中国報道官、台湾の「平和統一」強調 ネットの武力統一論巡り／毎日新聞
毎日新聞 によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E5%A0%B1%E9%81%93%E5%AE%98-%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AE-%E5%B9%B3%E5%92%8C%E7%B5%B1%E4%B8%80-%E5%BC%B7%E8%AA%BF-%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E6%AD%A6%E5%8A%9B%E7%B5%B1%E4%B8%80%E8%AB%96%E5%B7%A1%E3%82%8A/ar-AA1n72Vp?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=ece6bff25967495090faca920b1c4143&ei=9

　中国で台湾政策を主管する国務院（政府）台湾事務弁公室の陳斌華報道官は17日の記者会見で、台湾総統選で中国が「独立派」と見なす民進党の頼清徳副総統が勝利したことを受け、「国家統一の意思は揺るがない」との立場を改めて表明。中国のネット世論で「武力統一」を求める声が上がっていることについて「最大の努力を尽くして平和統一の未来を勝ち取る」と強調した。中国新聞網が伝えた。

　陳氏は会見で、ネット上の強硬論の高まりについて「民進党が緊張を高めることへの憂慮を反映している」として相手側に責任があると主張した。中国政府としては、民進党政権が長期化し、統一戦略に手詰まり感が濃くなることで、国内の不満が高まることを警戒している模様だ。

　また、中国政府は今回の総統選の前に台湾製品への関税優遇措置を一部停止していたが、陳氏はこの日の会見で「民進党当局は通商協力の政治基礎を破壊している」と批判し、さらなる優遇措置の見直しによって経済的圧力をかけることを示唆した。【北京・河津啓介】 　

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