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https://www.tokyo-np.co.jp/article/320461?rct=national
問題は終わっていない。
犯罪の存在が明かされても、日本の警察は動かない。・・・おかしい。
終わっていないとしたら、私達も忘れてはならないのではないか。
警察が動かないとしたら、そのことをメディアが取材を重ね、糾弾しなければならないのではないのか。
そのメディアは「それはできない」と言う。・・・おかしい。
何故なのか?
理解出来ない。
もしも「保身」で職務放棄しているなら許せない。
そんな「おかしい人間」は、躊躇うことなく職業を変えるべきだ。
少し前になるが、東山紀之社長が、ジャニー喜多川の他に2人の性加害者がいると明かしたことは記憶に新しい。
しかし、未だに警察には通報していないという。
以下に記事の全文を転載する。
旧ジャニーズ事務所(現スマイルアップ)の創業者故ジャニー喜多川氏(2019年死去)らによる性加害問題を報じた英BBC放送(BBC)のモビーン・アザー記者とプロデューサーのインマン恵(めぐみ)さんが10日、オンラインで記者会見した。「問題は終わっておらず、終わりにはほど遠い。スマイルアップは問題の重大さと大きさを把握できていない」と指摘した。(望月衣塑子)
◆他に2人の性加害者がいると明かす
BBCは、スマイルアップの東山紀之社長へのインタビューを含めたドキュメンタリー番組を3月末に放送。東山社長が、喜多川氏の他に2人の性加害者がいるが警察に連絡していないと明かし、アザー記者は「ショックだった」と話した。
「被害者は大変な苦痛を強いられ、警察に行くのは大変な重責。スマイルアップが正義のために警察に情報提供し、重責の一部を引き受ける必要がある」と指摘。「英国では加害者が亡くなっても捜査した。被害者は『日本の警察が動かない』とも言っていた。警察は今回のケースでは動くべきだ」と強調した。
◆「日本の多くの記者が、できないと言っていた」
さらに「日本の多くの記者が新たな加害者2人の話を取り上げたいが、できないと言っていた。海外にいるからできるという見方もあるが、他の人がやるのを待たず自分たちで問題を追ってほしい」と、日本のメディアに苦言を呈した。
スマイルアップとテレビ局の関係にも触れ、「音楽やドラマ、トークショーにタレントを出し、コンテンツの製作ラインがある。今回の問題はそれをひっくりかえした部分があったが、このラインを今まで通り続けたい人たちがいる。だから日本では変化がなかなか起こらない」と指摘。藤島ジュリー景子前社長がいまだにスマイルアップの100%株主であることも「おかしい」と話した。
インマンさんは、スマイルアップから分離した「スタートエンターテイメント」が10日、東京ドームでコンサートを開いたことに「1000人近い被害者が名乗り出て補償プロセスが続いている中で、巨大な立ちあげパーティーをやっている。とても無神経だ」と批判した。
会見は、英国と東京都内の日本外国特派員協会を結んで行われた。
記事の転載はここまで。
結局、変わったのは「名前」だけだったというなら、恥ずかしい。
端っから、看板の架け替えで逃げ切ろうなどとの考えだったのなら、不届き千万。
旧ジャニーズ事務所にしても、関係した放送局、或いは企業にしても、さらには、日本のメディアにしても、「総懴悔」の様相で口にした「反省」は偽物だったということなのか。
「沈黙・・・」「見て見ぬふり・・・」「噂・・・」
そんな、言葉、文字が走馬灯に映し出されるように浮かび、また浮かぶ。
時間が過ぎれば「元の木阿弥」では、その節操の無さを嘆く前に、余りにも悲しすぎる。
そして。虚しい。
東スポの記事によれば、
「・・・東山はインタビューで、当該スタッフに関する警察への情報提供について「法的なことを考えると、僕らには権限がない」と主張した・・・」
そうだが、
日本の法律では、通報に「権限」が必要だったという話は聞いたことがない・・・。
通報に必要なのは、見て見ぬふりは出来ないという「正義感」と、ほんの少しの「勇気」だ。
当然だが、
「・・・アザー氏は会見で「きちんと対応すべき」と警察に被害を届け出るべきと主張。
日本では性被害を訴えた人への誹謗中傷がやまない現状を踏まえ、「被害者が警察に訴えることの難しさが分かっていない」と断罪した。・・・」
ことを報じている。
昨今、国民の意識が変わり、「不同意性交等罪」も「非親告罪」に変わる世の中だ。
「非親告罪」とは、被害者等からの告訴がなくても起訴できる罪のことを指す。
つまり、
「法的なことを考えると、警察には権限がある」
警察、検察には、その権限を行使して、犯罪を摘発し、或いは犯罪を未然に防ぐ義務と責任がある筈だ。
アザー氏いわく。
「・・・私は正義のために戦う。」
と。
本記事の執筆者「望月衣塑子」記者も同じ気持ちなのだと推察する。
日本のジャーナリズムの火はわずかながら残っていた。
この正義の火種が「燎原の火」となって、日本に蔓延る悪を焼き尽くす日が訪れることを願わずにはいられない。
今最も責められるべきは、小心な東山紀之社長ではないように思う。
今最も責められるべきは、犯罪の存在が明かされても、動かない警察と検察であり、
さらに、そんな警察、検察を生んでしまった「汚れた日本の政治」であり、「汚れた手で権力を握っている政治家」ではないか。
東山紀之社長は速やかに警察へ通報すべきだ。
警察は通報を待たずに動くべきだ。
それが人として当然の姿だ。
「過ちて改めざる是を過ちと謂う」
「過ちては改むるに憚ること勿れ」
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