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世紀の倒錯が進行中 丸ごと腐敗政党が党内処分で幕引きを狙う茶番劇(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/751.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 3 月 30 日 02:00:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


※2024年3月29日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大


※紙面抜粋


※2024年3月29日 日刊ゲンダイ2面

世紀の倒錯が進行中 丸ごと腐敗政党が党内処分で幕引きを狙う茶番劇
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/338233
2024/03/29 日刊ゲンダイ ※後段文字起こし


新4人組(左上から時計回りに塩谷、下村、西村、世耕の安倍派幹部)/(C)日刊ゲンダイ

 野党が怒るのも無理はない。

 国会では28日午後7時前に、新年度予算が参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、成立。一般会計総額112兆5717億円という過去2番目の規模の巨額予算である。採決が遅い時間となったのは、本会議に先立って行われた参院予算委員会の開催が予定より約2時間遅れたため。理由は裏金事件をめぐる自民党のフザケた対応のせいだ。

 10人が弁明に立った衆参の政治倫理審査会では、「私の知っていることを全て正直に話したい」と宣言した厚顔もいたが、結局「知らぬ存ぜぬ」のオンパレード。ところが、岸田首相が今週、自ら乗り出して追加の聞き取り調査を始めると、新疑惑が2つも明らかになったのである。

 国会では何も答えないくせに、身内の首相や幹事長が密室で聴くと答えるらしい。立憲民主党の斎藤参院国対委員長は「政倫審はいったい何だったのか」とカンカンだった。

すべてが内輪

 新疑惑のひとつは、「3月協議」だ。

 安倍派の裏金キックバックについては、安倍元首相が会長に就任した後の2022年4月にいったん、中止が決まり、安倍の死去後の同年8月の幹部協議の後、復活したことが分かっている。それで、その8月謀議のメンバーだった塩谷元文科相、下村元文科相、西村前経産相、世耕前参院幹事長が自民党の追加聴取の対象となったのだが、実際は同年3月にも、キックバックの扱いをめぐる幹部協議が開かれていた可能性があるというのである。

 3月協議に参加したメンバーは細田前会長、安倍、西村、世耕の4人。この事実を自民党執行部も把握しており、追加聴取でその調査も進めているという。

 だが、この3月協議があった可能性については、世耕の政倫審で野党が追及済み。その際、世耕は「スケジュール表にも記憶にも残っていない」と弁明していたから、野党は「虚偽答弁だ!」と猛批判である。

 新疑惑のもうひとつは、日本テレビが、おととい独占スクープした「森元首相関与」の証言だ。

 岸田の聴取を受けた安倍派幹部の一部が、「キックバック再開の判断には森元首相が関与していた」と新たな証言をしたというのである。

 安倍派の裏金づくりは20年以上前から始まったとの指摘があり、当時の会長だった森の関与が疑われている。さらに、安倍死去後の集団指導体制で、森がボスさながら、派閥を牛耳っていたのは衆目の一致するところ。日テレが報じた新証言が事実なら、裏金の実態解明のためにも、森に対する聞き取り調査や国会招致が必要だ。

 しかし岸田は、追加聴取で森の関与を示す証言が出たのかを参院予算委で問われると、「今の段階で内容は明らかにしない」とスットボケた。一方で、森に対して聴取する可能性には言及。「関係者のひとりであり、政治責任を明らかにするために必要な方ということで含まれる」と答弁したのだ。

 木で鼻をくくったようなこの対応は何なのか。世論調査では8、9割が裏金事件について「説明責任が果たされていない」と答えているのである。ところが、岸田自民党はそうした世論に真摯に向き合う気がない。

 すべてが密室。すべてが内輪。嘘も方便……。野党をバカにした国会対応は、その後ろにいる主権者国民をバカにしているということだ。

 政治評論家の野上忠興氏はこう言う。

「裏金事件をめぐる岸田首相の対応すべてが『やってる感』なのです。『火の玉になって党改革』と本気で言うなら、こんなダラダラ時間をかけませんよ。通常国会が召集されてもう2カ月。いい加減なことこの上ない。岸田首相は森元首相の聴取もするようなそぶりを見せましたが、森元首相が呼ばれたとして、適当にお茶を濁すだけでしょう。すべてが茶番です」

野党に蹴落とさないと政治に緊張感は生まれない

 政倫審での弁明と党内調査での証言が全く違う。こんな倒錯があるものか。政倫審に出席した安倍派幹部6人を、ガン首揃えて、偽証罪に問われる証人喚問に引っ張り出すしかない。それなのに、岸田は来週にも裏金議員の処分を決定して幕引きしようとしているから許し難い。

 大メディアはきのう一斉に「首相、来週中にも関係議員を処分へ」と報じた。新年度予算成立を受けての記者会見で、岸田が「来週中にも処分が行われるようプロセスを進めていきたい」と発言したからだ。処分については、「不記載の金額、役職や議員歴、説明責任の果たし方を含む信頼回復に向けた努力状況を踏まえて総合的に判断する」とした上で、「党の手続きを経て厳しく対応する」と強調した。

 すでに大メディアは、首相官邸や自民党執行部による処分案のリークに飛びつき、あーだ、こーだと連日、垂れ流し状態。安倍派のキックバック復活謀議のメンバーである塩谷、下村、西村、世耕の幹部4人は、重い順から4番目の「選挙における非公認」以上の処分になる見通しだとされるが、松野前官房長官、高木前国対委員長、萩生田前政調会長の幹部3人も前述の4人に次ぐ重い処分が検討されているとの報道も出てきた。その他の裏金議員も金額や役職など立場によって、処分を3、4段階に分ける案が出ているという。

 しかし、である。裏金づくりの実態が何も分かっていないのに、どうして処分ができるのか。そもそも、昨年11月に疑惑が発覚してから既に4カ月が経過したのに、なぜマトモな調査ができていないのか。立件された安倍派、二階派、岸田派の3派閥の裏金総額は9億7000万円に上る。脱税の疑いだって消えていない。こうした裏金スキームは20年以上前から連綿と続いていた。どこをどう切っても、自民党は悪質極まりない腐敗政党と言うしかない。

