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アサド政権はこうして嵌められた
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/217.html
投稿者 イワツバメ 日時 2024 年 12 月 15 日 16:58:42: HgyWN4ntPT..o g0ODj4Njg2@DgQ
 

拙稿の
http://www.asyura2.com/24/cult50/msg/211.html#cbtm
シリア、暗黒時代に突入氏のコメントより

シリアのアサド政権の崩壊の第一要因は、油田、穀物を奪われた上に、経済制裁をしかれ、国庫が枯渇し、軍に支払う金が全くなかったという事。兵士の給料は7ドル、将軍は40ドルというありさまで、食料の支給はゼロで兵士は飢えており、士気はゼロ。 とても戦えるような状態ではなかった。

次に、アサドが、アラブリーグ、主に、サウジアラビアとUAEに騙されたという事。詰り、アサド自身による失策
アラブリーグに迎えられる事と引き換えに、イラン、ロシアとの関係を断つ事だったらしい。 故に、彼は、アラブリーグに加入する前後から、ロシアやイランのオファー(軍の再建等)を全て断わり、ロシアやイランからの情報や警告にも耳を貸さなかったらしい。

テロリストが突然動き出し、サウジに騙されたと気付いた時は手遅れ。プーチンの所に助けを求めたが、もう手遅れと言われたらしい。 イランの方も、国境でアサドの依頼が来るのを待っていたが、彼の気持ちがはっきりせず、 辞任、 戦う、と3回も気持ちが変わっていたとの事。 法に忠実なロシア、イランは、依頼がなければ、援軍を出すことはできないし、シリア兵自身の士気がゼロでは戦う理由などない。

イラン、ロシアが助けなかったのではなく、援軍依頼が来なかったと、テヘラン大学のマランディ教授はいっている。ヒスボラはイスラエルに道を爆撃されて援軍を送ることが不可能となっていた。

テロリストは3万人と言われている。 その多くが、エドアンがトルキスタンから集めたプロのテロリスト。 中国のウイグルからは5000人もやってきたそうだ。 

ロシアやイランの指示通りに軍の再建を行っていれば、ロシアとイランの援軍で簡単に始末出来ていた筈。

そして、もう一つの理由は、腐敗しきったシリア軍の将軍達や彼の取り巻きにも裏切られたという事。 アラブリーグのサウジアラビアやUAEからのシリア再建の為に支払われた金は、全て腐敗将軍や取り巻きに盗まれていたらしい。更に、将軍達は、西側から買収されていたとの事。
このことは、ダグラス・マグレガー大佐も言及していた。 将軍や取り巻き連中に裏切られたという事は、サダムフセインの時とど同様といわれる。 裏切った連中は、新政権の要職に就くからすぐわかる。

ウェススリー・クラークが911後にペンタゴンの仲間から、5年間で、 イラク、シリア、リビア、ソマリア、スダーン、レバノン、イランの7カ国の政権打倒をすると聞かされた、とはなしているがこれらの国はロシア寄りで、パレスチナを支援する国だからである。 シリアはイラクの次に滅ぼす計画だったから、その達成に20年もかかった事になる。

どうやら、ロシアは全てを見通していたらしく、騙されたアサド一家と堕落しなかった唯一の将軍(名前は思い出せない)の亡命を直ちに許したという事だ。
プーチンもミンスク合意書でまんまと騙されているから、アサドを𠮟れないしね。アサドと将軍から詳細な情報も手に入れることができるというメリットもあるし。

因みに、アサド一家とエドアン一家は、一時は、一緒にホリデイを楽しむ中でもあったらしい。

エドアンという奴は、口では、パレスチナ人ジェノサイドに怒り、イスラエルと戦う、なんて言って世界を騙し、裏ではイスラエルと手を組んで、シリア国家を崩壊させることを企んでいたのだ。 双方の合意点は、土地の略奪;かたやオスマン帝国を夢見る、かたや大イスラエルを夢見ている。
   
