<■425行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> ロシア当局、ナワリヌイ氏は「突然死症候群」 陣営が猛反発「彼らはいつもうそをつき、痕跡を消す」 2024/2/18 7:13 https://www.sankei.com/article/20240218-VD3NEWHS3RLENMMMTWFMSV4PAY/ ロシア北極圏の刑務所で死亡した反政府活動家、ナワリヌイ氏の陣営幹部ジダーノフ氏は2024年2月17日、刑務所を同日訪れた母親と弁護士が、当局から死因について 「突然死症候群」 だと知らされたとX(旧ツイッター)で明らかにした。 ナワリヌイ氏の広報担当者ヤルミシュ氏はXで、事件性がないとする当局に対し 「彼らはいつも嘘をつき、痕跡を消す」 と猛反発した。 ヤルミシュ氏は、当局が弁護士に対し、遺体の検査が終わって事件性は認められなかったと通知したことを明らかにした。 陣営は家族への遺体引き渡しを求めているが、当局は応じていない。 ヤルミシュ氏はロイター通信に 「指導者を失ったが、理想や信念は失っていない」 と語り、陣営の活動継続を表明。政権がナワリヌイ氏の死を望み 「(毒殺未遂に遭った)3年前の計画通り、殺害した」 と指摘した。 責任はプーチン大統領にあると非難し、欧米の指導者にプーチン政権への圧力を強めるよう訴えた。 2024年2月16日に死亡したナワリヌイ氏を追悼する動きはロシア各地で2024年2月17日も続いた。(共同)G7、ウクライナ支援継続 外相会合、ガザ侵攻に憂慮 ナワリヌイ氏の死亡「ロシアに完全解明求める」 2024/2/18 6:28 https://www.sankei.com/article/20240218-6RG2CEQO4FNUPOOYRNAYIO2ED4/ ドイツ南部ミュンヘンで2024年2月17日、先進7カ国(G7)外相会合が開かれた。 ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する軍事、経済面での支援継続で一致。 パレスチナ自治区ガザ情勢では、イスラエル軍が準備する最南部ラファへの地上侵攻について 「壊滅的な結果をもたらす」 と憂慮を示し、自制を求めた。 議長国イタリアのタヤーニ外相が会合後、議長声明を発表。 ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が死亡した状況について 「ロシア当局に対し、完全に解明するよう求める」 とした。 ナワリヌイ氏の死を悼み、会合冒頭で1分間の黙祷を捧げた。 会合ではウクライナへの揺るぎない支援で一致し、対ロシア制裁強化で結束を確認した。 北朝鮮によるロシアへの武器輸出を非難し、ロシアから核・ミサイル関連技術が北朝鮮に渡る可能性に懸念を表明した。 ウクライナのクレバ外相も会合に参加した。 ガザでの戦闘停止と人道支援の必要性も強調。イスラエルとパレスチナの 「2国家共存」 に向けて取り組む必要があるとした。(共同) <産経抄>「恐れるな」、ナワリヌイ氏が遺した言葉 2024/2/18 5:00 https://www.sankei.com/article/20240218-Y54SRG44WVIQ5AGXCS6YN7MMWU/ ロシアのプーチン大統領が小学校で授業を行った。 「何か質問は?」。 アレクセイという男の子が手を挙げた。 「政府は汚職まみれでは? クリミア併合は侵略では? 北方領土は日本のものでは?」。 ここで休憩時間になった。 ▼再開後、別の子が尋ねた。 「アレクセイはどこへ行ったのですか?」(早坂隆著『新・世界の日本人ジョーク集』)。 笑える人はいまい。 同書の初版が出たのは6年ほど前(2018年)になるが、ロシアでは今尚、多くのアレクセイが姿を消し続けている。 ▼反体制派指導者のナワリヌイ氏が収監先の刑務所で亡くなった。 散歩後に不調を訴え、意識が戻ることはなかったという。 死の前日にはオンラインで裁判に出廷し、元気な姿を見せたとの報道もある。 47歳。 不自然な最期に、 「消された」 という不穏な言葉が脳裏から拭えない。 ▼2000年代からプーチン政権の非を鳴らし続け、 「悪党と闘う意欲」 を条件に同志を募ったと聞く。 動画配信サイトでは、露南部に建つ広壮な宮殿をプーチン氏のものだと指摘した。 旅客機内で意識不明となった毒殺未遂疑惑は、記憶に新しい。 ▼獄中の身となってからも、2024年3月の大統領選で反プーチン票を投じるよう呼び掛けていた。 政権に批判的なジャーナリストや西側に亡命した元諜報員ら、プーチン氏に盾突く人々は判で押したように不審な死を遂げている。 国民はこのまま萎縮し、口を噤んでしまうのだろうか。 ▼裁きを受ける法廷でナワリヌイ氏は言った。 「恐れれば政権の思う壺だ。恐れるな」。 その言葉は志を同じくする人の胸に刻まれていよう。 追悼の動きは広がり、200人以上が拘束されている。 姿なき人々の影に怯えているのはプーチン氏かもしれない。 露各地でナワリヌイ氏追悼 治安当局、350人超拘束 2024/2/18 0:44 https://www.sankei.com/article/20240217-V2NZZYP4UVI35CEUBWGYW3FBMY/ ロシア刑務当局が反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)の死亡を発表した翌日の2024年2月17日も、露各地で市民らが政治弾圧犠牲者の記念碑に献花するなど、ナワリヌイ氏の死を追悼する動きが続いた。 治安当局が取り締まりに乗り出し、露人権監視団体「OVDインフォ」によると、2024年2月17日までに首都モスクワや第2の都市サンクトペテルブルクなどで359人が拘束された。 ただ、ナワリヌイ氏の死を受けた大規模デモなどは発生しておらず、ウクライナ侵略後、反政権的な行動への抑圧が極度に強まった露社会の現状が改めて示された。 ナワリヌイ氏が2021年1月に拘束された直後には、2回に渡り各地で計10万人以上が参加する抗議デモが起きていた。 露外務省は2024年2月16日、欧米は死因などが未確定な段階でロシアを非難しているとし、 「彼らは偽善や冷笑主義、不道徳を再び露呈した」 と反発した。 露反体制派の象徴的存在だったナワリヌイ氏について、露刑務当局は2024年2月16日、収監先の北極圏ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で急死したと発表。 露メディアによると、司法当局は2024年2月16日、死因などを確認する調査委員会を設置し、要員を現地に派遣した。 ナワリヌイ氏の母親は死亡を正式に通知されたという。 「プーチンは世界を破滅的に」 ゼレンスキー氏が安保会議で演説 欧米に支援加速要求 2024/2/17 20:48 https://www.sankei.com/article/20240217-HOXTZHQGBJJC5MQG5X3H7FJLWU/ ウクライナのゼレンスキー大統領は2024年2月17日、ドイツ南部ミュンヘンで開催中の 「ミュンヘン安全保障会議」 で演説した。 「ウクライナは砲弾と長射程兵器の不足に直面している」 と指摘。 「今、行動しなければプーチン(露大統領)は(世界を)破滅的なものにする」 とし、欧米諸国に兵器の支援加速を求めた。 ゼレンスキー氏は演説で、露反体制派指導者、ナワリヌイ氏が死亡したとの発表を受け、 「(プーチン氏は)汚職と暴力で権力を維持する凶悪犯だ」 と述べて、 「全ての自由国家に対する脅威だ」 と強調した。 ドネツク州の激戦地アブデーフカから部隊を撤退させたことについては 「兵士の命を守るために重要だった」 と指摘。 ウクライナの兵器不足がプーチン政権を 「強化している」 と懸念を示した。 ウクライナ支援に反対するトランプ前米大統領に関しては 「もし彼が(ウクライナに)来るなら一緒に戦闘の最前線に行く準備ができている」 などと語った。 ゼレンスキー氏は2024年2月16日、ドイツ、フランス両国と安全保障協力に関する2国間協定を締結。 ドイツは約11億ユーロ(約1800億円)、フランスは30億ユーロの追加の軍事支援も表明した。 ゼレンスキー氏は2024年2月17日、ハリス米副大統領らと会談し、更なる支援強化を求める。 ハリス氏は2024年2月16日、ミュンヘン安保会議で演説し、米国は 「ウクライナと共にある」 と強調。 支援を継続する考えを示した。 米国の北大西洋条約機構(NATO)への責任は 「揺るがない」 と断言。 孤立主義は 「米国を弱体化させる」 とし米欧との結束を強調した。 安保会議では、各国の首脳らが2024年2月18日までウクライナ支援やパレスチナ自治区ガザ情勢などを協議する。 イタリアが先進7カ国(G7)の議長国となってから初のG7外相会合も2024年2月17日に開かれた。 