ajViV1FuajNxTDY=[237] 報告

21. 第n次嫌々期(仮)[816] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年5月26日 02:04:19 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[12238] 報告
各社、世論調査(捏造・世論操作)の下駄履かせ過ぎだろ……。

今の政権支持率は高くても10%台だろう。
20%台は盛りすぎであり得ない。
裏金=脱税をやめようとしないのだから、支持されなくてあたりまえ。

立憲民主も勘違いしてはいけない。
アンチ自民票が動いているだけだぞ。

22. 通報者139号線[32] ksqV8Y7SMTM5jYaQ_A 2024年5月26日 03:06:23 : yT626wPRqU : TTZnMHNuRFhBQjI=[1] 報告
小泉、河野が応援して👊(KO)されたの爆笑(o^ O^)シ彡☆www

その勢いで行こう!www

何か国民に対して良いことしたか?

政倫審も逃げ回り、ルール違反してなく開催もしていない立民議員を貶す愚行にほとほと呆れる🔱🔱🔱

監視対象はあんたら自公政府だよ!

23. 日本政治の大掃除[5] k_qWe5CtjqGCzJHlkXyPnA 2024年5月26日 05:41:07 : wOPOipiVgG : RHBaeFFqbDkxWmc=[66] 報告
統一教会、、創価学会の票が逃げたら、、、自民党は、終わりです。

ついにその時が来ましたね。

自業自得ですわ、、森から小泉、安倍と、そして岸田へと続く清和会政治では、日本の衰退は進むばかり、、、国民は貧しくなりました。

いい加減、引退してもらい、国会の大掃除をしないと日本は持ちませんよ。

アメリカ戦争家の犬!清和会を撲滅しないと、、日本国民は経済的奴隷にされます。

わかっておられますね。

その対策は、自民党、清和会議員に投票しないことです。

安倍晋三は、ごめんですわ。

24. 天元[302] k1aMsw 2024年5月26日 06:01:08 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[725] 報告

自民党の支持率の原因は次期比例の投票先に見られる自民党支持者の大きな低下に見られるとのこと。

今までは支持者の8〜9割が占めていたのが現在は5〜6割に大きく減っている現象が見られるということ。

如何に裏金問題に対する自民党議員の国民の怒りを無視した対応に本気で怒っているかが分かる。

もう、自民党政治は限界、過去に政権を経験してる立憲を中心とした政権交代を望む国民の声が大きくなっつてきているのではないか。

立憲を始め野党はこの事実を重く受け止め,国民の期待に添う結果を出すことが求められているのだ。

25. 阿部史郎[666] iKKVlI5qmFk 2024年5月26日 07:34:08 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-9447] 報告
<△20行くらい>
https://pbs.twimg.com/media/GOPGrKQaAAA0pkR.jpghttps://pbs.twimg.com/media/GOPGrKQaAAA0pkR.jpghttps://pbs.twimg.com/media/GOPGrKQaAAA0pkR.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GOPGrKQaAAA0pkR.jpg
https://www.abaxjp.com/mylife.html

【岸田内閣】
https://www.abaxjp.com/mylife.htmlグアテマラに上下水道整備関連機材を供与するため4億4000万円の無償資金協力を表明。https://pbs.twimg.com/media/GOPGrKQaAAA0pkR.jpg
https://pbs.twimg.com/media/GOPGrKQaAAA0pkR.jpg

一方で国内の老朽化した水道整備に必要な予算を自治体交付せず、各自治体が水道料金を続々と値上げ。
rapt-plusalpha.com/81812/

おかしいだろ😠💢

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

26. ノーサイド[1372] g22BW4NUg0ODaA 2024年5月26日 07:48:41 : FtoFniorvA : M3czSmJtZ1JjOHc=[9] 報告

要するに自民党の「敵失」で野党の”お株”が上がっただけで野党が自力で”お株”を上げたわけではないということ。
ここ重要。(笑)
  
 
27. 楽老[4910] inmYVg 2024年5月26日 08:46:57 : xog7icnz6E : b1lvbDZmay44ZW8=[923] 報告
>>26

ノータリンにしては上出来上出来
パチパチパチパチ😜😜😜😜

28. 維新大嫌い[498] iNuQVpHljJmCog 2024年5月26日 08:57:01 : EkOGRdV5NE : cWxrc2luSjZ1ZUU=[376] 報告
>>26
ノータリンのチミがわざわざ書かなくても、その程度のことはみんな分かってるよ。
味噌汁で顔を洗って出直して来なww
29. ノーサイド[1373] g22BW4NUg0ODaA 2024年5月26日 09:04:54 : FtoFniorvA : M3czSmJtZ1JjOHc=[11] 報告
>>28

本当のことを書かないとのぼせ上がる人がいてみっともないです。(大笑)
  

30. わ寺反帝反イスラエル[53] gu2Om5S9kumUvYNDg1iDiYNHg4s 2024年5月26日 10:02:42 : dAWET8yCIE : cHBJVXBUWFN6ZEE=[2] 報告
>投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 5 月 26 日 00:20:20:

>毎日新聞が18、19日に実施した世論調査によると、「首相は交代した方がいい」が72%に達し、とうとう政党支持率まで自民と立憲が逆転したという。

>「自民17%」「立憲20%」だった。

>いま衆院選が行われた場合の比例の投票先も「立憲25%」「自民15%」と、自民党は10ポイントの差をつけられている。

今日は、5月26日…

週刊紙なみの

1週間おくれの

状況分析…

アホらし!

31. わ寺反帝反イスラエル[54] gu2Om5S9kumUvYNDg1iDiYNHg4s 2024年5月26日 10:11:25 : dAWET8yCIE : cHBJVXBUWFN6ZEE=[3] 報告
>>30

旧メディアの

アナログ世論調査…

それも

標本数10万分の1…

統計調査ではないとのコメントつき…

騙される阿修羅読者…

アホらし!

32. 2024年5月26日 10:21:37 : hOZSeqFwkI : blUzQ29ZMm1zelk=[1445] 報告

 26氏に同感!


 ついでに27氏にも同感!

33. オクタゴン打倒モサド[30] g0mDToNeg1ODk5HFk3yDgoNUg2g 2024年5月26日 10:56:42 : Un9aMz9G7Y : bW5tMzRjaFA1eEE=[4] 報告
>自民党の1党支配が崩れて細川政権が誕生したのが1993年。

>ほぼ15年後の2009年に民主党政権が成立している。

>あれから、ちょうど15年後が2024年なのだ。

コンピュータの処理能力が低かった

1993年ころ

から

30年後の

2024年は

ビッグデータの時代…

失われた30年…

いまさら

千人世論調査じゃ

ないだろー?

34. わ寺反帝ビスコ担当[21] gu2Om5S9kumDcoNYg1KSU5OW 2024年5月26日 11:26:04 : Un9aMz9G7Y : bW5tMzRjaFA1eEE=[5] 報告

>>33

>コンピュータの処理能力が低かった1993年ころ

なら

公明支持なら

自民以外…

維新支持なら

野党支持…

という分類は

難しかったかも?

でも、今は

>朝日新聞が18、19日に実施した世論調査の結果も衝撃的だ。どのような政権を望むかの設問に対し、「自民党以外」54%が、「自民党中心」33%を上回った。

「自民党以外」かどうか

なんて

2択の

質問は

どうかなぁ?

あ、騙し脅しのCIA朝日新聞か…

???

35. ハッピー師匠🐸[15] g26DYoNzgVuOdI@gJiMxMjgwNTY7 2024年5月26日 11:30:43 : XH4FEYvsME : azJZcUVvcUVEbGs=[98] 報告
選挙に云って来た、NHKの出口調査に捕まった。
共産党候補支持とタブレットに書いたらNHKの若いお姉さんがニコッ微笑んでくれた。

本当は違う候補者だけどねwww

36. カミー[320] g0qDfoFb 2024年5月26日 11:35:30 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[1045] 報告
う〜ん、自民党下野の気配は見えて来た、いいことだ、だがまだまだおらが村さのお殿様、世襲議員がきっと大量に国会に現れると思う、特に山口、神奈川、和歌山、等々気を付けないと。これだけ日本を貶められ、没落させ、国民を苦しめてくれている自民党にまだ投票する人たちがいるのです、その自民党の中でも愛国棄民の旗を振った連中何のお咎めもなく元気いっぱいです、面と向かって問い詰めることもしていません、やり得になっています。特に国賊小泉、竹中何とかしなくてはなりません、放置しておいていいわけありません。2人ともそんな事はどこ吹く風今現在も元気に悪だくみをしています。豚箱に入れることができないなら、最低でも村八分にしなければいけません。
37. わ寺反帝反山本太郎[22] gu2Om5S9kumUvY5SlnuRvphZ 2024年5月26日 11:42:04 : Un9aMz9G7Y : bW5tMzRjaFA1eEE=[6] 報告
>>34

>2択の質問

敵か味方か

与党か野党か

イスラエルかパレスチナか

白か黒か

なんて

30年前の

米ソ冷戦時代の

質問だよね!

38. 2024年5月26日 15:21:43 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[5062] 報告
これほどひどい政権にまだ支持する人間とは、呆れるほどの無知か大馬鹿、自民党に相当な利権を得ている者のどちらか、裏金問題だけではない、どれだけ無駄な税金をアメリカに費やし世界にばら撒き懲りずに原発を稼働し、辺野古の埋め立てに改良工事する深さの作業船もないのに何兆と言う税金を投入し十数年かけ、嫌もっとかかる年月、世界一危険と言いながら普天間が28年間一ミリも動かない、今までほっときながら辺野古の自然を破壊しこれまで経験のない軟弱地盤の上に基地を造ろうと言うのか、開いた口が塞がらない。これは全国民が知らなければならない必要なことだ、自分たちの利権の為なら先のことも国民の意志も関係ないのがカルト自民党、それを正すことのない創価の公明党、どちらも解体するしかない。
39. 秘密のアッコちゃん[356] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年5月26日 19:35:30 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[469] 報告
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ヤジなどの演説妨害や他の選挙妨害は迷惑行為であり、言語道断の犯罪行為だ。
ちなみに拡声器によるヤジも肉声によるヤジもどちらも犯罪行為だ。
犯罪者にはそれ相応の罰を与えなければならない。
現在の公職選挙法で適正に取り締まれないのであれば、公職選挙法の改正が必要だ。

