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拙稿の
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シリア、暗黒時代に突入氏のコメントより
シリアのアサド政権の崩壊の第一要因は、油田、穀物を奪われた上に、経済制裁をしかれ、国庫が枯渇し、軍に支払う金が全くなかったという事。兵士の給料は7ドル、将軍は40ドルというありさまで、食料の支給はゼロで兵士は飢えており、士気はゼロ。 とても戦えるような状態ではなかった。
次に、アサドが、アラブリーグ、主に、サウジアラビアとUAEに騙されたという事。詰り、アサド自身による失策
アラブリーグに迎えられる事と引き換えに、イラン、ロシアとの関係を断つ事だったらしい。 故に、彼は、アラブリーグに加入する前後から、ロシアやイランのオファー(軍の再建等)を全て断わり、ロシアやイランからの情報や警告にも耳を貸さなかったらしい。
テロリストが突然動き出し、サウジに騙されたと気付いた時は手遅れ。プーチンの所に助けを求めたが、もう手遅れと言われたらしい。 イランの方も、国境でアサドの依頼が来るのを待っていたが、彼の気持ちがはっきりせず、 辞任、 戦う、と3回も気持ちが変わっていたとの事。 法に忠実なロシア、イランは、依頼がなければ、援軍を出すことはできないし、シリア兵自身の士気がゼロでは戦う理由などない。
イラン、ロシアが助けなかったのではなく、援軍依頼が来なかったと、テヘラン大学のマランディ教授はいっている。ヒスボラはイスラエルに道を爆撃されて援軍を送ることが不可能となっていた。
テロリストは3万人と言われている。 その多くが、エドアンがトルキスタンから集めたプロのテロリスト。 中国のウイグルからは5000人もやってきたそうだ。
ロシアやイランの指示通りに軍の再建を行っていれば、ロシアとイランの援軍で簡単に始末出来ていた筈。
そして、もう一つの理由は、腐敗しきったシリア軍の将軍達や彼の取り巻きにも裏切られたという事。 アラブリーグのサウジアラビアやUAEからのシリア再建の為に支払われた金は、全て腐敗将軍や取り巻きに盗まれていたらしい。更に、将軍達は、西側から買収されていたとの事。
このことは、ダグラス・マグレガー大佐も言及していた。 将軍や取り巻き連中に裏切られたという事は、サダムフセインの時とど同様といわれる。 裏切った連中は、新政権の要職に就くからすぐわかる。
ウェススリー・クラークが911後にペンタゴンの仲間から、5年間で、 イラク、シリア、リビア、ソマリア、スダーン、レバノン、イランの7カ国の政権打倒をすると聞かされた、とはなしているがこれらの国はロシア寄りで、パレスチナを支援する国だからである。 シリアはイラクの次に滅ぼす計画だったから、その達成に20年もかかった事になる。
どうやら、ロシアは全てを見通していたらしく、騙されたアサド一家と堕落しなかった唯一の将軍(名前は思い出せない)の亡命を直ちに許したという事だ。
プーチンもミンスク合意書でまんまと騙されているから、アサドを𠮟れないしね。アサドと将軍から詳細な情報も手に入れることができるというメリットもあるし。
因みに、アサド一家とエドアン一家は、一時は、一緒にホリデイを楽しむ中でもあったらしい。
エドアンという奴は、口では、パレスチナ人ジェノサイドに怒り、イスラエルと戦う、なんて言って世界を騙し、裏ではイスラエルと手を組んで、シリア国家を崩壊させることを企んでいたのだ。 双方の合意点は、土地の略奪;かたやオスマン帝国を夢見る、かたや大イスラエルを夢見ている。
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