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極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/23/warb25/msg/821.html
投稿者 赤かぶ 日時 2024 年 11 月 29 日 01:00:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

極超音速運動エネルギー・ミサイルの開発で核兵器を使う必要がなくなった露国
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202411290000/
2024.11.29 櫻井ジャーナル

 アメリカ政府がウクライナ政府に対してATACMSミサイルの使用を許可したとNSC(国家安全保障会議)の戦略広報調整官を務めているジョン・カービーは11月25日に確認した。アメリカ側はこの決定について核攻撃のリスクを増大させるものではないと主張しているが、アメリカの好戦派は違うことを言っている。

 例えばフィリップ・ブリードラブ退役大将。2013年5月から16年5月まで欧州連合軍の最高司令官(SACEUR)を務めたこの軍人をインタビューした記事をRFE/RL(ラジオ・フリー・ヨーロッパ/ラジオ・リバティー)は2022年4月に伝えたが、​その中でブリードラブは「核兵器と第三次世界大戦を非常に心配していたため、完全に抑止されてしまいまった」と語っている​。ロシアとの核戦争を恐れるべきではないという主張だ。

 そうした発言の背景にはアメリカが核戦争でロシアに勝てるという信仰がある。​外交問題評議会(CFR)が発行している定期刊行物「フォーリン・アフェアーズ」は欧米支配層の機関誌的な存在だが、その2006年3/4月号に掲載されたキール・リーバーとダリル・プレスの論文では、ロシアと中国の長距離核兵器をアメリカ軍の先制第1撃で破壊できるようになる日は近いとしている。​

 ロシア軍は11月21日にドニプロにあるユジュマシュの工場を破壊したが、その際に使用された中距離弾道ミサイル「オレーシニク」はマッハ10という極超音速で飛行、迎撃は不可能だ。そのミサイルによる攻撃の実態が徐々に判明してきた。

 攻撃された工業施設は破壊され、その地域ではすべての通信と交通が遮断され、多くの救急車が現場に到着、SBU(ウクライナ安全保障庁)のメンバーらも駆けつけたと伝えられている。

 ​アジア・タイムズ紙によると、攻撃された工場の周辺に住む人びとは地震のような揺れがあり、1.6キロメートル離れた家を破壊したが、爆発はなく火災も発生していない​。MIRV(複数個別誘導再突入体)/MARV(機動再突入体)機能を備えた一種の運動エネルギー・ミサイルで、地下施設も粉砕されたと伝えられている。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は地下シェルターに隠れているとされているが、そのシェルターも安全ではなくなった。NATOの軍事基地、司令センター、ICBM基地、あらゆる地下シェルターについても同じことが言えるだろう。アメリカ海軍が世界を威圧してきた航空母艦はひとたまりもない。日本の自衛隊がアメリカ国防総省の戦略に従って建設した南西諸島のミサイル発射基地もターゲットになりうる。

 こうした運動エネルギー・ミサイルによってロシアは核兵器に頼る必要がなくなった。アメリカはロシアを徐々に追い詰めてアメリカに屈服するか核兵器を使うしかない状況に追い込もうとしていたと見られているが、その計算は破綻した。こうした兵器を想定していなかったアメリカの支配層がウクライナへの核兵器持ち込みを議題に載せざるを得ない状況になったとも言える。

 アメリカを世界大戦へと導いてきた好戦派はそれでもロシアや中国を簡単に倒せると信じている、あるいは信じたがっている。ソ連が消滅した1991年12月以降、彼らは「唯一の超大国」になったアメリカは好き勝手なことができるようになったと信じ、世界征服戦争を本格化させたのだが、それは妄想にすぎなかった。

 しかし、彼らはその妄想から抜け出すことができない。自分たちの破滅を信じたくないからだ。

 ​バラク・オバマ政権が支援していた反シリア政府軍の主力はアル・カイダ系武装集団のAQI(イラクのアル・カイダ)であり、その集団の中心はサラフィ主義者やムスリム同胞団だと指摘、オバマ政権の政策はシリアの東部(ハサカやデリゾール)にサラフィ主義者の支配地域を作ることになるとも2012年にDIAは警告していた​が、その時にDIAを率いていたマイケル・フリン中将は現在、ジョー・バイデン大統領が我々を第3次世界大戦へ導いていると発言している。

 バイデンが認知症と思われる状態になっていることは少なからぬ人が指摘しているが、ふりんは憲法修正第25条によってカマラ・ハリス副大統領が「行政部局の主要幹部または議会が法律で定めるその他の機関のいずれかの過半数」とともに大統領が職務を遂行できない旨の宣言をするように要求している。

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コメント
1. 赤かぶ[231150] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:00:39 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4734] 報告



[スレ主【赤かぶ】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)ミスコメント。
2. 赤かぶ[231151] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:02:24 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4735] 報告

3. 赤かぶ[231150] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:04:42 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4734] 報告

4. 赤かぶ[231151] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:06:14 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4735] 報告

5. 赤かぶ[231152] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:07:19 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4736] 報告

6. 赤かぶ[231153] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:08:22 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4737] 報告

7. 赤かぶ[231154] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:10:25 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4738] 報告

8. 赤かぶ[231155] kNSCqYLU 2024年11月29日 01:11:38 : CutLBtY9sk : eU9hdXRrYnRWZTI=[4739] 報告

9. カミー[1475] g0qDfoFb 2024年11月29日 09:59:40 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2200] 報告
プーチンさん、意思決定の中枢も攻撃対象にすると言われた、ゼレンスキーだけでなくもしかしてバイデンもか、いやネタニヤフもか、今年中に何かあるのだろうか。
お笑いだが、岸田もその一人にして欲しい(笑)。
10. カミー[1478] g0qDfoFb 2024年11月29日 10:39:28 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2203] 報告
ウクライナ全土が停電なんですって、政府はウクライナ退避勧告もしてないし、今も行け行けどんどんと大金をつぎ込んでウクライナの後押しをされています、今後も自国民は無視でウクライナ援助をされるのでしょうね、日本国民の誰が喜んでいるのでしょうか、岸田さん、林さん、上川さん、岩屋さん、それら自民党の少数の方々を喜ばすために無駄な何兆円も今後もつぎ込むのでしょうか、日本国家のすることは理解できません。何回でも言います、日本は世界の笑い者です。国民がのろまだからこんな訳の分からない事をさせているのでしょうか。う〜ん、きっと日本はアメリカの植民地ですよと世界に宣言するためにやってるのでしょう(笑)。
11. 保守本流そ[78] lduO55Z7l6yCuw 2024年11月29日 11:55:30 : kwGevx26ck : MXZNVm1tVmU1eWs=[159] 報告
ロシアってすごいな。
仲良くした方がよい。
12. 保守本流そ[79] lduO55Z7l6yCuw 2024年11月29日 11:57:02 : kwGevx26ck : MXZNVm1tVmU1eWs=[160] 報告
トマホークって
旅客機とスピードが同じくらい?
13. いつまで辛抱するのだ?[1] gqKCwoLcgsWQaJX4greC6YLMgr6BSA 2024年11月29日 12:12:58 : g2R0SLDw7Y : MjhEaVQvam02ckk=[1] 報告
ちょっとでも変な真似してみろ。安倍のようにしてやるぞ。岸田よ、魚市場での一件はもちろん脅しだよ。みんないい子にしてたら、ちゃんと逃げ場は確保しとくから。これまで通り、税金はせっせと海外と米軍に貢いでくれ。日本企業の儲けは勿論うちらが頂き。日本人は雀の涙で我慢する事。日本は311の次はもうすぐ戦場になるのでよろしく。それまではワクチンもたっぷり打ってくれ。
14. воробей[640] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 12:25:39 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[117] 報告
<▽36行くらい>
攻撃目標を知らせず攻撃前に警告、しかし相手側には対抗手段がない、ヨーロッパ全土が射程範囲内。
相手にトラウマ的恐怖を植え付ける点で最も有効なやり方だと思います。

«В течение дня всё возможно»: Путин не исключил, что удар ракетами «Орешник» по центрам решения в Киеве будет нанесён уже сегодня
(「日中はあらゆることが可能だ」:プーチン大統領は、キエフの意思決定センターに対するオレシュニク・ミサイルによる攻撃が今日実行される可能性を排除しなかった)
https://topwar.ru/254635-v-techenie-dnja-vse-vozmozhno-putin-ne-iskljuchil-chto-udar-raketami-oreshnik-po-centram-reshenija-v-kieve-budet-nanesen-segodnja.html


ウラジーミル・プーチン大統領は、ウクライナの意思決定センターに対する最新型オレシュニク中距離ミサイルによる攻撃が本日実施される可能性を排除しなかった。同氏はCSTOサミット後の記者会見でこう述べた。

ロシア大統領は記者団の質問に答え、ロシアは自国の領土への攻撃には常に対応すると述べた。同時に同氏は、キエフの意思決定センターがすでにロシアのオレシュニク・ミサイルによる攻撃の標的になる可能性があることを認め、「日中はあらゆることが可能だ」と述べた。

''今日、日中はあらゆることが可能です。ロシアは極超音速ミサイルで小さな目標を攻撃するのは無意味だと考えており、大砲でスズメを攻撃するようなものである。

−ロシア指導者は、ロシア領土に対する西側兵器による攻撃への対応も行われ、何を使用するか、そして破壊目標は参謀本部が選択すると付け加えた。

オレシュニクについてプーチン大統領は、ユジマシュを攻撃した際、ミサイルが強力な破壊要素を使用したと指摘し、ミサイル攻撃を隕石の衝突に例えた。オレシュニク数発のミサイルの衝撃は核攻撃に匹敵し、汚染は起こらない。

