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トランプ暗殺未遂事件でFBIが証拠隠滅工作の疑い
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202408180000/
2024.08.18 櫻井ジャーナル
7月13日に演説中のドナルド・トランプをAR-15半自動ライフルで銃撃したとされるトーマス・マシュー・クルックスの遺体は7月23日に火葬され、その事実を郡検視官、警察、保安官も8月5日まで知らなかったという。クレイ・ヒギンズ議員によると、FBIが遺族へ引き渡している。
そのFBIは事件の直後に犯行現場から「生物学的証拠」を取り除いていたことも明らかになっている。FBI以外の人間がクルックスの遺体や現場を調べることができなくなった。証拠隠滅工作だと疑われても仕方がないだろう。
事件当日、シークレット・サービスのカウンタースナイパーは2チーム配備されていたが、そこからクルックスがいた場所は森の陰にあるため見えないとされている。そこで、誰がクルックスを撃ったのかが問題になっていた。そうした点からも遺体の調査は重要だ。検死報告書があれば良いというものではない。
当日、シークレット・サービスのカウンタースナイパーは2チーム配備されていたが、映像に残っているチームからクルックスがいた場所は森の陰にあるため見えない。射殺したのはもうひとつのシークレット・サービスのチームだと考えられているが、州または地元の警官で構成される別のカウンタースナイパー・チームがいたとする人もいた。
集会に参加していた何人かは不審者の存在に銃撃の1時間ほど前から気づき、警備の人間に伝えていた。20分ほど前、屋根にライフルを手にしたクルックスがいることを観衆らが目撃、騒ぎになっている。それでも警護担当者は動かなかったのだ。そのクルックスは7月13日未明に会場を調べるためにドローンを飛行させていたが、警備の担当者は事前に集会会場をチェックしなかったと指摘されている。
クルックスが狙撃した場所に人を配置するよう事前の会議で警察からシークレット・サービスに言ったとする警察官の発言が彼のボディカメラに記録されていた。その警告が実行されていれば、クルックスはその現場へ近づくことはできなかっただろう。
元CIA分析官のラリー・ジョンソンは140ヤード(約128メートル)の銃撃は難しく、少なくとも数週間にわたる厳しい練習が必要だと指摘する。さらに、ライフル射撃場でゼロイン調整をしなければならない。そうした練習や調整をクルックスがひとりで行った可能性は小さく、誰か支援者がいると見られている。そうした支援者が政府機関の内部にいる可能性もある。
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