「結局、自民党は我が身可愛さで与党として生き残るためなら何でもする政党なのですよ。何十年にもわたって裏金をつくり続け、それが事件になっても、真相究明することなく、原因を根本から断ち切ることもない。反省していないのです。ここまで腐り切った自民党に、これ以上、権力を握らせ続けていいのかどうか。『自民党は酷いけど、野党もだらしない』などと嘆いている状況ではない。自民党を野党に蹴落とさないと、政治に緊張感は生まれません。内向きの自民党政権は国民に目を向けていない。鉄槌を食らわさないと、国民生活はますますガタガタになるだけです」(野上忠興氏=前出)

焼け太りは常套手段

 実際、内閣支持率が2割を切るまでに国民の信頼を失った総スカン政権なのに、やりたい放題の倒錯はむしろ加速している。

 26日には、英国、イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国輸出の解禁を閣議決定。高い殺傷能力を持つ戦闘機の輸出は、憲法9条の下の「平和国家」の変容以外の何物でもない。輸出ルールは慎重姿勢の公明党に配慮して「個別案件ごとに閣議決定」としたが、そもそも国会が関与する仕組みがないのは問題だ。

 高齢者イジメもますます進む。来月から75歳以上の後期高齢者の健康保険料が引き上げられ、年金の実質支給額も減らされるのだ。もう、メチャクチャじゃないか。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。

「裏金事件に国民の関心や野党の追及が集中しているのを逆手に取って、岸田政権は大軍拡、大増税、国民負担増にまっしぐらです。大メディアが『処分はどうなる』など政局報道にかまけている背後で、やりたい放題と焼け太りの政治が着々と進行していく。もっとも、自民党政権はずっとそういうことをやってきた。焼け太りは彼らの常套手段です。腐敗政党を政権の座から追い落とさないと、国民生活は救われない。国民がそれに気づいて引導を渡すことができるのかどうかが、問われているのです」

 もはや、待ったなし。あらゆる選挙での決起が必要だ。
 

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コメント
1. 赤かぶ[213132] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:01:20 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1225] 報告

2. 赤かぶ[213133] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:04:17 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1226] 報告

3. 赤かぶ[213134] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:19:40 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1227] 報告

4. 赤かぶ[213135] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:20:39 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1228] 報告

5. 赤かぶ[213136] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:21:21 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1229] 報告
<△21行くらい>

6. 赤かぶ[213137] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:22:40 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1230] 報告

7. 赤かぶ[213138] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:26:01 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1231] 報告
<■95行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

裏金問題 2つの新たな疑惑が浮上 森元総理関与していた?安倍派何度も協議か【スーパーJチャンネル】(2024年3月28日)

2024/03/28  ANNnewsCH

 裏金問題を巡り、新たな疑惑が浮上です。キックバックの再開に森元総理が関与したのか。国会が紛糾しました。

立憲民主党 辻元清美代表代行
「国会なめるんじゃないですよ」

 自民党の裏金問題を巡って新たな疑惑が2つ浮上。1つめがこれです。

立憲民主党 辻元清美代表代行
「聞き取り調査した4人の安倍派幹部の一部から『キックバック再開の判断には森元総理が関与していた』、こんな新証言が出たと報道されました。事実ですか?」

 岸田総理自ら現在、行っている聞き取り調査のなかで安倍派のキックバック再開の判断に森元総理が関与していたという一部報道です。この証言について岸田総理大臣は…。

岸田総理大臣
「(聞き取り)調査を続けておりますので、今の段階で内容について明らかにする、これは控えております」

立憲民主党 辻元清美代表代行
「もしも(証言が)出てたらはっきりと明らかにする。約束して下さい」

岸田総理
「聞き取り調査についても公にすることを考えていきたいと思います」

立憲民主党 辻元清美代表代行
「自民党の方から今後の追加の聴取に『森元総理も含む』というご発言があったようです。よろしいですね」

岸田総理
「森元総理も関係者の1人でありますから、政治責任を明らかにするために必要な方ということで含まれ得るものでありますが、しかし、いずれにせよまだ必要な方が誰なのか調整中であります」

 2つめは安倍派がキックバックを巡り、おととし3月にも協議していたという疑惑です。

 すでに4月と8月の会合は明らかになっていますが、その前にも会合を開いていたとすれば安倍派がキックバックについて繰り返し協議していたことになります。

立憲民主党 辻元清美代表代行
「(2022年)3月にも協議があったと。ここで安倍氏が同派会長経験者の細田博之前衆院議長、西村、世耕両氏を集めて実施。この場で還流についての話し合いが持たれた可能性があると、こういう証言出てますか?」

岸田総理
「現時点において内容について明らかにすることは致しません」

立憲民主党 辻元清美代表代行
「3月の還流協議がなされた可能性があった。だから、そこをはっきりさせなきゃいけないから再調査を始めたというような説明があったんですよ。事実ですか?」

岸田総理
「3月の会合等についてご指摘がありましたが、私は何のことだか良く分かりません。具体的に何があるから再調査を行う、そういったものではありません」

 安倍派幹部は…。

立憲民主党 蓮舫議員
「2022年の3月のある日に現金還付について安倍さんと話したことはございませんか?」

自民党 安倍派 世耕前参院幹事長
「残念ながら私のスケジュール表にも私の記憶にも残っておりません」

 安倍派幹部はこれまでの審議で認めていません。自民党は聞き取り調査の報告を来週中に国会にするとしています。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

8. 赤かぶ[213139] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:27:50 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1232] 報告

9. 赤かぶ[213140] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:30:48 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1233] 報告

10. 赤かぶ[213141] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:31:35 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1234] 報告

11. 赤かぶ[213142] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:34:25 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1235] 報告

12. 赤かぶ[213143] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:35:11 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1236] 報告

13. 赤かぶ[213144] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:36:16 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1237] 報告

14. 赤かぶ[213145] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:37:55 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1238] 報告

15. 赤かぶ[213146] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:40:45 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1239] 報告

16. 赤かぶ[213147] kNSCqYLU 2024年3月30日 02:42:36 : m4SbJdZL5k : Q2kzRWQ4QXpsclE=[1240] 報告

17. 天元[218] k1aMsw 2024年3月30日 06:51:06 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[641] 報告
処分を前に幹部の一部が森元総理の関与を証言したという。明らかに処分の軽減を狙った発言と思われる。