ロシアの調査に透明性求める 国連のグテレス事務総長、ナワリヌイ氏死亡に 2024/2/17 11:16 https://www.sankei.com/article/20240217-ICPZOADBYJLBFLVXTYWCPU4DO4/ 国連のグテレス事務総長は2024年2月16日、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏が死亡したとの報道に対して、ロシア側に 「信頼できる透明性を確保した経緯の調査」 を要望した。 ドゥジャリク事務総長報道官を通し、グテレス氏は 「服役中のナワリヌイ氏が死亡したと報じられたことに衝撃を受けている」 と強調し、遺族らに哀悼の意を表した。(共同) 米副大統領 米欧結束を強調 ナワリヌイ氏死亡に「プーチンの蛮行を示す」 2024/2/17 10:34 https://www.sankei.com/article/20240217-URZQVEVE6ZISXEIMYWSX4ZYHKI/ 米国のハリス副大統領は2024年2月16日、ドイツ南部ミュンヘンで開幕した 「ミュンヘン安全保障会議」 で演説した。 トランプ前米大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国の防衛義務を軽視する発言をしたことを念頭に、米国のNATOに対する責任は 「揺るがない」 と断言。 米欧の結束を改めて強調した。 ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡したとの発表を受け、確認されれば 「プーチン(露大統領)の更なる蛮行を示すものだ」 と非難した。 ハリス氏は 「世界の中の米国」 と題した会合での演説で、孤立主義は 「米国を弱体化させ、世界の安定を損なう」 と分析。 国際規範や民主主義の価値観を守るため、同盟国と連携する姿勢を示した。 「NATOは世界の安全保障に対する我々の取り組みの中心だ」 とし、米国がNATOに関与し続ける方針を強調した。 トランプ氏は軍事費を十分に支出しないNATO加盟国を米国は守らないとする発言をし、加盟国などからは非難する声が上がっていた。 ハリス氏はウクライナ侵攻を続けるロシアについて 「プーチンの無謀さのために、ロシアは30万人以上の死傷者を出した」 と指摘。 米国は 「ウクライナと共にある」 とし 「ウクライナが切実に必要としている重要な兵器や資源の確保に取り組む」 と支援を継続する考えを示した。 また、ハリス氏は死亡が伝えられたナワリヌイ氏について 「ロシアに責任があることは明らかだ」 と強調。 ブリンケン米国務長官もミュンヘンで2024年2月16日、 「1人の男への執着と恐怖はプーチンが築き上げた体制の弱点と腐敗を浮き彫りにするだけだ」 と非難した。 ナワリヌイ氏の妻、ユリアさんは2024年2月16日、ミュンヘン安全保障会議で演説。 露当局の発表を 「懐疑的だ」 とした上で、プーチン氏や側近らに 「罰を受けると思い知らせたい」 と強調した。 プーチン政権に対して団結するよう国際社会に訴えた。 ミュンヘン安全保障会議では、各国の首脳らが2024年2月18日まで、ウクライナへの支援継続やパレスチナ自治区ガザ情勢などについて協議する。 2024年2月17日はウクライナのゼレンスキー大統領やドイツのショルツ首相、中国の王毅共産党政治局員兼外相らが演説予定。 イタリアが2024年、先進7カ国(G7)議長となってから初のG7外相会合も2024年2月17日に開かれる。 米副大統領 米欧結束を強調 ナワリヌイ氏死亡に「プーチンの蛮行を示す」 2024/2/17 10:34 https://www.sankei.com/article/20240217-URZQVEVE6ZISXEIMYWSX4ZYHKI/ 米国のハリス副大統領は2024年2月16日、ドイツ南部ミュンヘンで開幕した 「ミュンヘン安全保障会議」 で演説した。 トランプ前米大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国の防衛義務を軽視する発言をしたことを念頭に、米国のNATOに対する責任は 「揺るがない」 と断言。 米欧の結束を改めて強調した。 ロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が死亡したとの発表を受け、確認されれば 「プーチン(露大統領)の更なる蛮行を示すものだ」 と非難した。 