<■556行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> 「ロシア兵に同情」批判 ウクライナ、映画祭で物議「恥ずべきこと」 2024/9/7 8:04 https://www.sankei.com/article/20240907-BEESFJNCRZIYHOXPNZ653O77NE/ ウクライナのイエルマーク大統領府長官は6日、イタリア北部で開催中のベネチア国際映画祭で、ウクライナに侵攻したロシア軍兵士のドキュメンタリーが上映されたことを 「恥ずべきことだ」 と批判した。 ロシア兵に同情的な描写が物議を醸しており、ロシアの 「プロパガンダ映画」 とX(旧ツイッター)に投稿した。 欧州メディアによると、映画はロシア系カナダ人のトロフィモワ監督が前線近くの部隊に同行して制作。 ロシア兵を 「戦争犯罪者」 とみなす欧米諸国の固定観念に挑戦したとしているが、ウクライナの被害実態にはほとんど触れられていないという。 ウクライナの映画関係者らは 「ロシアの侵攻を正当化している」 「ウクライナ人の苦しみを無視する内容だ」 と非難していた。(共同)露ミサイル攻撃で51人死亡、200人超負傷 ウクライナ中部ポルタワで教育施設など被害 2024/9/4 1:19 https://www.sankei.com/article/20240904-XXWVQPI6WZIQFCAMAMFHGILXCM/ ウクライナの中部ポルタワ州ポルタワ市で3日、ロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも51人が死亡し、負傷者は200人を超えた。 ゼレンスキー大統領らが通信アプリへの投稿などで明らかにした。 前線の東部ドネツク州などに比べ頻度が少ない中部への攻撃で、1度の攻撃としては異例の被害規模。 地元メディアによると、攻撃は午前中に起きたとみられる。 ゼレンスキー氏は、弾道ミサイル2発が使用され教育関連施設とその隣の病院が標的になったと指摘した。 通信関連施設の一部も損壊したという。 現場は軍関連の通信学校。 国防省は、空襲警報発令から着弾までの時間が極めて短く、被害が拡大したとの見方を示した。 ゼレンスキー氏は防空態勢と長距離攻撃能力を強化する必要があるとして、各国に一刻も早い支援を求めた。(共同) ロシアのミサイル攻撃で47人死亡、200人超負傷 ウクライナ中部ポルタワの教育施設など 2024/9/3 23:36 https://www.sankei.com/article/20240903-TZQ2TTV4CZLHZO2IQSNNXOIDQM/ ウクライナのゼレンスキー大統領は3日、中部ポルタワの教育施設と、隣接する病院の敷地内にロシア軍のミサイルが着弾し、41人が死亡、180人以上が負傷したと発表した。 ゼレンスキー氏の妻、オレナ夫人はその後、死者が47人、負傷者が206人に増えたと明らかにした。 ゼレンスキー氏は暫定情報として、弾道ミサイル2発による攻撃だとみられると指摘した。 瓦礫の下に閉じ込められている人々がおり、救出作業が続いているとも説明した。死傷者数は更に増える恐れがある。 ゼレンスキー氏は死傷者らに哀悼の意を示し、 「ロシア人はこの攻撃の代償を必ず支払うことになる」 と表明。 「露軍のテロを止めるためにウクライナには防空システムや長距離ミサイルが必要だ」 とし、軍事支援の継続と拡大を求めた。 ロシアは中国と戦略的連携 極東の即応態勢維持、プーチン大統領は北方領土訪問を示唆 2024/9/3 20:23 https://www.sankei.com/article/20240903-WMA6SSIMJJJZBDPSAOPYCM7KUM/?479939 ロシアはウクライナ侵略を継続し、西側に地上戦力を割く一方、極東の日本周辺でも航空機や艦艇による軍事活動を活発化させている。 中国との戦略的な連携を強化する動きも顕著になっている。 プーチン大統領は将来的な北方領土訪問も示唆しており、日本政府は警戒を強めている。 ロシアはウクライナ侵略で地上戦力を消耗させている。 だが2023年10月にロシア所属とみられるヘリコプター1機が北海道根室半島沖を領空侵犯するなど、日本周辺での海空戦力の活発な活動を継続している。極東における即応態勢の維持を強調し日米同盟を牽制する狙いがあるとみられる。 中国とは緊密な軍事協力を進める。 2023年6月、中露の爆撃機が戦闘機を伴い日本海から東シナ海、太平洋に渡る空域を共同飛行。 2023年7〜8月には3回目となる中露艦艇の共同航行を日本周辺海域で実施した。 日本政府は 「我が国に対する示威活動を明確に意図している」 とみる。 日本の対露制裁に反発するプーチン氏は2024年1月と6月、自身による初の北方領土訪問に意欲を示しており強行する可能性もある。 