反安倍メディアこそ演説妨害問題の元凶
Hanada2027年7月号 ブロガー 藤原かずえ
■遂に家宅捜索まで進展
2024年4月28日投票の衆議院補欠選挙東京15区では、9人の候補者が乱立し、開票の結果、酒井菜摘氏(立憲民主党・新)が当選しました。
この東京15区の選挙戦は、社会で大きな話題となりました。
それというのも、つばさの党の公認候補の根本良輔氏と党代表の黒川敦彦氏をはじめとする党員数名が、他候補の遊説場所に連日乗り込んで、演説に重ねて大音量で質問を行うことで、演説の聴き取りを困難にしたからです。
これらの行為の一部始終については、つばさの党自身の手によって動画が撮影され、X・YouTubeといったSNSを通して逐次配信されました。
2024年4月18日に、警視庁は亀戸駅前における乙武陣営の街頭演説中、約50分間に渡って近くで大音量の演説を行った行為や車のクラクションを鳴らした行為などに選挙の自由妨害の疑いがあるとして、根本氏・黒川氏ら3人に対して警告を出し、2024年5月13日、警視庁はつばさの党を家宅捜索するに至りました(その後、2024年5月18日、幹事長で選挙に立候補した根本良輔容疑者(29)と、代表の黒川敦彦容疑者(45)、それに運動員の杉田勇人容疑者(39)が他の陣営の演説を妨害したとして、公職選挙法違反の疑いで逮捕された)。
一連のつばさの党の党の行為について、他候補やその陣営はもとより、多くのメディアも
「選挙妨害だ」
と訴えました。
NHKは、開票後の2024年4月30日に他候補の声を報じています。

★酒井菜摘氏
危険を感じるような場面もあり、本当に怖かった。
演説の日時を公表できず、区民に届けられなかったことが申し訳ない。
★乙武洋匡氏
各候補の主張を聞く有権者の権利が奪われてしまったことは、非常に残念で許し難い。
今の法律上、あのような行為を是認せざるを得ないなら、何らかの法改正をしていくべきだ。

乙武候補の応援に駆け付けた小池百合子東京都知事は、2024年4月19日の定例会見で次のように述べています。
★小池百合子氏
これまでに経験したことがない選挙妨害が発生している。
非常に憤りを感じている。
選挙の在り方について、法律上見直して頂きたい。

また、立憲民主党の蓮舫議員は、Xで次のように述べています。
★蓮舫氏
私たちは昨日、地元の警察署前で街宣車を止め、スタッフが警察署に駆け込み相談をしている間にこの人たちに車の窓を叩かれ暴言を浴びせられ、動画を撮られていました。
警察の対応が遅くて怖かったです。
でも、負けない。

■確信的な妨害行為
一方、つばさの党側は、SNSや動画サイトを通して次のように主張しています。
★黒川敦彦氏
警告は、小池たちの亀戸の演説に対して僕らが演説を被せたということが違法だと。
私たちは調べたが、判例はない。
だって我々も選挙に出ているから。
あくまで小池陣営の演説と我々の演説は法律的は等しい。
かつ、我々の演説を聴いている人もそこにいるので、これは絶対に間違っていると思う。
(2024年4月23日)

★根本良輔氏
なぜ、こういう活動をしているか、まず説明していきたい。
シンプルに合法だからですね。
警察署・総務省としっかり確認を取って、合法の範囲でこういう活動をしています。
過去の判例もしっかり洗った上でやっています。
しっかり合法の範囲でやっているというのは、皆さん理解して頂きたい。
たくさんの皆さんに興味を持って頂いたので大成功に終わった、と思うところです。
(2024年4月27日)

★黒川敦彦氏
僕らは選挙に出ているので、例えば小池百合子氏や乙武氏の演説会と僕らの演説会がバッティングして、僕らも基本的に質問に行っているのです。
政治家が答えづらいことを僕らは聴きに行ったのです。
それに対して、『もっとやれ』という声は明確にあります。
(中略)
犯罪行為ではない。
質問に行っているだけなので答えればいいのです。
ちゃんと反論すればいいのです。
(2024年4月27日)

つばさの党は、明らかに確信的な意図を持って当該行為を行っています。
彼らは、行為の合法性についての理論武装を固めると共に、法の下の平等を主張し、あくまでも自らは質問をしているという外形上の体裁を整えています。
ただ、この行為はたとえ合法であっても、民主主義を根幹とする憲法の精神には反しています。
演説を聴くことができない社会では民意を反映できないため、民主主義が成立しないからです。
ここで、演説妨害に関する法的背景について簡単に紹介したいと思います。
■演説妨害の法的背景
議員等を公選する選挙について定めた【公職選挙法】の目的は、憲法の精神に則り、選挙人(有権者)の自由な意思によって選挙が公明かつ適正に行われることを確保し、これをもって民主政治の健全な発達を期することです。
選挙妨害行為については、225条(選挙の自由妨害罪)に定められており、今回の事案に関係するのは次の2項です。

一 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀き棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。

また、226条(職権濫用による選挙の自由妨害罪)では、警察を含めた公務員等が故意にその職務の執行を怠る、又は正当な理由がなくて公職の候補者若しくは選挙運動者に追随し、その職権を濫用して選挙の自由を妨害する行為を罪としています。
選挙妨害に関連した裁判所の判例も存在してます。

★最高裁判所
「仮に所論のように演説自体が継続させられたとしても、挙示の証拠によつて明かなように、聴衆が聴き取ることを不可能又は困難ならしめるような所為があつた以上、これはやはり演説の妨害である」(1948年)

★大阪高等裁判所
「選挙演説に際しその演説の遂行に支障を来さない程度に多少の弥次(やじ)を飛ばし質問をなす等は許容」
「他の弥次発言者と相呼応し一般聴衆がその演説内容を聴取り難くなるほど執拗に自らも弥次発言或いは質問等をなし一時演説を中止するの止むなきに至らしめるが如き行為に至らなければ公職選挙法上の演説妨害罪は成立しない」(1954年)

聴衆が演説を聴き取ることを不可能または困難にする行為は
「演説妨害」(最高裁)
ですが、演説を中止せざるを得ない限り
「選挙妨害罪」
は成立しない(大阪高裁)とするものです。
この法的判断には、論理的な問題があります。
■大阪高裁が知る権利侵害を容認
【表現の自由freedom of expression】
の名の下に何者かが演説に被せて大声を出せば、少なくともその周辺の聴衆は演説を聴き取るのが困難になります。
選挙演説の内容は公選に資する公的情報であるので、周辺の聴衆は公的情報へのアクセス権である
【知る権利right to know】
を侵害されたことになり、これによって演説者も
【言論の自由freedom of speech】
を侵害されたことになります。
演説妨害は、自らの表現の自由を行使するために他者の言論の自由あるいは知る権利を侵害するという
【公共の福祉public welfare】
に反する行為であり、演説妨害を合理的に制限することは、憲法の精神に適うものです。
しかしながら、妨害の可否を定性的な判断に委ねる大阪高裁の曖昧な文言は、知る権利を侵害することを事実上容認しています。
というのも、実際の現場において、妨害の有無という極めてデリケートな判断を公権力が行うことは事実上困難であるからです。
演説者が妨害を根拠に演説を中止した場合、その妨害の立証責任は演説者に求められます。
そのような労力を要する可否の不明な権利を求めて演説を中止するインセンティブは、少しでも多くの有権者にアピールしたい選挙期間中の陣営には存在しません。
また、今回のケースのように、妨害者が私人ではなく選挙の候補である場合には、更に問題は複雑です。
妨害者の主張も、外形的には公選に資する公的情報であり、これを公権力が制限することは、職権濫用による選挙の自由妨害罪に当たる可能性があるからです。
警察が職権職務を遂行するに当たっては、警察官職務執行法(警職法)に従う必要があります。
この法律の中で、演説妨害者を移動させる根拠となるのは、第4条(避難等の措置)と第5条(犯罪の予防及び制止)しかありません。
即ち警察官ができることは、演説妨害者が周辺の聴衆から危害を受ける恐れがある場合に演説妨害者を避難させる(第4条)、あるいは演説妨害者の自由演説妨害行為により演説者側に危険が及ぶ恐れがある場合にその行為を制止する(第5条)という2つしかありません。
しかしながら、今回のケースのように、暴力行為を受けた場合の証拠を残すために動画撮影している演説妨害者に対し、周辺が危害を与える可能性は低く、また暴力を振るわないことを確信的に宣言している演説妨害者を予防で排除することも不可能です。
以上のように、日本の司法(裁判所)と行政(警察)は演説妨害者の【表現の自由】に寛容であり、演説者の【言論の自由】及び有権者の【知る権利】には冷淡です。
また、立法(議員)はこの問題の解決に消極的であり、時に都合よく政治利用しています。
また、一部マスメディアは、特定政治家に対する演説妨害行為を正当化してきました。
その象徴的な事例が、安倍晋三氏の街頭応援演説に対する2件の妨害事案です。
■演説妨害者を正当化
2017年7月2日投開票の東京都議選における安倍晋三自民党総裁の秋葉原演説では、組織的な呼び掛けに集まった大群衆が
「安倍やめろ」
「帰れ」
と大合唱し、執拗に安倍氏の演説を掻き消しました。
安倍氏はこの組織的な妨害者に対して、演説で次のように講義しました。

★安倍晋三
皆さん、あのように人が主張を訴える場所に来て、演説を邪魔するような行為を私たち自民党は絶対にしません。
私たちはしっかりと政策を真面目に訴えていきたいのです。
憎悪からは何も生まれない。
相手を誹謗中傷したって、皆さん、何も生まれないのです。
こんな人たちに、皆さん、私たちは負けるわけにはいかない。
都政を任せるわけにはいかないじゃありませんか。

この一連の発言を素直に解釈すれば分かるように、安倍氏の抗議は、演説に重ねて大合唱することで演説の聴き取りを困難にした演説妨害者に対して向けられたものでしたが、一部マスメディアは安倍氏の発言から
「こんな人たちに負けるわけにはいかない」
という部分だけを切り取って認知操作することで、安倍氏を徹底的に非難すると同時に、演説妨害者の行為を正当化したのです。

★朝日新聞
東京都議選最終日の秋葉原駅前。
自身に抗議する人たちを指差し、
『こんな人たちに負けるわけにはいかない』
と叫ぶ安倍晋三首相の姿に溜息が出た。
またか。
(中略)
大体、批判を連呼しても主権者じゃないか。
この剥き出しの敵意、何なのか」
(2017年7月10日)

★毎日新聞
安倍晋三首相は学校法人森友学園や家計学園の問題で不信を招いたとして、国民への丁寧な説明を約束している。
ところが(2017年7月)1日の東京都議選遊説では聴衆の「辞めろ」コールを
『こんな人たちに負けるわけにはいかない』
と激高した。
国会で今後、丁寧な説明を期待できるのか」
(2017年7月3日)

★テレビ朝日・玉川徹氏
『こんな人たち』
というのも問題だけど、その後に
『負けるわけにはいかない』
と言っている。
負けるというのは勝ち・負けだ。
勝ち・負けということは敵・味方だ。
だから
『こんな人たち』
は敵だ。
少なくとも、敵と思っている人も国民だ。
その国民の意見を自分たちの方に向かわせる力量がなかったから、政治家としてダメだ。
選挙は勝ち負けというが、総理なんだから。
(2017年7月4日)