ハリス氏は 「世界の中の米国」 と題した会合での演説で、孤立主義は 「米国を弱体化させ、世界の安定を損なう」 と分析。 国際規範や民主主義の価値観を守るため、同盟国と連携する姿勢を示した。 「NATOは世界の安全保障に対する我々の取り組みの中心だ」 とし、米国がNATOに関与し続ける方針を強調した。 トランプ氏は軍事費を十分に支出しないNATO加盟国を米国は守らないとする発言をし、加盟国などからは非難する声が上がっていた。 ハリス氏はウクライナ侵攻を続けるロシアについて 「プーチンの無謀さのために、ロシアは30万人以上の死傷者を出した」 と指摘。 米国は 「ウクライナと共にある」 とし 「ウクライナが切実に必要としている重要な兵器や資源の確保に取り組む」 と支援を継続する考えを示した。 また、ハリス氏は死亡が伝えられたナワリヌイ氏について 「ロシアに責任があることは明らかだ」 と強調。 ブリンケン米国務長官もミュンヘンで2024年2月16日、 「1人の男への執着と恐怖はプーチンが築き上げた体制の弱点と腐敗を浮き彫りにするだけだ」 と非難した。 ナワリヌイ氏の妻、ユリアさんは2024年2月16日、ミュンヘン安全保障会議で演説。 露当局の発表を 「懐疑的だ」 とした上で、プーチン氏や側近らに 「罰を受けると思い知らせたい」 と強調した。 プーチン政権に対して団結するよう国際社会に訴えた。 ミュンヘン安全保障会議では、各国の首脳らが2024年2月18日まで、ウクライナへの支援継続やパレスチナ自治区ガザ情勢などについて協議する。 2024年2月17日はウクライナのゼレンスキー大統領やドイツのショルツ首相、中国の王毅共産党政治局員兼外相らが演説予定。 イタリアが2024年、先進7カ国(G7)議長となってから初のG7外相会合も2024年2月17日に開かれる。 バイデン米大統領、ナワリヌイ氏死亡「間違いなくプーチンの責任」 対抗措置を検討とも 2024/2/17 9:19 https://www.sankei.com/article/20240217-S42IOXRUXVJOFGVY56D3BZA3VA/ バイデン米大統領は2024年2月16日、ホワイトハウスで記者団に対し、ロシアの反体制派指導者、ナワリヌイ氏が刑務所で死亡したとの露当局の発表について、 「間違いなく、プーチン(大統領)に責任がある」 と非難した。 バイデン氏は 「何が起きたのか確実には分からない」 とした上で、ナワリヌイ氏の死亡は 「プーチンと彼の悪漢たちが行った結果であるのは疑いない」 と語った。 バイデン氏はナワリヌイ氏について 「汚職や暴力に勇敢に立ち向かった」 とし、 「刑務所にいながらも彼は真実のための強力な声だった」 とその行動と勇気を讃えた。 ロシアへの何らかの対抗措置を 「検討している」 とも述べた。 また、ナワリヌイ氏の死は 「この重大な時の危機が何であるかを思い起こさせる」 と述べ、ウクライナがプーチン氏の侵略から自国を守るために資金の提供が急務だと強調。 上院で可決されたウクライナ支援を含む緊急予算案を下院が速やかに採決するよう迫った。 バイデン氏は、トランプ前大統領が北大西洋条約機構(NATO)加盟国に対し軍事費の負担を怠った国にはロシアから攻撃されても 「守らない」 と語ったことにも 「言語道断」 と強調。 「私が大統領である限り、NATOの同盟国への神聖な約束を守る」 と述べ、加盟国への集団防衛義務を米国は果たすと訴えた。 露各地でナワリヌイ氏追悼、治安当局が100人超拘束 妻ユリアさんは政権非難 2024/2/17 9:09 https://www.sankei.com/article/20240217-3YKMTFSYKRPURGMQOBO2HPKSN4/ ロシア刑務当局が反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)の死亡を発表した2024年2月16日、露各地では市民らが政治弾圧の犠牲者に捧げられた記念碑に献花するなどし、ナワリヌイ氏の死を悼んだ。 治安当局は拘束活動に乗り出し、露人権監視団体「OVDインフォ」によると、2024年2月17日午前0時までに首都モスクワや第2の都市サンクトペテルブルクなど計8都市で少なくとも100人以上の拘束者が確認された。 ただ、ナワリヌイ氏の死を受けた大規模デモなどは発生しておらず、ウクライナ侵略後、反政権的な行動への抑圧が極度に強まった露社会の現状が改めて示された。 