木原稔防衛相は3日、ロシアと東側で国境を接するノルウェーのグラム国防相と会談し、中露を念頭に 「最近の我が国周辺における軍事活動の状況を極めて重大かつ深刻に捉えている」 と述べ、強い警戒感を示した。 ロシア選手が挑発と抗議 ウクライナのパラリンピック委員会会長「非常に不快だ」 2024/9/3 17:04 https://www.sankei.com/article/20240903-BVXMATE5ARNNZIMWFFHBKFP4YE/?outputType=theme_paris2024 ウクライナ・パラリンピック委員会のスシケビッチ会長(70)は3日までに、パリ・パラリンピックに個人の中立選手(NPA)として出場しているロシア選手から自国の選手が挑発を受けていると主張した。 共同通信のインタビューに応じた。 国際パラリンピック委員会(IPC)に正式に抗議したとしている。 スシケビッチ氏は、ロシア選手が 「ウクライナ野郎」 などと差別的な用語を発したり、親しげに挨拶をして気を引こうとしたりしたと述べた。 「非常に不快だ」 と批判し、ウクライナ選手を動揺させる目的との見方を示した。 ロシアの侵攻を受けるウクライナは開会前、ロシアと同盟国ベラルーシの出場を禁じるよう求めたが、IPCは侵攻不支持などを条件にNPAとしての参加を容認した。 スシケビッチ氏は 「侵攻不支持を表明した選手はいない」 「中立ではなく、出場を認めたのは間違いだった」 とIPCの対応も批判した。(共同) ロシアへの越境攻撃「復讐でなく倫理」に基づき実行 駐日ウクライナ大使インタビュー 2024/9/3 18:20 https://www.sankei.com/article/20240903-H2MBCYU5R5NCJGFSHQ6Z3JWH6A/ ウクライナのセルギー・コルスンスキー駐日大使が産経新聞とのインタビューに応じた。 ウクライナ軍のロシア西部クルスク州への進軍は 「復讐」 ではなく、 「倫理」 に基づき抑制された形で実行されていると言及。 「有意義な作戦だ」 と強調した。 コルスンスキー氏は越境作戦について、露軍に強力に反撃でき、ウクライナが最終勝利するとの確信を国民に抱かせているという意味で 「士気高揚に繋がる」 と指摘した。 露軍が首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで住民を虐殺したことを念頭に 「私たちの軍は露領土で民間人殺害、レイプに手を染めていない」 「文明的に行動している」 と述べた。 ウクライナ軍はクルスク州の住民に支援をしているとも述べ、復讐ではなく倫理に基づいた行動を 「味方や敵の国家に示している」 と語った。 米大統領選を巡っては共和党候補のトランプ前大統領と争う民主党候補のハリス副大統領について、 「バイデン大統領に代わって多くの国際会議に参加した十分な経験を持つ」 と指摘。 どちらが大統領に就任しても 「有効なウクライナ支援が堅持されると信じている」 と強調した。 ◇ インタビューの詳細は以下の通り。 ■露軍の若い兵士、自主的に投降 ーー8月に始まったウクライナ軍の露西部クルスク州への越境作戦について ウクライナ軍が強力な力を持っていると国民が再確認した。 最終的にウクライナが勝利できるとの確信を国民に抱かせている。 士気高揚に繋がる。 有意義な作戦だ。 ウクライナ軍は露領土で民間人の殺害、レイプに手を染めていない。 文明的に行動している。 ウクライナ軍は露政府がほったらかしにした地域で、現地住民に様々な支援を展開している。 復讐ではなく、倫理に基づく行動を味方や敵の国家に明確に示している。 ーーウクライナ軍の越境作戦に露軍が効果的に反撃できていないように見える 多くの神話、伝説が存在することが改めて明らかになった。 その典型は露軍が世界で2番目の力を持つということだ。 露軍は即時に予備役を集めることもできない。 また、ロシア国民の運命はどうでもいいとプーチン(露大統領)は思っているようだ。 クルスク州の前線に投入され、捕虜になっている露軍兵士は、恐怖でいっぱいの17、18歳の若い兵士たちだ。 みんな自主的に投降している。 母親と今回、初めて別れた子供たちだろう。 適切な時期に彼らを母親のもとに返す。 ■ドローンが露軍の補給路破壊 ーープーチン氏の露国内での立ち位置をどう分析するか 苦境にあるというより、弱く見える。 欧州の童話にあるように『裸の王様』同然だ。 ロシアで彼は『神様』のように、崇められてきた。 しかし、近くで見ると裸だった。 ーーウクライナは新型無人機(ドローン)を開発したといわれる ウクライナは航空機『アントノフ』の開発で知られた国だ。 (大使であると同時に)航空技術関連の専門家として私が言えるのは、ウクライナでは伝統的に航空力学の学校教育が充実しているということ。 航空機やヘリコプター用のエンジンやモーターなどの設計事務所、工場は未だに活動している。 ウクライナは1000キロ以上飛行できるドローンを作っている。 