 

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コメント
1. シリア、暗黒時代に突入[12] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月16日 14:06:36 : H7sPDiQqEk : TGowd3BreWtMYTI=[1] 報告
<■51行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
この本は、2016に書かれたものなので、それごも汚い戦争が続く事を念頭にして書かれていないが、シリアに関して正しいい認識を得ることができる。


シリアに対する汚い戦争 ティム・アンダーソン 2016 年 6 月
本の説明(アマゾン、英語からの訳です)

「シリアに対する汚い戦争は、記憶に新しいレベルの大量偽情報に頼っている。政権交代を求める大国は、イスラム主義者の代理軍を使って手を隠そうとし、シリア政府を悪者に仕立て上げ、残虐行為を絶えず非難した。

こうして、温厚な眼科医であるシリアのバシャール・アル・アサド大統領は、世界の新たな悪となった。

この汚い戦争は内戦、民衆の反乱、宗派間の対立であるという一般的な神話は、この地域で起こされている政権交代に伴なる大量殺戮を隠している。

シリアへの攻撃は、2006 年に公然と表明されたワシントンの野望、すなわち新中東の創設の必然的な結果だった。アフガニスタン、イラク、リビアの破壊の後、シリアが次の標的となった。」...

「しかしシリアでは、この汚い戦争は宗派の線に沿って崩壊しなかった規律正しい国軍と対峙した。ひどい破壊と人命の損失にもかかわらず、シリアは生き残り、ロシア、イラン、レバノン抵抗軍、世俗的なパレスチナ人、そして最近ではイラクとの同盟関係を深めた。

ワシントンに不利な流れが生まれ、それはシリアを超えて影響を及ぼすだろう。西洋人として、私たちは特にこの汚い戦争に騙され、介入、人種的偏見、そして自らの歴史に対する誤った反省という最悪の伝統に逆戻りした。

。この本は、理性の使用、倫理原則、独立した証拠の探求という西洋のより良い伝統のいくつかを救いながら、その物語を伝えようとしている。」

さて、では、何故、市民はテロリストを歓迎したのか?

"Assad Must Go" の標語のもとに、CIA が、ブラック予算の13分の1を費やして、アサド政権の崩壊を試みた。 テロリストを送って政権を揺さぶり、国民を飢餓状態にする為に、シリアの油田と穀物畑を奪い、更には、シーザー制裁という過酷な経済制裁をしき、シリア経済を完全に破壊して、市民が、政府に反感を持つように仕向けた。(同様の事を何万もの経済制裁でロシアにも試みたが、成功しなかった。)

この過酷な経済破壊は、 言わば、<シリア国家の計画的解体>といっていい。

電気は多くても一日に2時間ほどで、誰もが小型発電機使用しなければならなく、食料も希少となり、飢えるような状態になっていった。 貧困が汚職を増すようにもなった。そして、市民は、段々、政権に反感を持つようになった。 
 


さて、アレッポに侵入したHTSは、トルコのサポートでもって、まず最初にしたのが、電気を24時間来るようにしたことである。 市民は大喜び!!

市民が、政権が崩壊し、新しいい支配者を歓迎したのは、これから、生活が良くなると思ったからである。

残念ながら、問屋はそう降ろさない。
アサッドが消えて1週間もたたない内に、ダマスカスではテロリストが、拡声器で「女性は男性と話してはならない。女性は家から出てはいけない。女性は身体をカバーせよ。男性のガードなしの女性の外出禁止。...」と怒鳴りだしており、法務大臣とかになる男が、シャリア法を適用する、との声明を出している。

更には、14日には、トルコ系テロリストとUSバックのクルド人達の撃ち合いが始まり、エドアンはイスラエルと土地の奪い合いで戦うといっており、最悪の事は、モサド製のシャツを着たジャラー二は、パレスチナ各派閥の訓練キャンプを閉鎖し武装解除すると述べている。

