まず、論文では有害事象数のみを比較しているので、分母は不明。
次に、コロナワクチン48ヶ月に対し、インフルや他の全てのワクチンは420ヶ月。
論文でもそれを元に無理矢理計算してZ検定しているが、○倍危険という言い方はしていない事に注意。
どのワクチンも報告漏れの方が多いだろうけど、それも同率という仮定なのだろう。

精神病440倍のソースは、Psychotic symptom 25件(コロナ)、0件(インフル)、Proportional reporting ratio 442 (26.5‐7380)。
これは26.5倍から7380倍の範囲で、442倍が最適、というある種の計算結果。
0件と比較しているので、○倍は無意味。かつデータ数が少なすぎ
（maxは7380倍じゃなく、∞倍になるはずだが。Z検定詳しくないので）

脳血栓3000倍のソースは、Cerebral venous sinus thrombosis 1049件（コロナ）、 3件（インフル）、 3060 (948‐9880)
こちらはコロナでの件数が多いので、バラつきは多少マシ（それでも10倍）。
しかしインフルでの件数が極端に少ないので、「○倍危険」という言い方はせず、「ほぼゼロに対し、3000件発生した」と言うのが普通。

こういう事を書くと、勘違いするヤツが出そうなので言っておくが、
このmRNAという名のワクチン、危険極まりない毒薬である事に何ら変わりない。
むしろ、作用機序を考えると、この論文以上に実際はもっともっと危険なはず。