露軍の空からの攻撃を回避するため、ロシアの飛行場や露軍の補給路破壊などに当たっている。 ■米、大統領選後も支援堅持を信じる ーー米大統領選の民主党候補、ハリス副大統領は指導力不足が指摘されている 米国の大統領、副大統領の権限は明確に定められている。 大統領がいる以上、(指導力不足に見えるのは)当たり前だ。 思い出してほしいのは、ハリス氏はバイデン大統領に代わり、多くの国際会議に参加していること。 各国の国家元首とコミュニケーションをし、やり取りをしているという十分な経験を持っている。 ハリス氏と(共和党候補の)トランプ前大統領のどちらが当選しても、有効なウクライナ支援が堅持されると信じている。 ーー9月下旬、日本では自民党総裁選が行われ、国家の新しい顔が決まる 小泉進次郎氏が数カ月前、駐日ウクライナ大使館に足を運ぶなど、(出馬が取り沙汰される)多くの政治家と私たちは密接な関係を持っている。 どの候補が選出されても、先進7カ国(G7)で調整された日本のウクライナ支援が継続される。 ーー9月下旬、日本では自民党総裁選が行われ、国家の新しい顔が決まる 小泉進次郎氏が数カ月前、駐日ウクライナ大使館に足を運ぶなど、(出馬が取り沙汰される)多くの政治家と私たちは密接な関係を持っている。 どの候補が選出されても、先進7カ国(G7)で調整された日本のウクライナ支援が継続されると信じている。 射程600キロ超の新兵器でクリミア攻撃か ウクライナ、国産のミサイル型無人機 2024/9/3 8:03 https://www.sankei.com/article/20240903-O4XC5ZYFPBOCLKVSEJUNMCGJFQ/ ウクライナメディアは2日、軍が新開発の国産ミサイル型無人機を初めて使用し、ロシアが併合したクリミア半島にある軍事目標を8月に攻撃したと報じた。 英メディアによると、射程600〜700キロとされる。 欧米が供与した長射程兵器のロシア領内への使用が許されていない中で戦局好転への期待をかけるが、配備数は不明で効果は見通せない。 ゼレンスキー大統領が8月24日に初使用を公表したが、攻撃目標は明らかになっていなかった。 開発期間は1年半で、ロシア領内にある軍用飛行場少なくとも20カ所を射程に収めるとされる。 ウクライナは射程250キロの英国製巡航ミサイル 「ストームシャドー」 や300キロの米国製地対地ミサイル 「ATACMS(エイタクムス)」 を供与されており、ゼレンスキー氏は 「防衛を強化できる」 として再三にわたり使用制限の解除を求めている。(共同) プーチン露大統領、モンゴルに到着 逮捕状発行後、初のICC加盟国訪問 2024/9/2 23:29 https://www.sankei.com/article/20240902-CQ6KHPDF55NHXJEIXXF5BFX3MI/ ロシアのプーチン大統領は2日、訪問先のモンゴルの首都ウランバートルに到着した。 タス通信が伝えた。 3日にフレルスフ大統領らと会談する。 国際刑事裁判所(ICC)の加盟国であるモンゴルには、ICCから逮捕状が出されているプーチン氏を逮捕する義務があるが、両国は逮捕しないことで合意済みだとみられている。 プーチン氏のICC加盟国への訪問は、2023年3月にICCがウクライナ侵略に伴う子供の連れ去り容疑で逮捕状を出して以降で初めて。 モンゴル訪問は2019年以来となる。 ウクライナはプーチン氏の逮捕をモンゴルに求めている。 ロシアはプーチン氏のモンゴル入国に 「懸念はない」 としている。 現地でプーチン氏は2国間協力の発展などを定める一連の共同文書に署名する。 また、1939年にモンゴル国境付近で旧ソ連軍と日本の関東軍が衝突したノモンハン事件から85年の節目を記念する式典に出席する。 「プーチン氏に逮捕状執行を」 EU、訪問先のモンゴルに表明 国際刑事裁判所加盟国 2024/9/2 21:50 https://www.sankei.com/article/20240902-JSGXXVQLJBMCLADYOHALVM7PWM/ 欧州連合(EU)欧州委員会の報道官は2日の記者会見で、国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を出しているロシアのプーチン大統領のモンゴル訪問を巡って懸念を表明した。 「モンゴルのEU代表部を通じ、訪問に対する懸念と我々の立場を同国政府に表明した」 と述べた。 プーチン氏はモンゴルでフレルスフ大統領と会談する予定。 報道官は、モンゴルはICC加盟国としての義務があると指摘。 逮捕状を執行しなければならないとの認識を示した。