''私たちが使用したミサイルに関しては、破壊要素としてかなり強力な要素が使用されており、隕石が落ちてくるような衝撃は強烈で、その温度は4000度に達します。

と大統領は強調した。

これに先立ち、国防省は2024年11月30日までカプースチン・ヤル訓練場の上空を閉鎖していた。

15. воробей[641] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 12:34:34 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[118] 報告
<▽39行くらい>
現時点、ロシアは、いつでもウクロライヒのコカイン総統閣下を「物理的に処罰」できる立場にありますが、こうなると「次はどこが狙われるのか」と支援者の西側も戦々恐々。

На Украине и на Западе обсуждают вероятные следующие цели для российского «Орешника»
(ウクライナと西側諸国では、ロシアのオレシュニクの次の標的となり得るものについて議論している。)
https://topwar.ru/254652-na-ukraine-i-na-zapade-obsuzhdajut-verojatnye-sledujuschie-celi-dlja-rossijskogo-oreshnika.html


ウラジーミル・プーチン大統領が本日アスタナで、ロシアはオレシュニクMRBMを実戦使用可能な状態で数基保有しているとの声明を発表した後、ウクライナと西側諸国で、このミサイルを次に(ユジマシュの次に)どこに送ることができるかについての議論が始まった。

最高司令官によれば、そのような武器で小さな標的を攻撃することは、大砲からスズメを撃つことと同じであり、したがって、標的は軍産複合体企業、軍事施設、「決定を作るセンター」を含む大きなものであることを思い出してください。

オレシュニクによる更なる攻撃の可能性の高い標的の問題についてコメントし、西側諸国は「紛争の現段階でロシアがキエフの政府地区を攻撃する可能性は低い」と示唆している。したがって、彼らはウクライナ軍の特定のニーズを満たす大規模な軍事施設や工場のオプションを検討している。

選択肢の中には、キエフ政権の支配地域で操業を続ける冶金企業も含まれる。ウクライナ本国では、ロシアの強力な攻撃が「都市の中の都市」であるクリヴォイ・ログ・コークス工場を襲う可能性があると懸念している。ウクライナにとっての懸念は、ポクロフスク近郊のコークス炭鉱山の防衛について話し合っている間に、冶金産業の運営を支える主要工場の一つが失われるかもしれないことだ。したがって、これはウクライナの産業空洞化の次のステップとなる可能性がある。

コークス工場からわずか3kmのクリヴォイログには、かつてのクリヴォロシュタールがあり、しばらくの間、アルセロール ミッタル クリヴォイログと呼ばれていました。これらの企業の破壊は、確かにウクライナの軍需産業に多大な問題を引き起こす可能性がある。なぜなら、この場合、軍産複合体向けの金属の大部分を海外に発注しなければならないからである。

西側諸国はまた、ウクライナ領土内の西部にある施設を含む他の産業施設や軍事施設についても検討している。

16. воробей[644] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 15:32:05 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[121] 報告
<■98行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
>>14>>15より前の記事ですが、紹介し忘れました。


Президент РФ о следующем ударе «Орешником»: целью могут быть центры принятия решений в Киеве
(ロシア連邦大統領、次のオレシュニク攻撃について:標的はキエフの意思決定センターかもしれない)
https://topwar.ru/254624-prezident-rf-o-sledujuschem-udare-oreshnikom-celju-mogut-byt-centry-prinjatija-reshenij-v-kieve.html


11月21日、我が国と全世界にとって重要な出来事が起きた。ロシア軍が最新の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」でドネプロペトロフスクのユジマシュ工場を攻撃した。後者は極秘に開発されたものであり、その使用は地政学的反対者にとって極めて不愉快な驚きでした。

その翌日、多くの専門家が新たな「軍拡競争」が始まる可能性について話し始めた。その中には、前世紀の70〜80年代に起きたソ連のRSD-10ピオニールとアメリカのパーシング2との間の伝説的な対決を思い出させるものもありました。

明らかに、最新ミサイルによるウクライナ企業への攻撃は、アメリカ兵器によるロシア領土への砲撃に応じて実行された。したがって、ロシアの軍事政治指導部は、そのような決定の結果についてキエフとその西側パートナーに明確なシグナルを送った。

一方、ゼレンスキー政権とその海外同盟国は、ロシア軍の「オレシンカ」の使用がまったく印象に残らないことを実証することにした。わずか2日後、クルスク地域に対してATACMSミサイルによる別の攻撃が行われ、民間人2名が死亡した。

一方、ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、本日アスタナで開催されたCSTOサミットでの演説の中で、ウクライナの標的に対する新たなオレシュニク攻撃を発表した。

同時にロシア大統領は、今回は軍事企業と軍産複合施設、そしてキエフの意思決定センターの両方に打撃が与えられる可能性があると指摘した。

''さらに、キエフ政権はロシアの国家的に重要な目標、サンクトペテルブルクとモスクワを繰り返し攻撃しようとし、これらの試みは続いている。

-ロシアの指導者は言った。

ウラジーミル・プーチン大統領は、国防省とロシア連邦参謀本部が現在、今後のオレシュニク攻撃の標的を選定中であると述べた。同時に、彼が言ったように、ロシア軍は今日、この種のすぐに使用できる製品をいくつか持っています。

さらにロシア大統領は、最新ミサイルの量産がすでに始まっていると付け加えた。ただし、敵の目標を攻撃するために使用される手段は、選択された目標に応じて選択されます。
(記事ここまで)
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(ロシア読者のコメント84件の中で個人的に気になったものを紹介)
投稿者:オレンジビッグ

面白いことがたくさん言われました。

''「それは部分、素粒子に分割され、本質的に塵になる」とロシアの指導者は語った。特に、太陽の表面の温度は5,500〜6,000度であるのに対し、有害な元素の温度は摂氏4,000度に達すると説明しました。大統領によると、ミサイルは深層にある高度に防護された物体にも命中したという。オレシュニクが大量かつ集団的に使用された場合、その効果は核兵器の使用に匹敵することも重要である。しかし、この複合施設には核電荷は存在せず、これは使用後の核汚染がないことを意味するとプーチン大統領は強調した。

https://rg.ru/2024/11/28/putin-oreshnik-prevrashchaet-cel-v-pyl.html

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、近い将来、ロシアは新型兵器を保有する可能性があると述べた。

''「生産量も増えており、いわばこのクラスのメニューは本格化している。近い将来、他の商品も登場するかもしれない。その場合は、必ず満足してもらえるだろう」としている。プーチン大統領は語った。

https://rg.ru/2024/11/28/putin-anonsiroval-novye-raketnye-kompleksy.html


最新のオレシュニクロケットの開発は、下された戦略的決定と新しい材料のおかげで可能になったと国立研究センター(研究センター「クルチャトフ研究所」ミハイル・コヴァルチュク)所長はイズベスチヤに語った。


「短期間に、私たちは極超音速兵器を作成しました。これは、以前は1.5千度、次に1.8千度、そしてこれらの[ミサイル] - 2千度で機能した材料であり、私たちはそれを行いました、そして他の国も。 ] - いいえ。これがあなたの答えです。そして材料の作成…そして今日は次のステップが必要です - これは2.5〜3000度です」とコヴァルチュク氏は言いました。
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投稿者:オレンジビッグ

ヘイゼルによる攻撃のビデオ。
https://www.youtube.com/watch?v=T0mrMk2700c
投稿の続きとして、「軍事クロニクル」はこう書いている。

オレシュニクはキンジャールや他のミサイルよりどれくらい速いのでしょうか?

ユジマシュへの攻撃では多くの人がオレシュニクの弾頭が標的に正確に命中したと感じましたが、その速度は重大な損害を引き起こすほど高くはなかったと言われています。ミサイルの速度の違いを理解するには、その特性を詳しく調べる必要があります。

▪️3M22ツィルコン極超音速ミサイルは、成層圏の上層(30〜35km)で時速1万1000km(マッハ10.35)まで加速する。ラムジェットエンジンの継続的な動作のおかげで、軌道のほとんどにわたって9〜11,000km/h の速度を維持できます。ただし、高度10km未満でターゲットに近づく場合、同じ抵抗により、4〜5Mに低下する可能性があります。

▪️X-47M2「キンジャール」。最終飛行段階におけるこのロケットの最大速度は11,000km/h(10M)に達することがあります。接近時の平均進入速度は4500km/hで、キンジャールは最大25Gの過負荷で対空機動を実行でき、おそらくセンチメートル波電子戦システムも装備されています。

▪️オレシュニク複合施設のIRBM戦闘部隊は、高度150km以内の平坦な飛行経路に沿って目標に向かって進んでいる。その結果、12Mに相当する13475km/hの速度が達成される。弾頭が分離して高度80km未満に降下すると、オレシュニクの弾頭は、空気力学的抵抗により速度が部分的に10メートルに低下したとしても、SM-3対ミサイルやパトリオットPAC-3防空システムにアクセスできなくなり、目標に命中した最大速度は約7.5M。

17. 夜盗虫[827] lumTkJKO 2024年11月29日 16:30:16 : 0fV7J4oTOV : MEdNN3Jick55REE=[1] 報告
着弾はしてるけど、爆発した感が無い。
18. 夜盗虫[828] lumTkJKO 2024年11月29日 16:31:42 : 0fV7J4oTOV : MEdNN3Jick55REE=[2] 報告
重い弾頭は、積載できないのでは。
19. 減らず口減らん坊[521] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年11月29日 19:08:55 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[520] 報告
プーチンは、いわば「気軽に使えるきれいな核」とでもいうべきものを手に入れたのかもな
ますます危険な男になったというわけだが、この場合、暴走しているのはあくまでも西側の方なので、西側にとっての脅威でしかないわけだ
BRISC陣営にとっては、心強い守護神が登場したという事である
ますます、陣営の移行が進むだろうな
アメリカに味方しても損をするだけだが、BRISCに味方をすれば得をする、という状況が現出するだろう

