http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/225.html
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/306033
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件。
調べていったら、岸田首相と岸田派が、「一番悪質だった」という、怪談よりも怖〜いお話。
「闇パーティー」がトレンド入りし、これが岸田首相の命取りになる予感。
キーワードは「嘘」。「欺」。
その矛先は、いずれも国民に向けられたもの。
「民信なくんば立たず」
分かっていても、出来ない・・・日本の総理大臣。
嗚呼。からっきしだ。
以下に記事の全文を転載する。
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受け、国会は29日、衆参予算委員会を開き「政治とカネ」の問題に関する集中審議を行った。衆院予算委では、岸田文雄首相が自身の支援者らが主催した首相就任を祝う会を巡り、野党から脱法的だとの追及を受けた。首相は「法に従って行った会だ」と述べて違法性を否定したが、野党は「収支報告書に記載されていない闇パーティーではないか」と批判し、会計資料などの国会提出を求めた。(小椋由紀子)
◆岸田氏側が開催事務を行い、事後に320万円寄付を受けたと指摘
立憲民主党の大西健介氏が質問した。2022年6月に首相の地元・広島で開かれ、約1100人が出席した「内閣総理大臣就任を祝う会」に関し、会費1万円で飲食の提供はないことを指摘。さらに、首相が代表を務める自民党広島県第1選挙区支部に主催した任意団体から約320万円が寄付されていたことや、受付・経理などの事務を同団体ではなく岸田事務所が担っていたことなどを挙げ、「実態は政治資金パーティーだ」と批判した。
政治資金パーティーであれば、政治資金規正法に基づいてその旨の明記や、政治資金収支報告書への収支の記載が必要になる。大西氏は、任意団体による開催だとしても、収入見込みが1000万円以上になる場合には、事前の届け出が必要であることも強調した。
◆首相「不慣れと聞いて私の事務所がお手伝い」違法性否定
首相は「祝う会は、地元政財界の皆さんが発起人となり開催いただいた純粋な祝賀会と認識している。事務局から不慣れだとの相談を受け、私の事務所がお手伝いした」と説明し、政治資金パーティーとの見方を否定した。
大西氏は「ダミー団体をかませば政治資金収支報告書に書かなくてよいとなれば、闇パーティーをやりたい放題だ」と追及。祝う会を主催した任意団体の代表が、「岸田文雄後援会」の代表も務めていることを指摘した上で、案内状や会費収支の明細など関連資料の提出を求めた。首相はこれに対し「(予算委の)理事会等の指示に従う」と応じた。
記事の転載はここまで。
国会よりも、メディアの追及の方が厳しい。・・・はっきりと「違法パーティー」
以下、NEWSポストセブンの記事の抜粋。
【「違法パーティー」疑惑】岸田首相、国会答弁で「口座開設を事務所の人間が手伝った」などと墓穴を掘り、深まる疑惑
(https://www.news-postseven.com/archives/20240130_1937976.html?DETAIL)
国会で追及された岸田文雄・首相の「内閣総理大臣就任を祝う会」(以下、「祝う会」パーティーと略す)の違法パーティー疑惑。・・・首相の答弁によって疑念はさらに深まった。問題の「祝う会」パーティーは・・・会費1人1万円で約1100人が出席したと報じられた。単純計算でも約1100万円の収入があったと見られる。
だが、この「祝う会」パーティーの収支は、首相の政治団体や自民党支部の政治資金収支報告書に一切記載がない。・・・「祝う会」なる任意団体が主催のかたちになっていることで、かかった会場費など収支が全くわからなくなっているのだ。
・・・
■破綻している「純粋な祝賀会」という説明
首相は「祝う会」パーティーを「知事以下地元の政財界の皆さんが発起人となって開催していただいた、純粋な祝賀会」と説明した。政治資金パーティーではなかったという主張だ。
政治資金規正法では、収入から経費を差し引いた差額を政治資金にあてることを目的としたパーティーを「政治資金パーティー」と定義しており、政治団体が主催し、事業の収支を政治資金収支報告書に報告しなければならない。
一方、「純粋な祝賀会」とは、たとえば、友人・知人らが会費制で開く形式の叙勲祝いなどのことであり、会費で会場費や参加者の飲食代、叙勲された人への記念品代などをまかない、利益を出さずに“収支トントン”にするものだ。そうだったのであれば、政治資金パーティーではなかったという説明は成り立つ。
