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インフル患者数が過去最多更新と猛威振るうも、ピークはこれから…専門家は「3つの型に罹患することも」と強く警鐘
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/366104
2025/01/11 日刊ゲンダイ
あらためて、感染対策はしっかりと(C)日刊ゲンダイ
インフルの流行が止まらない。ついに統計開始以来の最多を更新してしまった。
厚生労働省は9日、全国約5000の定点機関から、昨年12月29日までの1週間に報告されたインフルエンザの患者数を公表した。その数実に、計31万7812人。1医療機関当たり64.39人で、現在の集計方法となった1999年4月以降、最多となった。患者は全都道府県で増加した。
「もともとインフルエンザというのは、一定以上に気温が下がり、湿度が落ちてくると流行が始まると言われています。今年は東京をはじめ全国的に降雨量が少なく、乾燥状態が続いていました。特に今流行しているA型は、そのような気候的な状況が流行の要因として考えられます」(昭和大学医学部名誉教授・二木芳人氏=臨床感染症学)
2020年から始まったコロナ禍では人々は感染対策を徹底して行い、インフルエンザは減少していた。今回の大流行はコロナがある程度収束し、「それまで抑制されていたインフルエンザの流行が解き放たれたのではないか」と二木教授が続ける。
「A型にはH1型とH3型の2種類があり、現在流行しているのはおもにH1型です。A型は例年、1月から2月の頭にピークを迎え、その後にじわじわとB型が流行していきます。可能性は少ないですが、3つの型に次々と罹患することもあり得る。いつまで流行が続くかは、ピークが来ていないので見えません。学校も始まり、今後はさらに罹患者数が増加することが考えられます」
増加し続ける訪日客がさらなるインフルエンザ流行拡大の攪乱因子になる可能性もあるという。
「(月末には)中国の旧正月が始まるなど、インバウンドが(インフルエンザなどを)持ち込むことも予想されます。いま一度、コロナ禍時代に行っていた感染対策を思い出して、しっかりと予防するのが肝心です」(二木教授)
「マスク」「手洗い」「うがい」の感染対策を徹底したい。
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