どこまでも卑怯な国民を無視した自民党政権である。

関与があろうがなかろうが裏金システムは続けらっれていたのは事実。

それを誰が言おうが続行を黙認した当時の派閥の集団指導体制の中の幹部達。その政治責任は免れない。刑事責任はどうであれ。

少なくとも離党、除名の政治責任がある。

また、今になって森元総理の関与を証言した幹部の一部は誰なのか、追求する必要がある。

18. ノーサイド[782] g22BW4NUg0ODaA 2024年3月30日 08:08:07 : 8cvPpiMXAU : c2R0ZTIxOGFFbE0=[3] 報告

>腐敗政党が党内処分で幕引きを狙う茶番劇

仕方ないだろ、政権を担える政党は今の所自民党だけなんだから。(大笑)
  

19. [70] iKQ 2024年3月30日 08:51:28 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[79] 報告

 ついに出た 離党勧告


 やるね〜〜 岸田

 やっちゃれ やっちゃれ やっちゃれ

20. 阿部史郎[455] iKKVlI5qmFk 2024年3月30日 09:05:02 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-8914] 報告
裏金処分、離党勧告を検討 自民、安倍派幹部の一部に
news.yahoo.co.jp/articles/47ce4…
裏金で離党勧告なら自民党には誰が残るのでしょうか?
悪事を行っていない自民党議員はいるのでしょうか。

rapt-plusalpha.com/98332/
rapt-plusalpha.com/98287/
rapt-plusalpha.com/98276/

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

21. 2024年3月30日 09:26:36 : aD39qGVdqU : Q3Q3LkplbkZkNTI=[782] 報告
■『世紀の倒錯が進行中 丸ごと腐敗政党が

   党内処分で幕引きを狙う茶番劇(日刊ゲンダイ)』

 ・・・外国勢力 朝鮮カルト宗教に乗っ取られた政党が

 自身の不行状を 正せるはずもない!

 奴らは日本のとって れっきとした犯罪者なのだ!


22. ノーサイド[785] g22BW4NUg0ODaA 2024年3月30日 10:24:01 : 5Ts7WzsXMQ : ZXgyZVNYSWgzcnc=[2] 報告

>世紀の倒錯が進行中

腐敗自民を分裂野党が助けている。確かに世紀の倒錯だワ。(大笑)
  

23. TNK07[153] gnOCbYJqgk@CVg 2024年3月30日 11:03:00 : JJTs818zGQ : cVBRVDBKWEJzcFU=[195] 報告
岸田は聴取などしていないでしょう。政権維持のため、裏金問題をどう終わらせるのか、幹部が集まって筋書きを作り、口裏合わせをしているのでしょう。なにせ組織的犯罪集団ですから。
森元首相もまもなく死ぬでしょうから、安倍、細田同様、森に責任を負わせるのでしょうね。
24. 天元[219] k1aMsw 2024年3月30日 12:28:31 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[642] 報告
自民党による自民党員による処罰。

これは世論の圧力による処分でしょう。

主権者の怒り、舐めたらいけません。

国民の納得しない処罰をすれば、国民の怒りは火の玉になって自民党に返って来るでしょう。

25. 阿部史郎[456] iKKVlI5qmFk 2024年3月30日 13:28:02 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-8913] 報告
【経済産業省】大阪万博の経済波及効果が2.9兆円になると発表。
news.yahoo.co.jp/articles/1bd96…

政府が発表した大阪万博の費用総額13.4兆円。
rapt-plusalpha.com/91445/

大赤字だろ、いい加減にしてほしい😮‍💨

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理

26. [71] iKQ 2024年3月30日 14:38:55 : 0N8QgYXMNE : eUlyZGhocFpRZWs=[80] 報告

 4月の総選挙   楽しみだわ〜〜〜

 岸田が また また また  勝つのね〜〜〜〜

 

27. 罵愚[7578] lGyL8A 2024年3月30日 16:35:52 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[116] 報告
 なぜ、こんな国になってしまったのか? だれが、こんな国にしてしまったのか? 原因は“戦後民主主義?”、”平和憲法?”、”9条平和主義?”、”日米安保?”、” ★阿修羅♪のバカ左翼?”
 でもさぁ〜、こんな状況のなかで野党第一党の支持率があがらないって、最高に困ったさんだと思わない? こんなときには、だれが一番得したのか? だれが一番喜んでいるのか、を考えてみる…もしかして、これって…この状況を、一番喜んでいるのは、お隣の赤い国じゃぁないのかなぁ? あるいは、★阿修羅♪のの管理人さんが、急に元気になったりして…

[18初期非表示理由]:担当:掲示板を『自分の意見をできるだけ多く繰り返し書く場所』と考えているhttp://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c93こと、かつ管理人の依頼を無視するhttp://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/615.html#c41ことにより全部処理
28. 阿部史郎[457] iKKVlI5qmFk 2024年3月30日 18:32:33 : H3qewymxyA : akJmdGxndm1hajY=[-8918] 報告
岸田首相、物価上昇上回る所得を表明
rapt-plusalpha.com/98332/
どうせ口先だけ、と誰もが思っていることでしょう。
日本経済を破壊するために立てられた #岸田文雄は中国人スパイ なのです。
だからこそ国民には冷遇、外国人にはVIP待遇を続けているのです。
news.yahoo.co.jp/articles/dd789…

[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数により全部処理
29. 集まる噛む[3] j1eC3ILpipqC3g 2024年3月30日 20:19:46 : MEUE7m5Wfg : b2hYTnZRdno4alE=[1] 報告
さようなら、地球の大流は変えることはできません。
30. ちばどの[123] gr@CzoLHgsw 2024年3月31日 03:21:44 : 7LT6VRNeYw : eG1YcVJGN2J6ZWs=[267] 報告
<△26行くらい>
  そもそも国民代表議会制民主主義システムは、国民が厳しい資本主義下で生き延びるため、互いに出し合う社会保障や福祉目的のための公金を、何処にどれだけ配分するかの優先順位を決めるためにある。従って法人が入る余地はなく、法人は法人税の範囲で資金調達すべきである。個々の納税者が集め合い行政機関に経理事務を委任する租税システムに産業界が入り、膨大な公金を宛にし万博や五輪IRなど大型施設やイベント或いは原発建設、軍事基地建設に兆円単位で投入するのは間違いだ。防衛とて商業主義の一環であり行政の域を超えている。
  個々の納税者が福祉目的で集め合う租税主義だからこそ議会も議会の検証を補助する内閣も公金管理する行政機構も存在するのである。国とは国民個々が福祉目的で集め合う公金資金の使途を諮る組織体であり産業界を含む場ではない。だが戦後の復興期に便宜的に公金資金を産業に投入したために福祉目的税が補助金という名目で資本家の懐に入り、かつ公金や公有地を関係者に斡旋するを旨とする政党と産業界を利する法案を企図する官僚機構は、今に至っても公金を産業界に流す悪慣行を続けている。膨大な公金を手に、高級料亭で一献傾けるには、税は法人税以外は国民福祉目的であることを示す自国の最高法規は目障り故に、改憲を口実に無法主義を貫くのである。
   国とは、国民代表議会制民主主義に於いて国民個々が集め合う公金の管理の場であり、全政党と全行政官は国民福祉目的実現に向け働くために在り、国民福祉目的の中どこにどれだけ優先的に配分するかの議論のみ許される。その点で現与党と現官僚機構は不適切極まり、公金横領、国民納税者への背任となっている。現与党と官僚機構と法人は、法人税収の範囲で資金調達し産業を維持するのが筋である。
     