ナワリヌイ氏が2021年1月に拘束された直後には、2回に渡り各地で計10万人以上が参加する抗議デモが起きた。 ナワリヌイ氏の妻ユリアさんは2024年2月16日、ドイツで開催中のミュンヘン安全保障会議で登壇し、ナワリヌイ氏の死が事実であれば 「プーチン(露大統領)や側近らは国家や私の家族、夫に対して行ったことの全責任を負うと知るべきだ」 「その日はすぐに訪れる」 と述べた。 欧米諸国からはロシアを非難する声が上がった。 ロイター通信によると、バイデン米大統領は 「ナワリヌイ氏の死はプーチン氏と周囲の悪漢らの仕業であることは間違いない」 と指摘。 フランスのマクロン大統領も 「ナワリヌイ氏の死はクレムリン(露大統領府)の弱さと敵対者への恐れを示している」 とした。 露外務省は2024年2月16日、欧米は死因などが未確定な段階でロシアを非難しているとし、 「彼らは偽善や冷笑主義、不道徳を再び露呈した」 と反発した。 露反体制派の象徴的存在だったナワリヌイ氏を巡っては、露刑務当局が2024年2月16日、収監先の北極圏ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で急死したと発表。 死因は調査中だとした。 ナワリヌイ氏の支持者らは政権側に暗殺された可能性を指摘した。 ナワリヌイ氏死亡「プーチンは殺人者」 独仏のロシア大使館前で抗議デモ 2024/2/17 9:02 https://www.sankei.com/article/20240217-SKBVSW3GJ5LPTGCS4DYLJXE66Q/ ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏死亡を受け、ドイツ・ベルリンやフランス・パリのロシア大使館前では2024年2月16日、市民らが 「プーチン(ロシア大統領)は殺人者だ」 などと書かれたプラカードを手に抗議デモを行った。 地元メディアが伝えた。 ベルリンのロシア大使館前では昼頃から 「プーチンは殺人者」 「プーチンを止めろ」 などと書かれたプラカードを持った人が集まり、抗議デモを行った。 参加者は夕方には約1000人に膨らんだ。 パリのロシア大使館前にも午後3時頃数十人の市民らが集まり 「プーチンがナワリヌイ氏を殺した」 「我々はナワリヌイ氏と共にある」 などと書かれたプラカードを持って抗議した。(共同) 露、ナワリヌイ氏の死因確認へ調査委の要員派遣 「血栓症」と国営メディア 2024/2/17 8:35 https://www.sankei.com/article/20240217-TTLZ5JRK4BONBGOYEX2WNIE2QU/ ロシアのプーチン政権と対立し、収監先の北極圏の刑務所で死亡した反政府活動家アレクセイ・ナワリヌイ氏についてロシア司法当局は2024年2月16日、死因などを確認する調査委員会を設置し、要員を現地のヤマロ・ネネツ自治管区に派遣した。 タス通信が報じた。 国営メディア「ロシア・トゥデー」は消息筋の話として、死因は血栓症と伝えた。 同自治管区の人権保護当局は、ナワリヌイ氏側から健康状態に関する申し立てはなかったと表明。 突然死だったとの見方を示した。 ウクライナ侵攻などで対ロ批判を強める欧米からはプーチン政権批判の急先鋒だったナワリヌイ氏の急死について 「プーチン大統領が怪物であることを全世界に再認識させた」(カナダのトルドー首相) などと非難の声が相次いだ。(共同) 「抑圧的な国家権力の犠牲者」 ナワリヌイ氏死亡でドイツのメルケル前首相が非難 2024/2/17 8:22 https://www.sankei.com/article/20240217-B6E6ATPZPNOGXJ6AOQ2REXCZVE/ ドイツのメルケル前首相は2024年2月16日、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏の死亡について 「抑圧的な国家権力の犠牲者だ」 とする声明を発表した。 メルケル氏は在任中の2020年、ロシアで猛毒の神経剤を使い襲撃されたとみられるナリヌワイ氏の医療支援を申し出て、ドイツでの治療に至った経緯がある。 メルケル氏は声明で 「祖国のために立ち上がった勇敢で恐れ知らずの声が酷い方法で沈黙させられたのは恐ろしいことだ」 と非難した。 