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世界規模の組織が、世界法廷でイスラエルを訴えた南アフリカを支持するよう各国に働きかけ
<記事原文 寺島先生推薦>
Global Coalition Pushes for Countries to Back South Afrist Israel
https://libya360.wordpress.com/2024/01/03/global-coalition-pushes-for-countries-to-back-south-africa-at-world-court-%20%20%20ainst-el/
筆者:Black Alliance for Peace
出典:INTERNATIONALIST 360° 2024年1月3日
<記事翻訳 寺島メソッド翻訳グループ> 2024年1月7日
新たに結成された連合は、南アフリカによるイスラエルに対するジェノサイド訴訟を支持し、国際司法裁判所(JCJ)に介入宣言を提出するよう他国に求めている。
「パレスチナにおけるジェノサイドを阻止する国際連合」は、イスラエルによる壊滅的な空爆作戦と、占領下のパレスチナ領土で行われている新たな戦争犯罪を終わらせる方法として、各国が「ジェノサイド条約」を発動させる緊急の必要性について協議した。この取り組みは12月29日、南アフリカがイスラエルを相手取って国際司法裁判所(JCJ)に提訴したことで、前進した。
この連合には、「プログレッシブ・インターナショナル」、「国際民主法律家協会」、「サミドゥン・パレスチナ囚人連帯ネットワーク」、「平和のための黒人同盟」、「今こそアラブ世界のための民主主義を」、「解放のためのパレスチナ人集会」、「民衆の抵抗」、「CODEPINK」が参加しているが、この連合は「1月2日にパレスチナ反アパルトヘイト調整委員会(PAACC)が発表した呼びかけを強く支持し、南アフリカが各国政府に対して、同国が出した「イスラエルに対する緊急の介入宣言をおこなうことをJCJへ求める訴え」を支持するよう促すものだ。なおこの訴えに対する支持表明は、2024年1月11日と12日に予定されている審問の前でも後でも提出可能である」とのことだ。
同連合は次のように述べている:「南アフリカがイスラエルに対してジェノサイド条約の発動を支持する介入宣言は、国連においてジェノサイド犯罪への肯定的な認定が増加し、その結果としてジェノサイド行為を終結させるための措置が講じられ、これらの行為に責任のある者が問責される可能性を高めるだろう。」と。
「そのためには、イスラエルが国際法の下で責任を問われることを要求するという歴史に残るような南アフリカの旗振りに、より多くの国が追随することが不可欠です」と、ナショナル・ロイヤーズ・ギルドの会長であり、国際民主法律家協会の事務局の一員であるスザンヌ・アデリーは述べた。さらに、「そうするための分かりやすく必要不可欠な方法は、ジェノサイド条約に基づき、(世界裁判所とも呼ばれる)国際司法裁判所(ICJ)に提訴している南アフリカを支持し、介入宣言を提出することです。イスラエルとアメリカ、そしてヨーロッパの同盟諸国が世界的に孤立を深めていることが示しているのは、いまこそ、民衆による運動が自国の政府を動かし、こうした措置を講じさせ、歴史上正しい側に立つ方向に向かわせるための重要な瞬間であるという事実です」とも述べた。アデリーは昨年11月、国際代表団を率いてカイロを訪れ、パレスチナのラファ国境開通を要求した。
占領下のパレスチナで進行中のイスラエルの大量虐殺行為を繰り返し非難してきた「平和のための黒人同盟」のアジャム・バラカ調整委員長は、「南アフリカ政府の行動は、人権と国際法を守るための国際的枠組みの信頼性を救済することにほかならない、勇気ある試みです。南アフリカによる請願は、国家と国際市民社会にとって、不処罰に反対することが法的にも道徳的にも必須であることを思い起こさせるものです。大量虐殺は、最も悪質な国際犯罪のひとつとされています。イスラエル国家とその支援諸国が正義と国際的非難を免れることが許されるなら、それは現在の国際的な司法制度の正当性を剥奪することになります」と述べた。
ニューヨークを拠点に活動するパレスチナ人のラミス・ディーク弁護士は、「戦争犯罪の正義、賠償、帰還に関するパレスチナ解放総会」の招集者であり、「パレスチナのための世界法律家協会」の共同創設者でもあるが、同氏も以下のように語った。「この裁判は非常に稀な裁判です。というのも、多くの人々が団結して、南アフリカの訴えを支持するよう各国政府に圧力をかけているからです。このような動きはパレスチナ問題の方向性を決定的に変える動きになる可能性があります。国際司法裁判所(ICJ)を通じて、南アフリカは、イスラエルが米国と連携して主導しているこの残虐な大量虐殺と拷問行為に決定的な打撃を与える態勢を整えています。もっと多くの国々が介入を支持する申し立てをする必要があります。そして、同裁裁判所に大衆からの監視の目を感じさせ、裁判所にかけられる米国からの極端な政治的圧力に耐えられる状況を作らなければなりません。国際人道法と諸機関は、大衆を守るための装置であるべきであり、またそう捉えられるべきものです。大衆から遠く離れた抽象的存在であってはなりません。大衆は、戦略的かつ強力な役割を果たすことができるし、そうすべきなのです。具体的には、この訴えを連帯活動に組みこむことです。そして、自国政府が支援介入を申し立てるだけで満足せずに、ICJが正義を実現するまで、活動を続けるべきなのです」と。
パレスチナにおけるジェノサイドを阻止する国際連合は現在、この取り組みへの世界的な支援を構築するため、署名入りの書簡を配布しており、すでに100を超える団体が賛同している。書簡はこちらでお読みいただけます。
この取り組みの連絡先は以下のとおり。
アジャム・バラッカ、ajamubaraka2@gmail.com
ラミス・ディーク、Deek@DeekDictorAdi.com
スザンヌ・アデリー、suzanne.adely@gmail.com
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