31. 2024年3月31日 10:03:39 : xutrAnH8Uc : RTEwU1BmR3dDMEU=[4869] 報告
真相究明もせず軽い処罰で国民を欺き政権を維持しようなどもってのほか、安倍、菅岸田という戦後最低最悪の独裁政治に国民は今度こそ叩きのめさなければ国も国民も浮かばれない。自民党も公明党も誰の為の政治をしているのか、統一というカルト問題もまだうやむや、岸田総理はアメリカの言いなりに防衛費を増大しその上殺傷能力のある武器輸出まですることを閣議決定した、国民無視の政治をして自分たちは献金で私腹を肥やし安全保障と言う名のもとにどんどんと平和国家の憲法を崩している。
32. 秘密のアッコちゃん[225] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年3月31日 12:02:27 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[338] 報告
<■420行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
秘密裏に消される文化人…中国のウイグル弾圧はあまりに卑劣だ
日本ウイグル協会会長 レテプ・アフメット
2024/3/31 8:00
https://www.sankei.com/article/20240331-MUC3TII5FNJ6FM57MLP4YGRXFQ/
2024年3月開かれた中国の立法機関、全国人民代表大会(全人代)の期間中、中国共産党側はウイグルジェノサイド(集団殺害)を否定する主張を繰り返していた。
新疆ウイグル自治区の王明山党副書記は記者団に対し
「ウイグルで文化の大虐殺が行われているという報道は全くの噓だ」
「言葉の使用は保障されているし、文化も尊重されている」
と主張したが、その主張こそ噓八百だ。
例えば、2001年にウイグル自治区内の大学を卒業した私は、小学校から全ての学校教育をウイグル語で受け、中国語の授業は週に数時間の1科目に過ぎなかったが、現在、ウイグル語での学校教育は全て廃止になっている。
不満を抱く者は過激思想のレッテルを貼られ、容赦なく弾圧される。
2017年以降はウイグル文化人に対する大粛清が行われており、中国側から流出した内部資料などによると、400人以上の著名な知識人が強制収容され、行方不明になっている。
欧米メディアが確認しただけでも、新疆医科大の元学長で、現代ウイグル民族医学の父と言われるハリムラット・グブル教授ら3人が死刑宣告。
ウイグルの最高学府、新疆大教授でウイグルの伝統・文化研究の第1人者として知られる女性のラヒレ・ダウット氏ら7人が無期懲役の判決。
作家でカシュガルウイグル出版社の元編集者、ミリザヒド・ケリミ氏ら著名な知識人7人が強制収容され、死亡している。
皆、若者がウイグル文化を誇りに思い堂々と生きるよう希望を与えてきた人物ばかりだ。
粛清対象には、中国共産党を否定しない人々も含まれる。
ウイグル独自文化が継承されるルーツを断ち切りたい習近平政権は、彼らを
「両面人」(表向きは共産党支持者だが、心の中では民族を愛している者)
として粛清するのみならず、ばれると、誤魔化そうとする。
代表例が新疆大の学長を務めていたタシポラット・ティップ教授の失踪だ。
東京理科大で理学博士号を取得し、立正大や九州大の研究者と共同研究するなど日本と縁の深い人物だが、2017年に消息不明となり、その後、秘密裏に両面人として死刑宣告を受けていた。
これが国際社会で表面化し、2019年12月に国連人権高等弁務官事務所が学者への死刑宣告は国際法に反するとの声明を発表すると、中国はティップ氏については
「汚職の罪で調査中」
と発表し報道を否定した。
しかし2022年5月に流出した秘密文書
「新疆公安ファイル」
には、当局が彼を
「両面人」
として糾弾していたことが記載されていた。
国際社会は、中国の共犯者にならないためにも、習近平政権のこの大粛清に声を上げる時だ。

中国の人権侵害を無視する国連 日本ウイグル協会会長レテプ・アフメット
2024/2/4 8:00
https://www.sankei.com/article/20240204-OEDRAL43CVKF5LPWZMBOS6AFAY/
今から27年前の1997年2月5日、中国の弾圧政策に抗議するウイグルの若者たちがグルジャ(中国名・伊寧)で平和的なデモ行進を行った。
中国の武装警察はデモ隊に発砲し、これを鎮圧。
その後も広範囲の無差別拘束が続き、グルジャからは若者の姿が消えた。
後には拘束された人々の凍死、拷問死、釈放後に精神を病んだ人など多くの悲惨なケースが報告されたグルジャ事件である。
当時は通信手段が限られた上、厳しい情報統制のため世界は実情を知らず、中国が国際社会から厳しい制裁を受けることもなかった。
日本は事件の翌月1997年3月、中国の核実験を理由に原則凍結していた無償資金協力を再開すらしている。
中国はその後、日本を含む先進国の経済支援や技術支援によって飛躍的な経済成長を果たし、中国共産党の独裁政治を盤石にした。
もしあの時、国際社会が事件に注目し経済支援などをやめていれば、中国は今のような国際秩序を脅かす巨大モンスター国家になっていなかったかもしれない。
あれから4半世紀経った今、国連ではウイグル問題を巡り、人権の価値観を共有する民主主義国家と中国マネーに支配される国々の対立が続いている。
2022年8月、国連人権高等弁務官事務所が、中国のウイグル人に対する行為は
「人道に対する罪に相当する可能性がある」
と認める報告書を公表したが、国連人権理事会は2022年10月、この報告書基づいてウイグルの人権問題を討論するよう求める動議を否決した。
中国が加盟国に影響力を及ぼし続ける国連では、同じ国連機関が中国の人権侵害を指摘しているにもかかわらず、その報告を無視するという呆れた行為が罷り通っている。
最近、私たちが注目したのは、中国の人権状況を定期的に審査する国連人権理事会の普遍的・定期的審査(UPR)作業部会である。
2024年1月23日の会合では、
米国が
「ジェノサイド(民族大量虐殺)」
スイスが
「人道に対する罪」
と非難するなど、30以上の国々がウイグル問題に言及した。
その結果、
「ジェノサイド」
の非難は盛り込まれなかったが、作業部会は400以上の勧告をまとめた。
前回の作業部会ではウイグル問題に触れなかった日本も今回は言及してくれた。
ただ、この勧告も法的拘束力はない。
2024年1月23日の会合当日、ウイグルではマグニチュード(M)7.1の地震が発生したが、通信が遮断されているため、私たちはウイグルに住む家族の安否確認すらできなかった。
家族の生死を知る権利までも奪われているのだ。
国際社会は懸念を伝えるだけの不毛な芝居をやめ、経済制裁を含む具体的な行動を起こす時だ。