トランプ陣営は、むしろホッとしているかも知れない・・・自国よりも大きな経済集団が出来れば、いろいろな意味で背負うものが減らせるからだな
そして、あくまでも連合体である以上は、その気になれば、各個撃破も可能である
合従軍が結成されたことにより、むしろ秦の天下統一は加速される事になったのと同じで、この新たな合従勢力は、アメリカ側にとっても、むしろ利益になるかも知れない

20. 夜盗虫[830] lumTkJKO 2024年11月29日 20:35:54 : 2YYcAEba3A : NnFtMlNVcE9IMTY=[1] 報告
核弾頭を100q〜宇宙空間で爆破したら、地球全体を核で汚染させてしまうよね。

結局、撃ったほうも、じわりじわりと核汚染に苦しむことになる。

誰も助からない。

21. カミー[1481] g0qDfoFb 2024年11月29日 21:13:19 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[2206] 報告
>>19
小沢悪言わないの、その代わり訳の分からないデタラメを言うんだ(笑)。管理人さんこの方百害あって一利なしです、処分お願いします。
22. воробей[646] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月29日 21:23:53 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[123] 報告
<▽35行くらい>
>>18
以下の記事では弾頭搭載重量は1.5トンとの事です。

Боеголовку мощностью в 900 килотонн на дальность 5,5 тысяч километров способна доставить новая ракета «Орешник»
(新しいオレシュニクミサイルは、射程5.5千キロメートルに900キロトンの弾頭を発射することができる。)
https://topwar.ru/254583-boegolovku-moschnostju-v-900-kilotonn-na-dalnost-55-tysjach-kilometrov-sposobna-dostavit-novaja-raketa-oreshnik.html


ロシアの最新の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」は、総出力900キロトンの核弾頭を射程5.5千キロメートルまで非常に短時間で発射することができる。これは、ポータル「Explain.rf」のTGチャネルのインフォグラフィックに記載されています。

チャンネルに投稿された情報によると、新しいミサイルは1.5トンの戦闘荷重を搭載し、マッハ10(時速12,380キロメートル)の速度で55,000キロメートルの距離までミサイルを発射することができます。 飛行中のミサイル、特に軌道の最後の部分でミサイルを迎撃することは不可能です。現在まで、これを実現できるミサイル防衛システムは存在しない。

''オレシュニクの最大交戦距離は5.5千キロメートルです。ミサイルの速度は最大マッハ10(時速1万2380キロメートル)に達し、最大1.5トンの弾頭を搭載できる。

- ポータルがレポートします。

オレシュニクの核バージョンでは、総威力900キロトンの弾丸を目標に発射することができ、これは広島約45発に相当する。カプースチン・ヤール実験場から発射されたミサイルは17分でブリュッセルのNATO本部に到達し、アメリカ軍が「占領」しているドイツのラムシュタイン空軍基地には15分で到達し、ポーランドのレディコボにある新しい米国ミサイル防衛基地に11分以内に到達する。

一方、ロスコスモスのユーリ・ボリソフ長官は、ショット氏の質問に答えて、オレシュニクロケットの供給に問題はなく、問題が生じた場合には解決されると述べた。同氏によると、プーチン大統領が新型中距離ミサイルの発射を発表した演説の後、非公式会合が開催され、そこで大統領は開発者の成功を改めて称賛したという。

23. 第n次嫌々期(仮)[1968] keaCjo6fjJmBWIr6gWmJvIFq 2024年11月29日 23:20:06 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[13388] 報告
1.5トン積めるなら、長崎型プルトニウム原爆も搭載できるな〜。

核兵器でなくても、核兵器の応用なバンカーバスターと同程度以上の打撃を与えられるってのは、脅威だよ。
地下深くでも安全ではないのだから。

私は本当の安全保障は軍備でなく外交だって言ってるんだけど?

24. T80BVM[1115] VIJXgk9CVk0 2024年11月30日 01:52:47 : MtL7n80j6o : alRtWVNkckQub3M=[2] 報告
キンジャール、ツィルコン、そしてこれ
一般人にとっちゃ朗報だよね
悪い事をしているヤツのところにだけ、超高速でピンポイントですっ飛んで来るなんて素敵です
何より、核ミサイルのように汚染物質が残らないのはとてもいい
もちろん、スペシャル仕様(核弾頭つき)もあるんだろうけどさw

以上

25. NEMO[-857] gm2CZIJsgm4 2024年11月30日 02:14:51 : jJvvDHGoSg : NkcybTdzNDgwYy4=[36] 報告
665: 可愛い奥様 2020/09/22(火) 18:28:17.35 ID:PQ2I07xV0

[18初期非表示理由]:担当:アラシ認定のため全部処理
26. 2024年11月30日 14:46:28 : fKkQda7Cxw : a01WR1RYQWZoY00=[3079] 報告
正恩が北朝鮮の市民にとって悪い指導者であるというのに異を唱える人は少ないと思う、まさか良い将軍様ではなかろう。その先までは書き込まないが・・・

悪党の片棒を担ぐのは良い趣味とは言えない。

27. 5915[561] glSCWIJQglQ 2024年11月30日 15:48:37 : ZNDx06Y7Hw : N3VrT1VjU0oyYVE=[3] 報告
   
 
米英宇が防御できない非核ミサイルで、司令中枢(ゼレンスキー等の拠点)を
例え地下に潜っていても攻撃できるという事実を示唆したプーチン
 
   
 
28. T80BVM[1120] VIJXgk9CVk0 2024年11月30日 18:11:30 : MtL7n80j6o : alRtWVNkckQub3M=[7] 報告
ロシア ウクライナ交渉は以前の条件で行う=プーチン大統領
https://sputniknews.jp/20241129/19363862.html

ポイント
〇ウクライナが核兵器を入手した場合、ロシアは利用可能なあらゆる攻撃手段を用いる。
〇ウクライナの意思決定センターの攻撃に、ロシアが「オレシュニク」を用いることはありうる。

結論
ニセユダヤNATOが諸悪の根源
連中に近づき、日本の危機をワザと増幅させているのがド腐れジャップ石ブタ一味である

以上

29. воробей[657] hHKEgISChICEcYR1hHo 2024年11月30日 21:00:46 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[134] 報告
>>26
https://topwar.ru/254418-razvitie-dela-oborony-gosudarstva-glavnye-novinki-vystavki-v-kndr.html
↑最近、北朝鮮は戦車、ミサイルなどを大幅に近代化、今年4月、極超音速戦闘装備を備えた火星浦-16naミサイルシステムの最初の飛行試験が行われたとの事。
極超音速ミサイルが配備されれば、Jアラートなどクソの役にも立たないでしょうな。

30. 秘密のアッコちゃん[1128] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2024年11月30日 21:01:09 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[566] 報告
<■743行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
米、台湾にF16戦闘機の部品売却へ 570億円規模、防衛力の強化支援に中国の反発必至
2024/11/30 15:53
https://www.sankei.com/article/20241130-OAOUQLA4CBOQRM3XABJS77ZBKA/
米政府は2024年11月29日、台湾へのF16戦闘機の部品などの売却を承認し、議会に通知した。
総額で3億8500万ドル(約576億円)規模。台湾に軍事圧力を強める中国を睨み、台湾の防衛力強化を支援する狙いがある。
中国の反発が予想される。
米国は台湾関係法で、台湾が自衛のために必要とする武器の供与や防衛支援を約束している。
台湾への軍事支援は超党派で支持されており、議会も承認する見通し。(共同)

トランプ氏が台湾軽視なら「疑米論」拡大 頼清徳政権に打撃、中国に好都合な展開も
「トランプ2.0」と世界@
2024/11/11 10:00
https://www.sankei.com/article/20241111-FRS2NIKSPNKGXC2GOXGTHO3XWM/?outputType=theme_uspe
米国のトランプ次期政権が掲げる
「米国第一」
主義は、台湾海峡情勢を不安定化させるリスクも孕む。
「台湾は我々の半導体事業を盗んだ」
「そして彼らは(中国の脅威からの)保護を求めている」。
トランプ氏は2024年10月下旬、台湾への不満を露わにした。
2024年7月には
「台湾は9500マイル(約1万5000キロ)離れている」
「中国からは68マイル(約109キロ)だ」
と台湾防衛に懐疑的な姿勢まで示した。
もっとも第1次トランプ政権(2017〜21年)で米台関係は良好だった。
2018年には米台高官の相互往来を促す
「台湾旅行法」
が成立。
任期中の台湾への兵器売却は総額183億ドル(約2兆8千億円)に上り、バイデン政権の76億ドル(約1兆1600億円)を大きく上回る。
だが、第1次政権期に台湾の駐米代表を務めた高碩泰(せきたい)氏は、第2次政権を巡り
「人事や政策決定において大きな転換があるだろう」
と2024年11月7日のシンポジウムで発言し、楽観論を戒めた。
台湾の清華大栄誉講座教授、小笠原欣幸氏も
「1期目のトランプ政権では、大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を務めたジョン・ボルトン氏ら台湾の戦略的価値を十分に理解している人たちが、うまく中国を押さえ込みつつ台湾との関係を実質的に拡大した」
「しかし、多くはトランプ氏の周辺から去った」
と指摘する。
台湾世論に
「無関心」
なトランプ氏が第2次政権で外交・安保政策を主導した場合、何が起きるのか。
トランプ氏は、台湾が防衛費を域内総生産(GDP)比10%まで増やすべきだと発言している。
政権要職への起用が取り沙汰されるエルブリッジ・コルビー元国防次官補代理が言及した
「5%」
でも2025年予算案の防衛費と比べて倍増となる。
民主進歩党が少数与党となった立法院(国会に相当)で、こうした予算案の審議が行き詰まるのは不可避だ。
台湾に
「保護費」
の支払いを求めるトランプ政権から大量の兵器購入を強いられ、
「虎の子」
である半導体企業の米国移転まで迫られた上に、いざ有事の際に米軍の関与は期待できない−。
台湾にこうした
「疑米論」
が広がれば、親米路線の頼清徳政権にとっては最悪のシナリオとなる。
2028年の次期総統選で中国に融和的な最大野党、中国国民党が政権を奪取することも現実味を帯び、台湾の併呑を狙う中国の習近平政権には理想的な展開となる。
「疑米論の拡大で台湾世論がじわりと動き始める可能性は捨てきれない」
「そうなれば米国のインド太平洋戦略の要がオセロのようにひっくり返る」
「台湾が中国に取り込まれた時点で米国が気づいても手遅れだ」。
小笠原氏は警鐘を鳴らす。