だが、実態は“政治資金集め”が目的だった疑いが濃厚だ。
前述のように「祝う会」パーティーは会費1万円で、飲食の提供はなし。参加者には首相の「色紙」と著書『岸田ビジョン』が配られただけ。ホテルの会場費を考えても、最初から利益をあげることを前提に企画されていたことは明らかだ。お土産に議員の著書を配るのは政治資金パーティーの定番となっている。
しかも、パーティーの収益の一部が「祝う会」代表の名前で岸田首相の自民党支部に献金されたことから、岸田首相の政治資金集めを目的とした「政治資金パーティー」だったことは隠しようがない。
「純粋な祝賀会」という説明は破綻している。
■口座開設に岸田事務所が関与
本誌の取材によると、「祝う会」パーティーは準備段階から当日の会場の受付、経理まで岸田事務所が総出で取り仕切っていた。その点について首相はこう答弁した。
「振込先の口座開設など様々な手続きについて、私の事務所の人間がお手伝いをした」
口座開設に岸田事務所が関わったことを認めたのは重大な問題だ。
「祝う会」パーティーの案内状では、会費は広島銀行など3つの金融機関に開設された「衆議院議員 岸田文雄先生 内閣総理大臣就任を祝う会 代表 伊藤様」という名義の個人口座に振り込むことになっていた。
「伊藤様」とは、岸田文雄後援会の会長であり、岸田首相の政党支部の政治資金収支報告書で約322万円を寄附したことになっている「祝う会」の代表として名前がある、伊藤學人氏のことだ。だが、その伊藤氏は本誌の取材に、「『祝う会』の代表だったことも知らないし、寄附した覚えもない。経理には全く関与していない」という趣旨の証言をしている。
・・・岸田首相の答弁でそれに岸田事務所が関わったことがわかった。会費の収入と支出など「祝う会」パーティーの経理を岸田事務所が把握、コントロールしていた疑いがさらに濃厚になった。
■「任意団体が主催した会」だとしても政治資金規正法違反
大西代議士が、・・・みんな闇パーティーをやり放題になる。違法でないなら脱法パーティーだ」と指摘すると、首相はこう開き直った。
「・・・法に従って行った会であると認識をしております」
しかし、「法に従って行った会」という主張にはいくらなんでも無理がある。
政治資金規正法では、任意団体の主催であっても、収入が1000万円を超える見込みだとわかった段階で総務省か都道府県の選挙管理委員会に「政治団体」として届出し、たとえ結果的に収入が1000万円未満であっても、その任意団体(みなし政治団体)がパーティー開催から3か月以内に政治資金収支報告書を提出しなければならないと定めている。違反すれば「5年以下の禁錮又は100万円以下の罰金」が科せられるのだ。
岸田首相は国会答弁で”墓穴”を掘った。さらなる説明責任を果たさなければならない。
記事の抜粋はここまで。
「祝う会 代表」、その伊藤氏は・・・
「『祝う会』の代表だったことも知らないし、寄附した覚えもない。経理には全く関与していない」
と証言しているという。
「伊藤様」という名義の(名義人本人が知らない)個人口座。
誰が、どんな手を使って開設したのか。
銀行に新規口座を開設する場合は、本人確認書類と印鑑が必要だ。
従って、われわれ一般人は、名義人本人が知らない所で新規口座は開設出来ない。
どんな裏技を使ったのだろうか。「伊藤」名の印鑑はどうしたのか。
既に開設されていた「岸田文雄後援会 会長 伊藤様」名義の口座を利用できるのかもしれない。
なんと言っても、「内閣総理大臣就任を祝う会」だから、銀行としては、どんな便宜でも図るだろう。
しかし、そうだとしたら、銀行が犯罪の片棒を担いだことになる。
3つの銀行に経緯を問いただすのが真相究明には手っ取り早いかも。
答えてくれないだろうけど・・・嫌味で。
ところで、
「任意団体」で代表者または管理者を決めている場合は、「人格のない社団等」に該当する。
本件の場合、任意団体としても、伊藤が代表とされているので、「人格のない社団等」に該当する。
つまりは、法人税法では、法人とみなされることになる。
そして、「人格のない社団等」は、収益事業を営む場合に限り法人税が課税される。
任意団体であっても、収益事業を行っている場合は、そこで得た所得に対して法人税が課されることになる。
当然消費税も納める必要がある。
岸田首相が「任意団体」と言い張りたいなら、そこでは収益を上げてはけないということなのだ。
僅かの金を惜しんですべてを失う人の見本だろう。
記載を忘れていたと言えばよかったものを、下手に「嘘」をいうものだから、その後は「嘘」の上塗りを重ねなければならなくなり、結局、
一生懸命”墓穴”を掘ってたことになった。
「脱税」の罪を重ねる前に、神妙に、縛に就け。
それにしても、「ちっさ」。
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