この演説会において、大群衆が大合唱した表現である
「安倍やめろ」
「帰れ」
というヤジは政治的な意見表明ではなく、演説者に対する恫喝的な命令です。
論理的に言えば、演説を最後まで聴くことなく
「安倍やめろ」
「帰れ」
と命令するのは、言論に対する評価を根拠とする行為ではなく、論者に対する嫌悪を根拠とする言語道断の迷惑行為です。
■「こんな人たち」の真意
【表現expression】は、【言論argument】の要素と、【非言論non-argument】の要素で構成されていますが(芦部信喜:あしべのぶよし『憲法』)、
「安倍やめろ」
「帰れ」
は、上述の理由から、「非言論」の要素です。
つまり、大群衆は「表現の自由」の名の下に、「非言論」で「言論」を掻き消すことで、公選の投票判断に資する政治家の「言論の自由」と聴衆の「知る権利」を侵害したのです。
これは、公共性のない私的な承認欲求を優先して公共の利益を毀損する「公共の福祉」に反する行為です。
一部マスメディアの極めて大きな勘違いは、「非言論」による演説妨害を「言論」と混同している点です。
安倍氏の言う
「こんな人たち」
は、安倍氏と政治的意見の異なる主権者・国民を指したものではなく、迷惑行為を働く演説妨害者を指したものであり、民主主義国家の政治家として
「負けるわけにはいかない」
と宣言することは、憲法の精神に合致するものです。
一部マスメディアは、安倍氏が総理大臣という権力者であったことをもって発言を非難していますが、それならば、つばさの党の
「選挙妨害」

「憤りを感じている」
と述べた東京都知事の小池百合子氏に対しても、
「つばさの党の党員も都民じゃないか」
「この剥き出しの敵意、何なのか」
「演説を邪魔する行為と激高した」
「少なくとも敵と思っている人も都民だ」
などと非難しなければ、公平ではありません。
警視庁は、東京都知事が所轄する東京都公安委員会によって管理されています。
むしろ東京都では、安倍氏よりも小池氏の権力の方が大きいのです。
一部マスメディアの態度は、ダブルスタンダードに溢れています。
特に欺瞞に溢れているのは、テレビ朝日『羽鳥慎一モーニングショー』の玉川徹氏です。

★玉川徹氏
法律に違反していないなら何をやってもいいという考え方を良識ある有権者が受け入れると思うか、という話だ。
紳士協定が慣例になっているが、それは色々な候補の声が届くようにしようと。
どんな政党だってどんな候補だって、そういう風にしてやっている。
法律に違反していなければ他人にどんな迷惑を掛けてもいいんだというそういう風な人たちは、国民の中で大きな支持を得られるとは僕は思わない。
(2024年4月29日)

玉川氏の言う
「そういう風な人たち」
は、安倍氏の言う
「こんな人たち」
と同じで、他人にどんな迷惑を掛けてもいいと思っている迷惑千万な演説妨害者です。
こんな白々しい欺瞞に溢れるダブル・スタンダードはありません。
■蓮舫のダブスタ発言
野党政治家も、マスメディアに同調しました。
当時、民進党代表だった蓮舫氏は安倍氏を徹底的に非難し、安倍氏が演説妨害者に謝罪するよう求めました。

★民進党・蓮舫代表
国民をレッテル貼りして、自分に良い人は味方、自分に悪い人は敵で常に戦う。
それを総理大臣がやるということは
『1億総活躍』
『皆が活躍できるチャンス』
と言っていることは実は建前で、本音は敵・味方。
自分に良い人だけを支援すると受け止められかねない発言なので看過し難いし、これこそ訂正あるいは謝罪を求めていく。
私は暴言・批判・ヤジを含めて、様々なコールを受けたことは何度もある。
でも、私は双方向で政治をしたい。
色々な意見を持っている人に向き合うのは政治家の仕事だ」
(2017年7月6日)

安倍氏は、蓮舫氏のように
「自分に良い人は味方、自分に悪い人は敵」
などと宣言していません。
安倍氏は、民主主義の破壊者である演説妨害者に
「負けるわけにはいかない」
と宣言しただけです。
党利党略のために国民を感情的に煽動して二分する
【ストローマン論証strawman argument:ストローマン論法とは議論が平行線を辿る卑怯戦法の対処法】
https://hamwrite.com/strawman-argument
に他なりません。
尚、蓮舫氏はこの時の主張に従えば、つばさの党も
「色々な意見を持っている人」
であるはずです。
蓮舫氏は、そのつばさの党の行為を
「選挙妨害」
と断じ、その質問を受けることなく警察に通報し、
「警察の対応が遅くて怖かった」
と守ってくれた警察に文句を言った上で、最後には
「でも、負けない」
とつばさの党を敵認定しました。
蓮舫氏は、自分の過去の発言に責任を持って、つばさの党に謝罪すべきです。
いずれにしても、安倍氏秋葉原演説の件は日本における過去最大の演説妨害と言えます。
この妨害行為が問題視されないどころか、むしろ正当化されてきたのですから、日本の現行制度で演説妨害を止めることは実際上不可能です。
このような悪質な演説妨害を無責任に正当化してきたマスメディアや政治家こそ、今回のつばさの党の行動を可能にした元凶に他なりません。
これらの論調に多くのマスメディアが同調した結果、安倍氏は演説妨害者との接触を避けることを強いられ、遊説場所を告知しない
「ステルス遊説」
と揶揄された選挙運動を展開するに至りました。
■ヤジの2人を英雄視
2019年参院選における安倍氏の札幌演説(2019年7月15日)では、
「安倍やめろ」
「帰れ」
という大声を演説に被せた男女2人を北海道警察が移動させるという事案がありました。
2人のうち男性は、その後も演説車両に詰め寄って大声を上げるなど演説者を執拗に威嚇しました。
秋葉原の演説妨害に比べて小規模ではあるものの、この騒動によって、周辺の人々の
「知る権利」
は明らかに侵害されました。
この事案に対しても、一部マスメディアは徹底的に警察を非難し、ヤジを正当化したのです。

★朝日新聞
政治家による街頭演説は、支持者だけではなく、様々な考えを持った幅広い聴衆に向けられるものだ。
ヤジも意思表示の1つの方法であり、これが力ずくで排除されるようになれば、市民は街頭で自由に声を上げることができなくなる。
(2019年8月29日)
政治家の仕事は、街頭でヤジを浴びることだろう。
浴びる機会を警察が奪ってどうする。
(2020年2月16日)

★毎日新聞
仮に今回、北海道警が政権への忖度を理由に聴衆を排除したとすれば、警察の政治的中立性に疑問符が付くことになる。
(2019年7月20日)

2020年2月2日には、HBC北海道放送が、警察に移動させられた2人を一方的に英雄視して警察を悪魔化するようなドキュメンタリー番組
『ヤジと民主主義〜警察が排除するもの』
を放映しました。
日本のメディアは、この番組に対して、ギャラクシー賞、日本ジャーナリスト会議JCJ賞、JNNネットワーク協議会賞などを授賞するなど、この作品を絶賛しました。
また、警察に移動させられた2人は
「表現の自由などが違法に侵害された」
として、北海道に対して慰謝料を求める裁判を起こしました。
その結果、2022年3月25日に札幌地裁は、北海道に対して計88万円の支払いを命じました。
これらのマスメディアの報道圧力と司法の判決は、警察を委縮させ、演説者の安全のための警備措置を事実上無力化したものと考えられます。
極めて理不尽なことに、聴衆が演説車両に詰め寄って大声を出す行為が正当化され、それを移動させた北海道警察が罰金刑に処されたのです。
そして、起こるべくして悲劇が起こりました。
■東京新聞の非論理的主張
札幌地裁の判決から間もない2022年7月8日に、参院選の街頭演説中の安倍氏が銃撃されたのです。
警察は、テロリストが安倍氏に近寄って至近距離から2発を発砲するまで何もすることができませんでした。
ここに、一部マスメディアと活動家から弾圧されてきた安倍氏の言論の自由は、永遠に閉ざされたのです。
2023年4月15日には、衆議院補選(和歌山1区)における街頭応援演説を控えた岸田文雄自民党総裁に対してパイプ爆弾が投げ込まれました。
これらテロ行為の頻発に影響を受けたか否かは不明ですが、2審の札幌高裁は、原告の男性に対して、警職法に則った根拠で1審判決を取り消す逆転敗訴の判決を言い渡しました。

★札幌高等裁判所
ヤジを飛ばして隣にいた聴衆といさかいになった他、その後も演説車両に詰め寄って大声を上げるなどした。
警察官が、直ちに阻止しなければ物を投げるなどの危害が加えられてしまうと判断したことには客観的合理性が認められる。
(2023年6月22日)

この判決に対して、東京新聞は札幌高裁を強く非難しました。

★東京新聞
ヤジも言論だ。
市民から政権批判の自由を奪ってはならない。
今回の判決が政治的言論の自由の委縮を招くのではと危惧する。
(2023年6月24日)

東京新聞の主張は非論理的です。
先述したように、
「安倍やめろ」
「帰れ」
というヤジは、
「表現の自由」
の名の下に非言論によって言論を掻き消すという
「言論の自由」

「知る権利」
に対する挑戦行為です。
まさにサイレント・マジョリティを愚弄し、ノイジー・マイノリティに都合が良い社会に誘導するものです。
1人の身勝手なヤジを認めれば、法の下の平等の原則から、他の全ての人の身勝手なヤジも認められなければなりません。
これは間接民主主義の破壊行為です。
特に、抵抗力が弱い小政党や無所属の政治家は、ノイジー・マイノリティによって簡単に捻り潰されてしまうことでしょう。
実際、今回の東京15区では、つばさの党の演説妨害行動によっていくつかの陣営が委縮し、
「ステルス遊説」
を展開するに至りました。
■言論機関による言論弾圧
2023年12月、北海道放送
『ヤジと民主主義〜警察が排除するもの』
の劇場版が、センセーショナルな宣伝文句を掲げて公開されました。

