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戦争を継続させようと必死になっているジョー・バイデン政権
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202403040001/
2024.03.04 櫻井ジャーナル
アメリカのバラク・オバマ政権はウクライナで2013年11月に戦争を始めた。この戦争でロシアが勝利するのは決定的である。西側でもそのように考えられている。それにもかかわらずウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領やアメリカのジョー・バイデン政権は必死に戦闘を継続させようと必死だ。
2014年2月にビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒すクーデターが仕掛けられたのだが、その手先はネオ・ナチ、黒幕はバイデンが副大統領を務めていたバラク・オバマ政権にほかならない。
そしてクーデター体制が出現したのだが、その新体制を支持する人は多くなかった。特にヤヌコビッチの支持基盤だった東部や南部ではクーデター体制への反発が強く、しかも軍や治安機関のメンバーのうち約7割が離脱し、一部は反クーデター軍に合流したと言われている。そこでクーデター体制の戦力を増強する必要が生じ、時間を稼がなければならなくなった。そこで登場したのが「ミンスク合意」だ。
オバマとバイデンはウクライナ人を使ってロシアを疲弊させ、その後で征服し、略奪しようとしたのだろうが、その目論見は失敗に終わりそうである。つまり、ネオコンの破滅に向かっているのだ。
ネオコンはソ連が消滅した1991年12月から世界制覇プロジェクトを始動させた。それが1992年2月にアメリカの国防総省で作成されたDPG(国防計画指針)草案、いわゆるウォルフォウィッツ・ドクトリンだ。その計画では、ドイツと日本をアメリカの戦争マシーンに組み込むと同時に、新たなライバルの出現を防ぐことが謳われている。旧ソ連圏だけでなく、西ヨーロッパ、東アジア、東南アジアにアメリカを敵視する勢力が現れることを許さないとしているのだ。
第2次世界大戦後、アメリカとイギリスの支配層はヨーロッパを支配するためにNATOを創設した。大戦中、ウィンストン・チャーチル英首相の軍事首席補佐官を務め、NATOの初代事務総長でもあるヘイスティングス・イスメイはNATOの目的について、ソ連をヨーロッパから締め出し、アメリカを引き入れ、ドイツを押さえつけることだとしていた。日本を含む非アングロ・サクソン国は潜在的なライバルだと彼らは認識している。ドイツをはじめヨーロッパ諸国は急速に衰退しているが、それは米英支配層の思惑通り。日本も同じことだ。日本の政治家、官僚、マスコミは米英支配層の命令通りに自国を破壊しつつある。
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