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2023年12月5日 06時00分
https://www.tokyo-np.co.jp/article/294019
米軍のCV22オスプレイが墜落した鹿児島県・屋久島沖を含む南西諸島は今、日米一体化を象徴する地域になっている。米軍機の飛来が相次ぎ、民間空港への着陸も急増。鹿児島県の馬毛島(まげしま)では、米軍の訓練を想定した自衛隊の新基地建設も進んでいる。
馬毛島の自衛隊基地 約8平方キロの島を丸ごと基地とし、陸海空の訓練を可能とする計画。硫黄島(東京都)で行われる米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)も移転する。2000メートル級の滑走路2本や大型艦も着岸できる港湾施設などを造る。着工は1月で工期は4年。常駐する150〜200人の自衛隊員らが住む宿舎は種子島に建てる。
国土交通省によると、鹿児島県では2022年、米軍機の着陸が島しょ部の3空港で計111回に上り、都道府県別で全国最多となった。50回の着陸があった奄美空港では、今回の事故機と同型機を含めたオスプレイが頻繁に飛来する。急速に米軍機の着陸が増えたのが、屋久島の東隣にある種子島。昨年は49回と、ここ5年で約10倍になった。
国交省の担当者は、着陸の理由は通常輸送や機体の故障による緊急着陸などが含まれると明かす一方、「詳しい内訳や増えた理由は把握していない」と語る。
種子島から西に12キロの距離にある無人島の馬毛島では、自衛隊の新基地が建設中だ。島民は、日米が結び付きをより強める流れの中に身を置くことになる。
今年1月の工事の本格化に伴って作業員らが種子島に押し寄せ、日常生活が揺らいでいる。空き地にはコンテナやプレハブの仮設住宅が次々と建ち並び、行き交うトラックが渋滞を引き起こす。魚を取らなくなった漁船も現れた。「島にも戦争が近づいている」。島民の女性(81)は嘆く。(岸本拓也)
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- 種子島をむしばむ「バブル」と「分断」…対岸の島で始まった新基地建設 密集する仮設住宅に島民の思いは(東京新聞) 蒲田の富士山 2023/12/05 07:41:56
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