(共同) 露とウクライナ双方が首都にドローンなど大規模攻撃応酬 東部ポクロフスクは陥落の恐れ 2024/9/2 21:40 https://www.sankei.com/article/20240902-6SDDC5LPNRI4HCFD2YKX35OXDU/ ロシアによるウクライナ侵略で、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は1日、 「敵の主力攻撃の方面(での同国軍の戦況)は困難だ」 と交流サイト(SNS)で表明した。 ウクライナメディアは、シルスキー氏が言及したのは露軍との激戦が続く東部ドネツク州ポクロフスク方面に関してなのは明白だと指摘。 米誌フォーブス(電子版)は8月31日、ポクロフスク陥落の恐れが高まっているとした。 ポクロフスク方面は露軍が全域の制圧を狙うドネツク州のウクライナ軍の防衛線の一角で、ウクライナ軍は劣勢だと伝えられている。 同国のゼレンスキー大統領も最近、ポクロフスク方面の戦況が 「極めて困難だ」 と危機感を示していた。 米紙ニューヨーク・タイムズ(同)も9月1日、露軍がポクロフスクから約9キロの地点まで迫っていると伝えた。 同紙はまた、ウクライナ軍が8月6日に着手した露西部クルスク州への越境攻撃で露軍がドネツク州の戦力をクルスク州防衛に回すと計算していたが、現時点でドネツク州での露軍の攻勢は弱まっていないとの見方も示した。 米シンクタンク 「戦争研究所」 は31日、露軍がポクロフスク方面に配置していた予備戦力の一部をクルスク州に転戦させた可能性があると指摘。 「ウクライナ軍の越境攻撃は露軍の作戦全体に影響を与えている」 と評価した。 一方、ウクライナの首都キーウ(キエフ)に9月2日未明、露軍の大規模なミサイル攻撃があった。 ウクライナメディアによると、10発以上の巡航ミサイルと約10発の弾道ミサイル、複数の自爆ドローン(無人機)が撃墜されたが、落下したミサイルの破片などで火災が起きたほか、建物などが損傷した。 当局が死傷者の有無を調べている。 首都モスクワなど露各地を標的とした1日のウクライナ軍の大規模ドローン攻撃に対する報復である可能性がある。 金正恩氏、240ミリ砲試験発射を視察 ロシアへの砲弾供与は600万発分に相当 2024/8/28 11:31 https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html 北朝鮮メディアは28日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党総書記が27日に240ミリ口径の放射砲(多連装ロケット砲)の試験発射を視察したと報じた。 誘導技術や破壊力を向上させた改良型で、韓国のソウル首都圏を狙う兵器とされる。 北朝鮮は2月に240ミリの誘導放射砲弾を開発したと発表。 5月にはこの砲弾を用いた更新型の放射砲に 「自動射撃総合指揮システム」 を導入したとし、2024〜26年に部隊配備する計画を公表した。 実戦配備が進むとみられ、韓国への脅威が増すことになる。 韓国メディアは、今回の試験発射はロシアへの供給を念頭に置いたものとの見方を伝えた。 ロシアは対ウクライナ侵略戦に北朝鮮製砲弾を大量に投入してきたとされる。 韓国国防省が国会議員に提出した資料によると、北朝鮮は22年半ばから約2年間にコンテナ1万3000個以上をロシアに向けて送ったという。 積み荷を全て152ミリ砲弾だと仮定した場合、約600万発分に相当する。 一方、ロシアの専門家代表団を率いて訪朝しているチェクショフ産業貿易次官が27日、北朝鮮の尹正浩(ユン・ジョンホ)対外経済相と会談し、経済協力の深化、発展について協議した。金徳訓(キム・ドククン)首相とも面談した。 NATO供与のF16がウクライナで戦果 ロシア軍のミサイル、無人機撃墜 2024/8/28 9:48 https://www.sankei.com/article/20240828-BREECA7BTJIT3ORJ4OMEKIAQR4/ ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ロシア軍による26日の大規模攻撃の際、北大西洋条約機構(NATO)供与の米国製F16戦闘機を出動させて露軍のミサイルや無人機を撃墜したと明らかにした。 首都キーウ(キエフ)で開かれたフォーラムで語った。 ウクライナは今月からF16を本格運用し、防空態勢を強化。 ゼレンスキー氏は 「F16は素晴らしい成果を上げている」 とし、配備する機数を増やす必要があると訴えた。 ウクライナ国産の弾道ミサイルの実験に成功したと主張し、長距離兵器の国産化を進める考えを示した。 戦争終結に向けてロシアを交渉に応じさせる案があるとして、バイデン米大統領のほか、次期大統領候補のハリス副大統領とトランプ前大統領に提示すると述べた。 9月にバイデン氏と会談して説明する考え。(共同) 露、連日の大規模空爆 ウクライナ東部・南部で4人死亡 米大統領「最も強い言葉で非難」 2024/8/27 22:21 https://www.sankei.com/article/20240827-67GHORU6C5KLJDOK6KKLFWX2IM/ ロシア軍は26日、ミサイルとドローン(無人機)によるウクライナ各地への大規模な攻撃を行い、ウクライナ当局によると民間人7人が死亡した。 