「いかなる交渉もイスラエル軍の撤退が基本」ハマスが声明…組織内で意見割れると米紙が指摘／読売新聞
読売新聞 によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%81%84%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%BA%A4%E6%B8%89%E3%82%82%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%AB%E8%BB%8D%E3%81%AE%E6%92%A4%E9%80%80%E3%81%8C%E5%9F%BA%E6%9C%AC-%E3%83%8F%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%81%8C%E5%A3%B0%E6%98%8E-%E7%B5%84%E7%B9%94%E5%86%85%E3%81%A7%E6%84%8F%E8%A6%8B%E5%89%B2%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%A8%E7%B1%B3%E7%B4%99%E3%81%8C%E6%8C%87%E6%91%98/ar-BB1hI9fR?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=f0edf1e71f014fdbbabe5302cec79648&ei=10

　【エルサレム＝水野哲也】イスラム主義組織ハマスは２日、パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの戦闘休止と人質解放の交渉について、声明を発表し、「いかなる交渉も戦闘の完全な終結とイスラエル軍の撤退が基本となる」との立場を表明した。イスラエルは完全な戦闘の終結には応じない構えで、双方の見解の相違は解消されていない。

　米国やイスラエルなど４か国は一時的な戦闘休止案を提示しており、声明によると、ハマスは連携している武装組織イスラム聖戦などと対応を協議した。提案は戦闘休止と収監されているパレスチナ人の釈放を条件に、ハマスが人質を段階的に解放する内容とされる。

　ただ、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、ハマス内部でも、一時的な戦闘休止案の受け入れを望む勢力と、恒久的な停戦を主張する勢力との間で意見が割れていると報じた。
　一方、国連児童基金（ユニセフ）は２日、ガザで１万７０００人の子どもが、親を亡くしたり離ればなれになったりしているとの推計を発表した。家族のほとんどが戦闘に巻き込まれて死亡したケースもあり、ガザのほぼすべての子どもに相当する１００万人以上が精神的なサポートが必要な状態だという。
　

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