http://www.asyura2.com/24/senkyo294/msg/422.html
Tweet |
https://www.daily.co.jp/gossip/2024/05/23/0017685940.shtml
「0歳児選挙権」・・・ありえへんわ。
憲法の理念も原則も理解していないし、政治的センスも無い。
「0歳児選挙権」とは何のことぞ?。。
現在18歳以上に与えられる選挙権を0歳児にまで引き下げようというもので、子どもが自分の意思で投票できない間は、親が代理で投票することを想定しているらしい。
聞くからに、なんとも「はしげ」、いや「怪しげ」ではないか。
以下に記事の全文を転載する。
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が23日、Xを更新し、元明石市長の泉房穂氏の「ゼロ歳児の選挙権に反対」という投稿に「いつもの的外れな自分の支持者向け発言」と反論した。
泉氏は、日本維新の会共同代表で大阪府知事の吉村洋文氏が掲げる「0歳児選挙権」について「反対」と記し「『成人するまでは親が選挙権を代理行使する』というが、“子ども”は“親”の持ち物じゃなく、“子ども”は“子ども”だ。反映させるべきは、親の声ではなく、子ども自身の声だ。基本的な哲学が間違っている。愚かな選挙対策で、私は反対だ」と投稿。その後、泉氏は「維新の関係者に提案したい」とし「15歳から選挙権」と「子ども本人が投票」に見直して欲しいとも投稿している。
橋下氏はこの投稿をリポストし「いつもの的外れな自分の支持者向け発言」とバッサリ。そして「親権者の親権行使はどう考えているの?意志を十分に表明できない未成年者のために親権者が親権を行使している。親権行使も親の持ち物扱いでダメなの?」と疑問を提示した。
「投票年齢を下げること、それでも自分が投票できない子どもは親権者が親権行使。政治活動は投票権のある者に目を向ける」と締めくくった。
記事の転載はここまで。
橋下流の「いつもの的外れな自分の支持者向け発言」そのものだ。
「維新」の支持者は子育て世代が多いと勘違いしているからこんな考えが口に出てくる。
こんなことを言い始めるのは、子供に選挙権を与え、親が代理で投票すれば「維新」の得票が増えるとの「取らぬ狸の皮算用」が動機だろう。
泉氏が「愚かな選挙対策」と喝破している。
泉氏の意見に対して、これまたいつものように・・・、
橋下氏が、いつもの「論点ずらし」を始めた。
「論点をずらす」ということは、そのまま「詭弁を弄する」という事やからね。
と言いながら・・・「論点ずらし」に乗ってみよう。
橋下氏が言う。
「親権者の親権行使はどう考えているの?意志を十分に表明できない未成年者のために親権者が親権を行使している。」
ここに出てくる「親権」とはどういうものなのか。
「親権」とは,子どもの利益のために,監護・教育を行ったり,子の財産を管理したりする権限であり義務であるといわれている。
橋下氏は、自立していない未成年者に選挙権を与えても本人は行使できないと自ら認識してしているわけだ。
そもそも、選挙は、私たち国民が政治に参加し、主権者として一人ひとりの意思を政治に反映させることのできる最も重要かつ基本的な機会だ。
その基本的権利は、親子の間でも不可侵であることは言うまでもない。
「選挙権」には5つの基本原則があるといわれている。
調べてみた。
「普通選挙の原則」
普通選挙とは,人種,言語,職業,身分,財力,納税額,教育,性別,宗教,政治的信
条などを有権者(選挙権を有する者)となるための資格としない選挙をいう。
「平等選挙の原則」
平等選挙とは,1人1票を原則とする選挙をう。
「直接選挙の原則」
直接選挙とは,有権者が直接公務員を選挙する制度をいう。
「自由投票の原則」
自由投票とは,投票する,しないは自由だということ,つまり,投票を棄権したとして
も,制裁を受けることはないという制度をいう。
「秘密投票の原則」
秘密投票とは,だれに投票したかを秘密にする制度をいう。
そもそも・・・「選挙権」とは、自らの意思と責任で行使することを前提にしている。
代理で行使を認めることは、選挙権の根幹、強いては、基本的人権の根幹を揺るがすことにもなりかねない。
泉氏が「愚かな選挙対策」と言うのもむべなるかな。
ここでは、親権云々に「論点をずらす」のではなく、
「0歳児にも選挙権」をと言う前に、日本には未だに与えられた選挙権を行使しない有権者が50%もいることを問題にし、その解決策を提案すべきところではないか。
と、私は思うのだが・・・。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK294掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。