電力インフラが大きな損傷を受けた。 露軍は26日夜から27日朝にかけても攻撃を続け、東部クリビーリフと南部ザポロジエで計4人が死亡した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は26日の攻撃について、露軍が127発のミサイルと109機の自爆ドローンを発射したとし、 「過去最大の攻撃の1つだ」 と非難した。 地元メディアによると、ミサイル102発とドローン99機は迎撃されたが、国内15州で着弾による被害が出た。 バイデン米大統領は26日、ロシアの攻撃を 「最も強い言葉で非難する」 との声明を出した。 ウクライナのクレバ外相はX(旧ツイッター)への投稿で、ウクライナが長射程兵器によって露領内の軍事拠点を攻撃できるよう、米欧が供与兵器の使用制限を撤廃することを求めた。 一方、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は27日、今月上旬からの露西部クルスク州への越境攻撃について、州内の集落100カ所を制圧し、1294平方キロを掌握したと発表した。 ロシア軍 ウクライナへ大規模攻撃 7人死亡 エネルギー施設被害 2024年8月27日 22時09分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240827/k10014561311000.html ロシア軍による26日のウクライナ各地への大規模な攻撃ではこれまでに7人が死亡し、各地のエネルギー施設にも被害が出ました。 一方、ウクライナ側はロシア西部への越境攻撃を続けていて、これまでに100の集落を掌握したなどとして成果を強調しました。 ロシア軍は26日、ウクライナ各地にミサイルや無人機による大規模な攻撃を行い、ウクライナ非常事態庁によりますと、7人が死亡し、47人が怪我をしたほか、各地のエネルギー施設にも被害が出ました。 これについてウクライナ空軍のオレシチュク司令官は、ロシア軍が使用したミサイル127発と無人機109機のうち、ミサイル102発と無人機99機を撃墜したとしています。 また、ウクライナ非常事態庁によりますと、27日の朝までに行われたロシア軍の攻撃で、東部ドニプロペトロウシク州のクリビーリフで2人が死亡し、5人が怪我をしたほか、南部ザポリージャ州でも2人が死亡し、4人が怪我をしたということです。 一方、ウクライナのメディアによりますと、ウクライナ軍のシルスキー総司令官は27日、ロシア西部クルスク州への越境攻撃で、これまでに1294平方キロメートルの地域と100の集落を掌握したほか、ロシア軍兵士594人を捕虜にしたと明らかにしました。 これに対し、ロシア国防省は、ウクライナ軍を退ける作戦を続けていて、クルスク州の知事代行は、これまでに13万人以上が避難したと明らかにしています。 露がウクライナに「最大級」攻撃 ミサイル127発、ドローン109機 電力網に打撃 2024/8/27 8:47 https://www.sankei.com/article/20240827-QHRGBVL5WZIDZMNFENNVSMT63I/ ロシア軍は26日、ミサイルとドローン(無人機)によるウクライナ各地への大規模な攻撃を行った。 ウクライナ非常事態当局によると、民間人7人が死亡、子供4人を含む47人が負傷した。 露国防省も同日、各地の電力インフラなどを標的とした攻撃を行ったと発表した。 ウクライナのゼレンスキー大統領は、露軍が127発のミサイルと109機の自爆ドローンを発射したとし、 「過去最大の攻撃の1つだ」 と指摘。 「プーチン(露大統領)は病んだ怪物だ」 と攻撃を非難した。 ウクライナメディアによると、国内の15州が攻撃を受け、電力インフラが損傷するなどした。 ウクライナの電力供給企業は26日、人口の50〜70%が27日に停電に直面する恐れがあると明らかにした。 露下院国防委員会のカルタポロフ委員長は 「攻撃は(ウクライナ軍の越境攻撃が続く露西部)クルスク州での挑発行為に対する報復だ」 とし、 「攻撃は今後も続くだろう」 と露メディアに述べた。 ロシアは、大規模攻撃の継続を警告し、越境攻撃を停止させたい思惑だとみられる。 ウクライナ軍 “西側から提供の情報活用し越境攻撃” 2024年8月26日 5時05分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240826/k10014559181000.html ウクライナ軍によるロシア西部への越境攻撃をめぐり、ウクライナ軍の兵士がNHKの取材に応じ、 「無人機や衛星を使って偵察していた」 と述べ、西側から提供された衛星画像などの情報を活用してロシア側の動きを把握した上で、一気に進軍したことなど作戦の詳細を明らかにしました。 ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部と国境を接する地域で活動するウクライナ軍部隊で広報を担当する兵士が、作戦の詳細について、NHKの取材に応じました。 この中で、越境攻撃について 「現地の司令部などでも兵士や将校は作戦について知らず、考えもしていなかった」 と述べ、作戦はごく少数の関係者だけで秘密裏に進められたとしています。 そして 「無人機や衛星を使ってクルスク州を徹底的に偵察していた」 「西側のパートナーは衛星からの詳細な情報を提供してくれた」 「情報がなければ作戦はより難しかっただろう」 「最後の瞬間に部隊となって突撃した」 「小さなグループで車も別々で移動した」 「全てが素早い行動だった」 と述べ、西側から提供された衛星画像などの情報を活用してロシア側の動きをひそかに把握した上で一気に進軍したことを明らかにしました。 また、越境攻撃を前にクルスク州に隣接するウクライナのスムイ州に部隊を配置していたとして 「ロシアがスムイ州に別の戦線を開こうとしていると恐れているフリをして我々は部隊を配置した」 「敵は我々が発した嘘の情報を信じたのだ」 と述べ、情報戦も駆使して綿密に準備したと説明しました。 そして越境攻撃の目的についてこの兵士は 「ロシアの民間人に与える心理的な要因を忘れてはならない」 「作戦は敵の戦意を喪失させる動きとしても計画されていた」 と述べ、ロシア社会に動揺を与え、不安定化させることが目的の1つだという見方を示しました。 ゼレンスキー大統領 “越境攻撃 ロシア軍の一部分散に成功” 2024年8月25日 22時06分 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240825/k10014558921000.html ロシア西部で続くウクライナ軍による越境攻撃について、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ北東部でロシア軍の部隊の一部を分散させることに成功したとの見方を示し、成果を強調しました。 ウクライナ軍は8月6日以降、国境を接するロシア西部のクルスク州で越境攻撃を続けていて、これまでに1200平方キロメートル以上の地域と93の集落を掌握したと主張しています。 ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、会見でこの越境攻撃について 「作戦がどのように進むか非常に肯定的に考えている」 と述べ、成果を強調しました。 具体的には、将来の捕虜交換のためのロシア兵の捕虜が増えている他、ウクライナ北東部スムイ州の州都の掌握を狙ったロシア軍の作戦を防いだとして、ロシア軍の部隊の一部を分散させることに成功したとの見方を示しました。 こうした中、クルスク州に隣接するロシアのベルゴロド州の知事は25日、ウクライナ軍の砲撃によって住民5人が死亡し、子ども3人を含む12人が怪我をしたと明らかにしました。 一方、ロイター通信は、ウクライナ東部ドネツク州の都市クラマトルシクで、ロイター通信のクルーが滞在していたホテルが攻撃を受けたと伝えました。 ウクライナ側はロシアによる攻撃だとしています。 この攻撃で1人の行方が分からなくなっている他、2人が怪我をして病院で手当てを受けているということで、双方の激しい攻撃が続いています。 <主張>全面侵攻2年半 結束強めウクライナ守れ 社説 2024/8/25 5:00 https://www.sankei.com/article/20240825-TCVL6DI4ZFNZPAQE76YCTFMRUQ/ 世界を震撼させたロシアのウクライナ全面侵攻から24日で2年半となった。 未だロシアを敗北に追い込めていないことは痛恨の極みだ。 日本や米欧など国際社会は結束を一層強め、揺るぎないウクライナ支援を通じて侵略は許されないことを示す必要がある。 これは東アジアの安全保障に直結する問題である。 ロシアはウクライナ東部ドネツク州を中心に攻勢を続けており、ミサイルや滑空爆弾による民間施設攻撃の手も緩めていない。 民間人の死傷者は3万5千人を超えた。 こうした中でウクライナ軍は今月上旬、露西部クルスク州への越境攻撃に出た。 東京都の面積の半分強に当たる約1200平方キロの露領を掌握した。 欧米主要国はウクライナによる自衛権の行使だとしてこの越境攻撃を容認している。 露指導部には動揺が広がり、有効な撃退策を打てずにいる。 注目すべきは、いわゆる 「レッドライン」(越えてはならない一線) の変化だ。 バイデン米政権は、ロシアを刺激しすぎれば核兵器使用を招くと懸念し、ウクライナへの軍事支援を小出しにしてきた。 当初は戦車や長射程兵器、戦闘機の供与を渋り、クリミア半島や露本土への攻撃にも否定的だった。 