2019年7月15日、それが全ての始まり。
政権に批判の声を上げたら、大勢の警察官に排除された。
「ヤジ排除」
の裏で何が起こっているのか?
1460日の記録。

更に、元北海道警察幹部の原田宏二氏(故人)の発言が、次のように添えられています。

★原田宏二氏
警察が法的根拠がないのに好き勝手なことをやっている。
それをメディア・マスコミの前で平然とやった。
あんたたち(マスコミは)無視されたんですよ。

警察が原告を移動させた措置に対する法的根拠については、2審判決でその合理性が認められていますが、この発言はその存在を真っ向から否定しています。
つまり、この映画は、故人の見解を権威論証として使うことで、演説妨害を無理矢理正当化しているのです。
また、警察がメディアを無視することが許されないかのような認知操作は傲慢極まりありません。
以上、安倍氏の秋葉原演説と札幌演説に対する演説妨害行為は、一部マスメディアによる強力な報道圧力によって正当化されてきました。
その結果、日本は演説妨害者の「表現の自由」が尊重され、演説者の「言論の自由」と有権者の「知る権利」が軽視されるという本末転倒な社会となってしまいました。
これは、言論機関による言論弾圧に他なりません。
このような状況において、秋葉原の事例と比較して甚だ小規模な集団であり、候補が他候補に質問する体裁を取るつばさの党の演説妨害者を、札幌の事例で違法性を問われて委縮した警察が、極めてデリケートな判断を必要とする警職法を根拠にしてリアルタイムに排除することは、法の下の平等から不可能でした。
事実、警察が選挙の自由妨害罪の疑いで家宅捜索に踏み切ったのは、投開票から2週間が経過した2024年5月13日です。
もちろん、この段階でも選挙の自由妨害罪が立証されているわけではありません。
何よりも、マスメディアによる身勝手な
「表現の自由」
の肯定による最大の被害者は、候補者の政治的主張についての
「知る権利」
を侵食された有権者です。
「言論の自由」
を守り、国民の
「知る権利」
に資する使命を持つ言論機関の一部が、
「表現の自由」
という美辞麗句で非言論による演説妨害を堂々と正当化してきたことは、民主主義の破壊行為に他なりません。
今回のような問題が発生するのは、明らかに公職選挙法の欠陥によるものです。
近年、演説妨害者が次々と公職選挙法のセキュリティホールを突いてくる中、党利党略を最優先とする立法機関の議員は何も対策を議論してきませんでした。
誰が考えても分かることですが、候補者がその政治的主張を有権者に音声で説明する街頭演説を行うには、音声が伝わる特定の時間を特定の空間に渡って占有する必要があります。
この占有の調整を候補者の自主性に任せていることが、トラブルの原因なのです。
■選挙システムの再構築を
公平な選挙を行うためには、選挙管理委員会がこの時間と空間を管理して候補者に公平に配分することが必要です。
例えば、選挙区内に複数の演説拠点を予め設定しておいて、各候補にその拠点を占有できる時間帯を最初から決めておけば、候補者間で演説に支障を来すことはありません。
有権者にとっても、確実に演説を聞くことができるので至便です。
また、その時間の枠内で市民が自由にヤジを言える時間を5分程度設定すれば、インタラクティブ(お互いに作用し合う様。相互作用の)な要素も加味できます。
何より、演説途中での身勝手なヤジを発する必要がなくなります。
もちろん、拠点以外の場所での演説は、従来通り自由にするのが憲法に適っています。
ただし、同一地区に1日2時間以上留まって演説してはならないというような、場所の目的外使用を防止する合理的規制は必要であると考えられます。
特定の候補者間で相手に質問し合う機会を設定することも必要です。
今回、つばさの党は、質問を根拠にして他候補の演説を妨害しましたが、予め十分な討論の機会を設定しておけば、その必要もなくなります。
有権者が議員の実力を把握する上でも討論会の開催は有益であり、議員の質の向上に大きく貢献するものと考えられます。
公職選挙法で、インターネットをベースにした複数回の公開討論会の開催を義務化するのが望ましいと考えます。
このような表現に関する
【時 time】
【所 plece】
【方法 manner】
の規制は
【表現内容中立規制】(特定の時・場所・手段における表現の規制)
https://foetimes.com/2670/
と呼ばれ、公共の福祉の必要がある場合の合理的制限として、最高裁(1955)が認めています。
その理由としては、これを無制限にしておくと選挙運動に不当な競争を招き、選挙の自由公正を害する虞があるからです。
また、相手を威嚇したり、侮蔑したりする発言など表現の
【内容 content】
の規制である
【表現内容規制】(ある表現について、それが伝達するメッセージを根拠に行う規制)
https://foetimes.com/2670/
も最低限必要と考えます。
インターネットが普及した時代に、好意の返報性を求めて、街頭で握手をしたり、手を振ったり、名前を連呼したり、自転車に乗ったり、ビラを配ったりする選挙はもうやめましょう。
感情・人格・権威に訴えるという選挙テクニックではなく、政策のスペックで代表を選ぶ選挙システムの構築が必要不可欠であると考える次第です。

偽善者に騙されるな 選挙活動の自由を濫用する偽善者たち
Hanada2024年7月号 イスラム思想研究者 飯山陽
「おい飯山! カメラ撮ってんじゃねーよ」
「質問に答えろよ飯山!」
2024年4月21日午前10時半過ぎ、東京都江東区にある警視庁深川警察署前で、選挙用の街宣車から拡声器を使用し、私にこう暴言を吐いて挑発したのは
「つばさの党」
という団体の根本良輔なる人物だ。
私は2024年4月28日投開票の衆議院東京15区補欠選挙に立候補していた。
街宣車での選挙活動中、根本某の街宣車に追い回され、散々逃げた挙げ句、警視庁深川警察署前に車を付けた。
警察署の前ならば言動を慎むだろうと想定してのことだ。
しかし某はこう続けた。
「警察、何も動いてくんないよ! 事故にならないように気を付けてねってことを電話で貰ってるんで、お前らが街宣をやめた以上は、オレら喋る権利ある!」
「だから出て来いよ! お前、目パキってんぞ。アハハハ!憎くて仕方ないだろ、オレのことが。目パキってんぞ飯山! オレのことがムカつくなら、ぶつけてこいよ! 討論しようぜ! 東大の博士号取ったんだろ! イスラエルについて話そうぜ飯山! 出てこいって! ほら出て来いよ! 何やってんだよ、意味ねえからそれ! おい、東大の博士、出て来いよ! 出て来いよ、お前!」
某も同補選の立候補者である。
だから自分には選挙活動の自由があり、こうした暴言もその範疇内だというのが某の主張だ。
産経新聞の取材に対し、
「どこで街宣しても合法だ」
と自身の言動を正当化している。
某が選挙妨害を始めたのは、選挙告示日の20024年4月16日だ。
私自身も2024年4月21日以前から、既に何度も極めて悪質な選挙妨害を受けてきた。
街頭演説にマイクで音を被せる、街宣車を追いかけ回し私を罵倒する文句を拡声器でがなり立てる、私に接近して大声で侮辱し嘲笑する、選挙事務所前に乗り付けて扉をドンドン叩き
「出てこい」
と挑発する。
この繰り返しだ。
2024年4月19日には、豊洲にてジャーナリストの長谷川幸洋氏を応援弁士としてお迎えし、街宣活動をする予定だったが、我々の街宣車の後ろに某の街宣車が乗り付け、とてつもない爆音を当方に被せ、長谷川氏らの声はほぼ完全に掻き消された。
私はそれ以来、頭痛、耳鳴り、不眠、フラッシュバック、動悸といった症状に悩まされている。
■私は絶望した
自由主義社会においても、あらゆる自由が許されるわけではない。
他者に危害を与える自由は許容されないと考えるのが一般的だ。
「殺人の自由」

「強盗の自由」
「誹謗中傷の自由」
といったものが認められないのはそれ故である。
しかし某は、選挙活動の自由の中には、私の選挙活動を妨害する自由も、私の心身に危害を与える自由も、公然と私の名誉を毀損し尊厳を奪う自由も含まれていると認識しているらしい。
某は産経新聞に対し、妨害活動により
「皆に政治に参加してもらい、事実を知ってもらうという目的は達成できた」
と主張している。
とんだ偽善者である。
2024年4月21日の警視庁深川警察署前では私に対し、
「おい飯山! せっかくお前のこと推してくれるジジイ、泣いちゃうぜ! こんな29歳の若造1人も論破できない、中東の研究家、東大博士か知らんけど、イスラエルついて話そうぜ!」
と、
「若い弱者」
ポジションを取って煽ってきた。
若さなど所詮、相対的なものだ。
小中学生から見れば29歳は立派なジジイであるが、80歳から見れば48歳の私も十分に若い。
贅肉でだぶついた腹を抱える中年太りの男である某が、小柄な女である私に対して拡声器を使用して大声で威圧しながら、オラつきつつ
「若い弱者」
ポジションでマウントを取るなど、笑止千万だ。
某はいわゆる
「無敵の人」
である。
選挙活動中の自由を掲げれば、どのような誹謗中傷、罵詈雑言、名誉棄損、威嚇行動も許されるし、警察も手出しできないと公言して憚らない。
実際、警察は、私が警視庁深川警察署前で壮絶なセクハラ、モラハラ、脅迫、選挙妨害を受けているにもかかわらず、私を守ってはくれなかった。
これは公開リンチに等しい。
私は絶望した。
「おれ飯山本人だよ、あのオバハン! キチガイみたいな顔して! 終わってんだろアレ。ほら飯山! 飯山! 飯山本人、何やってんの! 出て来いって! 皆見てるよ! 飯山本人だろ! 動画を撮ることしかできねえんだよ、こいつら! これ、やばいぜ! おいおいおい、飯山出て来いって!」
何が面白いのか、私には全く分からない。
図体の大きな男に、拡声器を使って繰り返し名前を呼び捨てにされ、出てこい、出てこいと煽られ恐怖と闘いながら、証拠を押さえねばならないという一心で動画を撮り続けた。
■諦めたらそこで終わりだ
「何なのお前! マジでお前、東大の博士取ったのか?! 小池と一緒で、経歴詐称疑惑か! え、何それ、チューしたいの?! え、何それお前、チューしたいの?! 責められて興奮するタチ? もしかして?!」
表情を変えず、挑発にも動じない私に痺れを切らした某は、私が経歴詐称をしていると中傷した上、煽り続けるうちに自分で勝手に興奮しだし、卑猥な言葉を口にする。
「飯山あかり! 今、もう1700人がライブで見てるぞ! これ、切り抜いて絶対拡散されるぞ! これ、飯山あかり本人だぞ! 飯山! お前、イスラエルの犬じゃん。イスラエルの犬だよね! イスラエル戦争屋国家だぞ! そのお前、戦争屋国家を擁護しているお前、戦争屋の手先だぞ! イスラエルとアメリカが、中東を火の海にしたんだぞ! 何だ、オレともチューしたいのか?! 飯山! 48歳飯山あかり! ヘイヘイヘイ! オレとチューしたいのかヘイヘイヘイ!飯山! 何だよお前、欲求不満かよ! チューするか飯山! どうした飯山! 何だよお前、欲求不満かよ! チューするか飯山! どうした飯山! 論戦しようぜ! お前がイスラエルの擁護をしているのはやめろって言ってんだよ! イスラエルは戦争屋国家なの! やっぱチューしたいのか!」
これが某の
「合法」
な選挙活動らしい。
拡声器を使って私を罵倒し、卑猥で淫らな言葉を浴びせ掛け続けることの、どこが合法な選挙活動なのか。
これでどうやって、
「皆に政治に参加してもらい、事実を知ってもらうという目的は達成できた」
というのか。
通りすがりの有権者は、某の罵声を聞くと足早にその場を立ち去る。
中には恐る恐る携帯を取り出し、写真や動画を撮っていく人もいる。
誰もが顔を強張らせる。
政治参加どころの話ではない。
こんな現場を目の当たりにすれば、多くの人が選挙や政治そのものに対し、恐怖感や嫌悪感を抱く。
政治というのは関わってはならない、近付くと害にしかならないと思うようになる。
そして益々政治への関心を失い、投票率は下がる。
実際に、今回の東京15区補選の投票率は40.70%に過ぎなかった。
有権者の過半数が選挙に行かなかったのだ。
哀れなことに、某にはこの現実も見えないらしい。
某はこうも言った。
「おい飯山! ちょっと都合が悪いこと言われたら逃げるんだったら、お前、政治改革なんてできねーよ!」
「しかも、保守党なんて仰々しい名前付けやがって!」
「何だよ保守党って!」
「保守党ってのは逃げること?!」
保守の基本は
「大切なものを守る」
という信念だ。
我々が守るべきは自由民主主義社会であり、その礎となる選挙である。
他者の選挙活動の自由を侵害し、有権者の聞く権利、知る権利を侵害する某のような行動が選挙活動の自由の名の下に許容されるならば、日本の民主主義の存立は確実に脅かされる。
某は選挙妨害をビジネス化すると言っている。
某にカネを払えば、対立候補の選挙活動を妨害し、選挙戦を有利に進められるというわけだ。
なるほど、実に賢いと、某の
「信者」
たちは喝采を送る。
「誰1人取り残さないインクルーシブな社会を体現する人物」
として乙武洋匡(おとたけひろただ)氏を同選挙で擁立した小池百合子都知事は、自分と乙武氏の街宣の警備は強化したものの、私を守ってはくれなかった。
メディアが妨害の被害者として手厚く報じたのは乙武氏だった。
しかし選挙では、私の得票数は乙武氏のそれを大きく上回った。
2024年4月19日の妨害現場では某の罵声に対し、小学生の男の子が
「あかり、がんばれ?!」
と高い声をあげた。
正義はここにある。
日本を諦めてはならない。
諦めたらそこで終わりだ。