思ったよりずっと早く後悔


2. さっちゃん3214[1152] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年12月16日 21:49:31 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[878] 報告

3. さっちゃん3214[1153] grOCwYK_guGC8TMyMTQ 2024年12月16日 21:52:39 : Fng1ae30U6 : ZWh4Z1V0ZkFDcTY=[879] 報告

4. イワツバメ[923] g0ODj4Njg2@DgQ 2024年12月16日 23:17:22 : xIwq9Tn63Q : bDJybG9rczk3SDY=[523] 報告

何と言うか、自分たちの思い通りにならない国は、どんな手を使ってでも征服していくんですね。
これではいつか世界中が飲み込まれてしまう。
5. シリア、暗黒時代に突入[19] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月17日 02:50:50 : H7sPDiQqEk : TGowd3BreWtMYTI=[8] 報告
<△27行くらい>
バシャー アルアサドが豪華な大統領パレスに住み、豪華な生活をしていたとの話を報道しているメディアが出てきたが、そのシリアの大統領パレスというのはは日本の丹下健三のデザインで、1990年に完成したもの。 とにかくももの凄いパレスですが、バシャーは、兄の交通事故死で、1994にロンドンからシリアに呼び戻されたから、それは彼が建てたものではない事は、わかりきったことである。 それでも、まるで、バシャーが建てた様に思わせるように報道!!

地下の車のコレクションを見せて、まるで、バシャーが、国民が飢えているのをよそに、その高級車を買い集めた様に報道している。 コレクションは車きちがいだった兄のものである。

パレスの中の豪華な家具などもバシャーが買い集めたものではなく、彼の父が大統領の時備え付けたもので、パレスは、外国のリーダーを迎える場所でもあった。


バシャーは、そのパレスに住むのを嫌って、大統領になっても自分のアパートに住み、まるでホワイトカラー労働者の様に、自分の車を運転して仕事に通っていたのであった。子供達も地元の学校に地域の子供達に交じって通っていた。

パレスに住み移ったのは、テロリストアタックが出てきた後からである。

パレスの中でドラッグを製造していてぼろもうけしていたというのは、他に金の稼ぎ方がなかったからである。 シリアがドラッグエコノミーというのは知られていて、特別驚く事ではない。 バシャーの弟が中心になってやっていたらしいが、何十万もの兵士や役所勤めの連中に少しでも給料を支払わなくてはならないから、責めるようなことではない。

ドラッグは、アルコール禁止のアラブ国に密輸出されていた。

パーティーの写真を見せて、パーティーをやってた批判していたが、誰だってそれくらいするでしょう。

本当に、嫌な報道にうんざり。
日本でも報道されるかもね。

6. シリア、暗黒時代に突入[20] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月17日 03:03:03 : H7sPDiQqEk : TGowd3BreWtMYTI=[9] 報告

アサッドは、サウジに「経済制裁を解いてもらうには、イランとロシアとの関係を断ち、ウサ(USA)と椅子の方に近寄り、ロビーすれば良い」と言われてその気になったらしいい。 ともかく、経済制裁を解いてもらわなくては、の一心でサウジを信用してしまったらしい。

なんというか、いじらしいとしか言いようがない!!


7. シリア、暗黒時代に突入[21] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月17日 03:10:40 : H7sPDiQqEk : TGowd3BreWtMYTI=[10] 報告
<▽33行くらい>
ついでに、山崎やよいとかいう プロパガンダィストのツイートについて:
このシト、23年シリアに住んだ事があるそうだ。

yayoi.yamazaki @mars2929 2023年11月25日

ガザの停戦の陰で、イドリブではオリーブの収穫をしていた人がアサド軍により殺された。七人が亡くなったと聞いている。
アサドは今ここに来て、オリーブ農夫を何のために殺すのか?
無意味に、気付かれずに、いまだにアサドは殺戮を行っている。


このシト、バカすぎて、イドリブがどんな所か知らないのだろのか!?