月曜コラム
父さんを人質にする中国 日本ウイグル協会会長 レテプ・アフメット
2023/11/20 9:45
https://www.sankei.com/article/20231120-HDKCFCZXANLALLB7SYY6R75NSI/
中国共産党政権によるウイグル迫害は近年に始まったことではない。
1949年の
「中華人民共和国」
建国後、70年に渡りウイグル人の
「中華民族」
への同化を図ってきたと言っていい。
ただ、2017年以降、迫害が異常なレベルで行われるようになったため国際問題として注目されるようになった。
習近平政権は、同化が思うように進まないことに焦りを募らせ、ウイグル人を力で滅ぼす方向へ大きく舵を切ったのだろう。
300万人超と指摘される大規模な強制収容、強制労働、不妊手術の強制、親子の強制的引き離し。
AI(人工知能)による監視システム、ウイグル人宅に100万人規模で政府職員を寝泊まりさせるなど想像を絶する監視も常態化した。
著名な知識人や経済人らが一斉に収容され、行方不明となる悪夢の事態も起こっている。
外国に暮らすウイグル人らは故郷に残る家族との通信が遮断され、生き別れを強いられている。
私自身も2017年夏に、父や弟を含む親族12人が強制収容されたことを知ったが、その後、消息が確認できていない。
翌年2018年3月、地元警察から、収容所で撮影された父のビデオが送られてきて、
「中国共産党への忠誠心を示し当局に協力すればお父さんを出してあげる」
と告げられたが、断った。
それ以降、一切の通信は断ち切られたままだ。
私は日本のパスポートを持っているので、世界中ほとんどの場所に安心して行けるが、唯一怖くて行けない場所が実家だ。
2019年には、強制収容された家族を捜すために留学先の日本から帰国した20代のウイグル人女性ミギライ・エリキンさんが直後に強制収容され、収容所で死亡した。
今、欧州連合(EU)や英仏など10カ国・地域の議会と米国政府が、ウイグル問題をジェノサイド(民族大量虐殺)か、その深刻なリスクがあるものと認定しているが、日本ではどうだろうか。
国会でも2022年、決議を採択したが、中国へ配慮し過ぎた内容だった。
日本企業は無意識にこの問題に関与している。
日本ウイグル協会の調査では、複数の企業の技術が
「ウイグルジェノサイド」
を支える監視システムに悪用されていることが確認されている。
日本は太陽光パネルのほとんどを中国からの輸入に頼っているが、その多くはウイグル人の強制労働と繋がっていると指摘されている。
強制労働でもたらされた製品の供給先になっている可能性が高いのだ。
欧米では、強制労働防止法や外国の人権侵害に対し資産凍結などの制裁を科すマグニツキー法などの整備も進み、制裁の流れも強まっているが、日本は後れを取る。
日本が制裁逃れの穴場として利用されるリスクが高まっている。

習氏指示に日本ウイグル協会長「非常に危機的」
2023/9/11 17:38
https://www.sankei.com/article/20230911-OMVE7ZOFUBLAJBILI7JA5EUGTU/
中国の習近平国家主席が2023年8月26日に新疆ウイグル自治区を視察し、
「イスラム教の中国化」
の推進や
「中華民族の共同体意識の増強」
を指示した。
国際社会が中国の民族迫害政策を非難する中、ウイグル人への同化政策を緩めない姿勢を改めて示した形だ。
日本ウイグル協会のレテプ・アフメット会長は2023年9月11日までに産経新聞の取材に応じ、
「『ジェノサイド』(集団殺害)の加速を謳い、非常に危機的なメッセージだ」
と懸念を示した。

《習氏のウイグル自治区入りは2014年以来8年ぶりだった2022年から2年連続となる》
《今回、習氏は区都ウルムチ市で開かれた会議に出席し、地元幹部に
「社会の安定維持」