ウクライナが劣勢になると結局は武器支援を拡充する後手の対応が続いた。 今回の越境攻撃が示すのは、レッドラインを過度に恐れ、反攻の手を縛るべきでないということではないか。 越境攻撃には米高機動ロケット砲システムなどが投入されているが、戦略的に負の影響は見当たらない。 米国などは今も国境から遠い露本土に供与兵器を使わないよう制約を設けているが、合理性が問われよう。 インドのモディ首相が23日にウクライナを訪問するなど、停戦・和平を模索する動きも出ている。 だが、プーチン露大統領を真摯な交渉に引き出すには、ウクライナの軍事的優勢が絶対に不可欠だ。 11月の米大統領選の行方にかかわらず、先進7カ国(G7)は米国を支え、肩を並べてウクライナ支援を続けねばならない。 自民党総裁選の候補者には、岸田文雄首相が率先して示したこの姿勢を引き継ぐことが求められる。 ウクライナ侵略2年半でゼレンスキー氏演説 プーチン氏に「あなたは勝てない」 ICC加盟で露の戦争犯罪追及も打ち出す 2024/8/24 18:36 https://www.sankei.com/article/20240824-YF3SEJ4WYZLMBPJY5XT4SKXUDA/ ロシアに侵略されたウクライナのゼレンスキー大統領は24日、国民向けビデオ演説を発表した。 ゼレンスキー氏は、同国の独立記念日にあたるこの日がロシアによるウクライナ侵攻開始から2年半となるのを踏まえ、プーチン露大統領に対し 「あなたは勝てない」 「そして全ての責任を取らされる」 と述べ、勝利への決意を改めて強調した。 ゼレンスキー氏は、今月上旬からのウクライナ軍による露西部クルスク州への越境作戦について 「ロシアがわが国土に仕掛けたことを、そのまま敵にはね返した」 と主張した。 その上で 「(モスクワの)赤の広場の老いぼれが赤い(核の)ボタンを使って脅迫と指図をするのではなく、私たちウクライナ国家とウクライナ人自身が自らの生き方と未来を決めていく」 「それが独立というものだ」 と強調した。 ゼレンスキー氏は24日、国際刑事裁判所(ICC)の設立条約であるローマ規程の批准書に署名した。 これによりウクライナは正式にICCの加盟国となり、一連のロシアによる侵略行為での戦争犯罪への追及を強めていく構えだ。 また、ゼレンスキー氏は同日、先にウクライナ最高会議(議会)が可決した、ロシアとの関係が問題視されるウクライナ正教会のモスクワ総主教庁系の活動を禁じる法案に署名し発効させた。 ロシア国民、越境攻撃で心境に変化も…広範な政権批判にはならず ウクライナ侵略2年半 2024/8/23 19:38 https://www.sankei.com/article/20240823-GA2OAZGOCJMILFDDUKN32KC63U/ 24日で開始から2年半を迎えるロシアのウクライナ侵略は、ウクライナ軍が6日に露西部クルスク州への越境攻撃に着手したことで新たな局面に入った。 露領土が侵攻された事実は、戦争に対する露国民の心境に一定の変化を与えているもようだ。 ただ、現時点では、露社会でプーチン政権への批判や反戦機運が決定的に高まる兆候は見えていない。 ■「殴り返す権利ある」 首都モスクワの男性会社員、アレクセイさん(29)は 「ウクライナには殴り返す権利があると思う」 と越境攻撃に一定の理解を示しつつ、 「(クルスク州の)現地住民に同情する」 と複雑な心情を吐露。 「とにかく早い停戦を望んでいる」 と述べた。 女性販売員のクセニアさん(34)は 「越境攻撃を受けて露軍への動員が再開されないか不安だ」 と話した。 話を聞いた他の複数のロシア人からも、越境攻撃後に停戦を望む気持ちが強まったとする声が聞かれた。 露政権は予備役を招集した2022年9月の 「部分的動員」 が社会の反発と混乱を招いた経緯を踏まえ、以降は高額報酬を約束した契約兵で兵力を補充する方針に転換した。 露国民の多くにとって戦争は 「他人事」 となってきた。 だが、越境攻撃はロシアが戦争当事国である自覚を露社会に改めて強いたもようだ。 越境攻撃への非難もあった。 モスクワの年金生活男性、ワジムさん(67)は 「ウクライナが越境攻撃でロシアに譲歩を迫ろうとするなら誤りだ」 「露国民はむしろ団結する」 と指摘。 女性飲食店員のエレーナさん(55)は 「ウクライナは理性を失った」 「ファシズムだ」 と主張した。 無職男性のワシリーさん(26)は 「露軍を支える気持ちが強まった」 と話した。 ■プーチン氏、依然支持率80% 越境攻撃が露国民を動揺させたことは世論調査でも示唆されている。 露政府系機関「世論基金」が今月9〜11日、 「あなたの身近な人々は現在、どんな気分だと思うか」 と尋ねた調査では、 「不安」との回答が45%となり、1週間前の39%から増えた。 「安心」との回答はこの間に54%から48%に低下した。 