<独自>台湾軍、米本土の多国軍事演習に規模拡大し参加 バイデン政権は防衛強化支援急ぐ
2024/11/3 16:22
https://www.sankei.com/article/20241103-3ECXJH3KFVLJHNRP7DZPK5M3UM/
米中西部ミシガン州で2024年8月に実施された多国間の軍事演習に台湾軍が参加し、前年2023年よりも人員規模を拡大していたことが2024年11月2日、分かった。
中国が台湾への軍事圧力を強める中、バイデン米政権は台湾の防衛力強化へ支援を急いでいる。
2024年11月5日の米大統領選を経て来年2025年1月に発足する新政権でも現在の台湾支援策が継続されるかが注視される。
関係者によると、台湾軍はミシガン州兵が主導して毎年実施している多国間の軍事演習「ノーザン・ストライク」に陸軍の隊員らを派遣した。
台湾軍の具体的な参加規模は不明だが、2023年の参加時よりも増やしているという。
2024年8月3〜17日に実施されたノーザン・ストライクには米国外の国・地域から1000人超が参加、計6000人超が即応力や戦闘能力の強化に取り組んだ。
演習プログラムの中には、脅威が高まる無人機システムへの防衛訓練も組み込まれた。
米軍と台湾軍による演習を巡っては、双方の海軍が今年2024年4月に西太平洋で合同演習を非公表で実施したとロイター通信が報じている。
バイデン政権は、中国の習近平政権が2027年までに台湾侵攻の準備を整えることを前提にし、台湾への防衛支援を進めている。
2024年10月25日には、高性能地対空ミサイルシステム「NASAMS」や航空監視レーダーシステムなど台湾への約20億ドル(約3000億円)の武器売却を決め、議会に通知した。
バイデン政権で最大規模となる台湾への武器売却で、防空能力を引き上げる。
NASAMSはロシアの侵略を受けるウクライナ軍も米国の支援を受けて使用していて、ウクライナの防空能力を大幅に強化した実績がある。
バイデン大統領は武器売却や演習で台湾軍の能力強化を支援すると共に、台湾有事の際に米国が台湾防衛に関与する意志を示すなど、中国の台湾侵攻を牽制してきた。
米大統領選の民主党候補のハリス副大統領は、バイデン路線を継承するとみられる一方、中国側が米国への反発を強める可能性もある。
また共和党候補のトランプ前大統領がバイデン政権の政策方針をそのまま踏襲するかは不透明で、次期大統領の対応が注目される。

<正論>衆院選で語られない対中国戦略
文化人類学者、静岡大学教授・楊海英
2024/10/21 8:00
https://www.sankei.com/article/20241021-PT5OSHPAKFK4RE2NRBZIFSEZLQ/
衆院選が公示される2日前の2024年10月13日から中国は台湾を包囲する軍事演習を強行し、
「成功裏に終了した」
と宣言した。
日本を取り巻く未曽有の国際危機の下で実施される選挙戦で候補者には対中戦略を大いに語ってほしいものである。
■世界史の中の日本と台湾
台湾有事は日本有事である。
日本が生んだ世界的な指導者・安倍晋三元首相の深い洞察から生まれたこの認識は今や、大方の国民に共有されている。
台湾周辺は中東から日本へ運ばれてくるエネルギーと日本から輸出される製品が通るシーレーンであるだけでなく、日本と世界を結ぶ歴史的、政治的大動脈でもあるからだ。
13世紀にモンゴル帝国が東西の海上ルートを初めて打開したのを受け、大航海時代から近現代に至るまでの
「日本―台湾―マラッカ海峡」
は太平洋からインド洋へ通ずる世界史の航路であって、決して
「中国の内海」
ではなかった。
別のミクロの視点から見ても、多国籍・多民族の海賊兼武装貿易船団の倭寇と、それに続く西洋列強が西太平洋の地政学上のメジャープレーヤーに変わった時でさえ、明朝と清朝はそもそも海に関心がなかった。
台湾周辺はシーパワーの世界で、中国が属するランドパワーと無縁であった。
海禁政策に満足していた中国人が海に目を向け始めたのは、僅か数十年前の話に過ぎない。
海洋世界では陸上のように勢力範囲を確定する国際条約が交わされてこなかったため、中国の無法な主張に国際社会も困惑している。
国連をはじめ、国際社会が
「やくざ国家・中国」
の覇権主義的拡張に無策な今だからこそ、日本は先頭に立ち対抗措置を取るべきである。
■「琉球」への中国の野心
まず日本の領土である沖縄県の尖閣諸島に対する中国の脅威に日本はどう対応すべきか、候補者は明確なビジョンを示してほしい。
中国海警の艦船が武器を搭載して巡航し、自国の管理下にあるという既成事実を誇示しようとしているのに、永田町の政治家は沈黙を通してきたのではないか。
有志数人がたまに民間の船に乗って視察に行った際も応援の声もないし、場合によっては
「右翼の蛮勇」
だと貶(けな)す人物すらいる。
現地の漁民の生活が如何に中国の脅威に晒されているかについても冷淡である。
その冷淡さの背後には更に
「沖縄蔑視」
があるのではないか、と現地で受け止められている。
事実なら危険な兆候である。
沖縄を軽く見る本土政治家の態度は見事に中国に利用されている。
数年も前から
「琉球の帰属は未定」
との趣旨の論文が中国の国営研究機関に属する研究者によって書かれ公開されている。
軽い揺さぶりだろうと楽観していたら、今年2024年に入って大連海事大学が
「琉球研究センター」
の設立を計画中であることが明らかになった。
大連には日露戦争時から各国海軍が理想とする最良の軍港があり、日本帝国海軍と帝政ロシア海軍も拠点としていたし、今や中国海軍の母港の1つである。
大連から東の日本、そして西太平洋全体を視野に入れた台湾併吞の作戦が発動された際に沖縄は要衝となる。
沖縄と呼ばずに、琉球と表現している点に中国の野心が表れている。
今後、大連から南へと、福建省までの沿岸に多数の海洋研究所が出現し、海上覇権を確立するための背後の情報拠点となっていくことが予想される。

台湾封鎖しようとすれば「戦争行為」に 国防部長が中国を牽制
2024/10/23 18:08
https://www.sankei.com/article/20241023-JLU5BDDMCJN55PRN62AIYJMCOQ/
台湾の顧立雄国防部長(国防相)は2024年10月23日、中国軍が2024年10月14日に台湾を包囲する形で実施した軍事演習に関連し、実際に台湾を封鎖しようとすれば
「戦争行為」
になるだろうと述べ、牽制した。立法院(国会)で記者団の取材に答えた。
顧氏によると、2024年10月14日の中国軍の演習
「連合利剣―2024B」
では台湾を囲むように演習区域を設定したが、海空の航行・飛行の禁止措置は取らなかった。
顧氏は実際に航行・飛行を禁止し、台湾を封鎖すれば、国連決議に基づき戦争行為になると説明した。
一方、台湾国防部(国防省)は2024年10月23日、中国海軍の空母「遼寧」の艦隊が2024年10月22日夜、台湾が実効支配する東沙諸島の周辺海域から台湾海峡を北へ向けて航行したと発表した。
顧氏によると、台湾海峡の暗黙の
「休戦ライン」
である中間線の中国側を航行した。
遼寧が台湾海峡を航行するのは初めてではないという。
遼寧は2024年10月14日の演習で台湾南東の海域に展開し、艦載機も演習に参加した。(共同)

<主張>台湾包囲の演習 中国は「火遊び」をやめよ
社説
2024/10/16 5:00
https://www.sankei.com/article/20241016-JKOH2QKKYZMCPN6CTZUYFSF7GM/
中国が台湾を包囲する形の大規模な軍事演習を行った。
日本周辺の平和と安定を乱す暴挙で許されない。
中国軍は14日、台湾周辺海空域へ空母「遼寧」など軍艦17隻、戦闘機など軍用機153機を展開して演習を実施した。
陸軍や核ミサイルを管轄するロケット軍も参加した。
海警局船17隻は台湾の周囲を巡回した。
軍用機は1日に確認された数としては過去最多だ。
中国で台湾政策を担当する台湾事務弁公室の報道官は演習について、頼清徳台湾総統を呼び捨てにした上で、頼総統が台湾独立の
「謬論(びゅうろん)」
をでっち上げていることへの
「懲戒」
で、
「正義の行動」
だと主張した。
頼総統は10日、台湾が正式名称とする中華民国の双十節(建国記念日)の式典で
「中華人民共和国には台湾を代表する権利はない」
と演説し、中国政府は反発していた。
中台関係を巡り、台湾と考え方が違うからといって中国が軍事演習で威嚇していいわけがない。
そもそも大規模な軍事演習は数日で準備できない。
頼総統の演説は口実にしただけで、この時期に台湾の人々を威嚇する計画は以前から練っていたのだろう。
頼総統がフェイスブックで
「地域の平和と安定を破壊するものだ」
と中国軍の演習を非難したのは当然だ。
中国は軍事挑発を重ね、併吞に向けて台湾の人々を屈服させたいのだろう。
だが、台湾を本当に封鎖したり、侵攻したりする暴挙に出れば大陸沿岸が逆に封鎖されても仕方あるまい。
米軍などが大陸の主要港湾への航路に機雷を撒くなどすれば、海を介した中国の輸出入の大半は途絶する。
中国が必要とする食料、エネルギーは供給されなくなる。
中国共産党独裁体制を覆す騒乱も予想される。
中国は台湾への危険な火遊びをやめた方がよい。
青木一彦官房副長官は会見で中国の演習について
「中国側に我が国の懸念を伝達した」
と語った。
一方、石破茂首相は
「台湾海峡や周辺の平和と安全は地域にとって極めて重要な問題だ」
「我が国はこの状況を注視する」
と述べるだけだった。
「台湾有事は日本有事」
である。
日本は対中抑止力を高めると共に、首相自身がはっきり中国を批判し、窘めるべきだ。

