米国映画「突然死」(2022年)公式予告編より
それまで見られたことのない血栓が見出されてから3年目
エンバーマーというのは、ご遺体の防腐処理などを含めて行う遺体衛生保全者のことで、もちろん日本にもこの職がありますが、葬儀などを行う前に重要な処理を行う人たちのことです。
2021年頃から、アメリカのそのエンバーマーたちから、
「以前には見たことのない血栓が遺体に見出されるようになった」
という主張が多く出されたことがありました。
以下の記事で詳しく取り上げています。
・「血液がかつてとはまるで違うのです」:アメリカの遺体衛生保全者たちの話から明らかになってきた、現在起きている驚異的な現実
In Deep 2022年9月8日
具体的には、「白いヒモのような血栓(のようなもの)」が遺体の体内から見つかる事例が多数報告されていたのでした。
その写真は、ややグロテスクですが、以下のようなものです。
記事で翻訳したこのエポックタイムズの報道は、現在は掲載されていない(おそらく削除された)状態となっていますが、上の記事で全文翻訳しています。
もちろん、エンバーマーの方たちの中には「そのようなものは見たことがない」と主張する人たちもいて、実際どのような感じだったのかはわからない面もありますが、少なくとも、仮に、ごく一部の人たちからではあっても、遺体から奇妙な血栓が見出されていたことは事実のようです。
先日、「 2024年 全世界エンバーマー血栓調査」という調査の結果が発表され、その状況が伝えられていました。
調査をおこなったのは、元米空軍少佐のトム・ハビランド氏という方で、2021年にコロナワクチン接種を拒否したために軍を解雇されたという方です。
それ以来、エンバーマーたちを対象に調査を行っているということなのですが、そのインタビューからの抜粋をご紹介したいと思います。
その 2024年世界エンバーマー血栓調査結果については、こちらのページにあります。
また、インタビューに出てくる映画『突然死 (Died Suddenly)』というのは、2022年のドキュメンタリー映画で、英語版 Wikipedia には、以下のように書かれています。
『突然死 』は、マシュー・スコウ監督で、極右・オルト・ライトの反ワクチン活動家であるスチュワート・ピーターズが製作総指揮を務めた 2022年のアメリカの反ワクチン映画である。
この映画は、 COVID-19ワクチンに関する誤った主張やグレート・リセット陰謀論を広めている。この映画は、 2022年11月21日にランブルとツイッターで公開された。
この映画は、本編はこれでしょうかね。以下は予告編です。
『突然死』公式予告編より
imdb.com
今回のハビランド元空軍少佐による調査で興味深かったことは、
「その状況は今も改善していない」
と見られることでした。
ここからハビランド元空軍少佐のインタビュー記事です。太字はこちらでしています。
防腐処理業者たちが繊維質の血栓を次々と発見
Embalmers Keep Finding Fibrous CV19 Vax Clots
Tom Haviland 2025/01/08
3回目となる「2024年全世界エンバーマー血栓調査」の結果が発表されたが、その結果は陰惨で恐ろしいものだった。
退役空軍少佐のトム・ハビランド氏は、2021年に COVID-19ワクチンを接種しなかったためにライト・パターソン空軍基地を解雇されて以来、この調査を行っている。
ハビランド氏は、世界中のエンバーマーを対象に調査を行い、「遺体の静脈や動脈に現れる大きくグロテスクな『白い繊維状の血栓』という異常な現象」を明らかにしている世界で唯一の人物だ。
ハビランド氏がエンバーマーへの調査を開始しようと思いついたのは、映画「突然死」を見た後だった。ハビランド氏は以下のように言う。
「映画の半分くらいは、6〜 7人のエンバーマーが、自分たちがエンバーミング処理していた遺体の中にこれらの白い繊維状の血栓を見つけ始めるという内容です」
13分目には、驚くべき発言がなされている。インディアナ州出身のエンバーマーであるウォレス・フッカー氏は、2022年10月26日、オハイオ州コロンバスで行われたオハイオ州エンバーマー会議で講演していた。
彼は約 100人のエンバーマーが集まった部屋で講演した。彼は過去 1年ほど遺体から取り出していた白い繊維状の血餅の写真を見せ、挙手で「この白い繊維状の血餅を見ている人は何人いますか?」と尋ねた。彼によると、部屋にいる 100人のエンバーマーのほぼ全員が手を挙げて「はい」と答えた。次に彼は「いつから見始めたのですか?」と尋ねた。全員が「コロナワクチンが普及してから約 6か月後からです」と答えた。
そこでハビランド氏は、3年前から世界中のエンバーマーを対象に独自の調査を開始した。世界中のエンバーマーを対象にした最新の 2024年調査では、「白色の繊維状の血栓は、死体の加重平均 27.5%に現れた」という。
また、2024年のエンバーマー調査では、83%のエンバーマーがこれらの長い繊維状の血栓を確認している。
ハビランド氏によると、今年の 2024年の調査では、この傾向は減少ではなく増加傾向にあるという。
ハビランド氏は以下のように言う。
「これは、エンバーマーたちが 2020年以前には見たことのない現象です。2020年以前は、彼らが見ていたのは 2種類の血栓だけでした。1つはグレープゼリー血栓と呼ばれ、濃いグレープゼリーのように見える血栓です。グレープゼリーのように、手の中で簡単に溶けます。また、鶏脂血栓と呼ばれるものもあり、これははるかに小さく、黄色で、非常に簡単に破れます」
