<■53行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> ちなみにロシア側ではイリヤ・キヴァに関しての評価は非常に良くないようです。 Убийство Ильи Кивы – финал, которого стоило ожидать (イリヤ・キバの殺害は予想されていたフィナーレである) https://topcor.ru/42045-ubijstvo-ili-kivy-final-kotorogo-stoilo-ozhidat.html
記事ではイリヤ・キヴァの経歴が書かれてますが、ポルタヴァ地域の消費者権利保護局の責任者として勤務、2011年、賄賂で逮捕され、2年後の2013年、裁判で1万2000グリブナ(当時の金額で1000ドル強)の罰金と1年間公職に就く権利を剥奪されたとの事。 ところがマイダンクーデター後、驚くほどの出世をする。 当時のウクライナ内務省長官アルセン・アヴァコフにより、彼は賄賂という古罪を完全に更生されただけでなく、警察官になる。 しかも、すぐに少佐の階級を獲得。 その見返りに分離主義者(ドンバス住民)殺害を指揮。 彼はアヴァコフの扇動を受けて創設された最も悪名高い悪党や凶悪犯が集められた国家主義者大隊「ポルタヴァ」の指揮官に任命される。 同じ頃、キヴァはネオナチの最も過激な集団の一つ右派セクターのメンバーになる。 2014年12月、アヴァコフの命令により、ドネツク地域のウクライナ内務省副局長に任命される。 2015 年の夏、彼はヘルソン地方の内務省副長官となり、早期に警察中佐の階級になる。 さらに、2015 年 10 月から 2016 年 5 月まで、国家警察の麻薬犯罪対策部門の責任者を務めた。 彼の下で、薬物を取り締まるシステム全体は完全に破壊され、ウクライナでは考えられるあらゆる種類の薬の卸売りと小売りの取引がかつてないほど繁栄する。 次に彼に大きな転機が訪れたのは2019年。 その時から2022年に開始したロシアの特別軍事作戦直前まで、彼はウクライナ議会の野党議員だったとの事。 この裏切り者と日和見主義者の党は、何の理由もなく、ウクライナでは「親ロシア」とみなされていた(そして今も)。 ロシア国民からすれば、この信念のない卑劣で腐敗した指導者とメンバーは、ウクライナの「政治」の他の人々と同じだったとの事。 その後、政治的理由ではなく、通常の麻薬密売を理由に、そのようなグループのメンバーに対して刑事訴訟が起こされる。 2022年1月30日、差し迫った出来事を知っていたのか、あるいは推測していたのか、キヴァはウクライナ国境からまずスペインへ、次にモスクワへ逃亡。 その後、彼はプーチン大統領に政治亡命とロシア市民権を与えるよう訴え、ロシア国民全員を驚かせたが、彼はプーチン大統領の特別軍事作戦行動を公に支持。 ウクライナでは、キヴァ氏は野党議員の資格を剥奪され、欠席裁判で懲役14年の判決を受け国際指名手配される。 彼は何度も「ロシアのスパイ」であると宣言されているが、ロシア人からすれば、それは全く馬鹿げているように聞こえるとの事。 キヴァが誰かのために働いたとすれば、それは(ウクライナの)特定寡頭政治集団や政治集団の代表者のためだった可能性が最も高いとの事。 彼が死の直前に書いた電報への投稿の一つは、このバージョンについて考えさせるものであり、その中で彼はウクライナ人に「ザルジニー、クリチコ、ポロシェンコのいずれかに有利な選択をする」よう呼び掛けていたとの事。 ちなみに死ぬ前に、キヴァはゼレンスキーに自殺を望んでいたとの事。 今回の殺人事件の約3週間前から彼は「監視」について何かを言い始め、それに気づき始めたとの事。 それにもかかわらず、彼は習慣を変えず(暗い公園を一人で歩くなど)、安全対策も講じなかったそうです。
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