中国の軍事演習は「無責任」 米国防総省が非難声明
2024/10/15 9:32
https://www.sankei.com/article/20241015-GJBIJP3CRJJPHCTTAVWHOOXUVE/
米国防総省は14日、中国人民解放軍が台湾を取り囲むような形で軍事演習を実施したことを受け、
「無責任で、(地域を)不安定化させる」
と非難する声明を発表した。
国防総省のライダー報道官は声明で、中国の軍事演習について
「注意深く監視した」
と説明。
台湾の建国記念日に当たる
「双十節」
の10日、記念式典で頼清徳総統が演説したことを、中国が
「挑発的な軍事行動の機会」
にしていると批判した。
台湾の総統が10月10日に演説するのは
「長年の伝統」
であり、
「いつもの地域向けの演説だ」
とも述べ、中国側の挑発的な対応であることを強調した。
声明は
「インド太平洋における抑止力は依然として強力だ」
と指摘。
米軍の態勢に
「自信を持っている」
とも強調し、中国を牽制した。
また、「台湾海峡の平和と安定」を重視する国が増えているとし、「『自由で開かれたインド太平洋』を推進するため同盟国やパートナーと協力し続ける」と述べた。
米国務省のミラー報道官も米東部時間13日の声明で、軍事演習を「緊張をエスカレートさせる行為」と批判。米国の「一つの中国」政策は変わらないと説明した。

米、中国に「深刻な懸念」 台湾包囲の軍事演習注視
2024/10/15 7:36
https://www.sankei.com/article/20241015-GGSNMZMXOVJW3BW7JEDGXM56A4/
米国務省のミラー報道官は13日の声明で、中国軍による台湾包囲の軍事演習に対して
「深刻な懸念」
を表明した。
同盟・友好国と共に中国軍の動きを注視すると強調。
台湾海峡の平和と安定を損なう可能性のある行為を自制するよう中国に求めた。
ミラー氏は、台湾総統による双十節(建国記念日)祝賀式典での演説を受けた軍事圧力は
「不当で、緊張をエスカレートさせる行為だ」
と憂慮。
中台を不可分の領土だとする中国の原則に留意してきた米国の
「1つの中国」
政策は変わらないとの立場も示した。
国防総省のライダー報道官は14日の声明で、中国軍の軍事演習は
「無責任で、地域を不安定化させるものだ」
と批判。
演習を注意深く監視したとし
「米軍の抑止力は依然として強く、地域における現在の戦力態勢と作戦に引き続き自信を持っている」
と強調した。(共同)

中露国防相が北京で会談 台湾周辺の軍事演習と同日、中国「戦略的協力を深化」
2024/10/14 21:46
https://www.sankei.com/article/20241014-GHAH66G4IRLTHNMYROTP3JX4JI/
中国の董軍(とう・ぐん)国防相は14日、ロシアのベロウソフ国防相と北京で会談した。
中国国防省によると、董氏は中露両軍が
「戦略的な協力を深めるべきだ」
と露側に呼び掛けた。
両軍で
「両国の共通利益」

「世界の戦略的安定」
を守ることも訴えており、中露両国に圧力を強めている米国に共同で対応していくことを改めて確認したとみられる。
中国側によると、ベロウソフ氏は
「ロシアと中国の軍事協力は、世界と地域の平和、安定を守る重要な要因だ」
と述べた。
中国側との協力を強化することに意欲を示した。
両者の会談は、中国人民解放軍が台湾を包囲する海空域で軍事演習を実施したのと同じ日に行われた。
中国国防省の発表は台湾や軍事演習については触れていない。
ベロウソフ氏は、前国防相のショイグ氏が国家安全保障会議書記に転じたことを受け、今年5月に国防相に就任した。
プーチン露大統領が5月に北京を訪問して中国の習近平国家主席と会談した際、ベロウソフ氏も代表団の一員として訪中した。

台湾周辺で中国軍機125機を確認、過去最多 14日の中国演習、空母から艦載機も接近
2024/10/14 21:42
https://www.sankei.com/article/20241014-A3HV3LYWKJOL5HRL2RGRN4XYUU/
中国軍が14日実施した大規模軍事演習を巡り、台湾の国防部(国防省に相当)は14日夕に記者会見を開き、同日午後4時半(日本時間同5時半)までに中国の軍用機延べ125機が台湾周辺で活動したのを確認したと発表した。
1日の数としては過去最多という。
このうち延べ90機が台湾海峡の暗黙の
「休戦ライン」
である中間線やその延長線を越えるなどした。
この他、中国の軍艦17隻と中国海警局の船17隻も台湾周辺で確認された。
中国の空母「遼寧」の艦隊は台湾本島の南東沖で確認され、艦載戦闘機の「殲15」が台湾本島南東の空域に進入したとしている。
一方で国防部は、台湾が設定する
「領海」

「接続水域」、
その上空への中国軍艦と軍用機による進入はなかったと説明した。
また
「台湾海峡周辺での海運と空運の状況は正常だ」
とし、軍事演習による民間機や船舶の航行への影響はなかったとの見方を示した。
また、中国軍でミサイルを運用するロケット軍の動向を
「注視している」
としつつ、ミサイル発射の前に行われることがある航行禁止区域の設定などは確認されていないと説明した。

中国軍が軍事演習の完了を宣言 台湾に対し「戦争準備の強化継続」も表明
2024/10/14 20:22
https://www.sankei.com/article/20241014-VGUANWPAPZK4VLQSXS7KIA5CHE/
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は14日夕、台湾の周辺で同日実施した軍事演習の完了を宣言した。
東部戦区の報道官は談話で、統合作戦能力の全面的な検証を行ったと説明。
その上で
「訓練と戦争準備を強化し続け、『台湾独立』分裂行動を断固として打ち砕く」
と強調した。
東部戦区は今回の軍事演習を
「連合利剣−2024B」
と名付けて14日朝から実施した。
「『台湾独立』分裂勢力が『独立』を画策する行動を取っているので強力に震え上がらせる」
としており、台湾の頼清徳総統が10日の演説で
「国家の主権を堅持し、侵略と併呑を許さない」
と述べたことへの対抗措置と位置付けた。
陸海空軍と戦略ミサイルを運用するロケット軍などの兵力を動員し、台湾本島の北方や南方、東方の他、台湾海峡を演習地域とした。
要衝となる港や地域の封鎖能力などを検証した。
演習には空母「遼寧」も参加した。
中国で海上警備を担う中国海警局(海警)も軍と歩調を合わせ、台湾の周辺で船隊がパトロールを行った。
中国軍は今年5月にも台湾周辺で軍事演習
「連合利剣−2024A」
を行っている。
5月の軍事演習は2日間に渡り行っていたため、今回は14日のみで終了するのか注目されていた。

中国、米国の懸念に反発「いかなる外からの干渉も許さない」 台湾周辺の軍事演習
2024/10/14 17:51
https://www.sankei.com/article/20241014-HZSKNF6YNBKYLGGNOF5EUQXLHU/
中国人民解放軍による台湾周辺での軍事演習に米国務省が懸念を表明したことについて、中国外務省の毛寧(もう・ねい)報道官は14日、
「台湾は中国の一部だ」
「台湾問題は中国の内政であり、如何なる外からの干渉も許さない」
と記者会見で述べて反発した。
毛氏は、米側に台湾への武器売却を停止するよう要求した他、
「『台湾独立』分裂勢力に誤ったシグナルを発する」
ことをやめるよう求めた。
毛氏は、軍事演習に関して
「台湾独立と台湾海峡の平和は、水と火のように相容れないものだ」
と述べた。
中国当局は
「台湾独立」
派とみなす台湾の頼清徳政権を非難しており、毛氏は
「台湾海峡の平和と安定を重視するならば、まず初めにやるべきことは台湾独立に反対することだ」
と海外からの懸念を一切受け入れない姿勢を示した。

石破茂首相、中国の台湾包囲軍事演習に「推移を注意深く見守る」
2024/10/14 15:47
https://www.sankei.com/article/20241014-2JGUDFDJF5KW3FWL7V27SSJ3B4/
石破茂首相は14日、中国軍による台湾包囲の軍事演習について
「台湾周辺の平和と安全は、我が国のみならず地域にとって極めて重要な問題だ」
「推移を注意深く見守りながら、どういう事態にも対応できるような態勢を整えておく」
と述べた。
東京・永田町の自民党本部で記者団の取材に応えた。
また、首相は同日、党本部で中谷元・防衛相と岩屋毅外相と面会し、外交・安全保障上の問題について意見交換した。
首相は、自身が提唱するアジア版NATO(北大西洋条約機構)構想を巡り、外務省や防衛省と調整しながら議論を進める意向を伝えた。