「愚劣」「低能」つばさの党
Hanada2024年7月号 門田隆将
「飯山、出てこい」
「チューしたいの? チューしたいの、お前」
「責められて興奮するタチ? チューしたいの? 別に悪くないけど」
「いいよチューしたって」
「お前、イスラエルの犬じゃん」
「俺ともチューしたいのか? 飯山! なんだお前、欲求不満か。飯山」
「48歳、飯山あかり! ヘイ、ヘイ、ヘイ! 飯山あかり、ヘイ、ヘイ、ヘイ! 俺とチューしたいのか、ヘイ、ヘイ、ヘイ!」
「飯山〜なんだ、お前! 欲求不満かよ」
「どうしたんだ飯山、やっぱり選挙だから高ぶってんのか!」
・・・警察も舐められたもの。
これらの常軌を逸した
「つばさの党」
の卑猥、卑劣な言動による演説妨害行為は、警視庁深川警察署(東京都江東区)の前で行われたものだ。
一方、参政党の吉川りな候補には、
「党首の神谷は、党員の女とやり放題! ヘイ、ヘイ、ヘイ!」
「あんたも神谷とやってんだろ? ヘイ、ヘイ、ヘイ!」
既婚者である女性候補へのあり得ない言葉である。
聴衆もさすがに下品な言葉の連続に唖然となった。
また、小池百合子都知事が全面支援した乙武洋匡(おとたけひろただ)氏の演説にも彼らは”突入”。
電話ボックスの上から演説に被せるように大声で叫び、乙武氏の演説を搔き消した。
更に、立憲の蓮舫議員が乗った選挙カーを追いかけ、すぐ後ろに止めて車を降りた根本良輔候補が、
「立憲偽善者 ヘイ、ヘイ、ヘイ! 立憲偽善者 ヘイ、ヘイ、ヘイ! おい、お前、何か答えろよ」
駆け付けた警察官が動画を撮りながら、注意すると、
「お前、選挙妨害だぞ、今やっていること、おい」
「選挙妨害だ! 邪魔すんな」
と、逆に警察官をどやしつけた。
これが
「つばさの党」
の黒川敦彦、根本良輔両氏らが東京15区補選で演説中の候補者たちに繰り返した行状のごく一部である。
これらを見ながら、吉野家で紅ショウガを直食いしたり、スシローで醤油さしから醤油を直飲みしたりした迷惑系ユーチューバーを思い出した向きは少なくないだろう。
「愚劣」

「低能」
という言葉しか思い浮かばない、人に迷惑をかけることで喜ぶ子供みたいな大人たちである。
各陣営が受けた被害をいちいち書き出すとキリがないが、完全に民主主義の根幹である選挙を破壊することを目的とした行動だった。
彼らは選挙運動が終わるその瞬間まで手を緩めなかった。
日本保守党の飯山あかり氏は、選挙戦を終えて、不眠や耳鳴りの症状に悩まされ、加療が必要との診断を受け、日本保守党の東京15区支部長を退任した。
公職選挙法第225条には、はっきり
「選挙の自由妨害罪」
が規定されており、
「4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する」
と明記されている。
本来、この明白な公職選挙法違反行為には、
「私が責任を取るから摘発せよ」
と、警視総監たる緒方禎己(おがたよしみ)氏が号令を下すべきだったのは当然である。
だが、ハラが据わらないこの警察トップのお陰で、選挙戦中は完全に野放し、民主主義の根幹である選挙は、こうして”蹂躙(じゅうりん)”され続けたのである。
しかし、国民の怒りは収まらない。
それを受けて警視庁捜査2課は選挙後2週間以上が経過した2024年5月13日、やっと
「つばさの党」
の本部や黒川氏、根本氏の自宅にも家宅捜索を敢行した。
政治部デスクによれば、
「遅きに失しましたね」
「選挙中になぜ踏み込まなかったのか、との怒りの声は強い」
「2017年の都議選最終日、秋葉原で”安倍やめろ!”という大コールの演説妨害に対して安倍首相が”こんな人たちに負けるわけにはいかない”と言ったことを捉えて、左翼マスコミは演説を妨害した側ではなく安倍批判を繰り広げた」
「また2019年の参院選では、札幌に応援演説に来た安倍首相に対して、”安倍やめろ!”とヤジを連呼した活動家が道警に排除された」
「その活動家は北海道を提訴し、札幌地裁の廣瀬孝裁判官は、これは表現の自由の範囲内である、と道側に88万円の損害賠償を命じた」
「秩序破壊の左翼の言い分が認められている有り様です」
「取り締まる側が完全に委縮する原因になっていたのも確かです」
左翼司法をマスコミが後押しし、選挙妨害をする側が讃えられる本末転倒の日本。
安倍暗殺事件では、犠牲者が貶められ、犯人が讃えられるという”反日亡国勢力”のやり放題が続く日本。
最早末期的である。

公職選挙法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC1000000100
(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
一 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀き棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
三 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。

2022年3月25日
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/79884.html
■“安倍元首相にヤジで排除は違法” 北海道に賠償命じる判決
3年前の2019年、札幌市で当時の安倍総理大臣の街頭演説にヤジを飛ばし警察官によって離れた場所に移動させられた男女2人が、排除は違法だとして道に賠償を求めた裁判で、札幌地方裁判所は
「警察官らの行為は違法で、原告らの表現の自由が侵害された」
として原告側の訴えを認め、道にあわせて88万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
3年前の2019年、札幌市内で街頭演説をしていた当時の安倍総理大臣に向けて複数の人がヤジを飛ばすなどし、警察官によって離れた場所に移動させられました。
このうち札幌市に住む大杉雅栄さん(34)と桃井希生さん(26)の2人は排除は違法で精神的苦痛を受けたとして、北海道にあわせて600万円余りの賠償を求めていました。
2022年3月25日の判決で札幌地方裁判所の廣瀬孝裁判長は、
「被告側は
『当時、生命や身体に危険を及ぼす恐れのある危険な事態にあったとか、犯罪がまさに行われようとしていた』
などと主張するが、それは認められない」
「警察官らの行為は違法で原告らの表現の自由が侵害された」
と指摘し、原告側の訴えを認め、道にあわせて88万円の賠償を命じました。
■原告「期待以上の判決だった」
判決後の会見で、原告の大杉雅栄さんは
「筋の通らないことはおかしいと、真っ当なことを明記した期待以上の判決だった」
と述べました。
一方、
「問題となった排除行為を巡り、北海道警の組織的な責任や関与が争点にならなかった」
と指摘しました。
また、原告の桃井希生さんは、ヤジを飛ばして移動させられた後も警察官につきまとわれたことに恐怖や混乱を覚えたなどと、当時を振り返り
「世の中のおかしいことに対して『おかしい』と言うための力になる判決だったと思う」
と述べました。
原告側の代理人を務めた小野寺信勝弁護士は
「道警の排除行為が違法であることを認めた今回の判決を評価したい」
と述べた上で、被告の道に対し、控訴せず、今回の判決を踏まえて再発防止などの対策を取るよう求めました。
■北海道警察本部監察官室「判決内容を精査し対応を検討」
判決を受けて北海道警察本部監察官室は
「判決内容を精査し、対応を検討して参ります」
とコメントしています。

やじ排除訴訟で北海道控訴 警察官職務の是非高裁へ
2022/4/1 12:11
https://www.sankei.com/article/20220401-DRV2M3JQRJP2XEC67GT6BUILZA/
令和元年の参院選期間中に安倍晋三首相(当時)の街頭演説にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女2人が損害賠償を求めた訴訟で、道は2022年4月1日、排除の違法性を認めて計88万円の支払いを命じた札幌地裁判決を不服として控訴した。
政治家にヤジを飛ばした聴衆を、その場から排除した警察官による職務執行の是非は、札幌高裁で改めて審理される。
道警監察官室は
「控訴審で当方の考えを主張していく」
とのコメントを出した。
2022年3月25日の地裁判決は、現場で撮影された動画などから、当時犯罪が行われようとしていたとは認められず、警察官の行為は違法と指摘。
憲法21条で保障されている
「表現の自由」
が警察官に侵害されたと認定した。
ヤジについても、公共的、政治的事項に関する表現行為と位置付け、特に重要な憲法上の権利として尊重されるべきだとの判断を示した。
地裁判決によると、原告らは令和元年7月15日、札幌市内で街頭演説中だった安倍首相に
「安倍辞めろ」
「増税反対」
と声を上げたところ、警察官らに肩や腕などを掴まれて移動させられたり、長時間に渡って付きまとわれたりした。

「安倍氏に危害の恐れ」 やじ男性排除は適法 札幌高裁
2023/6/22 16:27
https://www.sankei.com/article/20230622-HKB5YON4XZLTZGXXRKN7QG6BBQ/
令和元年の参院選で札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女2人が道に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で札幌高裁は2023年6月22日、男性に対する道警の排除行為について、男性が周囲から暴行を受けたり、男性が安倍氏らに危害を加えたりする恐れが迫っており、適法だったと判断した。
一方、女性に対する排除行為については1審判決と同様、表現の自由の侵害に当たると判断。
女性への賠償命令に対する道警側の控訴を棄却した。
高裁は2人への賠償を命じた1審判決のうち、男性への支払いを命じた部分を取り消した。

