<▽35行くらい> >>3. はしら殿 >そもそも人間とAIを比べるのがアホ。基本、わたしも賛同します。 ただ、AIと人間社会との関りは、人間の経済行動とともにも随伴するものだったなあ、と思います。 >>13 の投稿では、レイ・カーツワイル「AIの将来を予想」を挙げたのですが、 (HTMLのカラータグを使ったためか、表示されません) カーツワイルは、2045年、AIの技術的進歩は極まって人智を離れる、つまり、AIがAIを作るように なり、そこから先に起こることについて人智は予想できなくなる、と予言しています。(2015年) AIを取り巻く昨今の状況からすると、その予想はむしろ早まっているのではないか、とさえ思われます。 (ソフトウエアやハードウエア技術、実社会の受容れ状況、これらが相関することではありますが) とくに、AIの兵器への組込み技術の進展には目を瞠るものがあります。 AIを用いた最新技術によって、ドローンは局地的かつ実戦的な殺人兵器に様変わりした。 ・空中に長く留まって徘徊しながら標的を探索する徘徊型ドローン兵器 イスラエル軍需産業が開発したドローン兵器「ハーピー」 …… 敵のレーダーシステムを探し、検知し攻撃する。 米軍需産業が開発した徘徊型ドローン兵器「スイッチブレード600」 …… 戦車などの標的を見つけるまで上空を飛行し続け、対装甲弾頭を発射する。 ・爆弾を搭載した自爆型ドローン兵器「(通称)カミカゼドローン」 ウクライナ軍のドローン兵器として、とみに実戦で用いられている。 …… 前線で敵対するロシア軍の動きを上空から偵察し、ドローンに爆弾を搭載して標的を破壊する。 (ロシア軍もやっているハズです) 殺人ドローンの原点とされるこれ等ドローンは一度命令するとその後、自律的に行動して標的を探索し 攻撃する。こうしたドローンを用いた攻防は、戦況に大きな効果をもたらすと思われる。 ウクライナ、ロシアの双方とも、殺人ドローンの開発、量産、実戦での運用に凌ぎを削っているのが、 AIの最前線とは情けなくて仕方がありません。 >そもそも人間とAIを比べるのがアホ。 その通りだと思います。人間には善悪の判断ができる。 AIが自律的にその判断ができるか? できない! (AIに身体性を持たせないと、この先も善悪の概念獲得は出来ないのではないか) いつも、はしら殿のご投稿を興味深く拝読していることへの感謝をもって結びます。
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