「違法な宗教活動」
を押さえ込むよう指示した》
《標準中国語(漢語)教育の徹底、漢人の自治区移住の推奨なども表明した》
ーー習氏のウルムチでの発言をどう受け止めているか
★レテプ・アフメット会長
欧米諸国などからジェノサイドと批判されるウイグル政策の加速を明確に謳った形で、非常に危機的なメッセージだ。
言語も宗教も人口比もウイグルのアイデンティティーを薄めようとしている。
国際社会がどんなに声を上げても、ウイグル民族や文化を滅ぼす意志は固いと受け止めている。
《国際社会はウイグルの人権侵害状況への批判を強めている》
《国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は2022年8月、テロ対策の名目でウイグル人に
「深刻な人権侵害が行われている」
とする報告書を発表》
《米国は2022年6月、ウイグル自治区からの物品輸入を原則禁止するウイグル強制労働防止法を施行し、制裁対象の中国企業を追加するなど、運用も厳格化した》
ーー習氏はウイグル人の収容政策に言及しなかった
★レテプ・アフメット会長
中国共産党は2019年までに(ウイグル人を強制収容したとされる)『職業技能教育訓練センター』を閉鎖したと主張する。
だが、消息不明の人や施設から解放されていない人がいる。
2023年9月も新たな収容者の存在が相次いで報じられた。
私の親戚も12人が収容されたと確認された。
妻の兄弟は勤務先で警察に呼ばれたまま、消息が分からず、裁判も開かれていない状況だ。
ーー中国当局は自治区へのツアーを催し、平穏な暮らしぶりをアピールする
★レテプ・アフメット会長
習氏も今回、ウイグル自治区の良さを伝えるとして、外国人旅行者向けのツアーの拡大を指示した。
ツアーは中国政府がコントロールし、幸せに暮らしているウイグル人を装うプロパガンダ(政治宣伝)に過ぎない。
尾行や行動制限もない旅行は許可されていない。
隠したいことがあるからだ。
日本人がツアーに参加して統制された情報をそのまま発信することは中国の犯罪に加担することだ。
ーー自治区出身者に対する嫌がらせはあるか
★レテプ・アフメット会長
在日ウイグル人は中国当局から現地に残した家族を人質に取られ、ウイグル協会の活動情報などを求められている。
パスポート更新の申請も何カ月も放置され、現地で手続きを求められた人もいる。
ーー2023年10月に「国際ウイグルフォーラム」が開催される。日本で開く意義は
★レテプ・アフメット会長
中国がウイグル問題について欧米が作り上げたデマだと宣伝する中、アジアで唯一中国側の主張に反論している国が日本だ。
国際社会がこれまで以上に連携してウイグル問題に取り組まないと、民族迫害は改善しない。
中国の隣国の日本から
『国際社会は納得していない』
『責任を追及する声がここにある』
と発信してほしい。

嘘拡散の”共犯”になる官製新疆ツアー
正論2023年9月号 日本ウイグル協会会長 アフメット・レテプ
中国共産党中央直属の中国外交出版発行事業局が管理・運営するニュースサイト、中国網日本語版(チャイナネット)に2023年6月22日に掲載された
「新疆をきっかけに日本社会の対中感情を改善」
と題する記事に目が留まった。
記事の前後には日本の悪口や日本批判の記事が溢れていた。
「核汚染水海洋放出の強行、日本の道徳の赤字と知恵の苦境を露呈」
とあり
「南京大虐殺の生存者が逝去 存命中は残り39人のみに」

「海洋で中国けん制、苦杯を喫するのは日本」
と題している。
対日感情の憎悪を煽る記事が並ぶ中で
「新疆をきっかけに日本社会の対中感情を改善」
とは一体、どういうことなのだろう。
日本国民を馬鹿にしているのかと不思議に思って調べた。
すると、中国在大阪総領事館主催
「日本市民新疆ツアー第1陣」
について、中国網日本語版や中国共産党中央機関紙『人民日報』のWEB版、人民網日本語版が自画自賛の記事を必死で発信していることが分かった。
発信は主に
「薛剣(せつけん)駐大阪総領事」

「新疆ウイグル自治区政府文化顧問」
を名乗る日本人僧侶
「小島康誉」
氏による記事だった。
薛剣総領事と言えば、大阪総領事館の公式アカウントや個人アカウントで外交官とは思えぬ過激ツイートを暴走させることで知れらる人物だ。
最近の事例で言うと、2021年10月、国際人権団体、アムネスティ・インターナショナルが香港オフィスをやむなく閉鎖すると発表した際に、
ツイッターで
「害虫駆除!!!快適性が最高の出来事また1つ」
と投稿し、
「人間性が言葉に出る」
などと批判を浴びた。
また、その2カ月後の2021年12月には在大阪総領事館の公式ツイッターが、ウイグルの子供たちの動画を投稿して
「顔面偏差値が高すぎる新疆の小学生たち、・・・新疆ツアーにご意向のある方は、ぜひご登録を!」
投稿を見た人々から
「人を顔だけで格付けし評価するなんて気持ち悪い」
「子供たちは装飾品ではなく人間です」
「さすがに人権無視の差別主義国家の言うことは違う」
等の批判が殺到した。
小島氏は
「発展」