台湾周辺での中国軍事演習、空母「遼寧」も参加 中国軍発表、台湾の東側に展開
2024/10/14 15:44
https://www.sankei.com/article/20241014-YZVK5TAJ2VPQFBOWUPPTCWFGEQ/
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は14日、台湾の周辺で同日実施した軍事演習に空母「遼寧」も参加したと発表した。
東部戦区の報道官によると、遼寧を中心とした艦隊は台湾本島の東側に展開した。
陸海空軍やロケット軍が共同で海上や陸上への攻撃などについて訓練し、統合作戦能力の検証を行ったと説明している。
台湾メディアによると、台湾の国防部(国防省に相当)は13日、遼寧などの艦隊が台湾とフィリピンの間のバシー海峡の海域に同日入ったと発表していた。
西太平洋で活動を行う可能性があるとの見方が出ていた。
中国軍が2023年4月に台湾周辺で行った軍事演習では、中国初の国産空母「山東」も参加した。
2024年5月に台湾周辺で行った演習では空母の参加は伝えられていなかった。
遼寧は、旧ソ連製を改修して2012年に就役した中国初の空母。
艦首部分に傾斜をつけた甲板から艦載機を発進させるスキージャンプ式を採用している。
2024年9月には沖縄県の西表島と与那国島の間の接続水域を航行。
中国海軍の空母が日本の接続水域を航行するのは初めてだった。

中国の軍事演習、台湾海峡の「内海化」誇示か 空母遼寧も西太平洋へ 海警局も参加
2024/10/14 15:02
https://www.sankei.com/article/20241014-Z3KPXQF5LRJW5BFRC5ESK24HBI/
台湾の海巡署(海上保安庁に相当)は14日、中国軍東部戦区が実施を公表した軍事演習に中国海警局の4つの編隊が参加し、台湾の周辺海域でパトロールを行ったと発表した。
この他、海警局の2つの編隊が台湾の離島、馬祖列島の周辺に台湾側が設定している
「制限水域」
に進入し、海巡署の巡視艇が追い払ったとした。
台湾の国防部(国防省)は13日、中国の空母「遼寧」が台湾南方のバシー海峡を通過して西太平洋に入ったと発表。
近日中に中国軍が大規模演習を実施するとみて警戒していた。
遼寧などの空母艦隊は実際の台湾有事の際、太平洋に展開して米軍などの介入を阻止する役割も担っているとみられる。
中国軍は今年5月の台湾周辺での演習で、初めて海警局の部隊を台湾海峡周辺や台湾の離島付近に動員してパトロールを実施。中国側が台湾周辺海域での「管轄権と法執行権」を誇示し、「台湾海峡の内海化」という虚像をつくりだそうとしていると台湾側は分析していた。
中国側は海警局などによる法執行を名目として、台湾に向かう船舶や航空機を制限して台湾を孤立させる「隔離」の訓練を行う可能性もある。

中谷防衛相「重大な関心を持って注視」 中国が台湾周辺で軍事演習
2024/10/14 13:57
https://www.sankei.com/article/20241014-E2I6EUW2P5IV5AL6CVWK2WZFIA/
中谷元防衛相は14日、中国軍が同日に開始した台湾周辺での軍事演習について
「重大な関心を持って注視している」
「情報収集や警戒監視に引き続き万全を期したい」
と述べた。
現時点で日本の排他的経済水域(EEZ)への弾道ミサイルの落下などは確認されていないとも説明した。
自民党本部で記者団に語った。
岩屋毅外相も同党本部で記者団に
「台湾海峡の平和と安定が、アジア全体の平和と安定にとって極めて重要だ」
と強調した。
中国軍が2022年8月に台湾周辺で行った大規模な軍事演習では、弾道ミサイル5発が日本のEEZ内に落下した。

中国海警局も台湾周辺でパトロール、人民解放軍と歩調合わせ「台湾をコントロール」
2024/10/14 13:43
https://www.sankei.com/article/20241014-FBX3PE7ZV5IORGUU4AYEIWLHVQ/
中国で海上警備を担う中国海警局(海警)は14日、台湾の周辺を船隊がパトロールしたと発表した。
中国人民解放軍が台湾の周辺を取り囲む形で同日実施した軍事演習に合わせた。
海警の劉徳軍(りゅう・とくぐん)報道官は談話で、パトロールについて
「1つの中国」
原則に基づいて台湾を
「法に照らしてコントロールする実際の行動」
だと強調している。
パトロールは4つの編隊が台湾本島を一周する形で実施したという。
また、台湾が実効支配する中国大陸に近い離島の馬祖島や東引島の周辺海域でも臨検などの訓練を行ったと発表した。
海警は、中国軍が5月に台湾周辺で行った軍事演習
「連合利剣―2024A」
の際にも歩調を合わせて訓練を行っている。
海警は中央軍事委員会の指揮下にあり、装備、組織の両面で
「第2海軍」
化が進んでいる。
中国人民解放軍で台湾方面を管轄する東部戦区は14日に実施した今回の軍事演習を
「連合利剣―2024B」
と名付けており、5月の軍事演習に続く位置付けだ。
5月の軍事演習は2日間に渡り行ったが、今回は終了時期について明言していない。
14日のみで終了するのか、15日以降も続くのか注視される。
2022年8月にペロシ米下院議長(当時)が訪台した際に中国軍が台湾周辺で行った軍事演習は7日間にわたり続き、弾道ミサイルが日本の排他的経済水域(EEZ)にも着弾して地域の緊張が高まった。
今回は、現時点で弾道ミサイルの発射など実弾を使った演習は確認されていない。

米、中国に「深刻な懸念」 台湾包囲の軍事演習注視
2024/10/14 13:07
https://www.sankei.com/article/20241014-53IT77XV5ZJHPGT4SP7AEN53H4/
米国務省のミラー報道官は13日の声明で、中国軍による台湾包囲の軍事演習に対して
「深刻な懸念」
を表明した。
同盟・友好国と共に中国軍の動きを注視すると強調。
台湾海峡の平和と安定を損なう可能性のある行為を自制するよう中国に求めた。
ミラー氏は、台湾総統による双十節(建国記念日)祝賀式典での演説を受けた軍事圧力は
「不当で、緊張をエスカレートさせる行為だ」
と憂慮。
中台を不可分の領土だとする中国の原則に留意してきた米国の
「1つの中国」
政策は変わらないとの立場も示した。(共同)

