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麻生暴言が号砲に…ポスト岸田レース最右翼の上川陽子外相に高市早苗氏が“対抗心”メラメラ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/335517
2024/02/01 日刊ゲンダイ
上川陽子外相(左)は麻生副総裁のお気に入り、高市早苗経済安保相(右)は「万博ディスり」が裏目に(C)日刊ゲンダイ
裏金事件で自民党が大揺れの中、突如飛び出した“あの暴言”にはポスト岸田レースの「号砲」という意図がありそうだ。
麻生副総裁が28日の講演で、上川外相について「そんなに美しい方とは言わない」「おばさん」とルッキズムそのものの暴言を吐き、SNSで〈ほんとに失礼〉といった批判が噴出。
しかし、麻生氏は「新しいスター」「大したもん」などと上川氏を持ち上げ、評価もしていた。
「岸田総理への牽制とみられています。麻生さんへの相談ナシに、総理はいきなり派閥解散を宣言。その後の会食で表面上は“仲直り”しましたが、派閥にこだわる麻生さんは根に持っている。『ヘマをしたら次は上川を担ぐ』と暗にメッセージを送ったということです」(官邸事情通)
麻生氏にすれば、岸田降ろしは「いつでも可能」というわけだ。岸田派所属の上川氏は、岸田首相本人とは距離がある一方、麻生氏の“お気に入り”といわれている。昨年の内閣改造で、外相に押し込んだのも麻生氏だったともっぱらだ。
上川氏は法相時代に、オウム真理教事件の6人ら死刑囚計16人の刑執行を決めたこともあり「胆力がある」(自民党関係者)と評される。党内きっての政策通としても知られ、「ポスト岸田」の有力候補として推す声がある。
「4月の補欠選挙で惨敗すれば、党内で『岸田ではダメだ』という声が大きくなる。その際、『初の女性宰相』の看板を掲げれば、国内のみならず、海外でも話題になる。『日本版メルケル』の評もあるほどで、次の衆院選の顔として申し分ない。麻生さんも、そうした展開を見据えているのでしょう。4月の補選が無傷で済んでも、秋の総裁選でバックアップする可能性もあります」(自民党関係者)
八王子市長選で安倍派に「貸し」?
政府4演説のうち、「外交演説」を行う上川外相をみつめる高市経済安保相(右奥)/(C)日刊ゲンダイ
そんな「麻生-上川」ラインを意識しているのが、次期総裁に意欲マンマンの高市経済安保担当相だ。前回2021年の総裁選では安倍元首相が高市氏をゴリ押し。議員票だけでは次点につけた。
「仲間が少ない高市さんとしては、総裁選出馬に必要な推薦人20人を集めるため、次も安倍派の支援が欲しい。21日投開票の東京・八王子市長選では、地元選出で安倍派の萩生田前政調会長に請われ、現職閣僚ながら応援入り。結果、裏金事件の逆風の中、自公推薦の候補が当選。『貸し』をつくった格好の高市さんは、総裁選で安倍派の支持を取り付けたと踏んでいるのかも知れません」(永田町関係者)
これで、上川VS高市による麻生派と安倍派の“代理戦争”になるかと思いきや、どうもそんな雲行きではない。かつて、高市氏が安倍派を飛び出した経緯から、今なお双方の関係は修復に至っていない。安倍元首相の死後はなおさらだ。
さらに高市氏は27日、自身のユーチューブチャンネルで、会場建設費膨張が批判されている大阪・関西万博について「延期・縮小」論をぶって話題になったが、これが党内の不評を買ったようだ。
「高市さんは延期や縮小を決断できない総理をクサしたのでしょう。『私なら決断できる』と言わんばかりに『ポスト岸田』をアピールしたのです。閣僚が政府の事業である万博を批判するなんて非常識。党内では『センスが悪い』と批判が上がっています」(前出の官邸事情通)
スタンドプレーへのブーイングに耐えられなくなったのか、30日の会見で高市氏は万博について「首相を信頼してお任せしたい」とトーンダウン。早くも「女の戦い」の勝敗は決したか。
いずれにせよ、裏金事件で解党的出直しを迫られる中、今の自民党には政争にかまけている暇などないはずだ。
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