「幸せ」
に満ちたウイグルをアピールし、ウイグルの現状に関するメディア報道の多くが色眼鏡的と主張している。
薛剣総領事らが同行し、最初から最後まで全てのプロセスに中国当局による誘導が組み込まれた今回の
「プロパガンダツアー」
の意義の大きさを繰り返し強調し、レコードチャイナへの寄稿では
「ギネス級の価値がある」
とまで称賛している。
ツアーの参加者でもないのに、日本社会に与えた影響はほぼゼロと言っていい
「プロパガンダツアー」
をここまで称賛するとは、この方は正気なのかと疑ってしまう。
家族と生き別れを強いられる身として、あるいは留学先の日本から一時帰国したら強制収容され死亡した仲間がいる身として、人命や家族を奪う犯罪者を擁護する行為は仏教の教えにも反しているとの疑問を感じ、僧侶としての自覚すらないのかと憤りを感じる。
■新疆ツアー第1陣
薛剣総領事が、駐大阪総領事として着任したのは2021年6月だ。
着任から半年後の2021年12月には
「新疆は良いところーコロナ後の中国新疆ツアー大募集」
と題する団体旅行の告知を大阪総領事館の公式サイトに掲載した。
大阪総領事館の発表によると、2021年12月31日に締め切った募集には1カ月間で日本国内から1028人が応募した。
あれから1年半が経ち、去る2023年6月19日から27日に、中国当局に選ばれた小学5年生から83歳までの日本人男女20人のウイグル訪問が実現したそうだ。
中国当局としては日本国民を現地に案内し、ウイグル人らに対する非人道的犯罪で地に堕ちた中国への信用を回復したい思惑があったはずだ。
薛剣総領事らが発信したこのツアーの始まりから終わりまでのプロセスを見れば、決してこれは通常の団体旅行ではなく政治的意図が仕込まれた
「プロパガンダツアー」
であることは明白だ。
まず、1028人の申込者から20人を選別し(98%を審査の段階で落としている計算になる)、出発前夜の2023年6月18日に大阪総領事館で
「新疆ツアー第1陣壮行会」
と書かれた赤い横断幕を掲げた式典を開催し、薛剣総領事から中国ビザの押されたパスポートが参加者1人1人に手渡された。
通常のツアーで外国を旅行する際にこんな大袈裟な経験をすることなどないだろう。
ツアーには大阪総領事館の領事らが同行し、関西空港を飛び立つ直前に撮影された写真には
「中国駐大阪総領事館主催 日本市民新疆ツアー第1陣」
と書かれた赤い横断幕を持った参加者たちの姿があった。
後に人民網が発信した今回のツアーを特集した英語字幕付きの動画の最初にもこの写真は使われている。
ウルムチ到着時も、空港で
「日本市民新疆ツアー第1陣の皆様を熱烈歓迎」
と書かれた赤い横断幕を持った当局者たちが出迎える写真が撮られ、盛んに発信された。
だが、こうした写真撮影自体、日本国民が世界の他の場所を旅行する際には決して遭遇することはない不自然な光景だ。
一行の出発に合わせて、共産党機関紙、人民日報系の環球時報で薛剣総領事はこう述べている。
「今回の新疆ツアーは内容が豊富で充実している」
「一部の日程は想像を遥かに上回る」
「例えばトルファンではウイグル族の家庭を訪問し、現地人と共に昼食を取る」
「新疆少数民族の日常生活を近距離で体験する」
「更に現地のウイグル族の小学校を訪問する機会があり、子供たちの天真爛漫な笑顔を通じ現地の人民生活が幸福で満ち足りていることを直感的に感じる」
「アクスでは広々とした綿花畑を見ることができる」
「綿花紡績工場を見学することで、西側のいわゆる強制労働という根も葉もない話を一蹴する」
注目してほしいのは、薛剣総領事の自画自賛は、ツアーに参加した日本人らがどこで何を見るかだけではなく、そこで何を感じるのか、考えが変わって帰国するのか、といった細かい所まで初めから決まっていることだ。
ツアーがプロパガンダだと明白に物語る所以である。
前述の人民網が発信した英語字幕付きの動画と比べると、ツアー参加者が全てを薛剣総領事の”予言”通りに実感し、考えが一変したかのような内容になっている。
これが、この先どんな宣伝に使われるのか、ツアー参加者たちは注意深く見ておくべきだろう。
「今回の新疆ツアーの情報発表も異例で、新疆訪問団のメンバーが個人メディアで今回のイベント全過程を自由にライブ発信する」
などとわざわざ強調するのも首を傾げる話だ。
一体、そのどこが異例で凄いのか。
世の中の常識が通じるまともな国では、旅行者は旅先で写真や動画を撮り、ネットに自由に流している。
ごく普通で当たり前の話だ。
「自由にライブ発信」

