http://www.asyura2.com/24/senkyo293/msg/215.html
Tweet |
高市早苗氏“後から鉄砲”の本領また発揮 岸田首相に「万博延期」進言に透ける本当の狙い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/335382
2024/01/29 日刊ゲンダイ
私が岸田首相に進言したのです(高市早苗経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ
「後ろから鉄砲を撃つ女」がまた本領発揮だ。会場建設費の倍増などで世論の反発が強まる2025年大阪・関西万博の開催をめぐり、高市経済安保担当相が岸田首相に延期や縮小を進言したと言いふらし、話題になっている。能登半島地震の復興を優先すべきだという理由はもっともだが、隙あらば「ポスト岸田」を狙う女史の動きだけに、どうにもニオうのだ。
高市氏が進言に言及したのは、27日に長野市内で開かれた若林健太衆院議員(長野1区)の後援会が催した集まり。若林は自民党安倍派の1期生だ。「日本の国力を強くするために」と題した講演でマイクを握った高市氏は、16日に岸田首相と面会したエピソードを披露。資材高騰や人手不足を挙げ、「被災地復興に影響が絶対出ないようにしてほしい」と伝え、万博延期の判断を求めたという。
時事通信の首相動静(16日)によると、臨時閣議前の午後5時20分から7分間、岸田首相と会っていた。
高市氏は講演に前後し、自身のユーチューブチャンネルに「【能登半島地震】復興庁設置法、改正は可能?」とタイトルを打った動画をアップ。ここでも岸田首相との面会に触れ、「あくまで一議員として」と断りを入れながら、能登対応の一環として復興庁設置法改正や、万博延期の判断を求めたとして、こう話していた。
「資材不足や人手不足も起きている中、両立できるかを見極め、場合によっては(コロナ禍で1年延期した)ドバイ万博のように延期や縮小とか。これも総理決断でしかできないことですから『ご判断いただけないでしょうか?』とお願いした」
党内政局ぷんぷん
「ポスト岸田」に向け、“第二の安倍派”のような形で足がかりを…(岸田首相と高市経済安保担当相)/(C)日刊ゲンダイ
ホント、機を見るに敏。先月実施された報道各社の世論調査では、万博にについて大半が「関心なし」。震災を目の当たりにして国民感情の悪化は必至だが、決断力のなさで知られる岸田首相に「判断」を求めるのは嫌がらせでしかない。
高市氏といえば、防衛増税路線が決定的になった22年末に「賃上げマインドを冷やす発言を、このタイミングで発信された首相の真意が理解出来ません」とX(旧ツイッター)でカミつき、内閣支持率低迷が常態化した昨年11月には主宰する勉強会を立ち上げ。今秋の党総裁選への足がかりともっぱらだ。
「裏金事件で窮地に陥る岸田首相を尻目に、党内政局を仕掛けているのでしょう。無派閥の高市氏を推しているのは、同じく無派閥の青山繁晴参院議員や安倍派の山田宏参院議員といったタカ派の面々。総裁選に向けて『第2安倍派』のような形に収斂させ、有利に戦おうという戦略が透けて見えます」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)
世間の最関心事である裏金問題をめぐる進言は、いつ聞けるのか。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK293掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK293掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。