「これらは、大きくて長い白い繊維状の血餅とはまったく異なります。白い繊維状の血餅は最大 2フィート(60センチ)の長さに成長し、硬く、ゴム状で弾力性があります。私が調査した防腐処理業者たちは、このようなものをそれまで見たことがありませんでした。非常に珍しいものです」
ハビランド氏によると、遺体防腐処理業者たちの多くが彼の調査に参加したがらないという。
今年、ハビランド氏は血栓調査への何千人ものエンバーマーに調査への参加を要請したが、協力を得たのは 301人のエンバーマーだけだった。
ハビランド氏は以下のように述べる。
「今年の調査には 300人ほどしか回答がありませんでしたが、これは葬儀屋や葬儀屋協会がこの件について話したがらないためで、これは非常に興味深いことです」
「血栓が蔓延するのは珍しい現象ではありませんが、これを回避する方法はありません。血栓は脳卒中や心臓発作の原因となります。遺体防腐処理業者たちは、血栓は死の前に形成されると主張しています」
「彼らはまだ冷蔵されていない死後 1、2時間経過した遺体を拾い上げ、血栓だらけになっているのを発見しているのです。死後 1、2時間で血栓が形成されるはずがないのです」
これらの白い繊維状の血栓は、生きている人にもできる。ハビランド氏は以下のように言う。
「フロリダ州ジャクソンビルの心臓専門医で血管専門医と連絡を取っているのですが、彼は過去 3年間に、生きている人からまさに同じ白い繊維状の血栓を取り除いてきたそうです」
「私が知っている別の医師は、毎週患者から 3〜 10個の白い繊維状の血栓を取り除いていると言っていました。これらの医師は COVID-19 ワクチンの接種記録を持っており、患者からこれらの長い血栓を取り除くたびに、99%の確率で 1〜 8回の COVID-19ワクチン接種を受けていると言います。私が話した医師は、接種回数が多いほど血栓が悪化しているようだと言っています」
最後に、ハビランド氏は、これらの調査結果が FDA(アメリカ食品医薬品局)、NIH(アメリカ国立衛生研究所)、CDC (アメリカ疾病予防管理センター)に送られていることについて言及した。
ハビランド氏は、以下のように述べた。
「悲劇なのは、私は退役した少佐として、過去 3年間この調査を行った後、すべての結果を FDA、CDC、NIH に直ちに提出しているということです。しかし、この 3年間で、これらのエンバーマー調査について、そのどの機関からも回答がなかったのです。信じられますか?」
「彼らからはいまだに何の返事もありません...。また、カテーテル検査室の作業員に対して医師向けの特別調査を行い、彼らが患者に何を見ているのかを調べました。それを米国、英国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドの血管外科学会に提出しました」
「しかし、どの学会からも回答がありませんでした。イリノイ州ローズモントの米国血管外科学会からはメールが届きましたが、参加を辞退するとのことでした...。彼らには 6,300人の会員がいますが、何が起こっているのかを尋ねるアンケートを、その 6,300人の血管外科医たちに配布しないことを選択したのです」
ここまでです。
日本にもエンバーマーの方は、300人ほどいらっしゃるようですが(世界に比べると少ない)、日本では血栓の状況はどうなのでしょうね。
しかし、このハビランド元少佐の発言を聞いていますと、「エンバーマーたちが何かを見ていたとしても、彼らの口からそのことが発言されることはなさそうだ」という感じはあります。
多くの人々が口をつぐんでいる状態だからです。
エンバーマーも、あるいは葬儀関係者たちも、あるいは医師たちも。
それにしても、仮にこのような「最大 60センチの長さにもなる奇妙な血栓」が存在するとするなら、それは一体どのようなものなのか。
基本的には見当がつかないですが、ただ、2021年10月に科学者の荒川 央さんが「ブレーキの無いRNAワクチン」という note 記事を発表してらっしゃいました。
ファイザーのワクチンには「終止コドン」というものが非常に少ないことなどを説明された後に、以下のように書かれていました。
荒川央「ブレーキの無いRNAワクチン」より
終始コドンは通常1/20の割合でできますので、偶然ではこのように長いタンパクの読み枠は取れません。これは本当に偶然の産物なのでしょうか。
ではこのタンパクは何なのでしょうか? 遺伝子データベースとのデータ照合では既知のタンパクと有意な相同性は見られませんでした。
今のところ機能は不明です。無害かもしれませんし有害かもしれません。
完全長のRNAワクチンがゲノムに取り込まれる人の割合が実際にどれくらいになるのか。それは現時点では分かりません。その中にはこの未知のタンパクを生産している人も出てくるかもしれません。これも壮大な人体実験になります。
人によっては、知られていない得体のわからないタンパク質を体内で作り続けている可能性があるということもあり得るのでしょうか。
そのへんは現段階の調査ではわかりようがないですが、しかし、影響はいまだに続いているかもしれないことがハビランド元少佐が調査した 301人のエンバーマーたちと医師たちの発言からうかがえます。
今後、さらに少しずつ影響が拡大する可能性もないではないかもしれません。