ナリヌワイ氏を治療したベルリンの病院も2024年2月16日、X(旧ツイッター)に 「悲劇的だ」 「私たちの悲しみはナワリヌイ氏の家族、友人、同僚と共にある」 と投稿した。(共同) 「ロシア指導部の責任を追及」 ナワリヌイ氏死亡でEU外相が声明 2024/2/17 8:19 https://www.sankei.com/article/20240217-V45CYBUWLVIIDAZGI6UOAVB4GE/ 欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は2024年2月16日、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏の死亡を受け 「ロシアの指導部と当局の責任を追及する」 との声明を発表した。 ロシアに対して事実関係を明らかにし、全ての政治犯を即時釈放するよう求めた。 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長も 「ロシアには答えるべき重大な質問がある」 と指摘。 EUのフォンデアライエン欧州委員長は 「我々は彼の名において、民主主義のために立ち上がる」 と決意を表明した。(共同) 「自由な精神が死刑に」 ロシアのナワリヌイ氏死亡にマクロン仏大統領 2024/2/17 8:15 https://www.sankei.com/article/20240217-NOON73NPGRMX3K2NGT2IDDS32Q/ フランスのマクロン大統領は2024年2月16日、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏死亡を受け、X(旧ツイッター)で 「今日のロシアでは、自由な精神は強制収容所に送られ、死刑を宣告される」 「怒りと憤り(を覚える)」 と訴えた。 更に 「ナワリヌイ氏の名声、献身、勇気に敬意を表する」 と述べ、遺族やロシア国民に哀悼の意を表した。 セジュルネ外相は 「(強権的な)プーチン政権の現実を思い起こさせる」 と指摘。 ナワリヌイ氏について 「抑圧体制への抵抗のため命を捧げた」 と讃えた。(共同) 「がくぜん」とOHCHR ナワリヌイ氏の死亡発表 2024/2/17 8:13 https://www.sankei.com/article/20240217-4XDKURQROVNG3DZJFEOM2DKEGY/ 国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)の報道官は2024年2月16日、ロシアの反政府活動家ナワリヌイ氏死亡の発表について 「愕然としている」 との声明を出し、独立した組織による透明性がある調査の実施を可能にするようロシア当局に求めた。 声明は 「国による拘束・収監の下での死亡は、国が責任を負う」 と指摘。 政治家や人権活動家、記者らの迫害をやめ、正当な権利行使によって拘束されたり服役させられたりしている人々を今すぐ解放するよう要求した。(共同) ナワリヌイ氏死亡、非難相次ぐ 各国首脳ら「プーチン氏は責任を」「残忍な殺害」 2024/2/16 23:16 https://www.sankei.com/article/20240216-H55RHNWDHJOW5ISQ3C4YGQJDYE/ ロシア刑務当局が2024年2月16日死亡したと発表した露反体制派指導者のナワリヌイ氏について、各国の首脳や政府関係者からコメントが相次いだ。 ウクライナのゼレンスキー大統領が 「(ロシアのプーチン大統領は)責任を取るべきだ」 と厳しく非難した他、死亡の真相解明を求める声も噴出した。 ゼレンスキー氏は訪問先のドイツのショルツ首相との記者会見で、 「明らかにプーチンに殺害された」 と述べた。 ラトビアのリンケービッチ大統領もX(旧ツイッター)に 「クレムリンに残忍に殺された」 と投稿した。 露刑務当局は、ナワリヌイ氏が散歩中に体調不良を訴え、意識不明に陥ったとしている。 だが、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は記者団に対し、 「ナワリヌイ氏の死亡状況を取り巻く全ての疑問についてロシアは回答する必要がある」 と強調した。 ブリンケン米国務長官も 「報道が正確ならばロシアに責任がある」 とした。 ナワリヌイ氏の功績を讃える声も相次いだ。 