原告2人判断分かれる 安倍首相やじ排除訴訟で札幌高裁
2023/6/22 19:53
https://www.sankei.com/article/20230622-OIW6EPFLJBK5VGUXTEIGEL2HWU/
令和元年の参院選で安倍晋三首相(当時)の街頭演説中にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女が道に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁は2023年6月22日、計88万円の賠償を道に命じた札幌地裁判決のうち、男性(35)への賠償命令を取り消した。
女性(27)については道の控訴を棄却し、1審の55万円の賠償命令を維持した。
大竹優子裁判長は、男性本人が周囲から暴行を受ける危険や安倍氏に危害を加える恐れがあったとして警察官の行為は妥当と認定した。
女性については1審判決と同様、排除は憲法で保障された表現の自由の侵害に当たるとした。
離れた場所にいた2人の状況は異なっており判断が分かれた。
2022年3月の1審判決後の2022年7月、安倍氏が街頭演説中に銃撃され死亡する事件が発生したが、控訴審の審理や判決で言及はなかった。
男性は上告を検討するとし
「銃撃事件がなかったら、裁判所の判断は変わらなかったのではないか」
と話した。
道警は
「判決内容を精査し、対応を検討する」
とコメントした。

北海道警やじ訴訟で上告 札幌高裁で逆転敗訴の男性
2023/7/5 15:59
https://www.sankei.com/article/20230705-6WEYQJN5URPFHPBECT7W5DDB5U/
令和元年の参院選で安倍晋三首相(当時)の街頭演説中にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女が道に損害賠償を求めた訴訟で、原告の男性は2023年7月5日、逆転敗訴とした札幌高裁判決を不服として上告した。
男性は大杉雅栄さん(35)。
2023年6月22日の高裁判決は、大杉さん本人が周囲から暴行を受ける危険や、安倍氏に危害を加える恐れがあったとして、警察官の行為は妥当と認定し、1審札幌地裁の賠償命令を取り消した。
一方、桃井希生さん(27)については、排除は憲法で保障された表現の自由の侵害に当たるとして55万円の賠償命令を維持しており、桃井さんは上告できない。
高裁判決によると、2人は令和元年7月15日、JR札幌駅近くで街頭演説をしていた安倍氏に
「安倍辞めろ」
などとヤジを飛ばし、警察官らに取り囲まれ、後方に移動させられるなどした。

札幌やじ訴訟の原告男性 「拡声器で妨害とは別」「つばさの党での引き合いは迷惑」
2024/5/21 13:36
https://www.sankei.com/article/20240521-LZSJFXB5K5DJRJWHMNSKNQDZIM/
令和元年、札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)に
「辞めろ」
「帰れ」
などヤジを飛ばした男女が北海道警の警察官に排除された問題を巡り、札幌地裁は
「表現の自由などが違法に侵害された」
として、道に賠償支払いを命じた。
2審の札幌高裁は1審判決の一部を取り消したが、1審の司法判断が演説妨害の正当化に利用されたとの指摘がある。
原告男性の大杉雅栄氏(36)が産経新聞の取材に応じ、
「肉声でヤジを飛ばしただけで演説が不成立になったわけではない」
「拡声器などを用いた選挙妨害と一緒にしてほしくない」
と述べた。
■「札幌はあくまで肉声」
ーー2024年4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙で、政治団体「つばさの党」陣営による他の候補への妨害行為をどう見ている
★大杉雅栄氏
人の演説会場で拡声器を使って罵詈雑言を浴びせるなどして、演説を成り立たせなくしている。
演説妨害で立件されても仕方ないレベルだろう。
(つばさの党陣営が主張している)相手の候補者の考えを知りたいなら公開質問状でも公開討論でも方法があるはずだ。
ーーつばさの党幹部はX(旧ツイッター)に
「候補者以外の安倍へのヤジが合法な時点で、候補者である俺らが違法なわけがない。北海道のヤジも、俺らがやったヤジも全く同じ」
と投稿し、大杉氏らのヤジを念頭に行為を正当化している
★大杉雅栄氏
札幌での事案はあくまで肉声のヤジで、表現の自由の範囲内と裁判所も判断している。
実際、被告である北海道警でさえ、ヤジは演説妨害との主張をしていない。
つばさの党の事案とは大きく異なり、引き合いに出されるのは迷惑だ。
ーー肉声でもヤジを飛ばせば、平穏に演説を聞きたい人の権利を邪魔しているのでは
★大杉雅栄氏
静かに演説を聞く権利というものはあるのだろうか。
閉ざされたプライベート空間ならともかく(当時ヤジを飛ばした)札幌駅前は公共空間だ。
そこには安倍氏の主張に対し、賛成の人も反対の人もいる。
多少のノイズはあり得るし、異論を口に出せるのが民主主義社会というものだ。
■「従前通り選挙違反取り締まりを」
ーー平成29年5月に東京・秋葉原で応援演説した安倍氏に対する「帰れ」の大合唱はどう思うか
★大杉雅栄氏
うるさいのはそうだろう。
ただ、上品かどうかは別にしても、そうしたやじは許容されてきた面がある。
民主党政権の野田佳彦首相(当時)が演説する際に『売国奴』とコールが上がっている場面を動画で確認したことがあるが、かといって警察が介入するものでもない。
安倍氏は国会論議を軽視し、疑惑の追及にも詭弁や誤魔化しに終始してきた。
主権者を代弁する国会議員の言葉さえ受け止めない人間に市民が直接声を届けるには、やじのような粗野なスタイルにならざるを得ない面がある。
ーー札幌地裁の判決がその後、警備の萎縮を招いたとの見方がある
★大杉雅栄氏
道警は警護警備を厳格に行ったことで一線を越えたわけではなく、警護警備に名を借りて不当な言論弾圧をしていた。
それが違法と認定されるのは法治国家として当然だ。
ヤジ裁判で全く新しい判例が確立した事実はないので、警察の適法な活動が制約される理由はない。
選挙違反の取り締まりも、判例などを参考に従前通りやれば良いのではないか。

偽善者に騙されるな 選挙活動の自由を濫用する偽善者たち
Hanada2024年7月号 イスラム思想研究者 飯山陽
「おい飯山! カメラ撮ってんじゃねーよ」
「質問に答えろよ飯山!」
2024年4月21日午前10時半過ぎ、東京都江東区にある警視庁深川警察署前で、選挙用の街宣車から拡声器を使用し、私にこう暴言を吐いて挑発したのは
「つばさの党」
という団体の根本良輔なる人物だ。
私は2024年4月28日投開票の衆議院東京15区補欠選挙に立候補していた。
街宣車での選挙活動中、根本某の街宣車に追い回され、散々逃げた挙げ句、警視庁深川警察署前に車を付けた。
警察署の前ならば言動を慎むだろうと想定してのことだ。
しかし某はこう続けた。
「警察、何も動いてくんないよ! 事故にならないように気を付けてねってことを電話で貰ってるんで、お前らが街宣をやめた以上は、オレら喋る権利ある!」
「だから出て来いよ! お前、目パキってんぞ。アハハハ!憎くて仕方ないだろ、オレのことが。目パキってんぞ飯山! オレのことがムカつくなら、ぶつけてこいよ! 討論しようぜ! 東大の博士号取ったんだろ! イスラエルについて話そうぜ飯山! 出てこいって! ほら出て来いよ! 何やってんだよ、意味ねえからそれ! おい、東大の博士、出て来いよ! 出て来いよ、お前!」
某も同補選の立候補者である。
だから自分には選挙活動の自由があり、こうした暴言もその範疇内だというのが某の主張だ。
産経新聞の取材に対し、
「どこで街宣しても合法だ」
と自身の言動を正当化している。
某が選挙妨害を始めたのは、選挙告示日の20024年4月16日だ。
私自身も2024年4月21日以前から、既に何度も極めて悪質な選挙妨害を受けてきた。
街頭演説にマイクで音を被せる、街宣車を追いかけ回し私を罵倒する文句を拡声器でがなり立てる、私に接近して大声で侮辱し嘲笑する、選挙事務所前に乗り付けて扉をドンドン叩き
「出てこい」
と挑発する。
この繰り返しだ。
2024年4月19日には、豊洲にてジャーナリストの長谷川幸洋氏を応援弁士としてお迎えし、街宣活動をする予定だったが、我々の街宣車の後ろに某の街宣車が乗り付け、とてつもない爆音を当方に被せ、長谷川氏らの声はほぼ完全に掻き消された。
私はそれ以来、頭痛、耳鳴り、不眠、フラッシュバック、動悸といった症状に悩まされている。
■私は絶望した
自由主義社会においても、あらゆる自由が許されるわけではない。
他者に危害を与える自由は許容されないと考えるのが一般的だ。
「殺人の自由」