イドリブとは、トルコが治めるNATOの保護地、テロリストの住居地。 ここは、2016年に、ロシアがシリア各地を回って各地のテロリストと話し合い、一か所にまとめたところである。

故に、イドリブに、シリア兵が迷って入れば、たちまち殺されてしまう所なのだ!!
今回、テロリストは、イドリブから蜂起したのである。
イドリブにテロリストを集めたロシアを責める声もある。

こちらは、2022年のツイート:
yayoi.yamazaki @mars2929 2022年3月22日

飢餓作戦はアサドの常套手段ですから。
当時、現地からどんなに悲惨な映像が流れてこようとも、自作自演だとかなんとか難癖つけられて、無視され続けていた😭

映画「リトルパレスチナ」はダマスカス近郊のヤルムークキャンプ地区でのそれを描いている😭

↑ 
信じられない! このデタラメなツイート

他のツイートでは、MI6 ホワイトヘルメットを褒めたりもしてる:

yayoi.yamazaki @mars2929 2022年3月3日

シリアでは11年に渡り、今ウクライナで行われている以上の戦争犯罪が重ねられてきた。救出活動を行なって来たWHだからこそ今のウクライナの惨状が真に理解できる。彼らの心から発する言葉に昼間から涙が止まらない。


単に、無知でやっているとは思えない。


彼女の<作文>の一節にこんなのがある:

「そのころから、私は収入源を求めて日本とシリアを行き来することにしました。日本とシリアをつなぐ事業ができないかと模索していたのです。」


金のために、フェイクニュース拡散をしているのだろうか!?
考古学者というから、確かな勤め口がない限り、固定した収入が得られない。
だから、こんな事をしているのだろうか?

8. シリア、暗黒時代に突入[22] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月17日 03:18:29 : H7sPDiQqEk : TGowd3BreWtMYTI=[11] 報告
というわけで、山崎やよいの書いた本は嘘で固めたものかもしれない。
9. シリア、暗黒時代に突入[23] g1aDioNBgUGIw42Vjp6R44LJk8uT_A 2024年12月17日 13:21:56 : eYY2dc45EE : NVNQVXhzeHIyNVk=[1] 報告
<△22行くらい>

中央銀行のコントロールがどうとかと言う人達がいるが、大国なら紙幣発行量が多いから巨額の搾取ができるが、貧乏小国では中央銀行のコントロールはたいして意味を持たないし、もっともっと効果的な搾取方法は他にもある。 

即ち、World Bank やIMFの貸し付けである。

Warld Bank というのは、米軍の武器であり、その目的は、よその国が自分達の食料を生産できなくする事であり、米軍に関係のある人物がボスに就く事が多い。 IMFのボスにはヨーロッパ人が就き、貸し付けの条件として、社会福祉を削る事などでもって市民の生活水準を落とさせる目的を持つ。

近年でIMFとワールドバンクの行った最大の犯罪はソ連解体後にロシアで行ったショック療法である。 ロシア人の貯金をゼロにし、人口20%の削除を行い(殺したのではなく、寿命を短くさせた)、生産をストップさせてロシア経済を完全破壊し、国と一般国民を貧困に落とし入れたところで、国の富の民営化。殆どただも同然でロシアの富の全てを(湯田が)奪い去ったのである。

どの様にして、ロシアを貧困国に陥れたかは、グローバルリサーチのミシェール・ショスドフスキーの 記事 「ロシア連邦の「第三世界化」。ボリス・エリツィン政権下のIMF・世界銀行のショック療法」で知ることができる。

globalresearch.ca/thirdworldization-russian-federation/5867385

というわけで、もっと大々的に搾取する方法は他にもあるので、ソマリア、スダーン、キューバの様な小国の中央銀行のコントロールとかは、意味のない事である。

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