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トランプ次期政権、ロシアに和平促す制裁戦略を準備−イランも圧迫へ/
Ben Bartenstein、Nick Wadhams、Daniel Flatley によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%97%E6%AC%A1%E6%9C%9F%E6%94%BF%E6%A8%A9-%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%81%AB%E5%92%8C%E5%B9%B3%E4%BF%83%E3%81%99%E5%88%B6%E8%A3%81%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%82%92%E6%BA%96%E5%82%99-%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%82%E5%9C%A7%E8%BF%AB%E3%81%B8/ar-AA1xkklO?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=ed0939dd36d54670a00f8d65a0acc78c&ei=7
(ブルームバーグ): トランプ次期米大統領のアドバイザーらは、ロシアとウクライナの外交的合意を今後数カ月に促進すると同時に、イランとベネズエラを締め付ける広範囲に及ぶ制裁戦略を練っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
バイデン現政権は10日、ロシアの石油取引に壊滅的な打撃をもたらす、西側諸国としてこれまでで最も強力な制裁を科した。ウクライナ戦争の早期終結を目指しているトランプ氏がこうした措置をどうみているのか、疑問が生じている。
トランプ氏のチームが検討しているアプローチは主に2つある。一つは、次期政権がウクライナ紛争の解決が視野に入っていると考えた場合に、制裁を受けているロシアの石油生産会社に恩恵をもたらす措置を講じ、和平合意の成立を後押しする案。もう一つは、制裁をさらに強化し、圧力を一段と強めて交渉のカードを増やす選択肢だという。関係者らは非公表の協議内容だとして匿名を条件に話した。
トランプ次期米大統領が財務長官に指名したスコット・ベッセント氏は16日、ウクライナでの戦争が終わるまで、ロシアの石油業界に対する制裁を強化することを支持すると表明。
トランプ氏の要請があれば、「ロシアを交渉に引きずり込む程度にまで、とりわけ石油大手に対する制裁を強化することに自分は100パーセント乗る」と、上院委員会の指名承認公聴会で語った。
トランプ氏が最終的に選択するアプローチは、世界の原油市場にとって極めて重要だ。バイデン政権の制裁措置が発表されて以降、北海ブレント原油先物はバレル当たり5ドル近く上昇した。一部のアナリストはさらなる上昇を予想しており、実際にそうなれば、世界中の燃料コストを押し上げる。
トランプ次期政権の計画は初期段階で、最終的にはトランプ氏自身にかかっていると関係者は述べた。トランプ氏は先週、ロシアのプーチン大統領との会談を設定しているところだと語っており、戦争終結に向けた交渉が近く行われるとの見通しが強まっている。
関係者によれば、戦略協議にはトランプ氏の閣僚候補や同氏1期目の制裁担当当局者らが参加している。複数の保守系シンクタンクにも意見を聞いているという。政権移行チームは、経済運営に携わるいくつかの重要ポストの人選をまだ発表していない。米財務省のベテラン、ブラッド・スミス、アンドレア・ガッキ両氏が上級職にとどまるかどうかなどが懸案となっている。
トランプ氏のアドバイザーらは結局のところ、バイデン政権と同じ問題に取り組むことになる。米国が世界3大産油国に対して大規模な制裁措置を講じつつ、石油市場における価格と供給の大きな混乱をどう回避するかという点だ。経済戦争の手段を活用することと、世界の基軸通貨としてのドルの地位を維持することの適切なバランスの調整も課題になる。
トランプ氏のチームはイランとベネズエラに対する政策の選択肢も模索している。イランに対しては、最大限の圧力戦略に戻るという全般的なコンセンサスがアドバイザーらの間にあると、関係者は述べた。
トランプ政権移行チームの報道担当者に電子メールでコメントを求めたが、返答は得られなかった。
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