「強盗の自由」
「誹謗中傷の自由」
といったものが認められないのはそれ故である。
しかし某は、選挙活動の自由の中には、私の選挙活動を妨害する自由も、私の心身に危害を与える自由も、公然と私の名誉を毀損し尊厳を奪う自由も含まれていると認識しているらしい。
某は産経新聞に対し、妨害活動により
「皆に政治に参加してもらい、事実を知ってもらうという目的は達成できた」
と主張している。
とんだ偽善者である。
2024年4月21日の警視庁深川警察署前では私に対し、
「おい飯山! せっかくお前のこと推してくれるジジイ、泣いちゃうぜ! こんな29歳の若造1人も論破できない、中東の研究家、東大博士か知らんけど、イスラエルついて話そうぜ!」
と、
「若い弱者」
ポジションを取って煽ってきた。
若さなど所詮、相対的なものだ。
小中学生から見れば29歳は立派なジジイであるが、80歳から見れば48歳の私も十分に若い。
贅肉でだぶついた腹を抱える中年太りの男である某が、小柄な女である私に対して拡声器を使用して大声で威圧しながら、オラつきつつ
「若い弱者」
ポジションでマウントを取るなど、笑止千万だ。
某はいわゆる
「無敵の人」
である。
選挙活動中の自由を掲げれば、どのような誹謗中傷、罵詈雑言、名誉棄損、威嚇行動も許されるし、警察も手出しできないと公言して憚らない。
実際、警察は、私が警視庁深川警察署前で壮絶なセクハラ、モラハラ、脅迫、選挙妨害を受けているにもかかわらず、私を守ってはくれなかった。
これは公開リンチに等しい。
私は絶望した。
「おれ飯山本人だよ、あのオバハン! キチガイみたいな顔して! 終わってんだろアレ。ほら飯山! 飯山! 飯山本人、何やってんの! 出て来いって! 皆見てるよ! 飯山本人だろ! 動画を撮ることしかできねえんだよ、こいつら! これ、やばいぜ! おいおいおい、飯山出て来いって!」
何が面白いのか、私には全く分からない。
図体の大きな男に、拡声器を使って繰り返し名前を呼び捨てにされ、出てこい、出てこいと煽られ恐怖と闘いながら、証拠を押さえねばならないという一心で動画を撮り続けた。
■諦めたらそこで終わりだ
「何なのお前! マジでお前、東大の博士取ったのか?! 小池と一緒で、経歴詐称疑惑か! え、何それ、チューしたいの?! え、何それお前、チューしたいの?! 責められて興奮するタチ? もしかして?!」
表情を変えず、挑発にも動じない私に痺れを切らした某は、私が経歴詐称をしていると中傷した上、煽り続けるうちに自分で勝手に興奮しだし、卑猥な言葉を口にする。
「飯山あかり! 今、もう1700人がライブで見てるぞ! これ、切り抜いて絶対拡散されるぞ! これ、飯山あかり本人だぞ! 飯山! お前、イスラエルの犬じゃん。イスラエルの犬だよね! イスラエル戦争屋国家だぞ! そのお前、戦争屋国家を擁護しているお前、戦争屋の手先だぞ! イスラエルとアメリカが、中東を火の海にしたんだぞ! 何だ、オレともチューしたいのか?! 飯山! 48歳飯山あかり! ヘイヘイヘイ! オレとチューしたいのかヘイヘイヘイ!飯山! 何だよお前、欲求不満かよ! チューするか飯山! どうした飯山! 何だよお前、欲求不満かよ! チューするか飯山! どうした飯山! 論戦しようぜ! お前がイスラエルの擁護をしているのはやめろって言ってんだよ! イスラエルは戦争屋国家なの! やっぱチューしたいのか!」
これが某の
「合法」
な選挙活動らしい。
拡声器を使って私を罵倒し、卑猥で淫らな言葉を浴びせ掛け続けることの、どこが合法な選挙活動なのか。
これでどうやって、
「皆に政治に参加してもらい、事実を知ってもらうという目的は達成できた」
というのか。
通りすがりの有権者は、某の罵声を聞くと足早にその場を立ち去る。
中には恐る恐る携帯を取り出し、写真や動画を撮っていく人もいる。
誰もが顔を強張らせる。
政治参加どころの話ではない。
こんな現場を目の当たりにすれば、多くの人が選挙や政治そのものに対し、恐怖感や嫌悪感を抱く。
政治というのは関わってはならない、近付くと害にしかならないと思うようになる。
そして益々政治への関心を失い、投票率は下がる。
実際に、今回の東京15区補選の投票率は40.70%に過ぎなかった。
有権者の過半数が選挙に行かなかったのだ。
哀れなことに、某にはこの現実も見えないらしい。
某はこうも言った。
「おい飯山! ちょっと都合が悪いこと言われたら逃げるんだったら、お前、政治改革なんてできねーよ!」
「しかも、保守党なんて仰々しい名前付けやがって!」
「何だよ保守党って!」
「保守党ってのは逃げること?!」
保守の基本は
「大切なものを守る」
という信念だ。
我々が守るべきは自由民主主義社会であり、その礎となる選挙である。
他者の選挙活動の自由を侵害し、有権者の聞く権利、知る権利を侵害する某のような行動が選挙活動の自由の名の下に許容されるならば、日本の民主主義の存立は確実に脅かされる。
某は選挙妨害をビジネス化すると言っている。
某にカネを払えば、対立候補の選挙活動を妨害し、選挙戦を有利に進められるというわけだ。
なるほど、実に賢いと、某の
「信者」
たちは喝采を送る。
「誰1人取り残さないインクルーシブな社会を体現する人物」
として乙武洋匡(おとたけひろただ)氏を同選挙で擁立した小池百合子都知事は、自分と乙武氏の街宣の警備は強化したものの、私を守ってはくれなかった。
メディアが妨害の被害者として手厚く報じたのは乙武氏だった。
しかし選挙では、私の得票数は乙武氏のそれを大きく上回った。
2024年4月19日の妨害現場では某の罵声に対し、小学生の男の子が
「あかり、がんばれ?!」
と高い声をあげた。
正義はここにある。
日本を諦めてはならない。
諦めたらそこで終わりだ。

「愚劣」「低能」つばさの党
Hanada2024年7月号 門田隆将
「飯山、出てこい」
「チューしたいの? チューしたいの、お前」
「責められて興奮するタチ? チューしたいの? 別に悪くないけど」
「いいよチューしたって」
「お前、イスラエルの犬じゃん」
「俺ともチューしたいのか? 飯山! なんだお前、欲求不満か。飯山」
「48歳、飯山あかり! ヘイ、ヘイ、ヘイ! 飯山あかり、ヘイ、ヘイ、ヘイ! 俺とチューしたいのか、ヘイ、ヘイ、ヘイ!」
「飯山〜なんだ、お前! 欲求不満かよ」
「どうしたんだ飯山、やっぱり選挙だから高ぶってんのか!」
・・・警察も舐められたもの。
これらの常軌を逸した
「つばさの党」
の卑猥、卑劣な言動による演説妨害行為は、警視庁深川警察署(東京都江東区)の前で行われたものだ。
一方、参政党の吉川りな候補には、
「党首の神谷は、党員の女とやり放題! ヘイ、ヘイ、ヘイ!」
「あんたも神谷とやってんだろ? ヘイ、ヘイ、ヘイ!」
既婚者である女性候補へのあり得ない言葉である。
聴衆もさすがに下品な言葉の連続に唖然となった。
また、小池百合子都知事が全面支援した乙武洋匡(おとたけひろただ)氏の演説にも彼らは”突入”。
電話ボックスの上から演説に被せるように大声で叫び、乙武氏の演説を搔き消した。
更に、立憲の蓮舫議員が乗った選挙カーを追いかけ、すぐ後ろに止めて車を降りた根本良輔候補が、
「立憲偽善者 ヘイ、ヘイ、ヘイ! 立憲偽善者 ヘイ、ヘイ、ヘイ! おい、お前、何か答えろよ」
駆け付けた警察官が動画を撮りながら、注意すると、
「お前、選挙妨害だぞ、今やっていること、おい」
「選挙妨害だ! 邪魔すんな」
と、逆に警察官をどやしつけた。
これが
「つばさの党」
の黒川敦彦、根本良輔両氏らが東京15区補選で演説中の候補者たちに繰り返した行状のごく一部である。
これらを見ながら、吉野家で紅ショウガを直食いしたり、スシローで醤油さしから醤油を直飲みしたりした迷惑系ユーチューバーを思い出した向きは少なくないだろう。
「愚劣」

「低能」
という言葉しか思い浮かばない、人に迷惑をかけることで喜ぶ子供みたいな大人たちである。
各陣営が受けた被害をいちいち書き出すとキリがないが、完全に民主主義の根幹である選挙を破壊することを目的とした行動だった。
彼らは選挙運動が終わるその瞬間まで手を緩めなかった。
日本保守党の飯山あかり氏は、選挙戦を終えて、不眠や耳鳴りの症状に悩まされ、加療が必要との診断を受け、日本保守党の東京15区支部長を退任した。
公職選挙法第225条には、はっきり
「選挙の自由妨害罪」
が規定されており、
「4年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金に処する」
と明記されている。
本来、この明白な公職選挙法違反行為には、
「私が責任を取るから摘発せよ」
と、警視総監たる緒方禎己(おがたよしみ)氏が号令を下すべきだったのは当然である。
だが、ハラが据わらないこの警察トップのお陰で、選挙戦中は完全に野放し、民主主義の根幹である選挙は、こうして”蹂躙(じゅうりん)”され続けたのである。
しかし、国民の怒りは収まらない。
それを受けて警視庁捜査2課は選挙後2週間以上が経過した2024年5月13日、やっと
「つばさの党」
の本部や黒川氏、根本氏の自宅にも家宅捜索を敢行した。
政治部デスクによれば、
「遅きに失しましたね」
「選挙中になぜ踏み込まなかったのか、との怒りの声は強い」
「2017年の都議選最終日、秋葉原で”安倍やめろ!”という大コールの演説妨害に対して安倍首相が”こんな人たちに負けるわけにはいかない”と言ったことを捉えて、左翼マスコミは演説を妨害した側ではなく安倍批判を繰り広げた」
「また2019年の参院選では、札幌に応援演説に来た安倍首相に対して、”安倍やめろ!”とヤジを連呼した活動家が道警に排除された」
「その活動家は北海道を提訴し、札幌地裁の廣瀬孝裁判官は、これは表現の自由の範囲内である、と道側に88万円の損害賠償を命じた」
「秩序破壊の左翼の言い分が認められている有り様です」
「取り締まる側が完全に委縮する原因になっていたのも確かです」
左翼司法をマスコミが後押しし、選挙妨害をする側が讃えられる本末転倒の日本。
安倍暗殺事件では、犠牲者が貶められ、犯人が讃えられるという”反日亡国勢力”のやり放題が続く日本。
最早末期的である。

公職選挙法
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC1000000100
(選挙の自由妨害罪)
第二百二十五条 選挙に関し、次の各号に掲げる行為をした者は、四年以下の懲役若しくは禁錮又は百万円以下の罰金に処する。
一 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人に対し暴行若しくは威力を加え又はこれをかどわかしたとき。
二 交通若しくは集会の便を妨げ、演説を妨害し、又は文書図画を毀き棄し、その他偽計詐術等不正の方法をもつて選挙の自由を妨害したとき。
三 選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者若しくは当選人又はその関係のある社寺、学校、会社、組合、市町村等に対する用水、小作、債権、寄附その他特殊の利害関係を利用して選挙人、公職の候補者、公職の候補者となろうとする者、選挙運動者又は当選人を威迫したとき。

2022年3月25日
https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/79884.html
■“安倍元首相にヤジで排除は違法” 北海道に賠償命じる判決
3年前の2019年、札幌市で当時の安倍総理大臣の街頭演説にヤジを飛ばし警察官によって離れた場所に移動させられた男女2人が、排除は違法だとして道に賠償を求めた裁判で、札幌地方裁判所は
「警察官らの行為は違法で、原告らの表現の自由が侵害された」
として原告側の訴えを認め、道にあわせて88万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
3年前の2019年、札幌市内で街頭演説をしていた当時の安倍総理大臣に向けて複数の人がヤジを飛ばすなどし、警察官によって離れた場所に移動させられました。
このうち札幌市に住む大杉雅栄さん(34)と桃井希生さん(26)の2人は排除は違法で精神的苦痛を受けたとして、北海道にあわせて600万円余りの賠償を求めていました。
2022年3月25日の判決で札幌地方裁判所の廣瀬孝裁判長は、
「被告側は
『当時、生命や身体に危険を及ぼす恐れのある危険な事態にあったとか、犯罪がまさに行われようとしていた』
などと主張するが、それは認められない」
「警察官らの行為は違法で原告らの表現の自由が侵害された」
と指摘し、原告側の訴えを認め、道にあわせて88万円の賠償を命じました。
■原告「期待以上の判決だった」
判決後の会見で、原告の大杉雅栄さんは
「筋の通らないことはおかしいと、真っ当なことを明記した期待以上の判決だった」
と述べました。
一方、
「問題となった排除行為を巡り、北海道警の組織的な責任や関与が争点にならなかった」
と指摘しました。
また、原告の桃井希生さんは、ヤジを飛ばして移動させられた後も警察官につきまとわれたことに恐怖や混乱を覚えたなどと、当時を振り返り
「世の中のおかしいことに対して『おかしい』と言うための力になる判決だったと思う」
と述べました。
原告側の代理人を務めた小野寺信勝弁護士は
「道警の排除行為が違法であることを認めた今回の判決を評価したい」
と述べた上で、被告の道に対し、控訴せず、今回の判決を踏まえて再発防止などの対策を取るよう求めました。
■北海道警察本部監察官室「判決内容を精査し対応を検討」
判決を受けて北海道警察本部監察官室は
「判決内容を精査し、対応を検討して参ります」
とコメントしています。