中国軍 “台湾周辺海域で軍事演習”と発表 台湾は強く非難
2024年10月14日 16時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241014/k10014609221000.html
中国軍は14日朝、台湾周辺の海域で大規模な軍事演習を開始すると発表し
「台湾の『独立勢力』が『独立』を企てる行為に対する強い警告だ」
としてします。
中国海警局の船も軍と連携する形でパトロールを行うとしていて、台湾国防部は
「理性のない挑発行為だ」
と強く非難しています。
目次
中国国営テレビ 軍事演習の動画を公開 空母も参加
■台湾国防部「理性のない挑発行為 強く非難」
中国軍で台湾を含む東シナ海などを管轄する東部戦区は日本時間の14日午前6時、台湾海峡や台湾の北部、南部、それに東部の海域で軍事演習を開始すると発表しました。
対象とする海域は台湾をほぼ取り囲む形となっています。
発表によりますと、軍事演習には陸海空軍とロケット軍などが参加し、合同作戦の実行能力を検証するということで、主要な港などの封鎖や海上や地上の標的を攻撃するための訓練を行うとしています。
また、軍の動きと連携する形で中国海警局も4つの編隊を組み、台湾を取り囲むようにパトロールを行うと発表しました。
台湾の頼清徳総統は今月10日の演説で
「中華人民共和国は台湾を代表する権利はない」
「国家の主権を堅持し、侵犯や併合を許さない」
などと述べ、これに対し、台湾統一を目指す中国は強く反発していました。
中国は頼総統を
「台湾独立派」
と見なして非難していて、中国軍は今回の演習について、
「台湾の『独立勢力』が『独立』を企てる行為に対する強い警告であり、国家主権と国家の統一を守るための正当な行為だ」
としています。
■中国国営テレビ 軍事演習の動画を公開 空母も参加
中国の国営テレビは中国軍が台湾周辺の海域で行うと発表した大規模な軍事演習のものだとする動画を公開し、演習は既に始まっているとみられます。
公開された動画には、明け方に多くの兵士が参集し、軍用車両に乗り込んでいく様子や戦闘機や艦艇などが次々と出動していく様子が写っています。
また、ミサイルの発射準備が進められているような場面や、空母から艦載機が飛び立つ場面も確認できます。
中国中央テレビは、陸海空軍とロケット軍などの部隊が予定どおり軍事演習の対象となる海域や空域に展開し、訓練が進められていると伝えています。
一方、演習を実施している東部戦区の報道官は、中国海軍の空母「遼寧」が台湾本島の東部沖で演習に参加していることを明らかにしました。
■台湾国防部「理性のない挑発行為 強く非難」
台湾国防部は
「このような理性のない挑発行為に対し、強い非難を表明する」
とした上で、台湾軍は強い意志を保ち、防衛力を構築して安全を確保するとしています。
中国軍は、2024年5月に頼総統が就任した直後にも台湾をほぼ取り囲む形で大規模な軍事演習を行っています。
■台湾国防部14日の発表「中国軍機のべ25機 台湾周辺空域で活動」
台湾国防部は毎日午前中に台湾周辺における中国軍の活動の状況を発表しています。
14日の発表によりますと、日本時間の13日午前7時から14日午前9時までの間に、中国軍機のべ25機が台湾周辺の空域で活動し、このうち延べ16機が台湾海峡の
「中間線」
を越え台湾の南西部や東部の空域に進入したということです。
また、中国の軍の艦艇7隻と公船4隻の活動も確認したということで、台湾軍の航空機や艦艇などが監視を行っているとしています。
■中国軍SNS上に演習実施範囲の地図を掲載
台湾周辺での大規模な軍事演習について中国軍は、SNS上に実施範囲を示した地図を掲載し
「挑発が増せば増すほど締め付けはきつくなる」
と強調しています。
地図では2022年8月と2024年5月、そして今回の演習範囲をそれぞれ示していて、3回の演習を重ね合わせると台湾本島の周辺をほぼ隙間無く囲い込んでいることが分かります。
中国としては台湾への軍事的な圧力を視覚的にも示す狙いがあるとみられます。
■中国海警局も台湾周辺でパトロール
中国海警局は日本時間の14日午前9時に海警局が4つの編隊を組み台湾本島の周辺海域でパトロールを行うと発表しました。
海警局のホームページには4つの編隊が台湾本島の周りを囲うように航行するルートが地図に示され
「『1つの中国』の原則に従って台湾を法に基づいてコントロ−ルする実際の行動だ」
としています。
一方、台湾の沿岸警備を担当する海巡署は中国海警局の船が13日から台湾海峡の
「中間線」
を越え、編隊を組んで台湾の北部や南西部、それに東部の海域に留まっているなどの異常な動きを確認していると14日朝、発表しました。
台湾海巡署は国防部と連携して監視するとともに、付近の海域を航行する船舶や漁船に警戒を呼び掛けています。
■台湾 沿岸警備 中国海警局の船とする動画を公開
台湾の沿岸警備を担当する海巡署は14日午前、中国海警局の船が4つの編隊を組んで台湾周辺の海域を航行していると発表し、職員が中国海警局の船を監視しているとする画像を公開しました。
また、台湾の離島、馬祖島の沿岸では14日朝、中国海警局の船4隻が台湾当局の設定した接続水域に当たる
「制限水域」
を航行したということです。
台湾海巡署が公開した動画では、海巡署の船が中国海警局の船に対して、制限水域に無許可で入らないよう呼び掛けていて、台湾側は、中国の船を監視し、追い払ったとしています。
■台湾 安全保障部門トップ「理念の近い国々と意思疎通」
台湾の安全保障政策の諮問機関のトップを務める、呉※ショウ燮国家安全会議秘書長は報道陣の取材に応じ
「中国の演習については、頼総統が既に安全保障のハイレベル会議を開き、中国の軍事的な脅威に対して明確な指示を出した」
と述べ、対応は万全だとして台湾の人々に安心するよう呼び掛けました。
また
「我々は理念の近い国々と密接な意思疎通を続けている」
「台湾に対する支持は疑いのないものだと信じている」
と強調しました。
※ショウは「かねへん」に「りっとう」
■台北市民からは冷静な声 「心配しても何も変わらない」
中国軍が演習を開始すると発表した後も、台湾の台北では、鉄道やバスなどの公共交通機関は平常通り運行していて、市民からは冷静に受け止める声が聞かれました。
通勤途中の50代の男性は
「演習について全く知りませんでした」
「もうかなり慣れてしまい、心配しても何も変わりません」
と話していました。
また、60代の女性は
「中国が演習をやりたいなら、やればいいと思います」
「もし、中国が本当に台湾に上陸したら私たちは抵抗するか、何らかの方法で撃退します」
と話していました。
■中国国営メディア「3つの特徴」専門家の見解伝える
今回の軍事演習について中国の国営メディアは軍のシンクタンクの専門家の見方を伝えています。
このうち、海軍研究院の鄭宏氏はこれまでの演習と比較して3つの特徴があると指摘しています。
1つめはより立体的に兵力を配置し、台湾本島の北部や南西部、それに東部など様々な方角から同時に台湾本島に接近しているとしています。
2つめは海域や空域での警戒や主要な港や地域の封鎖、それに制海権や制空権の奪取など演習の項目がより多くなっているとしています。
3つめは今回の演習は夜間に行動を開始して迅速に展開しており、いつでも訓練から戦闘に移行できる実戦能力を十分に示しているとしています。
この点について軍事科学院の付征南氏は中国中央テレビで
「今回の演習は早朝、夜間に行動を始めていて、部隊の展開から近距離の射撃までいつでも訓練から実戦に移行できる」
「『台湾独立分子』が挑発すれば軍は更に踏み出した行動を取るだろう」
と述べています。
また、国営メディアは中国海警局が実施している台湾本島や離島周辺でのパトロールについては、海警局の最大級の船で
「モンスター船」
とも呼ばれる
「海警2901」
が初めて台湾周辺での任務に当たっていると伝えています。
更に台湾の離島、馬祖島では台湾当局が設定している接続水域に当たる
「制限水域」
に海警局の船が進入したとしています。
海警局の船が馬祖島周辺の
「制限水域」
に入るのは初めてだとしていて、将来的に活動を常態化させる可能性があると伝えています。
■中国軍 近年大規模な軍事演習繰り返し 台湾に圧力
中国軍は近年、台湾周辺での大規模な軍事演習を繰り返し、台湾への圧力を強めてきました。
【2022年8月4〜10日】
2022年8月には、当時のアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問したことへの対抗措置だとして、中国軍が台湾を取り囲むようにあわせて6か所の海域とその上空で、7日間に渡って軍事演習を行いました。
この演習では、中国軍が発射した弾道ミサイルのうち5発が日本のEEZ=排他的経済水域の内側に落下し、日本政府が中国に抗議しました。
また、ペロシ氏が台湾を訪問して以降、中国は軍用機を台湾海峡の
「中間線」
を越えて台湾側に飛行させる活動を常態化させるようになりました。
【2023年4月8〜10日】
2023年4月には、台湾の蔡英文総統がアメリカでマッカーシー下院議長と会談したことを受けて、中国軍が台湾周辺で3日間、軍事演習を行いました。
この演習には、中国初の国産空母「山東」も参加して空母から艦載機が飛び立つ様子だとする映像なども公開されました。
【2024年5月23〜24日】
ことし5月には、台湾の頼清徳総統が就任演説をした3日後に、台湾を取り囲むように設定した海域と複数の台湾の離島周辺で2日間、軍事演習を行いました。
この演習では、太平洋に面した台湾の東側にも複数の爆撃機が展開したほか、中国海警局の艦艇も台湾東部沖の海域で訓練を実施しました。
中国メディアはこの演習について、台北を中心とする台湾北部では民進党当局に打撃を与え、東部ではエネルギー資源の補給や外部からの支援のルートを断つことを狙いとしたものだという専門家の見方を伝えていました。
5月の頼清徳総統の就任直後の軍事演習について中国軍は
「連合利剣ー2024A」
という名前を付けていましたが、14日に発表した今回の演習は
「連合利剣ー2024B」
だとしていて、中国が
「台湾独立派」
と見做す頼総統への圧力を強めるための一連の対応であることを窺わせています。
■アメリカ国務省「深刻な懸念を抱いている」
アメリカ国務省のミラー報道官は13日、声明を発表し
「アメリカは台湾周辺の海域での中国軍による軍事演習に深刻な懸念を抱いている」
「年に1度の定例演説に対して中国が軍事的な挑発を行うことに正当な理由はなく、事態が悪化する恐れがある」
として、軍事演習が頼総統の演説への反発だという見方を示し、懸念を表明しました。
その上で
「我々は中国に対し、自制と共に、台湾海峡や地域の平和と安定を損なうようなこれ以上の行動を避けるよう求める」
「それは地域の平和と繁栄にとって不可欠であり、国際的な懸念でもある」
としています。
■岩屋外務相「今後の動向を注視」
岩屋外務大臣は、自民党本部で記者団に対し
「台湾海峡の平和と安定が、アジア全体の平和と安定にとって極めて重要なので、今後の動向をしっかり注視したい」
と述べました。
■中谷防衛相「警戒・監視を続けていく」
中谷防衛大臣は、自民党本部で記者団に対し
「重大な関心を持って注視していく」
「我が国のEEZ=排他的経済水域の中にミサイルが飛んできた事例もあるので、そういう点も含めて、警戒・監視を続けていく」
と述べました。

台湾・頼総統「侵略と併呑許さぬ」 中台「互いに隷属せず」再び強調 双十節で演説
2024/10/10 13:10
https://www.sankei.com/article/20241010-BNNJQNN3TRODPP3NF2DZFY3TWQ/
台湾の頼清徳総統は10日、台北の総統府前で行われた建国記念日に当たる
「双十節」
の式典で演説し、
「私の使命は国の生存と発展を確保し、2300万人の台湾人民を団結させることだ」
と述べ、統一圧力を強める中国を念頭に
「国家の主権を堅持し、侵略と併呑を許さない」
と決意を示した。
頼氏は
「台湾海峡の平和と安定という現状を維持する我々の努力は変わらない」
とも言及し、対中政策は現状維持路線を継続する姿勢を改めて示した。
頼氏は
「中華民国(台湾)は既に台澎金馬(台湾本島と澎湖諸島、金門島、馬祖列島)に根を下ろしており、中華人民共和国(中国)とは互いに隷属していない」
と述べた。
5月の就任演説で強調した
「中華民国と中華人民共和国は互いに隷属していない」
との立場を改めて示した形だ。
中国はこの頼氏の主張について
「新たな(中国と台湾は国と国との関係だという)二国論」
だとして反発している。
頼氏は10日の演説で
「民主主義と自由がこの地(台湾)でしっかり育った」
「中華人民共和国に台湾を代表する権利はない」
と述べた。
一方、中国との間で
「互いに受け入れあい、手を携えて前進することを一貫して願っている」
とも強調した。
頼氏は
「国の呼び方として中華民国、台湾、中華民国台湾のいずれを好むとしても、我々には共通の信念が必要だ」
と述べ、政治的立場により分断されがちな台湾人に団結を求めた。