ただ、越境攻撃はロシアの辺境で行われていることもあり、露社会に政権への広範な反発を引き起こす事態には至っていない。 世論調査では越境攻撃後もプーチン露大統領の支持率が80%を記録した。 取材中、多くのロシア人が質問に応じるのを拒否し、侵略開始後に言論統制が強まったことが改めて実感された。 ロシア、ウクライナの越境攻撃で米欧報道封じ込めに躍起 記者の刑事捜査で威嚇 2024/8/23 11:57 https://www.sankei.com/article/20240823-5ZDGHZHNDBBCTNP5WFOO3GVQJA/ ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州に、米欧メディアが相次いで現地入りしている。 ウクライナ軍が同行取材を認めたもので、露軍の国境地域への手薄な展開が明らかになっている。 ロシア側は現地入りした外国人記者を刑事捜査する構えを見せ、報道封じ込めに躍起となっている。 ウクライナのゼレンスキー大統領は15日、クルスク州スジャを制圧したと表明。 米CNNテレビはその直後、ウクライナ軍車両がロシア領内に続々と入っていく様子を報じた。 人気のないロシア側の国境検問所とともに、 「ウクライナ軍は全く抵抗を受けていない」 と伝えた。 スジャに向かう車窓から、ロシア兵の遺体が放置された路上の風景を映した。 22日付フランス紙フィガロは、同州のクルスク原発付近のルポを掲載した。 「小型無人機が落ちた」 とする地元市長の証言を報道。 露軍の警備はほとんど見られず、 「住民にパニックを起こさないよう配慮している」 という分析を伝えた。 占領地に取り残された露住民や捕虜になった露兵のインタビューを報じたテレビ局もある。 露連邦保安局(FSB)は22日、スジャ入りしたCNN記者を違法越境容疑で刑事捜査すると発表した。 近く国際指名手配する方針だとした。 露側はこれに先立ち、越境取材の 「第一陣」 に加わった国営イタリア放送協会(RAI)記者に対する捜査着手も発表している。 露外務省は、米伊両国の大使館から幹部を呼び出して抗議するなど、報道への圧力を強めている。 露側では有力紙コメルサント(電子版)などが、クルスク州に露軍が展開し、避難住民が食料支援を受ける様子を写真で報じている。 これに対抗し、ウクライナ側は越境攻撃を伝える動画を次々発信して情報戦を展開している。 <主張>ウクライナの越境 優勢の確保へ支援強化を 社説 2024/8/17 5:00 https://www.sankei.com/article/20240817-W4OUVV5V6FMKJBSSCI66GOI7IM/ ロシアの侵略を受けるウクライナが国境を越えて反撃作戦を展開し戦果をあげている。 ウクライナ軍は6日に露西部クルスク州への作戦に乗り出し、東京都の面積の半分弱にあたる約1千平方キロを掌握した。 2022年2月にロシアがウクライナへ全面侵攻して以降、ウクライナ軍による本格的な越境作戦は初めてだ。 2023年の大規模反攻では領土をほとんど奪還できなかったウクライナがロシアの隙を突いた。 プーチン露大統領を撤兵交渉の席に着かせるには、ウクライナ軍が軍事的な優位を確保することが必要だ。 米欧日をはじめとする国際社会はそのための支援を惜しむべきではない。 ウクライナのゼレンスキー大統領によれば2024年6月以降、クルスク州からウクライナ北東部スムイ州への砲撃が約2100回あった。 越境はそれを止めるための行動で、領土奪取が目的ではないと説明している。 ウクライナは東部ドネツク州で露軍の激しい攻勢にさらされてきた。 越境作戦によって、露軍の戦力を北東部に分散させる狙いもある。 クルスク州は第二次世界大戦の独ソ戦で、ソ連が史上最大の戦車戦に勝利した地だ。 占領されれば露国民に動揺が走る。 クルスク州では住民10万人以上が避難を余儀なくされ、防備が手薄だったプーチン政権には不信の目も向けられている。 ロシアを交渉に引き込みたいゼレンスキー氏は、 「ウクライナに戦争をもたらした侵略者への圧力を強めれば、それだけ平和は近くなる」 と述べた。 妥当な認識だ。 米国は2024年5月、一部の国境地帯での反撃に限って、ウクライナが露領に米供与の兵器を使うことを認めた。 今回の越境作戦について 「米国が設定した方針の範囲内で行われている」 との認識を示した。 欧州連合(EU)もウクライナは自衛権を行使しているとして容認している。 2年半近くに及ぶ抗戦でウクライナ国民には疲れもあり、停戦・和平交渉を望む声もある。 だが、ロシアが劣勢に追い込まれなければプーチン氏が真剣な交渉に臨むことはない。 ウクライナの越境作戦は人々を勇気づけている。 米製戦闘機F16の配備も始まった。日本を含む国際社会は、さまざまな手立てでウクライナを支えていきたい。
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