やじ排除訴訟で北海道控訴 警察官職務の是非高裁へ
2022/4/1 12:11
https://www.sankei.com/article/20220401-DRV2M3JQRJP2XEC67GT6BUILZA/
令和元年の参院選期間中に安倍晋三首相(当時)の街頭演説にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女2人が損害賠償を求めた訴訟で、道は2022年4月1日、排除の違法性を認めて計88万円の支払いを命じた札幌地裁判決を不服として控訴した。
政治家にヤジを飛ばした聴衆を、その場から排除した警察官による職務執行の是非は、札幌高裁で改めて審理される。
道警監察官室は
「控訴審で当方の考えを主張していく」
とのコメントを出した。
2022年3月25日の地裁判決は、現場で撮影された動画などから、当時犯罪が行われようとしていたとは認められず、警察官の行為は違法と指摘。
憲法21条で保障されている
「表現の自由」
が警察官に侵害されたと認定した。
ヤジについても、公共的、政治的事項に関する表現行為と位置付け、特に重要な憲法上の権利として尊重されるべきだとの判断を示した。
地裁判決によると、原告らは令和元年7月15日、札幌市内で街頭演説中だった安倍首相に
「安倍辞めろ」
「増税反対」
と声を上げたところ、警察官らに肩や腕などを掴まれて移動させられたり、長時間に渡って付きまとわれたりした。

「安倍氏に危害の恐れ」 やじ男性排除は適法 札幌高裁
2023/6/22 16:27
https://www.sankei.com/article/20230622-HKB5YON4XZLTZGXXRKN7QG6BBQ/
令和元年の参院選で札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女2人が道に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で札幌高裁は2023年6月22日、男性に対する道警の排除行為について、男性が周囲から暴行を受けたり、男性が安倍氏らに危害を加えたりする恐れが迫っており、適法だったと判断した。
一方、女性に対する排除行為については1審判決と同様、表現の自由の侵害に当たると判断。
女性への賠償命令に対する道警側の控訴を棄却した。
高裁は2人への賠償を命じた1審判決のうち、男性への支払いを命じた部分を取り消した。

原告2人判断分かれる 安倍首相やじ排除訴訟で札幌高裁
2023/6/22 19:53
https://www.sankei.com/article/20230622-OIW6EPFLJBK5VGUXTEIGEL2HWU/
令和元年の参院選で安倍晋三首相(当時)の街頭演説中にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女が道に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、札幌高裁は2023年6月22日、計88万円の賠償を道に命じた札幌地裁判決のうち、男性(35)への賠償命令を取り消した。
女性(27)については道の控訴を棄却し、1審の55万円の賠償命令を維持した。
大竹優子裁判長は、男性本人が周囲から暴行を受ける危険や安倍氏に危害を加える恐れがあったとして警察官の行為は妥当と認定した。
女性については1審判決と同様、排除は憲法で保障された表現の自由の侵害に当たるとした。
離れた場所にいた2人の状況は異なっており判断が分かれた。
2022年3月の1審判決後の2022年7月、安倍氏が街頭演説中に銃撃され死亡する事件が発生したが、控訴審の審理や判決で言及はなかった。
男性は上告を検討するとし
「銃撃事件がなかったら、裁判所の判断は変わらなかったのではないか」
と話した。
道警は
「判決内容を精査し、対応を検討する」
とコメントした。

北海道警やじ訴訟で上告 札幌高裁で逆転敗訴の男性
2023/7/5 15:59
https://www.sankei.com/article/20230705-6WEYQJN5URPFHPBECT7W5DDB5U/
令和元年の参院選で安倍晋三首相(当時)の街頭演説中にヤジを飛ばし、北海道警に排除された男女が道に損害賠償を求めた訴訟で、原告の男性は2023年7月5日、逆転敗訴とした札幌高裁判決を不服として上告した。
男性は大杉雅栄さん(35)。
2023年6月22日の高裁判決は、大杉さん本人が周囲から暴行を受ける危険や、安倍氏に危害を加える恐れがあったとして、警察官の行為は妥当と認定し、1審札幌地裁の賠償命令を取り消した。
一方、桃井希生さん(27)については、排除は憲法で保障された表現の自由の侵害に当たるとして55万円の賠償命令を維持しており、桃井さんは上告できない。
高裁判決によると、2人は令和元年7月15日、JR札幌駅近くで街頭演説をしていた安倍氏に
「安倍辞めろ」
などとヤジを飛ばし、警察官らに取り囲まれ、後方に移動させられるなどした。

札幌やじ訴訟の原告男性 「拡声器で妨害とは別」「つばさの党での引き合いは迷惑」
2024/5/21 13:36
https://www.sankei.com/article/20240521-LZSJFXB5K5DJRJWHMNSKNQDZIM/
令和元年、札幌市で演説中の安倍晋三首相(当時)に
「辞めろ」
「帰れ」
などヤジを飛ばした男女が北海道警の警察官に排除された問題を巡り、札幌地裁は
「表現の自由などが違法に侵害された」
として、道に賠償支払いを命じた。
2審の札幌高裁は1審判決の一部を取り消したが、1審の司法判断が演説妨害の正当化に利用されたとの指摘がある。
原告男性の大杉雅栄氏(36)が産経新聞の取材に応じ、
「肉声でヤジを飛ばしただけで演説が不成立になったわけではない」
「拡声器などを用いた選挙妨害と一緒にしてほしくない」
と述べた。
■「札幌はあくまで肉声」
ーー2024年4月28日投開票の衆院東京15区補欠選挙で、政治団体「つばさの党」陣営による他の候補への妨害行為をどう見ている
★大杉雅栄氏
人の演説会場で拡声器を使って罵詈雑言を浴びせるなどして、演説を成り立たせなくしている。
演説妨害で立件されても仕方ないレベルだろう。
(つばさの党陣営が主張している)相手の候補者の考えを知りたいなら公開質問状でも公開討論でも方法があるはずだ。
ーーつばさの党幹部はX(旧ツイッター)に
「候補者以外の安倍へのヤジが合法な時点で、候補者である俺らが違法なわけがない。北海道のヤジも、俺らがやったヤジも全く同じ」
と投稿し、大杉氏らのヤジを念頭に行為を正当化している
★大杉雅栄氏
札幌での事案はあくまで肉声のヤジで、表現の自由の範囲内と裁判所も判断している。
実際、被告である北海道警でさえ、ヤジは演説妨害との主張をしていない。
つばさの党の事案とは大きく異なり、引き合いに出されるのは迷惑だ。
ーー肉声でもヤジを飛ばせば、平穏に演説を聞きたい人の権利を邪魔しているのでは
★大杉雅栄氏
静かに演説を聞く権利というものはあるのだろうか。
閉ざされたプライベート空間ならともかく(当時ヤジを飛ばした)札幌駅前は公共空間だ。
そこには安倍氏の主張に対し、賛成の人も反対の人もいる。
多少のノイズはあり得るし、異論を口に出せるのが民主主義社会というものだ。
■「従前通り選挙違反取り締まりを」
ーー平成29年5月に東京・秋葉原で応援演説した安倍氏に対する「帰れ」の大合唱はどう思うか
★大杉雅栄氏
うるさいのはそうだろう。
ただ、上品かどうかは別にしても、そうしたやじは許容されてきた面がある。
民主党政権の野田佳彦首相(当時)が演説する際に『売国奴』とコールが上がっている場面を動画で確認したことがあるが、かといって警察が介入するものでもない。
安倍氏は国会論議を軽視し、疑惑の追及にも詭弁や誤魔化しに終始してきた。
主権者を代弁する国会議員の言葉さえ受け止めない人間に市民が直接声を届けるには、やじのような粗野なスタイルにならざるを得ない面がある。
ーー札幌地裁の判決がその後、警備の萎縮を招いたとの見方がある
★大杉雅栄氏
道警は警護警備を厳格に行ったことで一線を越えたわけではなく、警護警備に名を借りて不当な言論弾圧をしていた。
それが違法と認定されるのは法治国家として当然だ。
ヤジ裁判で全く新しい判例が確立した事実はないので、警察の適法な活動が制約される理由はない。
選挙違反の取り締まりも、判例などを参考に従前通りやれば良いのではないか。

[18初期非表示理由]:担当:スレ違いの長文多数のため全部処理

40. プーチンが好き[170] g3aBW4Ngg5OCqo1Egqs 2024年5月26日 19:46:37 : I1FQ7Glty2 : ZGdoZmQ4WFR3UVE=[10] 報告
>>39

いくらなんでも、長すぎる。

嫌がらせとしか思えない。

なんで、この掲示板て文字数制限がないんだろう?

500文字以内とかにすれば良いのに。

爆サイは、750文字以内て制限つけてるけど、地元の情報もわかるから天下国家の話しかしないこの掲示板より、ずーと面白いし、ためんなる。

41. 夏目漱林[10] icSW2p_5l9E 2024年5月26日 23:07:26 : NhSDEqUYyM : Nkl5QWpiRFROekk=[1] 報告
マスコミの世論調査で、内閣の支持率が上がったとか下がったとか。

上がる理由はまったくなくて、下がる理由なら掃いて捨てるほどある。

42. しんのすけ99[3045] grWC8YLMgreCr4JYglg 2024年5月27日 02:36:06 : A4AvZivHZs : WU95VlVYQVVmdmM=[3963] 報告
40さん このスレは よっぽど都合が悪いのですよ なので 読む気が失せるような長文を貼り付け
少しでもアクセスを減らしたいのです まあ 自民を応援したいネトウヨでしょう

そういえば、つばさの党も 選挙妨害は 野党に対してしか行っていないから同じようなもんです

「自民の応援団」 と言う事。

43. 阿部史郎[672] iKKVlI5qmFk 2024年5月27日 06:19:05 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-9459] 報告
警察が機能していない川口市
rapt-plusalpha.com/97349/

地元の衆議院議員 新藤義孝はクルド友好議連のメンバー。

大野埼玉県知事は、クルド人を擁護する発言で批判殺到。
rapt-plusalpha.com/98363/
rapt-plusalpha.com/98626/

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

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