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ウクライナ、無人艇に熱源追尾の対空ミサイル搭載 ヘリ撃墜の可能性も/
David Axe によるストーリー
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A-%E7%84%A1%E4%BA%BA%E8%89%87%E3%81%AB%E7%86%B1%E6%BA%90%E8%BF%BD%E5%B0%BE%E3%81%AE%E5%AF%BE%E7%A9%BA%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB%E6%90%AD%E8%BC%89-%E3%83%98%E3%83%AA%E6%92%83%E5%A2%9C%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%82%82/ar-BB1m00fM?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=b75d1d6fc89b4598b1b881f6a7c848a5&ei=63
昨年秋以降、ウクライナの自爆型水上ドローン(無人艇)による艦艇の撃沈や損傷が相次いだロシア海軍黒海艦隊は、空からの迎撃で対抗するようになった。
黒海艦隊の停泊地への進入路を戦闘爆撃機や飛行艇、ヘリコプターでパトロールし、近づいてくる水上ドローンの航跡が認められればミサイルや機関砲、機関銃などで攻撃を加えている。
しかし、物理の世界と同様に、戦場でも作用があれば反作用があるものだ。ウクライナの水上ドローンは現在、対空ミサイルを搭載するようになっており、すでにそれを発射してロシア軍の航空機に反撃している可能性もある。
5日か6日に黒海で撮影された映像には、ロシア軍のカモフKa-29ヘリがウクライナの水上ドローンの上空を旋回し、機銃掃射する様子が映っている。水上ドローンは全長5.5mかそこらの「シーベビー」か、それよりもう少し小型の「マグラV5」とみられる。ロシア側はこの水上ドローンを破壊したもようだ。
R-73のシーカー(目標探知・追尾装置)は航空機エンジンなどの熱源から発せられる赤外線を感知するので、発射母機からテレメトリー(遠隔計測)して誘導する必要がない。とはいえ、ファイターボンバーが操縦士はどうやってこのミサイルを遠隔操作で狙いを定め、発射するのか疑問に思うのは当然だ。
ファイターボンバーは、ウクライナの水上ドローンはこれまでのところ対空ミサイルを発射していないとみている。だが、Ka-29ヘリが破壊したとされる水上ドローンの2発用レールランチャーに、映像を見るかぎり1発しかミサイルがない点は注目に値する。
いずれせよ、R-73の搭載によってウクライナの水上ドローンの用途はさらに広がったに違いない。ウクライナが用いている水上ドローンの大半は爆薬を満載して敵艦に突っ込む自爆型だが、安全な距離からの「スタンドオフ攻撃」が可能なタイプなどもある。最も大型のタイプはジャマー(電波妨害装置)も搭載している可能性がある。
対空ミサイル装備型の水上ドローンが、すでに空中撃破の戦果をあげた可能性もなくはない。
4月9〜10日、黒海上空でロシア軍のヘリ少なくとも1機、もしかすると2機が重大なトラブルに見舞われていた。ウクライナ海軍のドミトロ・プレテンチュク報道官は同月10日、ロシア軍のカモフKa-27ヘリ1機の損失を報告している。10日にロシア軍のミルMi-24ヘリが墜落したことも複数の情報筋が認めている。
Ka-27の墜落は確認されていないが、気になるのは、このヘリは「何かを探していて、見つけた」とプレテンチュクが述べていることだ。その「何か」とはウクライナの水上ドローンで、見つけたのは対空ミサイルを搭載した水上ドローンだったのだろうか。
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