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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1008828?display=1
「・・・法律に基づく「実施計画」に違反する疑い・・・」
聞いている方は、何のことやらよくわからない。
事故に至る経緯を報道に見るかぎり、そのことが正しく事実であるとすれば、何処でも見かける「ヒューマンエラー」ではないか。
とすれば、法律に基づく「実施計画」がいかに立派なものであったとしても、「事故は防げない」ことを改めて証明した事例と言えよう。
私達は、改めて認識する必要があるのではないか。
「ヒューマンエラー」は減らすことは出来たとしても、「無くすることは出来ない」。
その事は、原発の運転、運用、廃炉作業等々において、人間の関わらない作業が無いとすれば、
「原発事故は防ぐことは出来ない」
ということを大前提にして、地震国日本での原発の稼働の是非を問わねばならないことを示している。
そして、原発事故は絶えることなく、大小取り交ぜて繰り返し起きている。
その事実から目を逸らすべきではない。
「実施計画」なるものは、言ってみれば「机上の空論」であり、「実施計画」良ければ全てよしとする判断も、これこそが、重大な「ヒューマンエラー」ということなのだろう。
以下に記事の全文を転載する。
福島第一原発で汚染水が漏れた問題で、原子力規制委員会は法律に基づく「実施計画」に違反する疑いがあると指摘しました。
2月7日、福島第一原発の汚染水を浄化する装置で、排気口から放射性物質を含む汚染水1.5トンが漏えいし、原因は配管の弁の閉め忘れでした。
原子力規制委員会は19日に開かれた会合で、弁の開け閉めを行う責任部署が明確でなかったことや、東電の作業手順書では弁が閉まっていることが前提になっているのに対し、実際には開いていたことなどから、法律に基づく「実施計画」に違反する疑いがあると指摘しました。
これに対し、東京電力は「原因の究明と再発防止に全力を挙げて取り組む」と陳謝しました。
記事の転載はここまで。
「ヒューマンエラー」とは、人間が原因となっておこる失敗(問題)のことをさす。
そして人間は必ずミスをする。
「原発の安全神話」なるものは、「ヒューマンエラー」の最たるものだ。
しかも、最もあってはならない「失敗」の一つだ。
「・・・東京電力は「原因の究明と再発防止に全力を挙げて取り組む」と陳謝しました。・・・」
何度となく聞いた言葉のような気がする。
何度となく見た光景のような気がする。
福島原発事故から何も変わっていないような気がする。
「法律に基づく「実施計画」に違反する」といっても、何らかの罰則が課される様子はない。
「陳謝」とは、頭を下げて舌を出すことか?
口先だけで、反省もない。
悪戯に、そんなことを繰り返すこと、そのことがすでに「ヒューマンエラー」と自覚すべきだ。
もしかしたら、「原子力規制委員会」の設置が、最大の「ヒューマンエラー」と歴史書に記されることになるかもしれない。
そんな「原子力規制委員会」が、
「・・・法律に基づく「実施計画」に違反する疑いがあると指摘・・・」
する。
これが「原子力ムラ」自慢の田舎芝居であり、「喜劇」なのだろうが、日本国民にとっては「悲劇」でしかない。
「原発の実施計画は、国民の生存権を脅かす、憲法違反の疑い。」
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