「異例」
と強調すること自体が、自由が奪われた中国ならではの話でしかなく、果たして日本人参加者は本当に自由を感じたのか。
仕組まれたパフォーマンスによって自分たちの言動を全て中国当局が誘導し操ろうとしていると感じた参加者はいなかったのか。
聞いてみたいところである。
■自己弁護の末の新看板
大阪総領事館のツアーは突如告知されたものではない。
告知のタイミングと国際情勢を思い出して頂きたい。
継続的に明らかになる証拠を受け、国際社会は2021年以降、ウイグル問題で態度を大きく変化させた。
2021年1月には、アメリカ政府がジェノサイド(特定の民族などの集団を破壊する目的で行われる集団殺害、及びそれに準ずる行為)認定し、2021年12月までにカナダ議会、英国議会、リトアニア議会、チェコ議会、ベルギー議会等でジェノサイド認定が続いた。
2021年3月には、米国、英国、カナダ、そして欧州連合(EU)でウイグル人らへの重大な人権侵害が行われているとして、中国に対する制裁措置が一斉に発表された。
ツアーが告知された2021年12月には、更に大きな出来事があった。
アメリカでは
「ウイグル強制労働防止法案」
が下院と上院で相次いで可決、2021年12月23日にはバイデン大統領が、ウイグルからの輸入を全面的に禁止する
「ウイグル強制労働防止法」
に署名し成立した。
2021年12月9日には英国に設置された国際法や人権問題の専門家も加わった民間法廷
「ウイグル特別法廷」
が18カ月に及ぶ調査の末、ジェノサイドと人道に対する罪がウイグル人や他のチュルク系民族に対して行われているとの結論を下していた。
それだけではない。
2021年12月1日には、英BBC等の主要メディアが、ウイグル人らに対する大規模強制収容や強制労働等に、習近平国家主席など上層部の関与を示す極秘文書
「新疆文書」
が流出したと大々的に報道され、ツアーの告知はその翌日2021年12月2日だった。
相次いで明らかになる中国の人権侵害の証拠と国際社会の非難。
それを前に中国当局はあの手この手で自己弁護せざるを得ない状況に追い込まれていた時期だった。
日本国内でもウイグル問題で中国への非難の声は高まっていた。
地方議会が次々とウイグル問題で国に対策を求める意見を採択し、その自治体数は80を超えていた。
ちなみに、2021年12月以降も採択は続き、私たちが把握しているだけで102の地方議会で採択されている。
■日本国民がターゲットに
自己弁護に追い込まれた中国当局は、国連の調査チームや主要な外国メディアの自由な取材を徹底して断る一方で、都合の良い所だけを見せるパフォーマンスに納得してくれそうな外国人をピックアップしては
「やらせツアー」
を積極的に企画している。
この手のツアーは、2023年だけでも複数回確認されている。
例えば、2023年1月にシリアなど14のアラブ諸国から30名以上がツアーでウイグルを訪問した。
2023年4月にはベトナムやカンボジアなどの複数国の駐中国大使や領事らがツアーでウイグルを訪れている。
この時は
「新疆ウイグル自治区政府」
のトップ、馬興瑞が面会し、中国の友好国の大使・領事として、中国を擁護する発信を積極的に行うよう求めたと報道されている。
2023年6月になるとスーダンなどアラブ諸国から30名以上のツアーが実施され、ウイグル訪問が行われた。
2023年7月にはカザフスタンの市民らのツアー団が訪問した。
いずれも中国の影響力が強く、人権や価値観の面で中国とそう変わらない国々がターゲットとされている。
そう考えると、西側と同じ価値観を共有する日本の市民らをツアーのターゲットに選ぶのは異例と言っていいだろう。
ジェノサイドや人道に対する犯罪が今も進行中の東トルキスタンに比較的近い位置にありながら、国連などの国際舞台では中国の犯罪行為を非難する共同声明に毎年署名している唯一の国が日本であり、中国もそれを強く意識しているはずだからだ。
日本をターゲットに選んだものの、中国の意図や狙いが自分たちの思惑通りに日本人に果たして浸透するか否か。
アラブやアフリカ諸国の人々のツアーとは勝手が違って中国は決して自信満々ではなかったようである。
例えば、ツアーの対象者を日本人に限定すると初めから宣言したのもそのせいだろう。
これは日本に住むウイグル人が参加してしまうと中国人よりも遥かに現地に詳しい。
中国にとって都合の悪い所まで案内できる。
政府機関の主催ツアーだから、無事帰国を保証する義務もあるが、在日ウイグル人を除外したのは保証できる自信がないためでもあるだろう。
それだけではない。
日本のメディア関係者も除外されている。
薛剣総領事は、2023年6月13日のツイートで
「この度の新疆ツアーは基本的に参加者の皆様の自費で実施」
「日本メディアの同行取材について、問い合わせがあったが、新疆について余りにも酷い虚偽報道してきた為、敢えて断った」
「正直言って、現状では信頼置けない!」
と投稿している。
この投稿から分かることが2つある。
1つは、日本メディアを同行させる自信がないことだ。
これはメディア関係者を案内するとパフォーマンスに大人しく納得しない恐れがあるからだ。
もう1つは
「基本的に参加者の自費で実施」
という表現だ。
「基本的に自費」
とは穿った言い方をすれば一部に中国当局の負担があると言っているようなものだからだ。
■ウイグル人とメディアお断り
2023年7月12日に大阪総領事館は
「新疆ツアー『第2陣』大募集」
の告知を出している。
そこには、
「募集対象:日本人のみ、訪中歴のない方大歓迎」
「日本メディアの同行取材はお断り致します」
「旅費は基本的に自己負担となります」
等と明記している。
第1陣と同じやり方で実施するらしい。
実は第1陣のツアーとほぼ同時期にJNNの記者がウイグルを取材し、連載記事(TBS NEWS DIGサイトに掲載)を発信している。
ツアー参加者を希望する人は是非読んでほしいものだ。
2023年7月5日、ウルムチを取材したJNN記者は、初日から帰りの空港まで尾行が続いて、現地のウイグル人らが恐怖に怯えて胸の内を語ることができなかったことを詳しく報じている。
大阪総領事館のツアーで見る光景とは180度異なる全くの別世界だ。
どちらが信用できるか、読者も考えてほしい。
ウイグルジェノサイドを隠し、私たちの家族を奪った恐怖政治を正当化するためのプロパガンダツアーに参加し、その中身を鵜呑みにして
「ウイグル人は幸せに生きている」
などと発信することは、ジェノサイドに加担することに他ならない。
「時間と大きな出費を伴う旅行なのだから、中国当局の思惑で振り回すのではなく、尾行・監視・行動制限を断って自由にさせて欲しい」
と突き付けるくらいであってほしいものだ。
■薛剣総領事に申す
悪いことをしていないなら隠す必要などない。
メディア関係者を恐れる必要もない。
日本を見てほしい、国が日本を訪問する中国人を選別して、訪問先を全て国が設計し、国が手配した案内人が誘導する都合の良い場所だけ見せて大人しく帰国してもらったり
「中国メディア関係者は除外」
などと堂々と宣言したりするツアー等聞いたことがない。
いつ、誰と、どこへ行って何を見るか、見たこと感じたことをどう発信するかも本人が決める。
メディア関係者の友人と一緒に行くかどうかも本人が決める。
尾行や監視を気にすることなく好きな場所で好きな人に接触する・・・それが健全な社会における当たり前の旅行というものだ。
ウイグル人らに対して非人道的犯罪を犯していないと言える自信があるなら、家族と生き別れを強いられている在日ウイグル人の帰国を保証すると国際社会に約束し私たちを同行させてほしい。
「非人道的扱いを受けた」
と証言する強制収容所の生還者たちも同行させるべきで、国際法や人権の専門家、学者たち、そしてメディア関係者も欠かせない。
何よりも重要なことは、現地での行動制限や尾行、監視などがない自由な旅行であることだ。
悪いことをしておらず自信があれば、これらは全て簡単な話で、都合の良い所だけ見せて、それ以外は徹底的に隠すだけでは、中国と同じ価値観の国々の人たちは騙せても、国際社会の常識が通用する国々の人たちを騙せるはずがない。
全くもって説得力がなく、やればやるほど国際社会の疑念は深まるだけである。
私を同行させてくれれば、2017年以降、一切の通信ができずにいる家族をまず訪問したい。
それ以外にもどうしても会いたい人たちはたくさんいる。
例えば、ウイグル自治区教育出版社編集長のワヒットジャン・オスマン氏。
同じく教科書編集担当で著名な評論家、ヤリクン・ロズ氏や自治区教育庁の元庁長、サッタル・ダウット氏や自治区社会科学院副院長で新疆教育出版社長のアブドゥラザク・サイム氏らウイグルの教育を支えた人たちがそうだ。
新疆大学の学長、タシポラット・ティッブ教授や副学部長のアブドサラム・ジャリディン教授にも会いたいし、新疆医科大学の学長で現代ウイグル民族医学の父、ハリムラット・グブル教授や新疆師範大学教授で著名な作家、アブドゥカディリ・ジャラリディン教授、ウイグル文化研究の第一人者で新疆大学人類学研究所のラヒレ・ダウット教授、新疆人民出版社社長のアブドゥラヒマン・エベイ氏なども再会したい人たちだ。
新疆新聞社の社長、アリムジャン・メメットイミン氏、カシュガルウイグル出版社の編集者で著名な女流詩人、チメングリ・アウット氏、ウイグル人社会のIT化に最も貢献した人物として知られる著明なコンピュータープログラマー、アリム・エヘット氏等々・・・。
名前を挙げ始めると、際限がない。
この方々は、誰もがウイグル人に生きる希望を与え、ウイグルの文化が消滅しないよう先頭に立って尽力してきた人々だった。
2017年以降相次いで強制収容され行方不明となっている。

尾行・監視は当たり前、まさかの”手のひら返し”も…中国で最も“取材困難”新疆ウイグル自治区 超敏感エリアの中心都市「ウルムチ」の今
2023/7/7
https://uyghur-j.org/japan/2023/07/fnn-articles-552223/

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