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米ロ連携の「ゼレンスキーおろし」をウクライナ議会が全会一致で拒絶、最悪の国難を救う/ニューズウィーク日本版
マヤ・メララ によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E7%B1%B3%E3%83%AD%E9%80%A3%E6%90%BA%E3%81%AE-%E3%82%BC%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%81%8A%E3%82%8D%E3%81%97-%E3%82%92%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E8%AD%B0%E4%BC%9A%E3%81%8C%E5%85%A8%E4%BC%9A%E4%B8%80%E8%87%B4%E3%81%A7%E6%8B%92%E7%B5%B6-%E6%9C%80%E6%82%AA%E3%81%AE%E5%9B%BD%E9%9B%A3%E3%82%92%E6%95%91%E3%81%86/ar-AA1zV2Ul?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=542314f94d1149d4f8c3ebf6d68c0867&ei=41
「ゼレンスキーは正統な大統領」──親ロ派の大統領にすげ替えられたら停戦交渉はどうなっていたことか(2月26日、キーウ)
<もしも「選挙なき独裁者」というトランプの嘘を魔に受けて大統領選挙をしていれば、ロシアの介入で勝った親ロ派のウクライナ大統領が停戦交渉を行っていたかもしれない>
ウクライナ議会は2月25日、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の正統性を認める決議案を全会一致で採択。ゼレンスキー を「選挙なき独裁者」と呼び、ウクライナは早期に大統領選を実施すべきだと主張するドナルド・トランプ米大統領に「ノー」を突きつけた。野党の重鎮ヤロスラフ・ゼレズニャク議員がメッセージアプリ「テレグラム」で報告した。
もし選挙をしていれば、またロシアの介入で親ロ派の大統領を勝たせられていたかもしれない危機だった。
この決議は、トランプがウクライナにおけるゼレンスキーの支持率は「4%にまで落ち込んでいる」と虚偽の主張をした直後に採択された。ウクライナ議会はアメリカと世界に対し、ゼレンスキー支持の意思をはっきりと示したことになる。ゼレンスキー自身は、議会の決議採択に先立ち、和平が実現しウクライナがNATOに加盟できるなら、辞任する用意があると述べた。
この決議が出たことで、ウクライナ戦争の終結に向けた米ロの停戦協議はさらに難航しかねない。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はゼレンスキーとの交渉を拒む姿勢を見せているからだ。
ウクライナの国会に当たるベルホーブナ・ラーダ(ウクライナ最高会議)が採択したのは、「ロシアの侵攻下においてウクライナの民主主義を守る」と題した決議案だ。そこには、戦時の戒厳令下においては選挙を実施できないため、任期を超過したとはいえ、ゼレンスキーの大統領職と権限には正統性があるとして、「ウクライナの領土において、包括的かつ公正で、持続可能な和平が実現した暁には」選挙を実施する、と明記してある。
決議文はさらに、「現在ウクライナにおいて自由で透明性のある民主的な選挙の運営が不可能になっている事実については、ウラジーミル・プーチンに責任がある」と明言している。
決議文はまた、ゼレンスキー大統領の正統性を疑問視するトランプとプーチンの最近の発言に対し、ゼレンスキー は「自由で透明性のある民主的選挙で選ばれた」大統領であり、「ウクライナの国民と最高会議はその権限に何ら疑いを抱いていない」と、反論している。
ウクライナ最高議会では、最初に提出された決議案は十分な支持を得られなかったが、各党の協議を経た修正案は、賛成268、棄権12、反対0で採択されたと、オンライン英字紙キーウ・インディペンデントが伝えた。
トランプは和平実現に向けた3段階のプロセスの1つとしてウクライナに選挙の実施を迫っている。ウクライナ議会の決議採択に先立ち、サウジアラビアで行われた米ロ高官の協議でも、ウクライナにおける選挙の実施を含めた停戦プロセスが検討された。
ゼレンスキーは自分の支持率を4%などと吹聴するトランプの発言を受けて、トランプはロシアが作り上げた「偽情報の空間」に生きていると批判。これに対して、トランプはゼレンスキー を「選挙なき独裁者」呼ばわりした。
プーチンもウクライナは選挙を実施すべきだと主張、そうなればゼレンスキーが再選される「見込みはゼロだ」断言している。
キーウ経済大学のティモフィー・ミロバノフ学長はXへの投稿で、ウクライナ議会の決議はゼレンスキーの「権限に疑問を投じるトランプとプーチンの試みを封じるものだ」と述べた。「選挙を実施せずともゼレンスキー には停戦交渉を行う権限があることを明らかにし、プーチンの主要な主張を打ち崩す決議でもある」
一方、テスラのCEOで、「特別政府職員」なる肩書きでトランプ政権入りしたイーロン・マスクはウクライナ議会の決議採択を受け、自身の傘下のあるXに「選挙をやれ」と投稿した。マスク自身は選挙で選ばれていない。
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