台湾の頼総統、あえて「中華民国」前面に 中国の統一圧力に対抗、注目集める「祖国論」
2024/10/9 13:54
https://www.sankei.com/article/20241009-5V4ILEUTAVLX3JUZFNLE4SVIC4/
台湾の頼清徳総統が
「中華人民共和国(中国)は、中華民国(台湾)の人々の祖国には絶対になり得ない」
と発言し注目を集めている。
与党、民主進歩党の支持層が距離を置く
「中華民国」
という概念をあえて前面に出し、中国による台湾統一の主張に反論しているのが特徴だ。
「台湾独立」
論に否定的な中間層を取り込み、世論を団結させて習近平政権の統一圧力に対抗する狙いがあるとみられる。
頼氏は5日の
「双十節」(建国記念日に相当)
の祝賀イベントで演説。
1911年に始まった辛亥革命で誕生した中華民国は、1949年に成立した中国共産党の中華人民共和国よりも歴史が長いと指摘し、同国発足以前に生まれた75歳以上の中国人は
「中華民国が祖国になり得る」
とも述べた。
頼氏の主張は
「台湾は祖国の懐にかえるべきだ」
と訴える中国側の論理破綻を突いたものだ。
一方、中国側が
「頑固な台湾独立派」
と敵視する頼氏が自ら、旧来の
「台湾独立」
論を否定した側面もある。
中国共産党と台湾の最大野党、中国国民党に共通する
「国共内戦が完全には終結していない」
という歴史観は、1つの中国という理念の根拠になっている。
これに対して
「台湾独立」
派は従来、1949年に台湾に逃れてきた外来政権の中華民国を消滅させて台湾共和国を建国し、
「1つの中国」
という枠組みから明確に離脱する理想を掲げていた。
しかし現実的には、
「台湾独立」
に向けた憲法改正に必要な有権者の過半数の支持を得るのは困難だ。
台湾の清華大栄誉講座教授、小笠原欣幸氏は
「頼氏の現状認識は中国との統一か独立かではなく、台湾の現状を守り切れるか、圧力を強める中国に統一されてしまうかだ」
と指摘。
「台湾の世論が割れたままでは中国に隙を突かれるので、国民党の看板である中華民国を利用して統一反対という多数派の世論をまとめ、中国からの圧力をかわすというのが頼政権の狙いではないか」
と分析する。
国民党からは批判の声も出ている。
同党の馬英九元政権下で対外政策の立案に関わった政治大教授の黄奎博氏は、
「中華人民共和国が中華民国の人々の祖国にはなり得ない」
という頼氏の主張は
「歴史的事実」
と認める一方、頼氏が
「中華民国と中国大陸との民族、法理、歴史的関係」
を切り捨てていると批判した。
国民党は頼氏の発言を全面否定するわけにもいかず、対応に苦慮しているもようだ。
小笠原氏は
「頼氏の『変化球』が狙い通りに中間層の有権者の支持を広げることに繋がるのか注目したい」
と指摘する。

<主張>海自艦の初通過 台湾海峡航行の自由守れ
社説社説
2024/9/30 5:00
https://www.sankei.com/article/20240930-OJS2JABNR5OK5OCH6HLAITAGUA/
海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が25日、台湾海峡を北から南へ通過した。
海自艦艇の同海峡通過は初めてという。
時を同じくしてオーストラリア、ニュージーランド両海軍の艦艇も通過した。
日本周辺で軍事活動を活発化させたり、台湾への軍事的圧迫を続けたりしている中国をたしなめ、牽制する狙いがあるのだろう。
台湾海峡通過を命じた岸田文雄首相と木原稔防衛相の判断を評価したい。
中国国防省報道官は台湾海峡通過について
「中国の主権と安全を損なう挑発行為に断固反対する」
と述べた。
中国外務省報道官も
「日本の政治的意図を非常に警戒している」
「越えてはならないレッドラインだ」
と語った。
だが、台湾海峡は最も狭いところでも幅約130キロある。
沿岸の基線から12カイリ(約22キロ)の領海を除く同海峡の大部分は
「航行の自由」
が認められた公海(国際水域)だ。
海自などの艦船は公海を航行しており中国には妨げる資格はない。
問題なのは、台湾海峡の航行の自由を尊重しない中国の方である。
台湾併吞を狙う中国が台湾海峡を囲い込めば
「台湾海峡の平和と安定」
は損なわれる。
自由と民主主義、法の支配を尊ぶ国々の海軍艦船が同海峡を通航し、台湾周辺も
「自由で開かれた海」
であり続けるようにしたい。
米国や欧州各国、豪州などの艦船は今までも台湾海峡を通過してきた。
日本がようやく仲間に加わった点は意義深い。
今後も躊躇ってはなるまい。
中国が日本周辺で軍事活動を活発化させていることも極めて問題だ。
8月26日には中国軍機が長崎県男女群島沖で日本の領空を侵犯した。同31日には中国軍の測量艦が鹿児島県口永良部島沖のトカラ海峡で日本の領海に侵入した。
9月18日には中国軍の空母「遼寧」がミサイル駆逐艦2隻を従え沖縄県の与那国島と西表島の間を通過し、一時日本の接続水域に入った。
23日には中露両軍の艦艇が北海道稚内沖の宗谷海峡を通過した。
これらこそ日本の主権や安全を損なう挑発行為と言える。
日本が遺憾の意を示すだけでは中国は遠慮なしに挑発を重ねてくるだけだ。
日本は台湾海峡通過などを行うことで対中抑止を図っていく必要がある。

台湾海峡通過の海自艦「さざなみ」が訓練 南シナ海、米、フィリピンなど4カ国と
2024/9/28 10:45
https://www.sankei.com/article/20240928-6JXIFJWHAJPR7KMGP2WMGFZA2Q/
防衛省統合幕僚監部は28日、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が同日、南シナ海で米国やフィリピンなど4カ国と共に訓練を実施したと発表した。
東アジアで軍事活動を活発化させる中国を牽制する狙いがある。
関係者によると、さざなみは25日、海自艦艇として初めて台湾海峡を通過した。
日本政府は通過の事実を公表していない。
防衛省によると、訓練は航行の自由を支持する
「海上協同活動」
の一環として実施。
防衛省は
「自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた国際協力を強化する取り組みだ」
としている。
訓練には米比の他、さざなみと海峡を通過したオーストラリアとニュージーランドも参加した。
各国艦艇が陣形を組んで航行したり、無線で連絡を取り合ったりした。
中国軍を巡っては、8月にY9情報収集機が日本の領空を侵犯した他、測量艦が領海侵入した。

中国軍に「毅然と対応」 木原防衛相、海自護衛艦の台湾海峡通過には言及せず
2024/9/27 12:52
https://www.sankei.com/article/20240927-UNUTQRRWANL2FOJYYL3XWTWBI4/
木原稔防衛相は27日の閣議後記者会見で、日本周辺で活動を活発化させている中国軍の動向に関し
「我が国と国際社会の深刻な懸念事項となっている」
「警戒監視に万全を期し、毅然と対応していく」
と述べた。
海上自衛隊の護衛艦による台湾海峡通過については言及を避けた。
中国軍を巡っては8月、Y9情報収集機が領空侵犯した他、測量艦が領海に侵入。
今月には空母「遼寧」が沖縄県の西表島と与那国島の間の接続水域を航行した。
25日には太平洋に向けて模擬弾頭を搭載した大陸間弾道ミサイル(ICBM)1発を発射した。
木原氏は
「十分な透明性を欠いたまま、軍事力を急速に強化し、日本周辺の軍事活動を一層拡大している」
と指摘した。

海自艦の台湾海峡通過、岸田首相が指示 慎重から一転して中国挑発に対応、緊張激化懸念も
2024/9/26 19:44
https://www.sankei.com/article/20240926-Q5PWVTGOYJJ65M3HDZCHAV6J6A/
海上自衛隊の護衛艦が25日、初めて中国大陸と台湾を隔てる台湾海峡を通過した。
日本政府はこれまで、中国との緊張激化を避けるため、海峡通過に慎重だったが、日本周辺で中国軍による挑発的な活動が相次いでいることを受け、前例のない対抗措置に踏み切った。
中国のさらなる反発と軍事活動の拡大が懸念され、政府は警戒を強める。
これまでも米国を中心に欧米各国が、海洋進出や台湾への軍事的圧力を強める中国を牽制するため、軍艦を派遣して台湾海峡を通過させ、プレゼンスを誇示してきた。
■政府内で検討も見送り
日本としても台湾海峡の安定重視を打ち出すため、政府内では海自艦艇の航行が検討されてきたが、尖閣諸島(沖縄県石垣市)などで中国の挑発活動がエスカレートする事態を懸念し、見送ってきた。
令和元年11月に日米の艦艇が中国空母を追尾した際は、中国空母が台湾海峡に入ったため自衛艦のみ離脱した。
日本側の懸念をよそに中国軍は今年8月以降、日本周辺で
「異常な動き」(自衛隊関係者)
を見せている。
Y9情報収集機1機が長崎県沖の領空を侵犯したほか、測量艦1隻が鹿児島県沖の領海に侵入。
空母「遼寧」は、沖縄県の西表島と与那国島の間の接続水域を初めて航行した。
中国軍が活動を活発化させるのに合わせて、ロシア軍機が北海道沖の領空を侵犯するなど、中露連携の動きも目立つ。
一層厳しさを増す安全保障環境を深刻に捉え、中国に対し毅然とした態度を示すため、岸田文雄首相は初の海自艦による台湾海峡通過を決断した。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください

31. 位置[1026] iMqSdQ 2024年12月01日 19:29:56 : io1eB6ivGQ : OG1hTUouRk9nYzY=[41] 報告
ようするに隕石落下に匹敵するような衝撃力と破壊力を持つから、核なんざイラネって事だよね。変な表現とはいえ、核を使わない核兵器をロシアは自前でこさえてしまった。

未だに核に縋るアメ公共は、役立たずなモンを大量に備えてしまった為に、却って処分に困り、デンジャラスな自体に自分出自分を追い込んでしまった。

もうロシアとアメ公の力の差は逆転してるんだよ。

32. 減らず口減らん坊[569] jLiC54K4jPuMuILngvGWVg 2024年12月04日 10:03:13 : 02AqR48qCs : bXcxVEVMTWpOMWc=[568] 報告
ロシアはドローン兵器の無効化にも熱心だからな
アメリカの撃ちっぱなしミサイルも、広義の意味でのラジコンみたいなもんだし
将来的には、ラジコン戦争そのものが無意味なものになるかもな
次は、AIによる無人兵器でも出てくるのかもね
nVIDIAへの過剰な期待の正体は、軍需産業の資金が投入されているからなのかも知れないしな

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