ドイツのショルツ首相は2024年2月16日、Xで 「彼はロシアの民主主義と自由のために立ち上がった」 と述べ、死亡の報は 「モスクワで権力を握る体制の実情を映し出している」 と指摘した。 ロシア民主派さらに退潮も、ナワリヌイ氏死亡と発表 「プーチン政権恐れるな」訴え続け 2024/2/16 22:58 https://www.sankei.com/article/20240216-XX36ULU2VVIATEGTR3CRPGFMZY/ ロシア刑務当局が2024年2月16日に死亡を発表した露反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏は長年、プーチン政権の強権統治の打破を訴え、 「反プーチン」 の象徴的存在となってきた。 2020年8月に毒殺未遂に遭い、2021年2月からは収監されていたが、ナワリヌイ氏はそうした境遇にも屈せず 「政権を恐れるな」 と国民に呼び掛け続けてきた。 ナワリヌイ氏の死亡で、プーチン政権に異議を唱える露国内の民主派勢力は更に退潮に追い込まれるとみられる。 ナワリヌイ氏の収監を 「政治弾圧」 として非難してきた欧米諸国とロシアの関係が更に悪化するのも確実だ。 露独立系メディアによると、ナワリヌイ氏は死亡前日の2024年2月15日、自身に関連する裁判にオンライン出廷し、元気な様子だったという。 ナワリヌイ氏は2024年3月の露大統領選でもプーチン大統領以外の候補者に投票するよう呼び掛けていた。 死亡は刑務所という 「密室」 で起きており、当局側による死因究明がどこまで客観的に行われるかは不透明だ。 交流サイト(SNS)上では、ナワリヌイ氏の盟友で露国外在住のボルコフ氏らが 「政権が彼を殺した」 などと非難の声を上げた。 ナワリヌイ氏は2000年代からプーチン政権の強権統治を批判。 2011年の大規模反政権デモで指導者の1人になり、2013年のモスクワ市長選では2位となった。 2018年の大統領選に出馬を予定したが、刑事罰を科されて資格を失った。 2019年のモスクワ市議会選では有力な非与党系候補に投票を集中させる 「賢い投票」 を有権者に呼び掛け、与党議席を減少させた。 2020年8月に毒殺未遂に遭い、その後、拘束。 法廷では 「政権の狙いは私1人の投獄で多数の人々を萎縮させることだ」 「恐れれば政権の思う壺だ」 「恐れるな」 と国民に訴えた。 2023年までに合計で約30年に及ぶ禁錮刑を言い渡された。 長期収監が確実な身となっても、ナワリヌイ氏は支援者の協力を得てSNS上で政権批判を続けた他、自身は無事だと強調。 政権を恐れない姿を率先して示し続けていた。 露反体制派ナワリヌイ氏が収監先刑務所で死亡 当局発表 死因調査中 2024/2/16 20:53 https://www.sankei.com/article/20240216-GT76SBMQHRMM3ESRCHUUNUKSHM/ ロシアの刑務当局は2024年2月16日、反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が2024年2月16日、収監先の露北極圏ヤマロ・ネネツ自治管区の刑務所で死亡したと発表した。 タス通信などが伝えた。 刑務当局は、ナワリヌイ氏が2024年2月16日、散歩後に体調不良を訴え、意識不明になったと主張。 救護措置を施したが間もなく死亡が確認されたとした。 死因は調査中だとしている。 露大統領府は2024年2月16日、プーチン大統領がナワリヌイ氏の死に関して報告を受けたと発表した。 弁護士出身のナワリヌイ氏は2000年代からプーチン政権の汚職や不正を告発する活動を開始した。 2020年8月、露国内線の旅客機内で意識不明となり、ドイツの病院に移送。 検査の結果、旧ソ連の神経剤ノビチョク系の毒物で襲撃された疑いが浮上した。 米欧諸国は露政権側による暗殺未遂事件だと指摘。 露政権は関与を否定した。 2021年1月、ドイツからの帰国と同時に、過去の有罪判決の執行猶予条件に違反したとして拘束され、禁錮2年6月の実刑を言い渡された。 その後も複数の事件で訴追され、計約30年の収監が決まっていた。 ナワリヌイ氏は収監後も支援者の協力を得て、SNS(交流サイト)上で政権批判を展開。 2022年2月のウクライナ侵略に際しても 「狂った人物が始めた愚かな戦争だ」 とプーチン氏を非難した。
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